カステラ書房の毎日

webで小説やエッセイを書く〝阿倍カステラ〟の勤務先。それが『カステラ書房』。今日もひっそりとオープン‼︎

読むドラマ □『名建築で昼食を』第5話 目黒区総合庁舎【お試し?版】case86

 

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大阪テレビ『名建築で昼食を

 2020年8月16日(土) スタート!

毎週土曜 深夜 0:56〜

記事は9月12日(土) 放送の第5話より

 

 

【基本的に全編ネタバレ】

 

 

  2020年9月より更新時間変更!

『カステラ書房の毎日』

毎日カステラタイム / 午後3時更新!

 その日の状況により多少変更になる場合もありますが、これまで通り毎日更新は継続します!

 

 

 

 

☆読むドラマとは?

やいのやいの言いながらドラマを見る感覚で、このドラマの面白さを一緒に語り合ってるように読んで楽しめるものである。

また、トークバラエティー番組っぽくやってるつもり(探り探り)でもある。

 

基本的にはドラマを先に観てください。

それと、ドラマを観るつもりもなかった方が、これを読むことによって「観てみよっかな」ってなってくれたら最高! なので、地味にそこも目指してる。

 

 

 

 

 

☆過去の記事、第4話はこちら 

castella-a.hatenablog.com

 

 

 

 

 

『名建築で昼食を』第5話

 

 

このドラマは毎週土曜の深夜に放送されてるけど。

土曜の朝に観るのが気に入ってる。

民放公式テレビポータル「TVer」での見逃し配信の期間は放送から1週間。

 

したがって、ちょうど期間終了の日の朝に観るのが最近のルーティンになってる。

 

「昼食を」っていうくらいなんでね。朝からお昼前の午前中のまったりした時間帯がベストタイムかな。

 


 

「綾子と初めてカフェの話をしたのは確か大学2年生の時だ。お互い純喫茶のレトロ感が好きでいつか一緒にこんな店を作りたいよねと盛り上がった。まだ、ただの夢物語だったけど」

 

「お互い社会に出ていろんなことがわかってくると、このまま今の仕事でいいのかなと思い始めた。仕事は嫌じゃないけど自分たちで何かをやってみたい。そして再びカフェ熱に火がついた」

 

「今度は現実的だった。私たちは大人になっていた。多少のすれ違いは飲み込んで、私たちは前に進んでいる」

 



 

ここでオープニングとなる。

第5話 目黒区総合庁舎

 

 

割と長めな春野藤(池田エライザ)による、現在の状況説明的な語りで始まった今話。

 

藤は友人・山口綾子(小川紗良)とのカフェ開業の準備に追われてる。

いろいろとやらなきゃならないことも多いし、考えなきゃならないこともいっぱいだ。

 

 

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「う〜ん、時間がない! どうしよっかなあ」と、ノートパソコン開いてやっていた作業を中断し、ソファーに寝っ転がって足をバタつかせてる。やらなきゃならないことがありすぎると、こうなっちゃうよね〜。で、「コーヒー飲も」だってさ。

 
 
 

植草千明(田口トモロヲ)は散歩の途中で花を咲かす雑草を見つけて写真を撮ってる。

すると自転車に乗ったお巡りさんが通りかかって職務質問されるというね、以前にも見たようなシーンが繰り返される。


 

このあと植草さんは行きつけの喫茶店で「僕のどこにあやしい要素があるってんだ。ねえマスター。どう思います?」と聞くが、マスターはそれについては直接答えないという配慮をみせてた。大人の気づかい。

 


その喫茶店にいる植草さんに、初めてじゃないかな? 藤の方から名建築めぐりのお誘いメールがくる。「手のかかる弟子だ」と言いつつもうれしそうに見えた。

 

 

 

 

 

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藤が行きたかった名建築は目黒区総合庁舎。

その設計者は、「昭和の建築界を牽引した村野藤吾」。目黒区総合庁舎はかつては保険会社だったと解説する植草さん。

 

 

 

 

庁舎内を見学する二人。いつものように時折、その建物に詳しい人からの解説もある。

 

植草「しびれるよね。この曲線が描き出す美しさ」

「不思議」

 

植草「さすが〝階段の魔術師〟といわれた村野藤吾だ。う〜ん」

 

「えっ、浮いてる?」

植草「ように見えるでしょ? 浮いてるようなイメージで作り上げた階段なんだよ。あそこの中央の柱で、吊り階段のように見せてる。浮遊した階段のようなイメージ」

 

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「不思議〜」

植草「すごいよね」

 

 

これでもかってくらいにこの階段を様々な角度から見せてくれる。たしかに藤の言うように「鉛筆で描かれたような」曲線は不思議で、かつ魅力的だ。

 

 

途中で気づくと「これドラマだったな」って思ってしまうほどに見入ってしまう。

 




この庁舎には茶室があって、特別に見学をさせてもらう二人。

今回はその茶室で植草さんが持参したフルーツサンドでの昼食となる。

 


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あの断面が美しい、果物が丸ごと入った分厚いやつね。

そんなにうっとりと目つむる? と言いたくなる藤のうっとり顔。

 

 

ここで藤は友人とカフェを開業しようとしてること、その準備のために仕事を辞めようと思ってることを、自営業の先輩・植草さんに相談する。

 

「仕事しながらでもカフェはできるんじゃないかな」と答える植草さん。

 

 



植草「今の仕事、おもしろい? カフェをやりたいのは今の仕事からの逃避じゃない? よく考えた方がいいよ。自営業やってると自分じゃどうしようもないことたくさんあるから」

 


藤(心の声)「意外だった。賛成してくれる。背中を押してくれると勝手に思い込んでいた」

 



すごく現実味あふれることを言うんだよ、植草さんは。

この発言に関してはドラマチックさのかけらもない。でも、何か今後展開があるんだろうね。

 

藤の方はやはり、そんなふうに思っちゃうよね。

 

 

 

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この日は、また藤の部屋で綾子とカフェ開業の打ち合わせをするけど、ちょっとした言葉のかけ違いでけんかでもしてるみたいな微妙な空気になり、綾子は部屋を出ていった。

 

 

 

「ずっと飲み込んでいた2人の間のすれ違いが、突然溢れ出てしまった」という藤の語りで終わり。今回はぬか床は登場しない。

 
 
 

〈おしまい〉

 

 

 

【番組後記】

 

この『名建築で昼食を』の「読むドラマ」をきっかけに、新しい構成を模索してる。


前々から考えてたんだけど。割とあっさりとね。そこまで深く内容には触れないで、それでいてある程度は伝わるようなものを書きたいなって。

ついつい長文になりがちなんで。


でもね。長文なやつほど人気があるという側面もあるから、いろいろなパターンで試してみたいと考えてる。


というわけでこのドラマに関しては〝意図的にあさっさり〟版みたいになってる。



 

 

 

〈次回お楽しみに〉