「読むドラマ□」B面 はじめるよ ♫
2020年1月-3月放送
BSテレ東「真夜中ドラマ」枠
〈記事は第2話より いろいろと引用してます〉
□今回は
この「Flash / フラッシュ」 については、記事の最後の方で紹介してるよ
(あのね、ネタバレ注意だよ)
🔶光彦 30年ぶりの実家へ帰る
□まずは前回のあらすじ
以下は、天野光彦(柳憂怜 / 現代)の語りによる前回の振り返り
「離婚? リストラ? なんで俺が…って」
「風俗行ったら頭打っちゃって、高校時代にタイムスリップ。しかも46歳の魂だけ」
「ヤンキーにカツアゲされてんのを助けてくれたのは、片想いしていた小沢さつき」
「二度目の人生では、一緒に走って逃げている」
その片想いの相手、小沢さつき(黒崎レイナ)が「逃げよう」と手を差し出してくる。
光彦はその手をつかみ、二人で商店街を走って逃げましたというのが前回(第1話)までの話。
不良達から逃げてきた二人
第2話「Oneway Generation」
不良達に立ち向かっていったことをさつきに「勇気あるね」と言われる。
光彦「ちょっとワクワクしたっていうか…」
(心の声)「だって人生やり直せるんだもんなあ」
別に強い相手にワクワクしたわけじゃないんだよね。悟空じゃあるまいし。
さつき「でも 力もないのに、あんなことするのはバカだよ」
光彦「すいません」
ぐうの音も出ず謝るしかない。しかも小沢さつきに迷惑をかけてるからね。
鼻血が出てるからとさつきが、ポケットティッシュを光彦に渡す。
思わず「恐縮です」と口にした光彦に、「恐縮⁇」と訝しげな表情をする小沢さつきがキュート!
別れ際には
さつき「しばらく行き帰りはアイツらに気をつけた方がいいよ」
光彦 30年前の母と会う
「27で結婚するまで住んで、3年前に土地も売ってしまった。今は跡形もない実家」
さつきと別れてからようやく帰り着いた懐かしい実家。光彦は恐る恐る家のドアを開ける。
息子が帰るや否や、不良に殴られた顔を見て驚く母 侑子(杉山薫)。
光彦の方は「母さんが、若い」と、30年前の母に驚いてる。
こんなのって現実的に考えるのは困難だけどさ。想いがリンクしたのかな? このシーンでどういうわけか胸が熱くなった。
光彦(心の声)「母さん。今は認知症が進んで、俺のこともわからないくらいなのに…」
46歳の光彦にとっては、懐かしさだけじゃなく複雑な思いがあるんだろうね。
「お医者さん、行かなくていいの?」と言う母に、「平気、平気」と答える。母の前で泣きそうになったのをごまかしてるようだった。
自分の部屋に入ってからは一転して単純になる光彦。
「あの頃のままだぁ〜。あたりまえか」
「あぁ〜 貯金はたいて買ったラジカセだぁ」
机の上のラジカセに特別な思いをもって触れる。
そんで、さっそく小沢さつきにもらったテープをかける。
そこから流れてくるのは、中村あゆみ『翼の折れたエンジェル』♬
夕食時には、30歳若い姉と弟に対面する。
「俺とは違い、そこそこグレてた短大生の姉ちゃん」
「俺とは違い、中一でサッカー部のレギュラーの考次」
光彦は当時から姉と弟に見下されていて、現在でも苦手意識をもったままでいる。
🔶1986年の鈴木絢音さん
□運命にひかれ合う二人?
