嶋田隆平 魂のホームルーム
一本勝負!
関西テレビ『青のSP ー学校内警察・嶋田隆平ー』
2021年1月12日(火) スタート!
毎週火曜 21:00〜
フジテレビ系「火曜21時」枠
〈記事は3月16日(火) 放送の最終話より いろいろと引用してます〉
✳️ 最終話 視聴率は 9.6%
(これまでの視聴率は本記事のラストに掲載)
そうそう。
記事タイトルは「藤原竜也さんの 魂のホームルーム」にしたけど。それは「嶋田隆平」だと、ドラマタイトルとかぶるから避けたのさ。
そんなどうでもいい報告を、オープニングトークにかえて。
今回はかなり、マジでやっちゃってますんで。
覚悟して、読んでくださいませ。(何の覚悟がいるん?)
□今回はこちら
この「読むドラマ□Rebo」 については、記事の最後の方で紹介してるよ
✳️これは【後編①】です。
【前編】がまだの方はこちらをどうぞ
(あのね、ネタバレ注意だよ)
🔶嶋田隆平 魂のホームルーム
□赤嶺中学校 3年1組 教室
涌井美月(米倉れいあ)に代わって、尾崎香澄(鈴木梨央)が、「(岡部に慰謝料を請求したことは)当然の権利でしょ」と発言したところからの続き。
嶋田隆平(藤原竜也)
「確かにな。あの暴行未遂事件が成り行きで発生したものなら、その言い分はごもっともだ」
「だが事実はそうじゃない。お前たちは計画的に岡部に襲われるようにしむけた」
ここで 岡部昌浩(遠藤雄弥)が、美術室で美月にセクハラをする回想シーンとなる。
岡部「一人でデッサンか、真面目だな」
後から美術室に入ってきた岡部が美月の肩に手を置く。今のご時世、これくらいでもセクハラって言われてしまうかもしれないが。
岡部の顔を見ながら美月は少し微笑んで、微かにうなずくような仕草をするんだよね。魔性の中学生。
で、次の瞬間に岡部は、美月の制服(上着)を脱がして、すぐにリボンを取ってシャツのボタンを外してるからね。
密室でもない学校の教室で、彼は何を(どこまで)しようとしてたのか。
しかもその様子を香澄が覗いてるのにさ。
嶋田「だがその計画に思わぬ誤算が生じた。その現場を浅村先生と香里に目撃されてしまったことだ」
「いやーっ!」と美術室から飛び出す美月。
浅村涼子(真木よう子)
「涌井さん…えっ、どうしたの?」
美術室から追いかけてきて
岡部「おい! ちょっと待ちなさ…」
(先生っぽく言ってんじゃないのよ!)
〈回想終わり〉
嶋田「しかし逆に二人や木島を利用し、お前たちは420万の金を手にし、岡部を学校から追い出した」
「それはな、立派な恐喝罪なんだよ」
美月「そんなの全部 あなたの想像じゃない! そこまで言うなら証拠を見せてよ。私たちがお金目当てでやったって言うなら証拠見せてよ!」
もうね。しっかりと、追い詰められた犯人役をやってる。中学生だってことを忘れさせるような迫力で。
420万という中途半端な額が、美月が進学を希望してる大学の4年分の学費に相当するからだと嶋田は言う。
確かに420万って、中途半端な額だとは思ってたけど。
キリよく400万にしちゃうと、20万は手出ししなくちゃいけないし。だからといって500万にするのも悪いかなあ〜って思ったんじゃないのかな? えっ、そんな推察いらない?
嶋田「お前の父親は大学どころか、高校の学費すら出し惜しみするような人間だ。だからお前は父親のいない隙を狙って、母親に慰謝料の支払いを要求させた」
「それ以外、自分の夢をかなえる方法はないと考えたからだろ」
「それでもまだ否定するって言うんなら、お前の父親に直接電話して洗いざらいぶちまけるか?」
最後は脅しにかかる嶋田さん、さすが!(感動すな!)
