カステラ書房の毎日

〝令和きってのドラマウォッチャー〟阿倍カステラが所属する『カステラ書房』

読むドラマ ◇ case 9 『ギルティ 〜 この恋は罪ですか? 〜 』第4話 〝ドロキュン〟に踊らされたい

f:id:gklucky:20200702201921p:plain

読売テレビ『ギルティ 〜 この恋は罪ですか? 〜 』

2020年4月2日(火) より放送スタート! 

毎週木曜 23:59〜  記事は6月25日(木) 第4話 より


【基本的に全編ネタバレ】

▷「最新話を観る前に、先週どんな流れだったっけ? って思い出す時にとても便利」35歳主婦

▷「これを読んでたら、ドラマが観たくなってしまったよ。あははは」40代男性


感想は嘘だけど(嘘かいっ! )、ささやかだけど役に立てるシーンはいろいろありそう

つまりその、気楽に読んでもらえたら幸いです



『カステラ書房の毎日』は深夜1時に毎日更新中‼︎

◉阿倍カステラの「テレビ買ってよ」

◉読むドラマ シリーズ

人気企画を日替わりで更新してるよ


さらに本日は 16:30 に2回目更新!

なので、一つ前の阿倍カステラの「テレビ買ってよ」ep13「禁断の『SPEC』はじめました(起の回)」を読み逃しなく!




さあ、みんなーっ「読むドラマ」はじめるよ

〝最速の執筆家〟阿倍カステラが車掌も運転手も兼任する「読むドラマ」という名の快速列車。

毎度、脱線に次ぐ脱線でダイヤ乱れまくりのトークバラエティー

さあ、乗ってらっしゃい読んでらっしゃい。駆け込み乗車も大歓迎⁉︎ 

今宵も見切り発車で出発進行!


〝最速の〜〟とかなんとか言いながら、今回の記事は先週放送分の第4話なのでお間違えなく。7月2日(木) には第5話が放送されてます。


振り返り度 ★

「読むドラマ」はあらすじを紹介するものではないけれど、今回「振り返り度」星1つで割と振り返り弱め。雑談多め。

それでも、シーンによっては重要なポイントを語ってる場合もあるので油断は禁物。

それでは本編へ。




コロナ禍による影響で放送休止していた 読売テレビ『ギルティ 〜 この恋は罪ですか?〜 』が6月25日(木)より再開された。


第4話の冒頭は、前回・3話のハイライトシーン。

夫・荻野一真小池徹平)の浮気が発覚し、その相手が友達の及川瑠衣(中村ゆりか)だったというダブルショックな荻野爽(新川優愛)。終いには瑠衣に、一真に子どもがいると聞かされる、という展開だった第3話。

そんなこんなで爽が泣いてるシーンがずっと続いててた。


ドラマスタート時、タイトルカットが流れる時に、キャッチフレーズの「ドロキュン再始動! 」「今夜も裏切りが止まらない! 」とテロップからもわかるように、このドラマはそういうジャンル。

第4話も爽は涙を流しっぱなしなんだろうな、と想像する。



ところでさ「ドロキュン」って何よ?

いやいやいや、その前に「ムズキュン」って何なのさ?


 『ギルティ 〜 この恋は罪ですか?〜 』には直接関係ないけど、「ムズキュン」の出どころは、言わずと知れた TBSテレビ『逃げるは恥だが役に立つ ムズキュン! 特別編』


まあ、そんな解説するようなもんでもなく、「じれったくてムズムズしながらも胸キュンする」みたいな事だろうね。「ムズキュン」は。


じゃあ、「ドロキュン」は? というと、番組HPにあるように、


〝ドロドロ〟の人間関係と

〝キュンキュン〟する恋愛模様が交錯する新感覚〝ドロキュン〟ラブ・サスペンス


「はい、わかりました」

この〝ドロキュン〟という言葉に踊らせて、普段はあんまり観ないジャンルなのに観ちゃうんだろうなあ、と思ったり。




f:id:gklucky:20200702213034p:plain

第4話、始まって5分少々でやっぱり爽は涙してた。おまけに後ろの西村若菜(筧美和子)まで大泣き。



f:id:gklucky:20200702213102p:plain

それを隠れて眺めてる瑠衣は差し詰め、「ドロキュン再始動! 」「今夜も裏切りが止まらない! 」の立役者といった雰囲気。

及川瑠衣 役の中村ゆりかさん、あらゆるドラマで独特の存在感を醸してるので、ここでもしっかり仕事してる。


この後、不敵な笑みを浮かべる。で、飲んでるのタピオカドリンクなんだからね(だからなんなのさ? )。




◇荻野爽 勤務先

後輩らが遠くから爽の様子を見て心配している。


f:id:gklucky:20200702215145p:plain

それにしても、この二人着てるもんが柄といい色合いといい派手すぎない? 派手好きかと思ったら翌日は二人して無地の服着てたし。


しかも「この男、神尾楓珠っぽいな」って思ってたら本人だった。記事って書いてみるもんだね。4話に気づくんだからさ。

この『ギルティ 〜 この恋は罪ですか?〜 』の記事は今回の第4話が初めて。神尾楓珠さんを確認できなかったのは、僕がiPhone の画面でドラマを観てるから、というせいもある(精一杯の言い訳)。でも、記事を書く事で気づけたんだからいいじゃない。


