カステラ書房の毎日

〝令和きってのドラマウォッチャー〟阿倍カステラが所属する『カステラ書房』

Castella Drama Award 2021 『ここは今から倫理です。』第5話 🟥 吉柳咲良&板垣李光人in保健室!weekly賞 | 読むドラマ□【Flash】case109

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🟧 それは保健室にて 🟧

 

(あのね、ネタバレ注意だよ)

 

 

 

高崎由梨(吉柳咲良)

都幾川くん、大丈夫?」

 

 

授業中に過呼吸になって保健室に運ばれた都幾川幸人(板垣李光人)が、ベッドの上で目を覚ます。

 

 

由梨「本当に、私びっくりしちゃって」

 

 

しばらくぼ〜っとしていた都幾川が我に返る。

 

都幾川「あっ!」

 

 

都幾川が由梨の体を両手でバタバタとボディーチェックする。

 

 

由梨「えっ、えっ。おおお…何? 何? 何?」

都幾川の行動に驚いてる

 

 

都幾川「カ、カッター持ってない? ハサミとか、刃物…」

由梨「持ってないよ」

 

 

 

由梨は日常的にリストカットを繰り返してた。

普段は家(自分の部屋等)でその行為をしていたがこの日は学校で、それも授業中にカッターで手首を傷付けた。

 

それを目撃した都幾川が由梨の行為をやめさせたあとに、興奮により過呼吸になって保健室に運ばれて今に至る。

 

 

 

由梨の手首の傷、その手当てされた左手に都幾川は両手で触れて、しばらくしてから由梨を抱きしめる。

 

 

都幾川「よかった」

 

由梨「ありがとう。本当に、心配してくれて」

 

 

都幾川「大切にして。高崎さんの大切な体だから」

由梨「私の…体」

 

 

都幾川「そうでしょ?」

由梨 涙を流す 「ごめんね」

 

「(涙声)ごめんなさい」

 

 

 

 

その二人を何も言わず見ていた高柳先生(山田裕貴は、微かに首を振り保健室を出て行く。

 

 

 


 

さーて、ここで

Castella Drama Award 2021📺⭐️

 

〝瞬間最高感動シーン〟というからにはそう、この瞬間✨

 

 

都幾川が由梨の左手に両手で触れて → 抱き合ってからの → 由梨の「ごめんなさい」まで

 


この瞬間 この感動を

こころにとめておきたくて


 

【瞬間最高感動シーン weekly賞】(2月第4週)決定❗️

 

 

 

 

 

 

 

📺 NHK『ここは今から倫理です。

 2021年1月16日(土) スタート!

毎週土曜 深夜 23:30〜

〈記事は2月20日(土) 放送の第5話より いろいろと引用〉

 

 

 

 

 

 

🟧『カステラ書房の毎日』🟧

  毎日更新やってるよ!

 

〝令和きってのドラマウォッチャー〟

阿倍カステラがお送りする「読むドラマ□Rebo」

 

いつも読んでくださってありがとうございます。

たまたま寄ってくれた方もありがとうございます。

これからもよろしくお願いします!

 

 
 

 📺「読むドラマ□Rebo」とは?

テレビドラマを読んで楽しむエンターテイメントコラム

 

【重要】ドラマを観ることをおすすめします

 

楽しみ方いろいろ♫

⚫︎前回までの振り返りに

⚫︎ドラマを視聴するきっかけに

⚫︎オリジナルな楽しみ方をみつけよう!

 

【基本的にネタバレ注意!】

 

 

 

 

  

 

✳️ 2月第3週の瞬間最高感動シーン賞はこちら

castella-a.hatenablog.com

 

 

 

 

 

ものすごく変速的なスタートで、いつもの読むドラマ□Reboとは違ってる。


継続して読んでくれてる人は「あれ?」って思わなかった?

 



今回は「カステラ ドラマアワード2021 / 瞬間最高感動シーン weekly賞」発表に特化した内容でお送りしたい。

 

新形態。

読むドラマ□【Flashとして。

 

〝速報〟とか〝早刷り〟みたいな意味合いで「フラッシュ」と名付けてみた。

 

 


本来なら、その対象となるドラマの記事を書いてから、weekly賞の発表(前後する場合もある)となるのだが、今回は異例というか初めてのケースだ。

 

それにNHKドラマを話題にするのも読むドラマ□シリーズとしても史上初! いろいろと初物尽くしな回となってる。

 





 🔶 息苦しさの意味



とにかくこの『ここは今から倫理です。』第5話。

 

weekly賞の対象となったシーンを最初に見た時、心臓が止まったように「はっ」と、瞬間的に息苦しくなった。

 



高校生の男女。これが恋愛ストーリーならもっとかんたんに感動して、スマートに涙してたと思うんだ。

 

