カステラ書房の毎日

webで小説やエッセイを書く〝阿倍カステラ〟の勤務先。それが『カステラ書房』。今日もひっそりとオープン‼︎

持ち腐れ原稿捨てずに利用。熱がなければ捨ててたけどさ。編集者はそこを見落とさない!

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前回分の記事のアクセス数は0人だった。

始めたばかりのブログだからしょうがない、と言いつつもそりゃあね、読んでくれる人がいた方がいいに決まってる。


だから、もしもこれを読んでくれてる人がいたら、それはそれは貴重な人だ。ありがとうございます(いたとしたら)。



どうせ誰も読みゃあしねぇんだからさあ〜って、適当になったわけではないけど。

新年早々に公開するはず(実際は予定より少し遅れた)だったこのブログの原稿が持ち腐れになっていたので、ここで使うことにした。けっして今回分の原稿を書くのがめんどくさかったからではない!としっかり言い訳をして、以下の「原稿」を読んでもらいたい(読んでくれてる人がいると仮定して)。




◇◇◇◇



ある日、僕には何も失くなっていた。



そのことについて語りだすと長いなが〜い話になる。けっして面白い話じゃないしどちらかと言えば暗い話だ。そんな話、誰も読む気はしないだろうから省略する。



とにかく僕にはなにもない。



そんな状況で2020年を迎えて5日めにこの文章を書いてる。


部屋にはほんとになんにもなくて、フローリングの床に寝そべりながら radiko(ラジコ)で『吉岡聖恵のうたいろRadio』を聴きながら、iPhoneでアプリ『Bear』を開き文字を打ち込んでる。


薄い毛布一枚しか持っていなくて、夜はありったけの服を重ね着して寒さをしのぐ毎日だったが、昨年末にイオンのスーパーで『アルミ保温シート』を見つけて買ったので以前よりは少しマシになった。

そんなアルミ保温シートに寝そべりながら。



何もかもを失ったのが一昨年の夏で、それを実感したのが昨年5月。無気力になって何にもする気が起きなかったのだけど、何故だか本を読むことはできた。僕は導かれるように本を読んで、そして考えた。


「何も持っていない自分が今できることってなんだろう?」



考えてみてほしい。

似たような状況の人っているんじゃないかな?そう思うから。



もう自分にできることはなんにもないと思った。

死んでしまいたい、とさえ思っていたのだから無理もなかった。生きる理由が見当たらなかったのだから。



でもさ。

生きる希望に満ちあふれていたって翌日事故にあって死ぬかもしれない。

死にたい死にたいと言いながら100歳まで生き続けることもあるかもしれない。


そんなこと誰がわかる?

自分にすらわからないのに。



でも人は、それまで生きてきた日々に手にしたものを糧に、それを守ろうとしたりさらに良くしようとしたりして生きてる。



だとしたら、何も失くなってしまった人はどうしたらいい?



だらだらと結論が後回しになってしまったけど、今の僕にできることは〝書く〟ことだった。


何も失くなってしまった僕にたった一つ残っていたモノのように思えたんだ。


理由とか理屈はあとでなんとでもなるよ。



とにかく書いてみようと思った。



いきものがかりの〝集牧〟後初のシングル『WE DO』は生きる希望に満ちあふれていて、心躍るエネルギッシュな曲だ。テーマは〝新しい世界〟。何かをはじめる時にはぴったりな曲だ。そんな、いきものがかりのボーカル吉岡聖恵さんのラジオ番組を聴き終えて、次の番組にはこれまたいつも聴いてる『SCHOOL OF LOCK!』(1/3 FRI 放送分)を選んだ。



書くことで生きてみよう。

そう決めた!

理由や理屈はいまは語ることはできないけど、書くことを続けていたらいつの日か自然にそれを語れるときがくるような、そんな気がしてるんだ。



でもたぶん。


書くことだけでは足りない。

読んでくれる人が必要なんだ。



だから僕は、誰かに読んでもらえるモノを書いていこうと決めた。


自分の〝物語〟もそうだけど、誰かにとっての〝物語〟だってそうだ。



2020年1月6日(月)

世間一般の仕事始めと同じく、こうして僕は新たにブログを始めた。


世間一般の人が新年に今年の目標を決めるように、僕はこのブログを毎日更新することを今年の目標とした。

〝書く〟ことが生きる証のように。




傷ついた人や落ち込んでる人に「がんばれ!」とか励ましたりすることは僕にはできない。

でも傷ついた人や落ち込んでる人が読みたくなるような文章を僕は書きたい。


「死にたい」と思ってる人に、「死んじゃダメだ、生きろ!」なんて僕は言えない。

でも、「死にたい」と思ってる人が、「そんなこともあったなあ」って時が経って笑えるような、一緒に笑いあえるような物語を僕は書きたい。


〝書く〟ことが生きる証なら



そのためにはまず。

三日坊主だけは最低限としてクリアしたいから、ハードルを下げて4日間連続の更新を目指そう。もちろん、毎日更新するという目標を早々にあきらめたわけではない。



〝書く〟ことを〝生きる〟こととイコールにするための企画を、『SCHOOL OF LOCK!』を聴きながらスタートする。その番組が放送された1月3日から同番組内で放送されていた『セカオワLOCKS!』は時間帯が少し移動して、単体の番組のような形式に変わった。



SEKAI NO OWARIサザンカ』が流れてくる。

ちょっぴり涙しながら思う。

僕が書くことをやめなければ物語は続いていくんだ、と。



だから君のことを忘れないよ、とも思う。

誰かのことを思って書く物語にはそこに誰かが生きている。そのことを覚えていたいんだ。

それも生きる証として。


「だから君のことを忘れないよ」は、ドラマ『ストロベリー・オンザ・ショートケーキ』(2001年)の滝沢秀明が演じる入江まなとの台詞だけど、真似たんじゃなくて偶然にも同じことを思ったんだ。




〝書く〟ことを〝生きる〟こととイコールにする