翌日の朝
通学途中。男子生徒が光彦にぶつかってきて、その反動で司幸子(鈴木絢音 / 乃木坂46)とぶつかってしまう。
こちとら、知り合いにタイムスリップしたことのある人はいないけど。フジテレビ『知ってるワイフ』(主演 大倉忠義 2021年1月-3月放送)なら見たばかりだからね。
一度人生で出会った相手とは、違う人生を歩もうとしても強くひかれ合うんでしょ。知ってるよ。
まさしくそんなタイミングで光彦と幸子は出会ってる。
前回と同じく驚いて「幸子⁉︎」と呼ぶ光彦。
幸子「ねぇ、ちょっと気持ち悪いんだけど…」
それが彼女の口癖なのか。現代の幸子(いしのようこ)にも、同じように言われてたことを光彦は思い出す。
「なんで呼び捨てにするの? 友達でもないのに」
司幸子を演じる鈴木絢音さんが1986年の人に見えるんだよね。聖子ちゃんカットって言うの? その髪型も似合ってるし。
一緒にいる友達もそうだけど、しゃべり方も1986年(その時代)を意識してるんだよね。
戻れない片道のチケットだったはずの人生
🔶ワンウェイジェネレーション
学校では
同じクラスの 馬場真(伊島空)が光彦を待ち構えていた。
馬場は昨日、光彦が不良らにからまれていたのを目撃していたのだ。
馬場「オメェが引きずられてった先 行ったら、ラブ高のやつら うずくまってたんだよ」
ラブ高ってのは、不良らの通う私立愛田高校の通称。
「あれ、オメェがやったのか?」
さつきが不良らを倒したのは見ていないよう。本当の事を言ったらさつきに迷惑がかかるかもしれないという理由で、自分がやった事にする光彦。
「マジかよ、スゲーじゃん」と興奮する馬場。
光彦は内緒にするよう頼むが瞬く間に学校中の噂になる。もちろんさつきの耳にもとどく。
光彦(心の声)
「小沢、絶対誤解してる。俺、かばったんだよ。かばったつもりが、嘘つくことになっちゃって…。せっかく人生やり直せるチャンスなのに」
「ちゃんと謝らないと。ちゃんと伝えないと」
こういうカットの光彦は、46歳の姿(柳憂怜さん)になってるケースが多い。学生の光彦は今井悠貴さん。
光彦(心の声)「そうじゃないと…」
と、ここで回想シーンになる。
それは現代の妻 幸子に小言を言われてる光彦の記憶。
幸子に、靴下を洗濯機に入れるなカゴに入れろとか、缶ビールはグラスを使わず飲めとか、そういう事を言われてる。
だけど光彦って、そんな妻に反発する感じはなく「自分が悪い」って申し訳なく思ってるんだよね。
でもその気持ちが妻には伝わってない。
それは光彦が伝えることができてなかったから。
今話のテーマはここだよね。
タイトルの「Oneway Generation」は、本田美奈子さんの歌
言葉がぴったりと当てはまるってことではないんだけど。
今話はこの歌に沿ったようなストーリーになってる。
〝戻れない片道のチケット〟だったはずの人生(青春時代を含む)を、今こうしてやり直せるチャンスを手にしたんだから。
“止まらないで自分の道を
少し間違ってもいいから
わき目もふらずに ”
この曲が流れるラストシーン
光彦はさつきを校舎の屋上に呼び出す。
本当に来るのかと不安になってる光彦をよそに、
小沢さつきが屋上に現れる。
…つづく。
【第2話】のお話はここまで
お時間よろしかったら、最後までお付き合いください
🔶「タイムスリップもの」ドラマって案外人気
□近年の「タイムスリップもの」ドラマ
【説明】
この部分は前回(第1話) の記事に掲載している文面を編集したものなので、すでに読まれた方はスルスルーっとスクロールして飛ばしてね。
今回 初めて読んでくれてる方は、下記に「引用文」の欄があるので、そこから引用元にとんで原文を読んでもらいたい。そうしてもらえたらこの部分を書いた努力が報われるってもんだ。そう、報われたいやーい!
普段なら気安くコピペしてたんだけどね。
つい最近、それが「重複によるペナルティー」にあたるかもしれないって事を知ったんだよ。SEO的なんちゃら?
詳しくはまだ勉強中なんだけど、とりあえず覚えたての「引用貼り付け」を初めてやってみたりして。いろいろと対策をとっているカステラであった。(大したことはやってない!)
