オープニング メグ
「お嬢さんの魅力をもってしたら お見合い相手もイチコロでございます!」
2020年7月12日(日) より再放送スタート!
毎週日曜 深夜 2:05〜
記事は8月30日(日) 放送の第8話より
(注)放送時間は地域によってバラつきあるようです
【基本的に全編ネタバレ】
2020年9月より更新時間変更!
『カステラ書房の毎日』
毎日カステラでタイム / 午後3時更新!
その日の状況により多少変更になる場合もありますが、これまで通り毎日更新は継続します!
☆読むドラマとは?
やいのやいの言いながらドラマを見る感覚で、このドラマの面白さを一緒に語り合ってるように読んで楽しめるものである。
また、トークバラエティー番組っぽくやってるつもり(探り探り)でもある。
基本的にはドラマを先に観てください。
それと、ドラマを観るつもりもなかった方が、これを読むことによって「観てみよっかな」ってなってくれたら最高! なので、地味にそこも目指してる。
☆過去記事、第6〜7話はこちら
『メグたんって魔法つかえるの? 』第8話
〝お嬢〟こと岩崎たまえ(池谷のぶえ)がお見合いする事になったという話で始まる。
〝メグたん〟こと遠山恵(小嶋陽菜)は、「お嬢さんの魅力をもってしたら、お見合い相手もイチコロでございます!」とお嬢を励ますが(冒頭の画像)、〝先生〟こと鴨下おさむ(ムロツヨシ )は「それがそうもいかんのだよ。メグたん」と言う。
先生「我々も何度か期待していたものだが、お嬢はこれまでお見合いを100回以上も失敗しているのだ」
「なんなのでしょうか、その原因は?」とメグたんが聞くと、先生は「それを今からお見せしよう」と、お見合いコントを始める。
先生「たまえさん、ご趣味は?」
お嬢「趣味と言う趣味はございません」
先生「何かあるでしょう。韓流ドラマをついつい見てしまうというのも趣味といえば趣味ですよ」
お嬢「見ませんわ」
先生「何か集めてませんか? ペットボトルのキャップとか」
お嬢「集める癖もございませんのよ」
先生「何かあるでしょう。鼻歌をついつい口ずさんでしまうとか。それ立派な歌好きですよ」
お嬢「鼻歌は全然歌いません」
先生「ついつい猫の物真似をしてしまうとか」
お嬢「ないなあ」
先生「部屋の中を目的もなくぐるぐるぐるぐるついつい回る」
お嬢「回らない」
先生「寝てる時、ついつい必ず足がつる」
お嬢「(ブチギレ)なに言ってんだよ、てめえはよう‼︎ 趣味なんかねーつったらねーで良いだろうがよぉ‼︎‼︎ 世界にはな趣味なんてねー人間だっていいんだよぉ〜」
メグたん「お嬢さん! 落ち着いてくださーい!」
ブチギレたお嬢がさらに続ける。
お嬢「ついつい猫のものまねするやつがどこにんだよぉ‼︎ おーーい!」
ブチギレっぱなしだったお嬢がここで一旦冷静になる。
お嬢「あ〜気持ちいいお湯だったニャー。あっ、ちょっとビールでもニャン。(冷蔵庫を開ける仕草)ガッチャ、ニャーオ。はい飲みましょ、プシュ、ニャニャー。ゴク、ニャン、ゴク、ニャン、ゴク、ニャニャニャ、(ブチギレ)どこにいんだ‼︎ こんな奴がどこにんだ‼︎ 言ってみろ‼︎‼︎」
メグたん「お嬢さん、落ち着いて‼︎」
お嬢「あ、私。なにを…」
我に返りブチギレたことは記憶にないお嬢。これにより、いつもお見合いに失敗するのだと語りお嬢は涙する。
◇ろくでも荘 台所
「よし! おいしい料理でお嬢さんを元気付けよう!」と、メグたんは料理に取り掛かる。
いつものようにとんでもない料理を作ってしまい、自分でも「またも、得体の知れないものが…」とつぶやくメグたん。自力では無理なので魔法を使う。
「セレブコセレブ オヤセレブーー!」
最近「◯◯ブーー!」という呪文が多い傾向にある。
魔法により料理が出現し、すぐに二階の各部屋にいる住人に階段下からメグたんは声をかける。
ちなみに背景代わりのときにはこれが多用される。
画面いっぱいにメグたんが横切ると次のシーンに移行してる。
ろくでも荘のみんなで夕食。
〝ヒロト〟こと成瀬寛人(中村倫也)が、またもやお嬢のお見合いの相手役を名乗りでる。
ヒロト「お嬢さん。休日はどのような過ごし方を」
お嬢「散歩とかですかね」
ヒロト「いいですね、散歩。どれくらい歩くんですか?」
お嬢「いや近所をぶらぶらする程度ですけど」
ヒロト「ぶらぶらっていうと2キロくらいかな」
お嬢「(ブチギレ)って! 距離関係ねぇじゃんかよぉー‼︎ 散歩は散歩だろうがよぉ! 散歩が距離決まってんのか! 42.195キロ歩いたら散歩じゃねぇのかよぉ‼︎‼︎」
またもやブチギレたお嬢を〝ガッテン〟こと江田剛(音尾琢真)が取り押さえる。
先生「いや、いけない。お見合いが近づくにつれ気が立ってきている」
ガッテン「まったくどうでもいいことでキレるようになってきている」
そんなお嬢にメグたんは魔法をかける。
「ビビデブバビデブ ブブブブブーー!」
やっぱり「◯◯ブーー!」率が高い!
お嬢が絶対に怒らない魅力的な女性になる魔法をかけたのだと、いつもメグたんは自らバラす。
それで、「メグたんって魔法つかえるの?」という先生のいつものくだり。
メグたんの魔法により、妖艶な大人の女性とか不思議ちゃん風なぶりっ子とかにキャラ変をさせられるお嬢だが、どれも異常すぎて解決にはなりそうもない。
そこでメグたんが、「こうなったら、やるしかない!」と気合いを入れて最後の魔法をかける。
「ナウマンゾウだぞ ナウマンブーー!」
文字起こししてて、これほどまでに意味不明な言語が連発されるドラマは、今のところコレしかない。「セレブコセレブ」とか「ナウマンゾウだぞ」とか、どういうこと?
で、この魔法によりお嬢はこんな姿になる。
これはもう、ブチギレる癖を治そうとかいうこれまでの流れを一切無視したボケ、なのか?
兎にも角にもメグたんによると「今からお嬢様は見ている男性方に、とってもナイスバディに見えるのです」という魔法らしい。
これが大オチであとはもう、いつものパンチラなのでこれまでとする。もうこれ以上、バカバカしくてついていけないよ(褒め言葉)。
〈おしまい〉
【番組後記】
様々ある「読むドラマ」シリーズで、明らかに異質な『メグたんって魔法つかえるの』の回。
自分でもこれを何故やってるのかわからなくなる時があるけど、ドラマを視聴する理由と同様に頭をからっぽにできるのが気に入ってる。
このバカバカしさについてもまた機会があれば話したい。
毎話、メグたんの魔法の呪文について記述してるのは、おそらくこの『カステラ書房の毎日』だけ。
それがTwitterはイマイチだけど、Googleからの流入が多くみられる理由の一つかもしれない。その検証も続けていきたい。ではでは。
〈次回お楽しみに〉