カステラ書房の毎日

〝令和きってのドラマウォッチャー〟阿倍カステラが所属する『カステラ書房』

『モコミ 〜彼女ちょっとヘンだけど〜』第3話 🟧「トミーには話せるのに」萌子美の本音【前編】| 読むドラマ□Rebo! case91

 

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🟧 前回のモコミ 🟧

 

「もう隠れていたくない」

「お兄ちゃんのお店で働きたい」

 

自分の思いをはっきりと言葉にして、一歩踏み出した萌子美

念願だったお花屋の仕事につくことができた

 

 



 

📺テレビ朝日『モコミ 〜彼女ちょっとヘンだけど〜

 2021年1月23日(土) スタート!

毎週土曜 深夜 23:00〜

〈記事は2月6日(土) 放送の第3話より〉

 

 

 

 

 

『カステラ書房の毎日』の人気コンテンツ「読むドラマ」シリーズ復活⁉︎ 🎉

 


約4ヵ月間の休止から復活を機に「読むドラマ□Rebo」とタイトルもリニューアル。

 

その第2弾(通算ではcase91)は、前回に引き続き『モコミ 〜彼女ちょっとヘンだけど〜


 

前回はショートバージョンだったけど、今回はフルバージョン! たっぷりとお楽しみあれ!

 

 



 

✴️ ちなみに前回、復活の第1弾はコチラ

castella-a.hatenablog.com

 

 



 

🔴【基本的にネタバレ注意!】

 

「読むドラマ□Rebo」とは❓

ドラマを一緒に観ながら語り合ってるようなイメージで構成しています


⭕️できれば先にドラマを観ることをおすすめします。

 

楽しみ方いろいろ♫

⭕️「前回どんな内容だったっけ?」と振り返りたい時などに活用してもらったり


⭕️まだ観たことがない人が「なんだかおもしろそう」と、そのドラマを観るきっかけになれたらいいな

 

⭕️また、ドラマ視聴の途中離脱防止に役立ったら嬉しい(そのためにも見どころをじゃんじゃん語りたい)


 




🟧 さあ、はじめよう! 🟧

 

 



 

 

『モコミ 〜彼女ちょっとヘンだけど〜』第3話より

  

🔸兄の生花店

 

子どもの頃から憧れていた花屋の仕事につきたくて、前回(第2話)、勇気を出して工場のバイトを辞めた清水萌子美(小芝風花は、兄・清水俊祐(工藤阿須加が経営する生花店で働くことになった。


花屋で働くことが嬉しいのか、それとも花が喋ってるのを聞いてるのか。萌子美は作業をしながら笑みをこぼしてる。

 

 

慌ただしく作業をしてる生花店の面々だが、ご機嫌ななめな感じの店員・依田涼音(水沢エレナが俊祐につっかかる。

 

依田涼音

「店長〜。このビオラ扱いづらいから仕入れないでくださいって言ったじゃないですか〜」

清水俊祐「ごめん」

 

依田涼音「何回も言ってますよね?」

清水俊祐「気をつけます」

 

 

その様子を見ていた萌子美は、涼音に「扱いづらい」と言われてたビオラのことが気になって、足元に置いてある水に挿した花を立て続けに倒すドジっぷりをみせる。


「あ、すいません」と涼音らに謝りながら、倒した花にも「ごめんね」と声をかける。

 

 

 

 

 

🔸清水家・萌子美の部屋

 

朝、目覚めてすぐに抱いて寝ていたヘビのぬいぐるみ・トミーに「おはよう」と声をかける萌子美。


ベッドから起き出し花のアレンジメントの前へ。

それは昨日、生花店で練習として造らせてもらったもの。


萌子美は涼音に修正された切り花の位置をもとに戻す。

 

 


🔶「ここがいいよね」

 

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一輪一輪と会話してる萌子美

自分が花屋で働くことになった喜びを分かち合ってるようにもみえる

 

 

 

