カステラ書房の毎日

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『ここは今から倫理です。』第6話 🟥 茅島みずき「糖分とれよ」weekly賞ノミネート | 読むドラマ□Rebo! case114

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史上初 2週連続〝weekly〟賞なるか⁉︎

期待が高まる第6話

 

 

Castella Drama Award 2021 / 瞬間最高感動シーン

 

 

🟧 ノミネートシーンは後ほど

 

そのノミネートシーン。タイトルでほぼバレてる可能性大!

別に隠して、引っ張ってるわけじゃないけどさー。

 

 

 

 

 

NHK『ここは今から倫理です。

 2021年1月16日(土) スタート!

毎週土曜 深夜 23:30〜

〈記事は2月27日(土) 放送の第6話より いろいろと引用してます〉

 

 

 

 

 

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「読むドラマ□Rebo」とは?

 

週に30本近く、月に100本以上をチェックしている信頼と実績(?)の、

 

〝令和きってのドラマウォッチャー〟阿倍カステラがお送りする、テレビドラマを読んで楽しむエンターテイメントコラム

 

 

 

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【重要】先にドラマを観ることをおすすめしてます

 

 

(あのね、ネタバレ注意だよ)

 

 

 

 

🟧 セミの鳴き声としゃべらない生徒

 

 

 

🔶羽木ヶ丘商店街喫煙所

 

セミの鳴き声が響いてる。


 

「温暖化だよねぇ」桐谷先生(三上市朗が夏の暑さにぼやいてる。

 

 

高柳先生(山田裕貴がいつもの喫煙所に入ると先客、暑さをぼやいていた桐谷先生と松田先生(田村健太郎の二人がいる。


桐谷は高柳が入ってくるや否や「あぁ、何か倫理のクラス大変だったんだって」と話しかける。

高柳はタバコに火をつける間も無く、先日の学校での出来事を回想する羽目になる。

 

 

(回想)


授業中にリストカットをした高崎由梨(吉柳咲良)のことや、「ギュッとして」と要求してきた〝愛情障害〟を持つ都幾川幸人(板垣李光人を受け入れる事ができなかったこと。


その二人が保健室で、「よかった」「ありがとう」と抱きしめ合っていたこと。

 

 

その後に、藤川先生(梅舟惟永に、教室で生徒二人に何があったのかと聞かれ、「私は彼らにとって、いらない存在なんですよ」と答えた自分のこと。

 

(回想終わり)

 



思い沈み黙ったままの高柳に、「高柳先生、聞いてる?」と声をかける桐谷。

 

「うわ〜、セミまだまだ元気だなぁ」と、間を埋めるようにセミの話をする松田。

「うるさいよねぇ」とセミへの不快感を口にする桐谷。

 

 

高柳は返答するでもなく、「報われない」とつぶやいて、その場にしゃがみ込む。



というね、オープニング。

高柳がしゃがみ込んだところでタイトルカット(冒頭の画像)となった。





✳️ 上記の回想シーンについてはこちらをチェックしてください

castella-a.hatenablog.com

 

 


そのシーンの最後の方でも、ずっとセミが鳴いてるんだよね。

この第6話では、それらのセミも出演者なんじゃないかってくらいにストーリーに絡んでくるわけ。

 

 

そこで今回はそんなセミたちにもスポットを当てて話をすすめていきたい。そう前代未聞な回!

 

 

 

 

 

🔶3年1組教室

 

□言葉を発しない生徒

 

木原先生「え〜では、この問題を、出席番号10番の曽我くん」

 

蘇我くん!」「起きてる?」「ねえ? 蘇我くん」

 

曽我涼馬(犬飼直紀)の席に近づいて木原は何度も呼びかけるが、曽我はずっと黙ったまま。寝てるわけじゃなくてしゃべらないのよ、この生徒。

 

 

 

 

🔶職員室

 

曽我の事を職員室で話題にしてる先生たち。

 

松田「曽我くんがしゃべらないのは有名な話じゃないですか。何であてちゃうんですか」

 

木原「いや、夏休み明けだし、ワンチャンあるかなって」

(どういう動機?)