美月「やめて! あいつにだけは知らせないで」
涼子「嶋田さん。もう十分です。これ以上、追い詰める必要はないです」
ホームルームの時間を、嶋田に乗っ取られてしまった担任教師の言い分としてはそうかもしれないけど、嶋田先生(比喩)はそうはいかない。
嶋田「俺はまだ、こいつらの口から何も聞いてない」
涼子「もう十分伝わってます」
美月「先生。もういい。ちゃんと話す」
香澄「美月」
美月「ごめん、香澄」
「もう 嘘つくの つらい」
美月「嶋田さんの言う通り、私は岡部先生から420万をだまし取った。最初は岡部先生を学校から追い出すだけのつもりだった」
「美術部の活動中。岡部先生に何度も体を触られて、困っていた私を見かねて香澄が助けてくれたの。そのとき ついでに慰謝料を取ろうって話になって」
香澄「最初に言い出したのは私よ。私が美月に岡部先生を誘惑してって頼んだの。私が証人になって訴えるからって」
「美月は最後まで迷ってた」
3年1組の主役の座を、すっかり美月と香澄に持っていかれてしまってた他の生徒が、ここで一気に割って入ってくるんだよね。
佐々木悠馬(宮世琉弥)①
「えっ、てかお前ら。いつの間に仲良くなったんだよ」
香澄「私がよく行く建築ミュージアムで、たまたま美月と会ったの。そのとき 建築家になりたいねって、二人で盛り上がって」
成田千佳(田畑志真)②
「でも学校じゃ 全然そんな そぶりなかったよね」
美月「小川先生に疑われて怖くなったの。だから卒業するまでは、絶対に疑われないようにしようって」
渡辺奈美(山本海心)
「行きたい大学があったなら、まず親に相談すれば良かったじゃない」
この子は香澄と同じ優等生グループの一人。ゆえに質問が優等生っぽい。
美月「だから無理なんだって。うちの父親、子供のためにお金使うのばかばかしいって思ってる人なんだから」
そうだよ! 第9話 見てないの? あの荒くれ者の龍夫だよ
香澄「世の中、立派な親ばかりじゃない。うちの父親だって、無責任で 自分のことしか考えない クズよ」
「そういう親を持ってる子は自力で何とかするしかないの!」
「美月には夢があるの。夢があるのに、なりたいものがあるのに。親の都合や価値観の違いで諦めなきゃいけないなんて おかしいじゃない!」
目に涙を溜めて、そう訴える香澄に嶋田は辛辣な言葉を浴びせる。
「御託並べんのも いいかげんにしろよ」
嶋田「自分たちさえ良ければ、他人の人生 どうでもいいのか?」
「お前たちに人生 狂わされた岡部は、昨夜拳銃で人を襲った。何の罪もない人をだ」
「その きっかけ作ったのは誰だ?」
「お前たちなんじゃないのか!」
嶋田「岡部だけじゃない。お前たちがセクハラ事件をでっちあげなければ、木島は傷害の教唆をすることもなかったし…」
「香里だって死なずに済んだんだ」
□自宅アパートの階段から転落死した香里
(回想シーンより)
美月「ごめんなさい。小川先生に疑われたとき、ちゃんと言えば良かった」
嶋田「そうだな」
「でもな、香里はもう二度と戻ってこない。もう二度と、笑ったり怒ったり泣いたりすることもできない。
うまいもん食べたり。好きな人と触れ合うこともできないんだ」
「人が死ぬっていうことは、そういうことなんだよ」
美月「ごめんなさい。ううっ…本当にごめんなさい」
香澄「美月が悪いんじゃない。最初にけしかけたのは私なんだから。私がいけないの!」
美月はめっちゃ泣いてんの。香澄は美月に対しても罪悪感があって、ずっと美月のことを気にしてる。
嶋田「お前たち知ってたか? 香里が一度大学辞めて、入り直したって話」
クラス全員に向かって話し始める
「父親が大学の関係者に金を渡して、裏口入学させられたんだ。香里はそれを知りながら大学に通い続けた」
「でも教育実習に行って、生徒たちとふれあううちに。あいつは自分のやってることに嫌気が差した。それで大学を辞めたんだ」
「それからはバイトで学費を稼ぎながら、もう一度大学に入り直して、教員採用試験を受けた。そして今度は胸を張って教師になった。わかるか?」
「ずるして手に入れたものなんて、何の値打ちもないんだよ!」
「香里はそのことを身をもって知ってた」
「だからお前たちのことを必死で止めようとしたんだよ」
〈短い回想〉
「涌井さん。先生 あなたに、自分の過去を悔やむような人生を送ってほしくないの」
失ってから気づく事って多いんだよね。
若い子たちにはわからないことを、大人たちは知ってる。先生と呼ばれる人なら尚更だよ。
ためになる話だって、きっとある。
美月「先生…」
嶋田「人は誰だって過ちを犯す。このクラスにも、身に覚えのあるやつが大勢いるはずだ。でもな…」
スクポリに逮捕された生徒が多数いる
「取り返しのつかないことなんて ないんだよ」
「お前たちなら、ちゃんとやり直せる。きっとそれが香里が伝えたかった言葉だ」
涌井美月は声を上げて泣いてる。
尾崎香澄は黙ったまま、美月と同じように泣いてる。
浅村涼子が何も言わず、後ろから二人の肩を優しく撫でる。
これで、「嶋田隆平のホームルーム」が終わった。
とにかくね、このシーン。
〝令和のドラマ史に残る 珠玉の名シーン〟
になるよ。
っていうか、〝令和きってのドラマウォッチャー〟阿倍カステラ が、そう言ってる。(あんた何様? わざわざ太字にしてよ)
僕はこのシーンを何度も見返して、何度泣いたことか。
記事を書いたあとも。誤字脱字がないかを確認するのに読み返しながらもまた泣いたんだから。もう涙が邪魔して見つかるもんか。
今回 誤字脱字があったなら、そういう事だから。(言い訳に使うな!)
