🟧 前回のモコミ 🟧
「失敗しちゃって「どうしよう」ってなって。言葉が出てこなかった」
それまで工場でネジの点検とかしていた萌子美。
はじめての仕事で慣れないことってある。
誰だってそうだよ。
「お客さんに喜んでもらえるお花が私わかる」
その唯一無二の個性を活かしてさ。
素敵なアレンジメントも作ったし、ドーナツ屋のオーナーにも喜んでもらえたしね。
「本当の事は言えないです。あ、でも。お客さんに喜んでもらえるお花を作りたいっていうのが私の本音です」
お客さんに喜んでもらえるとうれしいよね。
その調子でこれからもゆっくりやっていこうね。
これまでの1〜3話をみてきて思ったのは、このドラマをみてるとなんだかやさしい気持ちになれるね。
普段、ドラマの視聴については「観る」という、この〝観〟の漢字を使うのに。
なんだか今日は「みる」ってひらがなで書きたくなってしまい、実際にそうしてみたよ。
「観る」を「みる」って書くことを。
人はそれを〝やさしさ〟とは言わないって!
全然関係ない話になっちゃったよ!
そう! 全然関係ない話になっちゃったよ! って、これがまさにオープニングジョーク!
たまに、笑うことすらできない。ただの無駄な時間。(じゃあやめとけ)
返してあげたくても返してあげられない…無駄な…時間…。(もうやめとけ)
📺 テレビ朝日『モコミ 〜彼女ちょっとヘンだけど〜』
2021年1月23日(土) スタート!
毎週土曜 深夜 23:00〜
〈記事は2月20日(土) 放送の第4話より〉
🟧『カステラ書房の毎日』🟧
毎日更新やってるよ!
〝令和きってのドラマウォッチャー〟
阿倍カステラがお送りする「読むドラマ□Rebo」
いつも読んでくださってありがとうございます。
たまたま寄ってくれた方もありがとうございます。
これからもよろしくお願いします!
📺「読むドラマ□Rebo」とは?
テレビドラマを読んで楽しむエンターテイメントコラム
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✳️ 前回のモコミ 第3話【前編】はコチラ
🟧『モコミ 〜彼女ちょっとヘンだけど〜』第4話 より
🔸清水生花店 店先
萌子美が勤めてる兄が経営する花屋。
その何軒か先に「男たちのハンバーグ」っていう飲食店がある。
そこのお店のデリバリー(Uber Eats みたいなやつ)で、よく見かける男性がいる。
何日か前に萌子美はその男性が落としたワイヤレスイヤホンの片方を拾った。
それ以降デリバリーの男性を見かけるたびに、イヤホンを渡そうと何回かチャレンジしてた萌子美だけど…。
今日こそは渡せるか?
清水萌子美(小芝風花)
「すみません」
岸田佑矢(加藤清史郎)
萌子美が持つイヤホンを見て
「あっ…」
萌子美「これ」
そのイヤホンを差し出す
佑矢「えっ、どうして?」
萌子美「拾いました」
佑矢「あっ、ありがとうございます」
「ああ、よかった〜。もう戻ってこないんじゃないかと思ってました」
萌子美「ずっと戻りたがってました」
佑矢「ああ、やっぱり?」
微笑みながら
「さびしがってたんだよね」
もう片方のイヤホンをポケットから取り出して、萌子美にみせる
清水俊祐(工藤阿須加)
「萌子美!」
お店から離れたところにいる妹を心配してか、駆け寄って来る兄
佑矢に対して
「何か御用ですか?」
佑矢「いえ、じゃあ」
自転車に乗り去って行く
俊祐「大丈夫か? ナンパか? なんて声かけられた?」
萌子美「かけられてない。私からかけた」
俊祐「ああ」
そうか、みたいにフツーに受け止めたあと「えっ!」と遅れて驚く
🟧 父のお弁当問題
税理士の清水伸寛(田辺誠一)は、このご時世のせいか最近事務所を引き払って在宅ワークに切り替えた。
それを機に清水千華子(富田靖子)は、これまで萌子美と俊祐らの分と一緒に作っていた弁当を、伸寛の分だけ作らなくなった。
伸寛
「あの〜さあ。どうして俺のお弁当はなくなったの?」
それについては触れずに我慢してきた伸寛だが、今朝は思い切って聞いてみることにしたみたい。
以前のように弁当を作ってほしい伸寛は、やんわりと交渉を試みるが千華子は聞く耳を持たない。
千華子
「私は家で簡単に済ませてるのに、伸寛だけお弁当なんておかしくない?」
その「家で簡単にすませてる」お昼ごはんを、一緒に作ってあげられないものか? という疑問も無きにしも非ず。
