〝ダークサイド〟に堕ちた俊祐のその後
テレビ朝日『モコミ 〜彼女ちょっとヘンだけど〜』
2021年1月23日(土) スタート!
毎週土曜 深夜 23:00〜
「土曜ナイトドラマ」枠
〈記事は3月13日(土) 放送の第7話より いろいろと引用しています〉
□今回はこちら
この「読むドラマ□Rebo」 については、記事の最後の方で紹介してるよ
(あのね、ネタバレ注意だよ)
🟧 前回までのモコミ🟧
□各キャストのセリフをプレイバック!
須田観(橋爪功)
「楽しみだなぁ。萌子美の活躍」
ダークサイドに堕ちた清水俊祐(工藤阿須加)
「うっせえ、うっせえ、うっせえ」
「みんなクソ」
俊祐「俺のスマホ見なかった?」
岸田佑矢(加藤清史郎)
「花としゃべるって、本当にしゃべるって意味だったんだ」
俊祐「ハングリー精神が全くないんだ。そんなんで売れるの?」
清水萌子美(小芝風花)
「お兄ちゃん」
佑矢
「ハングリー精神と売れることって関係あるんですか?」
萌子美「お兄ちゃん。大丈夫?」
前回(第6話)のラスト。
この萌子美の「大丈夫?」が、俊祐が家族に隠していた裏の顔を見せるトリガーとなった。
俊祐「えっ。それ、俺のセリフだけど。いじめられた萌子美を「大丈夫?」って心配する いいお兄ちゃん」
「全部 役だから!」
「うおぉっおぉー(大声)」
「本当の俺はよ。全部 中途半端なんだよ」
「俺が一人で守ってきた花屋 どうなってるよ?」
「俺の居場所 奪われたって事、わかってる? みんなわかれよ‼︎」
萌子美の抱いていたトミー(ヘビのぬいぐるみ)を奪い、玄関に叩きつける俊祐。
「これにて いいお兄ちゃんの役を降板させて頂きます」
俊祐はそう言って玄関を出て行った。
🔶俊祐が家出した次の朝
□清水家 玄関先
駐車場で自身の個人タクシーを磨きながら須田観が「おはよう」と萌子美に声をかける。
元気なく挨拶を返す孫に
観「その顔は寝てない顔だな」
「まあ…俊祐にはびっくりさせられたからな」
萌子美「私…気づいてた」
この後、萌子美は家族に俊祐の秘密を話す。
□リビング
家族みんなでそれぞれのスマホをのぞき込んでる。
俊祐が〝いい人〟というアカウント名で登録してるSNS の、これまでの投稿を見てる。
【参考画像】第6話の使い回し
□アカウント名 いい人
アドレス @iihito_dayo にも引くわ〜
【解説用画像】これも同じく使い回し
俊祐が使用してる SNSっていうのは「Tubetter / ツベッター」
鳥のロゴマークがイトーヨーカドーっぽいけど、これは正しく「Twitter」のドラマ呼び名。
この「ドラマ呼び名」っていうのは、特に商品名などに用いるケースが多いんだけど、:固有名詞を使えない(或いはあえて使わない)ときに付けるドラマ内での名称。特徴としてダジャレ的にもじったものが多い。
清水千華子(富田靖子)
「私の俊祐が…。こんな…」
あまりのショックに「俊祐がわからないー」と大泣きする母 千華子。
清水伸寛(田辺誠一)
「大丈夫。俺たちの俊祐なんだから」
「私の俊祐が…」と発言した妻に、「俺たちの俊祐」と言い直す夫 伸寛。こういうとこ、結構こまかい。
観「“元教え子と不倫w” あっ、これは俺だな」
いつも自虐で笑かそうとする
千華子「読み上げないで」
観「“不倫したくてもできないやつw” これは伸寛くんだね」
娘の旦那にキラーパス
千華子「やめてって…」
伸寛「本気じゃないですから」(困ってる)
観「またまた〜」(またまた〜じゃないのよ)
伸寛「お義父さん…」(困ってるって)
深刻になりそうな問題でも、おじいちゃんにかかれば笑いに変わる。この家庭はおじいちゃんの存在によって、いいバランスが取れてるよ。
千華子「クソ、クソ、クソだなんて…。俊祐の事は何も心配ないって思ってきたのに…」
「反抗期もなかったし」
観「「ウザい」くらいは言われたんじゃないのか?」
千華子「あり得ない」
観「言われとくべきだったな」
娘にはいつも容赦ないツッコミをする
🔶清水生花店
□店長不在での営業
萌子美に店長(俊祐)が休みだと聞かされた依田涼音(水沢エレナ)は、自分のせいだと謝る。
桜井真由(内藤理沙)
「店長と なんかあった?」
涼音「あっ、私。別れるって言っちゃって…」
〈短い回想〉
前話での出来事。車の中でのケンカ。
涼音「私が彼女だって事、いつまで隠しておくの?」
「もう別れる。デートもダッサい花屋の車だし!」
怒って車を降りる涼音。
〈終わり〉
涼音「だから、きっとそのせいで…」
真由「そうだったんだ」
涼音「まさか。お店 休むほど落ち込むなんて…」
途中、萌子美が訂正しようと「あっ、いや…」と割り込もうとしたんだけど流されてた。それに「そうじゃないんです」って言うのもおかしいしね。
涼音は自分のせいだと思い込んでる。
「嫁さん面すんな!」って書き込まれてるの知ったらどうなるよ。あ〜怖い!
