カステラ書房の毎日

webで小説やエッセイを書く〝阿倍カステラ〟の勤務先。それが『カステラ書房』。今日もひっそりとオープン‼︎

読むドラマ □ case37 『ホクサイと飯さえあれば』二食目「微笑みのミートボールスパゲッティ」

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MBSテレビホクサイと飯さえあれば

(2017年1月-3月放送 主演 上白石萌音

MBS  2020年7月23日 再放送スタート 

毎週木曜深夜0:59〜

記事は7月30日(木) の第2話より

〈注〉再放送の日時は地域によってばらつきアリ


【基本的に全編ネタバレ】


ホクサイと飯さえあれば』三食目 8月6日(木) 今夜放送‼︎



 

『カステラ書房の毎日』は深夜1時に毎日更新中‼︎

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等、人気企画を日替わりで更新してるよ

 

 〝日替わり〟と言いつつ、最近は新ドラマスタートが相次いでいて読むドラマ シリーズに偏ってしまってはいる

 なんなら一気に書いてしまえないものか、と無謀にも挑戦中! それでまた偏るという悪循環が起きている

カステラタイム / 午後3時に 本日2回目更新を実施⁉︎



 今回の振り返り度 ★★

星2つで今回はまあまあな振り返り! ドラマ視聴済みの方には問題ないが、これから再放送を観る予定の方は先に観てからの方が良いでしょう


また、観る気もなかった人がこれを読んで「再放送を観たい」ってなったら、それはなんて素敵なことだろう、と感激すると思う

もしそんな方がいらしたらおハガキください(この時代におハガキ? 宛先は? )


とにかく、一緒にやいのやいの言いながらドラマを観る感覚で読んでもらえたら最高です






ホクサイと飯さえあれば』第2話


安くて美味しい定食屋を見つけたから一緒に行かないか? と〝ジュン〟こと有川絢子(池田エライザ)からメールが届くが、すでに〝ブン〟こと山田文子(上白石萌音)はこれから作る料理の構想が出来上がってるという理由からその誘いを断ってしまう。


さっそく料理の材料の買い出しに商店街に出かけるブン。いつものように背中のリュックにはホクサイがイン。


商店街を歩くブン。すると、


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「ジュンちゃんだ」とこの表情

いかにも〝コミュ障〟って感じのリアクションで即座にお店の看板に身を隠すブン


ホクサイ「何故に隠れる?」

ブン「だって、ランチ断っちゃったし」



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って 隠れてない!


〝頭隠して尻隠さず〟という諺があるけれど、尻どころか全身見えていて、もっと言えば頭すら半分隠れてない。

その姿を見つけ、フフッと笑うジュン。


ジュン「ブンちゃーん。そのリュックですぐわかっちゃった。あ、お買い物?」

ブン「う、うん。画材とか」

ジュン「画材?」

ホクサイ「この人は貴方様のご好意を裏切り自分の自分による自分のためのクッキングううん」

ブンによって口をふさがれるホクサイ

ジュン「あっそっか、ブンちゃん美術系だもんね」

ブン「う、うん」

ホクサイ「団子しか書けんでごさるよ」

また口をふさがれるホクサイ



ジュン「ね、これ見て」

スマホに保存した世界の料理画像をブンに見せる。


ベトナムのバインセオ(お好み焼きのようなもの)、台湾の牛肉麺


ブン「これはベルギーのフライドポテト! 」

ジュン「大正解! これ見てるとグルメツアーしてるみたいでしょ?」

ホクサイ「でも食べた事は無いのでござろう?」


ジュン「ネットで集めた画像なんだけどね。でもいいの、この画像を見て味を想像するだけで、ご飯3杯はいけちゃう」

ホクサイ「まるで、つるピカハゲ丸くんでござるな」


〈解説〉つるピカハゲ丸くん」とは、のむらしんぼ先生による漫画『つるピカハゲ丸』(1985年〜1995年「コロコロコミック」連載。2009年〜2016年「コロコロイチバン!」連載)の主人公・ハゲ田ハゲ丸のこと。