千華子「もしかして昼ご飯作れってこと?」
伸寛「あっ、いや。違うから…」
千華子「そうよね。びっくりした」
伸寛「昼は適当に自分で食うよ」
千華子はそう簡単には相手の要求を受け入れたりしない。伸寛は交渉のテーブルにつくことすらできず。余計な小言を言われる羽目になる。
千華子「それよりいつまでもパジャマでいないでくれる? それ洗濯するの? しないの? 洗濯機もう回しちゃったんだからね」
「ごめん」と謝るしかできない伸寛。
🔸清水生花店 夜
萌子美が店先で閉店作業をしていると、デリバリー姿のままの佑矢がやってくる。
佑矢「この前はありがとうございました」
萌子美「いえ…」
佑矢「お礼をしたいんですけど」
咄嗟に昼間兄に言われた「ナンパか?」を思い出し
「ナンパ…ですか?」
萌子美「あっ、いや。ち…違います! すいません」
口走ったあとで慌てて訂正する
佑矢「ははは…」
萌子美「あは…えへへ」
照れ笑い
モノと話すことには慣れてるけど、人と話すのはまだちょっとアレなんだよね。
唐突に「ナンパですか?」なんて聞いちゃうそのちぐはぐさがすごく自然に、「萌子美だなあ」って。
だから、ただ笑いを取りにきてる台詞じゃないって、わかるけど笑っちゃうという。
これが萌子美じゃない他の誰かの台詞だったら、笑えたとしてもまた違うニュアンスになりそうだもんね。
また相手もね。笑い合って理解できちゃう相手だからいいね。
🔸清水家 萌子美の部屋
その夜。
ベッドに寝っ転がってトミーとおしゃべりしてる萌子美。
萌子美「(思い出し笑い)フフフ。お礼だって。イヒっ」
「あっ、お兄ちゃんに言ったほうがよかったかな? 大丈夫だよね? ウフ、イヒっ」
そのかわいい笑い声。言語化するのが難しくてもどかしいよ。伝わってる?
ちなみに一緒におしゃべりしてるトミーというのは、萌子美の親友のヘビのぬいぐるみ。けしてタカラと合併する前の玩具メーカーの名前ではない(まちがうか!)
もちろん富田靖子さんの愛称でもない。(しつこい?)
🔸次の日の清水生花店
お昼まえなのかな。
なんだかそわそわしている萌子美。
自転車のブレーキ音が聞こえてきて店先に飛び出る。佑矢が昼食を配達しに来たのだ。
佑矢「あっ、これ。食べてください」
萌子美「ありがとうございます」
お互いに「じゃあ」とだけ言い合って笑顔で別れる。
てっきり食事にでも誘われたのかと思ったら、「お礼させてください」って、デリバリーのランチの事だったのね。
今回はここまで
すでに第4話のラストシーンが、「Castella Drama Award 2021 / 瞬間最高感動シーン weekly賞」にノミネートされた事が、Twitterにてフライング発表されてた。
それによって、1記事分では到底収まらなくなってしまい 2部構成することになった。
それで今回の【前編】はちょっと短めだけど、近日公開の【後編】へつづく。
感動のラストをまた読もう!
テレビ朝日『モコミ 〜彼女ちょっとヘンだけど〜』公式 第4話放送告知 tweet
💐今夜第4話✨🐍
— 土曜ナイトドラマ『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』テレビ朝日公式 (@mokomi_tvasahi) 2021年2月20日
萌子美役の#小芝風花 座長から
今夜放送の第4話の
おしらせです📣
お父さんが…お父さんが!?
今夜11時からです!
ぜひお楽しみに💐#モコミ pic.twitter.com/xKVX7EvBve
🟧【編集後記】
今回いろいろとマイナーチェンジをしてみた。
仮説検証を繰り返してみてる。
PDCAをぐるんぐるんぶん回してね。
□ 今回のタイトルの意味的なもの
以下の文章は過去に掲載した僕がこのドラマの小芝風花さんについて思ったこと。
今回の記事の内容に合ってるかな? と思いコピペした。
『小芝風花さんに言えないこと』
“ コメディ色のつよいドラマでは、その〝コメディエンヌ〟っぷりを称賛してきたけど。本来はこういう役がハマるんだよね。
僕にはもう小芝風花さんが清水萌子美に見えてるもん。
だからこのドラマ放送期間中は、小芝風花さんに称賛の言葉とかたぶん言えそうにない。”
口がすべって、言っちゃう可能性は十分あるけどね。
🟧【おしまい】