カステラ書房の毎日

webで小説やエッセイを書く〝阿倍カステラ〟の勤務先。それが『カステラ書房』。今日もひっそりとオープン‼︎

読むドラマ□『恐怖新聞』第4話 もしかしたら、もしかするかもよ【お試し?版】case88

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東海テレビ恐怖新聞

2020年8月29日(土) より放送スタート! 

毎週土曜 23:40〜  

記事は9月19日(土) 放送の第4話より

(注)放送時間は地域によってバラつきあるようです

 

【基本的に全編ネタバレ】

 
 

  2020年9月より更新時間変更!

『カステラ書房の毎日』

毎日カステラでタイム / 午後3時更新!

 その日の状況により多少変更になる場合もありますが、これまで通り毎日更新は継続します!

 

 

 

☆読むドラマとは?

 

やいのやいの言いながらドラマを見る感覚で、このドラマの面白さを一緒に語り合ってるように読んで楽しめるものである。

また、トークバラエティー番組っぽくやってるつもり(探り探り)でもある。

 

基本的にはドラマを先に観てください。

それと、ドラマを観るつもりもなかった方が、これを読むことによって「観てみよっかな」ってなってくれたら最高! なので、地味にそこも目指してる。






恐怖新聞』第4話


まずなんと言ってもこのドラマの原案がすごいよね。


1973年-1975年に週刊少年チャンピオンに連載されていた つのだしろう先生の漫画恐怖新聞が原作。

この〝恐怖新聞〟っていう題材だけですでにおもしろいよ。


漫画のことはよくわからないんだけど、ネットなどで調べるとその〝恐怖新聞〟っていうのは、結構一般的な新聞の体をなしていて記事ページが複数枚あるんだよね。まあ、テレビ欄とかはないんだろうけど。


一方、このドラマに登場する〝恐怖新聞〟はペライチで、しかも片面刷り。

表面にトップ記事がドンっと掲載されててその他の記事はないというね。これ、もはや新聞じゃないね。スタイル的には〝学級新聞〟みたいな感じではあるので、広義でいえば新聞といえなくもないか。



主演の白石聖さんは日本テレビ『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』(主演 清野菜名 2020年1月-3月)で、あのとんでもない佐島あずさ役をやってたもんね。


主演の経験も何度かあって、現在活躍してる注目の若手女優かな。



そもそも『恐怖新聞』を知らない人のためにざっくり説明すると、その新聞には受け取った人やその周辺の人、あるいはまったく関係のない人の〝死〟が予言のように掲載されているんだよね。


その新聞を見た人は100日寿命が短くなるということで、主人公・小野田詩弦(白石聖)の前に恐怖新聞を契約していた蜷川冬夜(猪野学)は、25歳という若さでありながら見た目はすでにおじいちゃんになってる。


恐怖新聞は契約者しか見ることができず、その他の人には白紙にしか見えない。で、その恐怖新聞の紙に名前を書くと契約は移動するということになってる。


蜷川冬夜の前の契約者は妹の蜷川春海(福地桃子)で、妹の身代わりになるために契約を移したのだ。



今話の冒頭でその蜷川が詩弦に電話をかけてきて、詩弦の隣に住む男に対して、「そいつは人間じゃない騙されんな。そいつの正体は鬼形礼。鬼形礼が恐怖新聞を届けてるんだ」という衝撃の事実が明かされる。


その電話のあとで詩弦は蜷川と会い、そこで蜷川から恐怖新聞の契約の移し方を聞かされる。さらに現契約者が死亡した場合、前の契約者に恐怖新聞は戻ってくるのだということも。



蜷川が詩弦と会った後、帰宅すると玄関前で待っていた刑事・篠崎林太郎(駿河太郎)に取り押さえられる。篠崎は恐怖新聞について蜷川から話を聞きたかったものと思われるが、蜷川はその場で血を吐き病院へ運ばれる。





◇詩弦のマンション


ベランダで洗濯物を干していると、隣の住人・片桐美沙(西村頼子)が息子・ともを の散髪をしている。


詩弦はその〝ともを〟とは初対面で、自分がこれまで〝ともを〟だと思っていた男は別人だったことに気づく。やはり蜷川の言うように、これまで〝ともを〟と思っていた男の正体は鬼形礼なのか? という流れ。



この鬼形礼を演じる坂口涼太郎さん。

フジテレビ『SUITS 2』(主演 織田裕二 )で八木田健太郎役を演じてるよね。こちらではコメディリリーフ的な存在としての出演。

やっぱりその特徴的なお顔からしインパクトがあり、振り幅がすごい俳優だ。





続いてのシーンがとても〝恐怖〟なんだけどさ。


たぶん大学の前なんだろうけど、そこで詩弦は友人・宮沢桃香(片山友希)とばったり会い謝罪する。前話(第3話)で恐怖新聞に掲載されていた殺人事件を未然に防ごうと桃香に協力を得たが殺人事件を防ぐことはできなかった。結果的に詩弦は桃香に目の前で三人の人が血まみれになって死ぬという場面に遭遇させてしまったのだ。桃香はその時の恐怖でトラウマになっていた。


