☆稼働中の阿倍カステラ書斎机(床に敷いた保温シートが近未来風?)☆
ビルの1階、ガラス張りの放送スタジオ。「由佳」と書かれたプラカードを手にする男の群れ。
番組MCが「すごい人気ですね」と、ガラス一枚隔つ男らの視線を一身に集める女性アイドルに声をかける。
何遍も言うことではないが僕の部屋にはテレビはない。故に日曜のお昼のニュースは『Abema的ニュース』(別に日曜昼にニュースを観るという習慣はないが)。
中国で猛威を振るうコロナウィルスのニュースを報じてる iPhone 画面を横目に原稿用紙にペンを走らせた。
連日の失態(ブログ記事のタイトル入れ忘れや、編集ミスによる更新予定時間の遅延)を深く反省し、昼過ぎから取り掛かったこの原稿。新しく何かを始める予感を孕みながら、そこらへんに突っ込んで語っていけたら、と思っている。
このブログ『カステラ書房の毎日』をスタートして10日目。当初の目標通り「毎日更新」を継続できている。個人的にはそのことだけでも拍手を送りたい気分だけど、この先一年(とりあえずの目安として)継続することを考えると、「たかが10 日間」であり、わざわざ話題にするような題材でもない。
Abemaのニュースでは「5G」の解説をしていた。その際に耳にする「次世代」というワードに引っかかる。
前回の記事でも少し触れた、テレビ東京のドキュメンタリー番組『カンブリア宮殿』も「次世代ビジネスの挑戦者たち」というシリーズ名だった。
どうも僕は「次世代」というワードを好んでいるようだ。そのワードがいつも頭を離れない。
そんな流れでネット検索をしていたら、とある「次世代」のロックバンドにたどり着いた。まず、そのバンドがいかにすごいかをレコード会社の担当者がインタビューで語る記事をさらっと読んでから、そのバンドのMVを観た。
それから現実に戻った。
自分が「次世代」の作家として活躍するようになることを考えた。
ロックバンドがギターをかき鳴らしたメロディーに、言葉をのせて楽曲を作るように、僕には頭に思い描いたイメージを文章にして物語を作ることができる。そこでキラリと光る何かを見せつけることができなけりゃ何者にもなれない。
「キラリと光る何かを」
天才でないことはもちろん、才能もないだろうと自己分析はできている。
現時点の自分のね。
でもたった一秒でも先の、(未来の自分の)自己分析はできない。未来の自分がどうなってるかなんてわからない。明確な目標があればあるほどに。
そう考えると、立ち止まってはいられない。
〝 I knew if I kept running without stopping I will someday find the way out from here 〟
(止まらずにただ走り続ければ いつかここから抜け出す方法が見つかる)※グーグル翻訳
Fear, and Loathing in Las Vegas
『Chase the Light!』より
ずっと走り続けてきて、ぶっ倒れて今のこの有り様。再び、走り出すにはこれまで以上に勇気がいる。
でも、なにもぶっ倒れることを前提に走り続けなくていい。
ぶっ倒れそうになったら、ぶっ倒れるまえに、休めばいいわけだ。
そうするには目標設定が必要なんだ。
それを疎かにしてはいけない。
かつては自分でも常に口にしていた。
「大きな目標と小さな目標を同時に目指せ! 」と。
目の前の小さな目標を一つ一つクリアしながら、小さな成功体験を積み重ねて、一見手の届きそうになかった大きな目標に前より近づいていることを、その目で確認するんだ。スタートした時よりはほんの少し近づいていることを確認したら、また小さな目標を一つ一つクリアするんだ。常に大きな目標を思い浮かべながら、それを繰り返していくんだ。
途方もない旅はもうやめよう。
たとえ果てしない旅だとしても、地図を持とう。
自分で描いた、その地図を。
もしも、なにかマズいことが起きたなら、落ち着いて柔軟に対応して、その地図を書き換えよう。
強行突破で突き進むのも、あえて回り道を選ぶのも自由だ。信じた道を進むがいいさ。
地図を持とう。
自分で描いた、その最新版の地図を。
だから僕は文章を書いてる。
このブログを毎日投稿しながら、更新するたびにTwitterで毎日告知してきた。
だけど前回は、あまりに内容が酷すぎたのでTwitterでの告知はしなかった。「告知をしたところで誰が読むわけでもない」とか思いながら。
でも本当なら、自ら告知することをやめるようなモノを書くべきじゃない。それでいいわけがない。
毎回、熱のあるモノを書くのも困難だ。たまにくだらない話があったっていい。だけど最低限、胸を張ってくだらない話をしよう。なかったことにするようなものじゃなく、後で読んで恥ずかしくなるような稚拙な内容だとしても、それを毎日更新していけば、いずれは恥ずかしくない文章が書けるようになる。
そう信じてるから、なかったことにするようなことはもうしない。
つい、うっかりはあったとしても。