そしてなんとなくお察しの通り。
今回はここまでを【後編①】として、続きは次回にしたい。
読むドラマ□がごくたま〜にやっちゃう3部構成だね。
それも、1つのシーンだけで 1記事にしてしまうなんてのは史上初だよ。
それだけの価値が、このシーンにはあったという表れだね。
話の流れを妨げそうだったんで、途中で挟めなかった生徒のプチ情報を最後に掲載して、今回は終わりとしたい。
① 佐々木悠馬 役
宮世琉弥 OFFICIAL FANCLUB 〜Ryubi's World〜
宮世琉弥さんってば、TBSテレビ『恋する母たち』(主演 木村佳乃 2020年10月-12月放送)での、蒲原まり(仲里依紗)の息子役で。
あの、「まっまっ、まんじゅうこわい ♫」のラップでおなじみの 繁秋 だね。
②成田千佳 役
田畑志真さんは、日本テレビ『高嶺の花』(主演 石原さとみ 2018年7月-9月放送)で、今村芽衣役をやってたんだよね。
原田秋保(高橋ひかる)と仲良くしてたあの子。
野島伸司フリークとしても有名な(どこで?)阿倍カステラとしては、かなり好きな作品。今ね「TVer」で配信されてるよ[2021/03/24 現在]
『ここは今から倫理です。』の時もそうだったけど。最終話になって生徒の情報 語るのって遅いよね。な〜にやってんだか。
以上。
あとは【後編②】で。
懲りずにお付き合いくだされ。
上記で紹介してる
成田千佳 役 田畑志真さんのtweet
『青のSP~学校内警察・嶋田隆平~』
— 田畑志真 (@shima_tabata) 2021年3月16日
最終話ご視聴ありがとうございました☺︎
この現場で色々なことを学び勉強することができた作品でした。一生の宝物です!
3年1組の皆さん、スタッフの皆さんそして見てくださった皆さん本当にありがとうございました😆#青のSP #スクールポリス #スクポリ #成田千佳 pic.twitter.com/5CuJeBLNYO
「読むドラマ□Rebo」とは?
週に30本近く、月に100本以上をチェックしている信頼と実績の(?)
〝令和きってのドラマウォッチャー〟阿倍カステラがお送りする、テレビドラマを読んで楽しむエンターテイメントコラム
【重要】先にドラマを観ることをおすすめしてます
🟥 『青のSP ー学校内警察・嶋田隆平−』読むドラマ□シリーズの過去記事まとめたよ!
赤嶺中学3年1組 生徒たちのプチ情報もあり
「順番がわかんない」「◯話が見つからない」など。いろんな声に答えてるために、まとめページを作ったのさ。
読み逃してる記事はない?
チェックしてみてよね。
ちょくちょく更新してる赤嶺中学3年1組の生徒情報もあるよ!
✳️尾崎香澄 役
✳️涌井美月 役
米倉れいあ(ヨネクラ レイア) | ホリプロオフィシャルサイト
前日の『オー! マイ・ボス! 恋は別冊で』の記事で、急に思いついた3部構成という手段。
「あっ! その手があったか」ってね。
そのおかげというか何というか。史上初のワンシーンで1記事を書くという荒技を繰り出した。これは新たなるカステラ忍法となる可能性も秘めてる。
それができたのも、「TVer」のおかげっていうのもあるね。
今回は最終話というのもあって、普段なら放送後1週間しかない配信期間が、いつもより長くてさ。
この最終話も、3月30日(火) まで視聴できるからね。ありがたやありがたやー!
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『青のSP ー学校内警察・嶋田隆平ー』
□これまでの視聴率
第1話 8.9% (12.7%)
第2話 8.3% (11.8%)
第3話 8.0% (12.4%)
第4話 8.5% (11.5%)
第5話 7.9% (12.8%)
第6話 8.5% (11.4%)
第7話 8.7% (12.2%)
第8話 8.7% (10.8%)
第9話 8.6% (12.4%)
(カッコ)内は関西
最終話は 9.6% でした。
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「したむきちゃん」阿倍カステラ©️
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