涼音「別れるのは本気じゃなかったって、すぐメールします」
かなり責任を感じてる。っていうか、俊祐の彼女っていう強い自覚があるんだよ。俊祐はそれほどでもないみたいなのに。
□清水生花店 閉店時
店長不在で一日を乗り切れたが、未だ涼音に俊祐からメールの返信はない。
明日の営業を心配する涼音と真由。
それでも萌子美は明日も休まず営業しようと二人にお願いする。
涼音「そうだね。萌子美ちゃんがいるんだし、なんとかしよう」
真由「うん」
「でも、どうする? 問題は配達」
配達はいつも俊祐が担当していたし、何よりその配達の車で俊祐は家出中。
頭を悩ませていると、そこへ救世主が現れる。
🔶萌子美の部屋
□〝ほっこり〟と〝癒し〟の応酬 ⁉︎
萌子美は部屋に入る時、「ただいま〜」と部屋のモノたちに声をかける。
一人掛けのソファーに座ると、そのソファーが萌子美に話しかけるんだよね。
「フフッ…ありがとう。安らぐ」と言葉を返す萌子美。
そこへ、岸田佑矢(加藤清史郎)からのメッセージ。
(メッセージ文)
「昨日は、晩御飯、ごちそうさまでした。
すごくおいしくて、楽しかった」
「こちらこそ、ありがとう。
私も嬉しかった」
メッセージのやり取りが映像画面に表示される(下記参照)。
その間、萌子美は机の上に置いていたロケットの置物を窓際に移動したり、すでに窓際に置いていた人形(?)の頭をなでる。
モノたちも喜んでるんだよね、たぶん。
ロケットの置物なんて、そりゃあもうロケットなんだからさ。窓の外の空を見たかったんだろうし。不思議と喜んでるように見えてくるよ。
佑矢の「今度、いつ会える?」のメッセージに、「今、兄がお店を休んでいて、ちょっと大変。兄がお店に戻ったら会える」と返信した萌子美。
「わかった。お兄さんが戻ったら、会おうね」
「うん。それまでお兄ちゃんのお店、守る」
🔶清水生花店
□店長不在 2日目
配達に駆り出されたおじいちゃん。
レンタカーかなにかを使うのかと思ったら、まさかの個人タクシーで配達。後部座席にブルーシートを敷いてた。
配達から戻った萌子美が、お客から言われた事を涼音と真由に伝える。
涼音「普通のオーソドックスなアレンジメント?」
萌子美「はい」
真由「昔からの常連さんは、みんなそうかもね。新しいものより、いつもと同じほうが安心するっていうか」
涼音「あぁ、どうしよう。明日、常連さんがいっぱいです」
萌子美「私作ります。兄が作るようなアレンジメント」
涼音「そうするしかないのかな」
萌子美「はい」
🔶清水家 その夜
□〝待つ〟という やさしさ
俊祐に電話してみると言い出す千華子。
千華子「2日も帰ってこないのよ」
観「たった2日だろうが」
萌子美「お母さん、しないほうがいいと思う」
千華子「でも…」
萌子美「自分がどうしたらいいかわからない時に いろいろ言われたらもっと混乱する」
「私とお兄ちゃんは違うかもしれないけど…。
初めて学校いけなくなった時、先生が「学校おいで」って来てくれたけど」
「私は待っててほしかった」
「安心して戻れるように、待っててほしかった」
萌子美の言葉に、笑顔で応える千華子。
この相手を思いやる繊細さが、心に染み入ってくるんだよね。毎週土曜の夜に。
まずは相手を待ってあげること。話はそれからだ。
僕にはもう、30分枠のドラマは1記事に収めようっていう暗黙のルールなんてどうでもいい!
最初っから2部構成にするつもりだったしね。先週もそうだったように。
このドラマは、それに相応しいほどに面白いからさ。
というわけで、【前編】はここまで。
今話の見どころは後半に詰まってるんで。【後編】をお楽しみに!
「読むドラマ□Rebo」とは?
週に30本近く、月に100本以上をチェックしている信頼と実績の(?)
〝令和きってのドラマウォッチャー〟阿倍カステラがお送りする、テレビドラマを読んで楽しむエンターテイメントコラム
【重要】先にドラマを観ることをおすすめしてます
【💐オフショット🐍】
とあるシーンをチェック中なのは
清水萌子美役 #小芝風花 さん👀
ちょっと高めの位置にあるカメラを
覗き込んで真剣にチェック中!
ひとつひとつのシーンに
真摯に取り組む小芝さんなのでした☀️#モコミ 第8話は
3/20(土)よる11時40分から💐 pic.twitter.com/9awUaCwWsa
🟧 【編集後記】
ちょっとオーバーワーク気味でさ。
ここは短めにさせてもらいたい。
あくびが止まらなくて、涙で前が見えない状態。(眠たいだけか!)
最後まで読んでくれてありがとうございます。
止めどないあくびに、涙しながら。
今回はこれでさようなら!
ご覧の記事は
『カステラ書房の毎日』がお送りしました ♬
「したむきちゃん」阿倍カステラ©️
🟧 またね
【後編】の予告?
トミーのアカウントtweet
萌子美に声が届いてないようで、めちゃショックやぁーーー。いつもと変わらず、話しかけてはくれるんやけどな。。。
— トミーのアカウント🐍 (@tommy_yanen) 2021年3月17日