男子はハゲしか生まれないという家系の「ハゲ田家」は、家族全員がセコい。その事自体が〝つるセコ〟と呼ばれている。(以上、Wikipediaより)

おそらくホクサイはその事を言っていると思われる。





さあ、またもや開演

ブンの〝エアクッキング劇場〟


前回(第1話)でも披露していた料理を作り食べる様子を身振り手振りで演じながら、活動弁士のように同時解説をする、この〝エアクッキング〟。

落語ぽくもあるけどその語りと仕草で、あたかもそれが目の前で実際に行われているかのように錯覚を起こしそうな一人芝居だ。



ブン「フライドポテトといえば、日本版フライドポテトも最高だよね」

ジュン「日本版フライドポテト?」

ブン「大学芋。もうあの美味しさ、ベルギー人にも教えてあげたい。乱切りしてアク抜きしたサツマイモを、170度の油にジュワワワワァっと投入。こんがりキツネ色に揚がったら」


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「甘辛いタレに絡めて、仕上げに入りゴマをパラパラっ。熱いから火傷に気をつけて」


楽しそうに演じるブンと、うっとりするジュン


もう そこに 「大学芋」が見える⁈


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「フーっ、フーっ」と口に入れる


本当に熱そうに飛び上がるブン。しかし、すぐに口の中に入れた感想、その食感や味を伝える。


「熱ーいっ。でも外はカリカリ中はホックホク〜。すごく香ばしくて甘じょっぱくて止まらない〜」



ホクサイ「ヨダレ、ヨダレ」

ジュン「ブンちゃん、最高!」

ブン「へへへ」

ホクサイ「やはり食欲は友情を育むでござるな。食いしん坊バンザイ!」


ブンのエアクッキング劇場が終わるとジュンは、定食屋には一人では行きづらいからと弁当屋に行って帰る、と去る。

ホクサイ「今からでも遅くはござらん。ジュンちゃんに声をかけ共にランチを」

ブン「食べません! 私の心はすっかり肉だんごだから」

ホクサイ「頑固者!」

ブン「初志貫徹! 女に二言はない! いざ〜、ひき肉〜」と走りだす。





「肉だんご、ああ肉だんご〜♩ すごくまあるい肉だんご〜♫」と、歌いながら家に帰るブン。


TBSテレビ『恋はつづくよ どこまでも』(主演 上白石萌音 2020年1月-3月)での、「たまごかけごはんと納豆ごはん〜♩ まぜると元気になるごはん〜♫」を思い出すような、その歌。もちろんこのホクサイと飯さえあればの方が3年早いので、こっちがルーツになるのかな?