 

小林「曽我涼馬くんねぇ。たぶんあの子の声、聞いたことある人いないんじゃない? 生徒も含めて」

 

 

この曽我っていう生徒はとにかくしゃべらない事が問題なだけで、成績は優秀だしスポーツも得意だという。

「チームプレイだってうまくやれる」「何となくどこかのグループに入ってたりする」と先生らは話してる。

 

「ただ本当にしゃべらないだけ」で、それによってクラスで孤立してたり、いじめの対象になったりなどの問題はないようだ。

 

 

 

梅沢がいきなり立ち上がり、話に参加していなかった高柳に「なんとかなんないの? 倫理的なあれでさ」と無茶なことを言う。

 


高柳「私は何もしません」

「彼がそれを求めていないかぎり」

 

「こちらの愛も誠意も、向こうが求めているのでなければ、そんなもの彼らにしてみればいらないんですよ」

 

「おせっかいです」

 

 

それに対し小林は黙っちゃいない。

「あのねえ高柳先生。そもそも教師っていうのはおせっかいするもんなの。自分の内面を表現できない生徒には、無理やりにでも問題点をあぶり出してあげなくちゃ」

 

「そういう態度は教師として無責任なんじゃない?」

 

と、反論する。

 

 

高柳はそれについては何も言わず、無視するかのように自分の業務に戻る。

 


 

 

 

🔶教室 倫理の授業終わり

 

逢沢いち子 (茅島みずき)が「先生、変じゃなかった?」と谷口恭一(池田優斗)に聞く。

 

谷口は「いや…夏バテじゃん?」と軽く答えるが、いち子は高柳を心配している様子。

 

 

恭一「疲れてんでしょ? 最近いろいろあったしさ」

いち子の様子を察してフォローしてるようにも聞こえる

 

 

 

「先生は何かそういうのもスススッて、ちゃんとできそうじゃん」


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□存在感を放つ逢沢いち子

 

物憂げな表情の いち子。この教室でのシーンは彼女のセリフで終わる。

 


 

いわゆる〝学園モノ〟って、生徒の人数が多くて、その中で一人一人を認識するのもなかなかやっかいなもんだ。

 

でもこの逢沢いち子は、演じてる茅島みずきさんの魅力もあってか印象に残るね。

その他大勢の中でひとり目立ってるんじゃなくて、「逢沢いち子」として目立ってて存在感がある。

 

 

テレビ東京『メンズ校』(主演 なにわ男子 2020年10月-12月放送)も観てたけど、鷹野エリカ役のあの子ね。〝ここ倫〟とは、かなり印象のちがう役だったけどね。

 

 

 


🔶下校時


□彼女なりのコミュニケーション


学校を後にする時、一緒になった高柳を追いかけて いち子は執拗に話しかける。きゃっきゃと楽しそうに話すのよ。

 

わりとこれは毎度のことなので、高柳は興味も無さそうな顔して聞き流してるかんじ。いや、無視してるようにもみえる。

 

 

急に高柳がセミの鳴き声にふと立ち止まりつぶやく。


「もう空の感じは秋なのに、まだ鳴いてる」

 

 

そんな高柳に

いち子「ねえ先生。ちゃんと私の話聞いてる?」

 

高柳「すみません」


 

 

いち子「ごめん、今日はここでバイバイするね」

 

そのまま帰ろうとしてた いち子が振り返り、

 

 

「糖分とれよ」

 

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□高柳にチョコレートを投げて渡す いち子

 

 

いち子が去った後。


高柳(独り言)「気を遣わせてしまってるんですかね」



いち子からもらったチョコレートを見入る高柳。

それを手に「溶けてる」とつぶやき、このシーンは終わる。

 

 

 

 

ん?