 

 

🔸清水家・キッチン

 

お昼になると一人でランチに出かけてしまう清水千華子(富田靖子)。

 

清水伸寛(田辺誠一

「どういうわけか在宅ワークにしたら、お弁当作ってくれなくなったんですよねえ」

須田観(橋爪功

「そのようだね」

 

清水伸寛「萌子美と俊祐のお弁当と一緒に作ってくれてもいいと思うんですけどね」

 

 

須田観「ビシッと言ってやれ、ビシッと!」

清水伸寛「言えませんよ。事務所のことまだ怒ってますし」

 

須田観「言っても言わなくても、千華子は怒る」

清水伸寛「本当は事務所を引き払う前に言おうとしたんですよ。でも言いそびれちゃって」


 

須田観「伸寛くんさあ。なんか言ってないことあるんじゃないの?」

(鋭い!)

 

清水伸寛「えっ⁈」

(動揺がすごい)


 

須田観「もしかして、不倫とか…」

清水伸寛「それはないです(即答)」

 

須田観「ま、そりゃ俺か! あはは」(あははじゃない!)

清水伸寛「あはは」


 

笑ってごまかしてるが明らかに様子がおかしな伸寛。

 

 

 

 

 

🔸生花店

 

涼音が買い出しで10分ほど店を抜けると萌子美に声をかける。


店番と電話番と、注文のアレンジメントを受け取りに来る予定のお客様(松野さん)への対応を指示され、萌子美がかるくパニックになってる。

 

 

生花店に一人残された萌子美が店前を掃除してると、以前にワイヤレスイヤホンを落とした配達員(Uber Eatsみたいなデリバリー)の男性を見つける。


萌子美はその配達員に駆け寄り呼び止めるが、保管していたイヤホンが見当たらない。

 

萌子美「なんでないの」

慌ててポケットにあちこちと手を突っ込んで探す

「あった!」

ようやく見つかったが、配達員の男性は先を急ぎ自転車で走り去ってしまってる

 


萌子美「あっ!」

 

店を離れてしまっていたことに気づき、急いで戻ると店内のカウンターにメモが貼られている。


萌子美が店を離れた間にお客様(松野さん)がお花を受け取りに来てたのだ。


またしてもパニックになる萌子美。慌てまくってお兄ちゃんに電話するが留守番電話になってる。


すると買い出しから涼音が戻ってくる。

 

 

萌子美「あ、あの、えっ」

 

パニックになってる萌子美が手にしてるお客様のメモを見て

依田涼音「どういうこと?」

 

萌子美「あっ、あ、あの…」

 

 

 

 

 

🔸清水家・萌子美の部屋

 

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□萌子美の友だち へびのトミー


 

「ちゃんと説明しようと思ったんだけど、できなかった」


「失敗して、どうしようってなって。言葉が出てこなかった」


「あ、そのあとはお兄ちゃんが松野さんに謝りに行って、お花も届けてくれたからよかったんだけど…。ほんとは私も松野さんに謝りたかった」

 

🔶「トミーには話せるのに」

 

 

 

 

 

 

 

🔸翌日の生花店

 

めずらしく注文が殺到し、その注文分で店内の花もほとんど無くなってしまったので、俊祐は少し早いが閉店しようと決める。

 

清水俊祐「萌子美、これから涼音ちゃんと配達に行ってくるけど片付けお願いできる?」

萌子美「はい」

 

 

店を閉めようとしてると慌てた様子で「すいません! お花をお願いしたいんです」と男性客が飛び込んでくる。

 

萌子美「あ、今日はもう終わりました。すみません」


男性客「そこをなんとかお願いできませんか?」

 萌子美「いや…」



男性客「どうしてもお花を飾りたいんです!」


スマホで自分のお店の店頭らしき写真を見せる

「ここに置きたいんです。ここに花を置きたいと思ってて」

「今すぐ必要なんです! なんとかお願いします」頭を下げる

 