家に入る際も、「ただいま帰ったで肉だんご〜」とテンションアゲアゲなブン。


ブン「手をよーく洗って肉だんご〜」


そこで。

謎の声「おかえり」


ブン「ん? なんか言ったで、肉だんご?」

ホクサイ「なにも言わんで肉だんご。あっ、うつった⁉︎」


語尾に「肉だんご」を付ける遊びが気に入った様子


ブン「ひき肉の準備もいいで肉だんご〜」


ノリノリで料理に取り掛かろうとするが、誰もいないはずの隣の部屋から何者かがブンに声をかけてくる。


謎の声「ねえねえ、一人で寂しいんでしょ。おれと遊ぼうよ」


幽霊だと思い無視を決め込むが、明らかに人の気配がある。ブンがホクサイを手にし隣の部屋を確認しに行くと、学生服を着た少年が現れる。



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ブン「うわぁっ!」

ホクサイ「でーたー!」


謎の少年「なに叫んでんの」とホクサイを取り上げる

ブン「ホクサイを返して肉だんご! あなたは誰で肉だんご? なぜ私たちの名前を知ってるで肉だんご!」

謎の少年「なんで語尾に肉だんご付いてんの?」

ホクサイ「馬鹿だと思われているでござるぞ」

謎の少年「引っ越してきた時から知ってるよ、近所だし」

ブン「あっ、ご近所さんでしたか。あ、ああ〜なるほど〜」

ホクサイ「納得するところではござらん」

ブン「で、あなたはいったい誰だんご」

ホクサイ「肉は? 肉はどこいった?」

謎の少年「おれはナギ。ねえ、それより何して遊ぶ?」

ブン「子供の幽霊なのかな?」

ホクサイ「幽霊ってこんなに地デジなみにはっきりくっきり見えるでごさるか?」


その、ナギと名乗る謎の少年を幽霊だと思いつつも、「今は肉だんごが作りたいの」とほっといて、「とりあえず、始めますか」と料理をスタートするブン。


それでいつものような料理シーンとなり、そこに謎の少年・ナギもお手伝いで加わるという流れになる。


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二人で一緒に肉だんご♬

「(手伝うから)おれにも肉だんご食わせろよな」とナギ



謎の少年・ナギ「で、肉だんご丸めて何作るの?」

ブン「そりゃあ、肉だんごといえばミートボールスパゲッティでしょう」

ホクサイ「おおっ。かの大泥棒が相棒と争うように食べたと言うあのときめきメニュー!」

ブン「そう。スパゲッティーに絡むトマトソース。そしてごろごろと存在感を放つミートボール。それらが三位一体となって〜」

謎の少年・ナギ「え〜、おれ甘酢あんかけがいい」

ブン「客人の分際でメニューに意見なんて生意気な」

ホクサイ「そもそも客人でもござらんが」






謎の少年・ナギに「一人飯って美味しくないじゃん。飯はみんなで食べた方がうまいって言うし」と言われたブンが自論を語るシーンがある。



山田ブン自論 その二十二

ご飯は一人で食べた方が絶対に美味しい‼︎


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内容的には、特別に記載するほどのものではない(失礼!) 

カンタンに言うと、友達などと食べると話に夢中になり、料理を味わう事が疎かになるというブンの自論



それとこのドラマでは、〝食べるシーンが一切ない〟という決まりがあるようなんだ。

それについてはまた今度詳しく話したいと思う。

でもまだ2話分しか観てないけど、現時点では「食べるシーンがあった方が視聴者に伝わるんじゃないかな?」というのが率直な感想。どうしてもそう思ってしまう。まあまあ、この件についてはまたいずれ。



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そんなわけで口に入れる瞬間までのシーンがあり、次のシーンでは皿がカラになっているというのがこのドラマにおける常套手段のようだ。



食することへの 寸止め⁈

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満腹になって眠るブン


眠ってしまっているブンに「ごちそうさま」と言って帰っていく謎の少年・ナギ。

「もう、結構まえから幽霊って設定どっか行っちゃったよ!」とハライチ澤部風なツッコミをしたくなるラストシーン。


ブン(寝言)「やつはとんでもないものを盗んでいきました。あなたの心、いや肉だんごです。返して〜」


自分の寝言で目を覚まし、時計を見て大慌てのブン。大学の課題をやらなきゃいけないのに〜というオチ。


ちなみにブンの寝言は、映画『ルパン三世 カリオストロの城(1979年 公開)での、銭形警部の名セリフが元ネタ。そもそも今回のミートボールスパゲッティはこの映画に登場し、ルパンと次元が取り合うシーンがある。その事を序盤にホクサイが言ってたのだ。




てっきり一人飯シーンが続くものと思っていたけど、第2話にして早くも一緒に食べる人が登場するという意外な展開に。

謎の少年・ナギが本当に幽霊って事ならばとてもファンタジーな回になるが、ただの近所の少年という事なら、不法侵入していたことがどうも引っかかる。ま、そんな小さな事はいいとして、「微笑みのミートボールスパゲティ」というタイトル通り、その料理を題材にした心惹かれるストーリーだったなあと、「満腹」になったような気分で満足してる。




〈おしまい〉




【番組後記】


〆切間近な原稿をいくつも連続して片付けてる最中なので、ここはさらりといきたい。


本日は久しぶりに一日二回更新を実施! 

読んでくれてる人が増えている事をモチベーションに、〝最速の執筆家〟として、並びに令和きってのドラマウォッチャーとして、ドラマを視聴しこの読むドラマを今後も継続し発展させていきたいな。


引き続き読んでくださいますよう、よろしくお願いします!ではでは。



〈次回お楽しみに〉