 

おいおい、来るのか?

来るのか、おいっ!

 

キターーーッ‼︎

 

 

 

カステラドラマアワード2021 / 瞬間最高感動シーン〝weekly〟賞 ノミネート❗️

 

逢沢いち子の「ねえ先生〜」→「糖分取れよ」の流れから、高柳の「溶けてる」までの学校帰りシーンを選びました。

 

今回は特別に、助演昆虫賞としてセミも入れとくかな。

 

 

 

【差込み情報】さっき いち子が投げたチョコは?


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商品名「ウルフチョコ」販売会社 KURIKORO

キャッチコピーが〝おいしさドS 級〟

 

たぶん、「ブラックサンダー」的なやつだね。

やっといてなんだけど…この情報いる?


 

 

 

 

 

🔶教室

 

セミの声ではじまるシーン

 

夏の暑さ、教室の暑さにうんざりしてる生徒らの会話。

 

「クーラー効いてなくね?」

「マジうるさい、セミの声」

「もう夏終われや、早く」

「暑苦し〜イライラする!」

「苦手だわ、セミの声」

「分かる」

 

「早く死んでくれ!」

 

 

鳴き続けるセミ

 

 

 

曽我の母親を学校に呼び出した梅沢が、しゃべらない曽我に教育的指導をするシーンでもセミの鳴き声は聞こえていた。

 

 

 

 

 

🔶昼休み

 

校舎の屋上付近でうたた寝していた曽我を発見した高柳が、熱中症で倒れてるのかと勘違いして駆けつける。

 

必死に「大丈夫ですか? 曽我くん!」と呼びかけるが、曽我はただ寝てただけ。何でもないような顔をしてあくびをしてる。

 

 

息を切らしながらもほっとしてる高柳の横で、何も気にせず弁当を食べ始める曽我。

 

その姿を見て、高柳が気になったのは曽我が口にしてるライスサンド。

 

高柳「ライスサンド」

なぜだか引っかかるライスサンド。

俗に言う〝おにぎらず〟

 

 

それからも高柳は一方的に話し続ける。

 

 

高柳「本当に、心からつらい時だけでいいから。その時だけは、声を上げてほしいです」

 

「気付きたい。私は気付きたいんです」

 

 

そう言ったあとに、表情すら変えない曽我を見て高柳が「ハハッ」と笑う。

 

 

 

そこでセミの登場だ。

 

高柳「あのセミたちは、何の話をしてるんでしょうね」

「やっぱり気になります」

「彼らが何に喜び、何を恐れ、何に傷つき、何に苦しんでいるのか」

 

「私もおせっかいですね」

 

 

 

職員室で小林先生が言ってた「教師はおせっかいするもの」という言葉がここにつながってくるわけね。

 

それと僕が思ったのは いち子が高柳にやたら話しかけてたあの行為と対比させてるのかなって。このシーンを見て、そう感じた。

 


いち子は高柳を心配してたし、この時の高柳だって同じでしょ。

相手を思う気持ちは、いつだってやさしさから始まる。「おせっかい」にしたってそうだよ。

 

 

 

 

一先ずここまで。

 

 

 

 

NHK『ここは今から倫理です。』番組公式tweet

 

 

 

 

 

 

🟧 【編集後記】

 

前回の『ここは今から倫理です。』の記事がかなり好評で、アクセス数ランキングでも上位に上がってた。

 

「カステラドラマアワード2021」の影響もありそうだけど、注目してもらえたなら嬉しい限りだ。

 

今回は瞬間最高感動シーンのノミネートシーンを中心に記事を書いたため、ドラマの後半には触れてない。

 

反応が良ければ【後編】を書きたいところだけど、〆切が明日 3月6日いっぱい(第7話放送前まで)なので、間に合うかどうか心配ではある。

 

 


『カステラ書房の毎日』

 

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