その事を謝罪する詩弦だが、桃香は心ここにあらずといった感じ。

そこへ偶然訪れた松田勇介(佐藤大樹)に馴れ馴れしく桃香は声をかける。勇介は詩弦の恋人なのだけど桃香と浮気をしてる。それを隠そうとはしていない桃香と、恋人・詩弦の目の前で腕組みをする勇介。なんなんこれ? ってね。


桃香はあてつけだろうけど、勇介の態度がよくわからない。しかも勇介はめっちゃ誠実で、詩弦のことを真剣に思っているキャラだったからこの意味不明な変わりようが恐怖。





夜。

詩弦が地下道を歩いているとその壁に恐怖新聞が貼ってある。


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前話でわかったことなんだけど、恐怖新聞を受け取らないで見ないようにすることは不可能なんだ。その場で見ないと見るまでしつこく次々と現れるし、しまいには手荒なやり口で迫ってくる。場合によってはそれで命を落としかねない。したがってとりあえず目についたら見るしかない。





続いての恐怖は、詩弦が恐怖新聞の契約を移すためにとる行動。

自分の名前が書けるようになったと自慢する少女に、恐怖新聞に名前を書かせようとしたり、ウーバーイーツのようなバイトをしてる詩弦が、届け先のクレーマーに名前を書かせようとしたりする。いずれも未遂に終わるが、ここにも恐怖があるよね。


さらに母・小野田歌子(黒木瞳)も加わって、一般の新聞記事から犯罪者の選別をしだす。生きる価値のない人間を親子で選別している行為そのものが恐怖といえるシーン。


歌子「若くて長生きしそうな、悪党ね」

詩弦「ねえ。思ったんだけど、私たち今すごく怖いことやってない?」


歌子「いいの。人間、結局一番自分がかわいいんだから」


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そう言われてもねえ。納得できないし、素直に納得しちゃったらそれこそ〝恐怖〟

やっぱり納得はできてない表情の詩弦。



それにそこで候補を見つけたとして、大半は逮捕されてるだろうから「どうやってその犯人に会い、サインしてもらうのか?」という疑問は残る。



続いての恐怖は、篠崎刑事が疎ましく思っていた同僚刑事二人を、詩弦から得た恐怖新聞掲載情報により大型トラック暴走事故現場におびき出すという行為。それによって二人の刑事は事故に巻き込まれて死んでしまう。


直接ではないものの同僚刑事を二人殺してしまった篠崎刑事が、上司に二人の死について聞かれた時、「残念でしたねぇ」と平然と答えてる。その後も篠崎刑事が罪の意識を感じてるようなシーンはないという、消えてもらいたい人を消しただけのような描かれ方が恐怖。





このようにこの恐怖新聞では、その恐怖新聞にまつわる直接的な恐怖だけでなく、人間の恐ろしさみたいなものが随所に描かれてる。


演出に映画『リング』や『貞子』の監督・中田秀夫氏が携わっていることもあって、ジャパニーズホラー的要素も存分にある。

構成にはミステリー作品を数多く手がける小説家・乙一 氏の名がある。

で、原作がつのだじろう先生なんだからね。


この先も、何かあるかもよ。

って事で次回予告を紹介。





鬼形礼 第2形態⁈


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「まだ君の苦しみは終わってない」




桃香もモンスター化⁉︎


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「お前を一生呪ってやる」



次回予告がすでにおもしろい。


次回が第5話でしょ。このドラマは全7話なので、ここからの〝中だるみ〟はなさそう。一気にクライマックスへ突っ走るはずなので次はとても重要な回となるだろうね。



恐怖新聞

もしかすると、もしかするかもしれないよ。







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※新聞をは郵便受けに入ります。届いても寿命は縮まりません だってさ。ならいいか。…いいのか?




〈おしまい〉




【番組後記】


9月に入って更新時間をカステラタイム / 午後3時に変えてから、一度も遅れがなかったのだけど、今回初めて遅れてしまいました。すいません。


さらっと書こうと思って恐怖新聞を初めて題材にしたのに、やっぱり書き始めると止まらなくなってしまい予定を大幅にオーバーしてしまった。


更新時間に間に合わせようと思えばできたけどさ。ちょっと遅れてでも、しっかり書いた方がいいかなと判断した。

結局は言い訳だけどね。



読んでもらえたら嬉しいです。



〈次回お楽しみに〉