どうしたらいいか分からずに困っていた萌子美だが、ふと思い出したようにビオラに目をやる。

 

涼音に「扱いづらい」と言われてたあのビオラだ。

 

 

 

 

 

配達に行ってた俊祐と涼音が店に戻る

萌子美「おかえりなさい」

 

清水俊祐「萌子美…」

依田涼音「お花使ったの?」

 

萌子美「さっきお客さんが来て」

「どうしてもアレンジメントが必要だって言われて」

 

依田涼音「造ったの?」

萌子美「はい」

 

 

依田涼音「残りもののお花で?」

 

 

 

ここで萌子美は思い返す。

 

「扱いづらい」と言われたビオラや、「残りもの」と言われたお花たちの言葉を。

 

 

 

依田涼音「お花代は?」

萌子美「もらってないです」

 

依田涼音「ああ、よかった」

萌子美「あっ、でも。明日持って来るって」


 

依田涼音「あっ、いや。でも頂けない。残りものの花で造ったんだから」

 

 

 

萌子美は涼音の言葉に納得がいっていない様子。

「残りもの」とされたお花たちの言葉をまた思い返す。

 

 

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清水俊祐「涼音ちゃんの言う通りお金はもらえない。お客さんには、まだ見習いだからって言って別のアレンジメントを渡す」


 

依田涼音「なんでもいいから造りゃいいってもんじゃないんだから」

 

 

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涼音に厳しく言われてもすんなり謝ることができない。萌子美はお花たちの言葉を聞いてるから。


萌子美にも言いたいことがあるんだろう。

でもそれは言いたくても言えないこと…。

 

 

 

清水俊祐「萌子美。涼音ちゃんが言ってるのは、お店の信用に関わるからで。わかるよね?」

 

それでも萌子美は黙ってる


 

依田涼音「萌子美ちゃん? 思ってることがあるんなら、なんでも本当のこと言ってくれていいんだよ」

 

萌子美「本当のこと?」

依田涼音「言わないとわかんないから」

 

 


 

 

 🔸清水家・萌子美の部屋

 

また萌子美はおじいちゃんに相談してる

 

萌子美「本当のこと言ったら涼音さん不愉快になると思うし、お兄ちゃんも困ると思う」

須田観「本当のことって?」

 


萌子美「(練習で造らせてもらったアレンジメントを指して)このお花はこの位置が心地いいの。涼音さんが教えてくれたのとは違う。それからお客さんが喜んでくれるお花が私わかる。お花がそのお客さんのところに行きたがるから」

 

萌子美「そういうお花はぜんぜん残りものじゃないのに」



須田観「それが本当に思ってること?」

 

萌子美「うん」

 

 

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🔶「さ〜、それはどうかな〜?
 
 
 おじいちゃんの意味深な問いかけに、果たして萌子美はどういう答えを導き出すのか?
 

 

 


 
🟧  【後編】へつづく 🟧

 

 



 

 📺テレビ朝日『モコミ 〜彼女ちょっとヘンだけど〜

🟠第3話 放送まであと12時間 tweet


 

 

 

 

 

🟧【編集後記】

 

 前・後編の2部構成にするつもりなんてなかったのに、4,000文字を超えたあたりから『はてなブログ』の機能〝下書きプレビュー〟が見られなくなってしまうという問題が発生。2部構成にせざるを得なくなってしまった。

 

4ヵ月以上も「読むドラマ」を休止してたから、この問題が発生することを忘れてたよ。

下書きプレビューが見られないと、誤字脱字の確認がやりにくくてさ。

 

 

『モコミ』のような30分枠のドラマは、サクッと1記事分で終わらせたいんだけど、もう書いてしまったんで時すでに遅し。約1,000字分をカットして【後編】に回すことにした。

 

そういうわけで【後編】へ。

近日公開予定! 続けて読んでもらえると嬉しいな。

 

 

 



🟧【おしまい】