ただの気休めだと思ってた。
少量の薬。
こんなもので、何かが劇的に変わるはずもない。そんな気持ちでその少量の薬を毎日、飲んだり飲まなかったりしてた。
ちょっと前のこと、なんだか気分がすぐれない日が続いて、「そういや、薬飲んでなかったな」ってなって。なんとなく少量の薬をまた飲んだ。
翌日、普通だった。
やりたいと思えば、なんでもやれそうな気分の一日となった。
「やっぱり、飲んだほうがいいのかな? 」
それはわからない。体感はしたけどわからない。ただの気休めじゃないかとも思ってる。
僕はタバコを吸わないから想像でしかないけど、タバコを吸うことで得られるものに似てるだろうか?
その少量の薬を眺めながら、自分の症状を可視化する。僕より症状の重たい人はもっと大量の薬を飲んでる。これは想像じゃなく実際に知ってる。
あまり自分の病気を認めたくないから、何かとスムーズにいかない一日を数多く繰り返してきた。どうにもならない一日をどうにもならない一日と認めることができなくて、足のつく浅いプールで一人、孤独に溺れていた。大丈夫、足のつく浅いプールだ。溺死することはない。自分でそうしようとしないかぎり、そうなることはない。それはわかってるけど。
僕はいつまで、この浅いプールで溺れていればいい?
阿倍カステラ 現時点で唯一の長編小説 『象のレースと彼女のミルクティー』(連載中)の続きを久しぶりに投稿した。
物語としてはクライマックスに入る手前にあたる部分。覚醒した主人公・成瀬ミチルの脳内がぐるぐると回りはじめてる、といった内容だ。下記にも紹介している小説投稿サイト『エブリスタ』か『マグネットマクロリンク』で公開中!
この物語は阿倍カステラの現時点でのすべてだと言っていい。
現在 68000字を過ぎたところで、10万字いかないくらいで完結できる予定だ。
自分としても初の長編で、何かと難しい点が多くて、作品としてはまた一から書き直さないといけないほどに、粗削りなものになってることは否めない。それでもその内容は自信を持って「おもしろい」と紹介できる作品なので、『象のレースと彼女のミルクティー』をよろしくお願いします!
完全なる短編小説をいくつか書いたのち、僕がもっと成長したのちに、この長編をもう一度リライトして賞獲得を目指したい。そのためにはこの先、自分がどのくらい成長するかが鍵を握ってる。やるしかないや。
この日はなんだか調子がよくて。
その後も連載中のエッセイ『カステラ故に飾りっ気のない戯言』の原稿も書き、続けて公開した。内容はこのブログの過去記事をリライトしたモノなのだけど。
阿倍カステラの作品公開がまだ上手くリンクされてなくて、あちこちでバラバラになってる。現時点で、少ない読者に対して確実に読んでもらえるようにするには、いろんなアプローチが必要かも? と思う。「しつこいなあ」と嫌われない程度にはアプローチしていきたい。
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短編小説「トイレットペーパーの芯で作ったクチバシつけて」
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