だけどこのストーリーには、男女間のソレがそもそもないんだよね。

性別なんて超越してて、生々しいほどに〝生きること〟に向き合わなくちゃいけなくて。観るのにも覚悟がいる。

 


たぶん初めて観た時にはその心の準備ができてなくて、(「心臓が止まったように」と大げさな言い方したけど)息苦しくなってしまったんだろう。



 

都幾川幸人は子どもの頃から母親より虐待を受けていて、それが原因で人との距離感が上手くつかめないんだと保健室の藤川先生が言っていた。

 

都幾川は高柳先生の事を気に入っていて、セクシュアリティとは無関係に腕を組んだりやたらとベタベタしていた。

 

愛着障害〟ってことらしい。

僕も今回、初めて知ったので詳しくは「はてなキーワード(旧名)」にて(出るかな?)。

 

 

高柳先生はこの接触を拒むんだよね。セクシュアリティのことも持ち出して。

 

都幾川が「ぎゅうってして」と高柳先生にハグを求めるんだけど、それには応じない。その事も含み高柳先生は苦悩するという。

 



ちなみに同じ週に放送された『青のSP ー学校内警察・嶋田隆平ー』(主演 藤原竜也)第7話では、警察官の役をしてる山田裕貴さん。


今回の感動シーンweekly賞に選ばれた高崎由梨 役の吉柳咲良さんも出演してる。こっちでは中学生か。





 

✳️その山田裕貴さんを話題にした記事はこちら

castella-a.hatenablog.com



こっちのドラマでは、ネグレクトの母親に苦しめられてる男子中学生を思いっきり抱きしめてた。

気持ちがほわっとあったかくなるような良いシーンだった。

 

同時に、時代の変遷にともなって、これまでのスタンダードがそうじゃなくなっていくことも増えていくのかな? なんて思いながら…。

 




それにしても山田裕貴さんに関して残念なことがある。

それは、テレビ朝日『先生を消す方程式。』(主演 田中圭 2020年10月-12月)に出演してたこと。


 

僕はこのドラマが「嫌いじゃないです」(主人公の口ぐせ)とは言えない。


ストレートに「嫌い」っていうんでもないな。全話視聴したし。

あえて言うなら『先生を消す方程式。』は「あんまり得意じゃない」

 



 

『青のSP ー学校内警察・嶋田隆平ー』では山田裕貴さんは警察官役なんだけど〝スクールポリス〟の物語なので、学校を舞台に学生らと絡むことが多い。

 

そしてこの『ここは今から倫理です。』ではがっつり教師役だし。

 



せっかくどちらもいい役なのに、〝せんけす〟がチラつく時があって残念でさ。観てる側の意見としてね。



冒頭に紹介した感動シーンの後。

保健室を出て行った高柳先生が、追いかけてきた藤川先生と教育論等を交えてお互いの思いをぶつけ合うんだけど。

 

その時に高柳先生が藤川先生を肯定するセリフとして「その考え方嫌いじゃないです」みたいに言うんだよ。

 


山田裕貴さんとは直接関係ないけど、田中圭さんがチラつくんだよね。(それはどーにもならない? 自分の問題かな?)

 


そもそも〝せんけす〟って略すのもどーなの? (八つ当たり)

 

 

まあまあ。

最後に無理矢理、〝ここ倫〟に戻すとして。

 

 



ラストに高柳先生は校舎の屋上に近い場所で号泣するんだ。

 


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「僕はどうするのが正しかったんですか?」

 

「先生…」

 



〝後味の悪い〟ラストってあるけど、こういう感じのラストはそう言われる対象かもしれない。


 

でもこのドラマではこれがスタンダードで、おもしろさなんだよね。

 

っていうか「スタンダードって何?」とさえ思ったり、それについて考えたりして。



 

「いろいろと考えさせられる」という都合の良い感想があるけれど、実際にはぼんやり思うだけで考えてない事の方が多い。

 


このドラマをみた後には自然とね、これまで考えたこともなかった事を「いろいろと考えさせられる」んだよ。ぼんやりとじゃなくね。








✳️ NHK『ここは今から倫理です。』番組公式tweet





考えて考えて考え抜くんだ。


楽して観ることに慣れてしまうと、楽しみ方を忘れてしまうこともあるね。






 

🟧【編集後記】

 

もっとあっさりと。

短くスッパリと、やるイメージだった読むドラマ□【Flash

 

本編と同じぐらいに長くなってしまった。

こういうのも「僕は嫌いじゃないです」(それは読み手が決めること)

 


好評なら続けたい。

いや、そもそもの【Flash】はこういうんじゃないので、次回はイメージ通りの【Flash】を見せたいな。

 

 

 



🟧【おしまい】