おかげで神尾楓珠中村ゆりかによる MBSテレビ左ききのエレン 』(2019年10月-12月)のラインを確認できた。ついでに言うと新川優愛さんは左きき





◇荻野爽 自宅

この日は、仕事を早退し自宅に戻り夫・一真との幸せだった日々を思い返す。

爽はまた涙する。


f:id:gklucky:20200702215853p:plain

「ばかだなあ、あたしだけが何にも知らなかったんだ」

爽は泣きながら大声で叫び、「気持ちわるい気持ちわるい気持ちわるい気持ちわるい」と連呼しながら、部屋中の物を叩き壊す。




一真 17年前の回想シーン

高校生の一真小池徹平(34)がやってるという衝撃。さすがは元童顔刑事だと感心。

 フジテレビ『シバトラ 〜童顔刑事・柴田竹虎 〜』(2008年7月-9月)より。

あのドラマでも高校生に扮して潜入捜査やってたけど、あれから12年経ってもまだ高校生やれてる小池徹平さんは若い。一方、町田啓太さんの高校生(回想シーン)はちょっと、やれてない感あったけどね。どうですか?


f:id:gklucky:20200702233640p:plain

これこれ、このシーン。

町田啓太さんと同じくTBSテレビ『中学聖日記に(2018年10月-12月)に出演していた岡田健史さんの中学生役より完全に無理がある町田啓太さんの高校生役。でも新川優愛さんは案外イケてるんだよな。まあ両者、需要があっての供給シーンって事で。




くーるきっとくーる♬瑠衣の

LINE的なやり取りが怖すぎる


f:id:gklucky:20200702232359p:plain

瑠衣「あの人はまたここに来てくれると思う。そっちはどう? 」

まだ謎の人(たぶんあの人)「時間の問題」

瑠衣「そのまま続けて。居場所なくなるまで追い込んで」

まだ謎の人「了解」


メッセージのやり取りが怖いし、それが終わった後の瑠衣の表情が、くーるきっとくーる♬


f:id:gklucky:20200702232931p:plain

ジャパニーズホラーチック!

これは相当に恨みアリ。別のドラマの話して恐縮だけど、マグダラのマリアの一味みたい。






◇夜の公園 爽と秋山

爽の携帯電話に一真からのメッセージが届く。「何度謝っても謝りたりないけど、俺にはさーちゃんが必要です」



泣いてばかりだった爽が突如ブチギレ

「どいつもこいつもバカか。バカばっかりか」


f:id:gklucky:20200702235728p:plain

その日あった最悪な出来事を回想し、手にしていた携帯電話を公園の池に投げ捨てる爽。ちなみに今更だけどロッテの四角いカップ入りラクトアイス(標準小売価格は1個126円)の話は今回一度もしていない。爽(さやか)。




ラストシーンでの秋山慶一(町田啓太)が、コートに突っ込んでいた手を出しかけて戻すカットは切なくてキュンキュンするけどさ。

こうして普段は使わない「キュンキュン」なんてワードを〝ドロキュン〟にちなんで使ってみたけど、便利な言葉だと実感するよ。すべてを良しとは言わないまでも〝わかりやすさ〟の重要性は理解できる。



個人的には女優・中村ゆりかを追っかけてる流れで、この『ギルティ 〜 この恋は罪ですか?〜 』を題材に取り上げたのだけど。


〝ドロキュン〟というワードに踊らされてみるのも悪くないかな、とも思う。

普段踊らないタイプは、無理やり誘われたり何か理由がないと踊らない。


世の中には踊ってないとつかめないモノだってありそうだから。

次回も踊りたい。






【番組後記】

中村ゆりかさんを追っかけてる流れで『ギルティ 〜 この恋は罪ですか?〜 』を題材としたと言ったばかりだけど、他にも理由があるとしたら、それはもう主演の新川優愛さんがウサギみたいだからだと思う。

ずっと前から思ってるんだけど、新川優愛さんてウサギっぽい。


ウサギが涙してるのを想像しただけで切なくて悲しくなってくるよね。

このドラマを「読むドラマ」でレギュラー化する場合は、そういった新しい切り口で行きたいなと考えてるところだ。今はまだ雲をつかむような話だけれど。


あと、新川優愛さんの役名が荻野爽で、やたらと「爽」って使ってたら、ロッテの四角いカップ入りラクトアイスを食べたくなってきた。


それと荻野と萩野って間違いやすい。あれ? どっちだったっけ、ってなる。





〈次回も楽しみに〉