では、以下一覧。
① フジテレビ『知ってるワイフ』
(主演 大倉忠義)
② 読売テレビ『江戸モアゼル〜令和で恋、いたしんす。〜』
(主演 岡田結実)
TBSテレビ『テセウスの船』
(主演 竹内涼真 2020年1月-3月放送)
テレビ朝日『真夏の少年〜19452020』
(主演 美 少年 2020年7月-9月放送)
(主演 今井悠貴 2020年1月-3月放送)
今思うと、『ハイポジ』は、超話題作となった『テセウスの船』と同クールで〝タイムスリップものかぶり〟やってたんじゃん。
2021年1月-3月期での『知ってるワイフ』『江戸モアゼル〜令和で恋、いたしんす。〜』と同じような構図だったんだ。
そう、すなわちこれが
🟧 [タイムスリップもの ランデブー]
□カステラ ドラマ用語
「タイムスリップ」ドラマが同クールで一緒に放送されることの意
今回 2周目の視聴をしてみて、「オープニングシーンでよく途中離脱しなかったよな」って思った。 でもやっぱり。途中で視聴をやめなかったのは、魂だけタイムスリップして若い頃の自分に戻るという設定と、そのことによって当時好きだった女の子に再会するというドラマチックな展開だよね。一気に心が鷲掴みにされたもの。
『ハイポジ 1986年、二度目の青春。』第1話 🟧 黒崎レイナさんと「翼の折れたエンジェル」 | 読むドラマ□Flash[B] case137 - カステラ書房の毎日
主人公が当時、片想いしていたという相手が小沢さつき(黒崎レイナ)
主人公の甘酸っぱい恋心に 共感せざるを得ない そのキャスティングの妙
読むドラマ□シリーズには、黒崎レイナさん関連の記事がわりかしあるよ。
✳️ 黒崎レイナさんに関する過去記事はこちら
『ハイポジ 1986年、二度目の青春。』
第2話「ONEWAY GENERATION」
— 「ハイポジ 1986年、二度目の青春。」【テレビ大阪/BSテレ東/BSテレ東4K】 (@high_posi1986) 2021年3月19日
光彦はさつきと別れた後、高校生の時に住んでいた実家に向かう。母や姉、弟と再会し、当時のことを思い出し、懐かしんでいた光彦だったが…
あらすじ&挿入歌➡️https://t.co/cIafi5S0E5#ハイポジ #TVer 再配信
配信期間 3/20(土)~4/2(金)https://t.co/GFqfRsZSTv pic.twitter.com/KJdHYiwGeC
「読むドラマ□Flash」とは?
下記で説明してる「Rebo」の〝増刊号〟的な扱いのやつ。
じゃあ「読むドラマ□Rebo」とは?
週に30本近く、月に100本以上をチェックしている信頼と実績の(?)
〝令和きってのドラマウォッチャー〟阿倍カステラがお送りする、テレビドラマを読んで楽しむエンターテイメントコラム
【重要】先にドラマを観ることをおすすめしてます
🟧【編集後記】
やっぱりというか、なんというか。
もっとサラッとやろうとしてたのにやっぱりダメだった。
作品に対して思い入れはもちろんある。
それに加えて第1話を題材にした前回(case137)の記事がわりかし人気で。
ほんと、ありがたやーだよ。
ご覧の記事は
『カステラ書房の毎日』がお送りしましたー♬
「したむきちゃん」阿倍カステラ©️
🟧 したっけね
🟥 以下は、2020年 過去記事の一部です
【スルー希望】
☆阿倍カステラのドラマ視聴日記 11月3日(火・文化の日)編
①ABCテレビ『僕らは恋がヘタすぎる』(主演 川島海荷)第2話
★川島海荷さんのかわいさがあふれてるドラマ。ストーリーは割と単純そう。でも気に入ってる。
★『ヴィレヴァン!2』第1話の配信が始まってるので急ピッチで前シリーズを観てる最中。
③フジテレビ『時をかけるバンド』(主演 白石聖)第3話
★今話、けっこう面白かった。長井短さんがアイドルやるって話でさ。え? なんでそうなった? って不思議な回。
相変わらず、未来から来たという強めの設定がさらっと流されてるストーリーに、「マジか」と思う。
★しっかりしたストーリーを見せてくれるんで、安心して楽しめる。芸達者な出演者が多いイメージ。
★残すは最終話のみ。
★Mr.Childrenが流れ出すラスト。これ! っていうもんがあるわけじゃないけど涙があふれてきた。いいドラマだよ。
キャストそれぞれの会話劇が本格的になってきた。小池栄子さんなんて、さすがの面白さ。これはドンドン面白くなってくタイプのドラマだね。
以上、6番組でした。
日・月ってドラマの本数が多いみたい。観なくちゃいけないドラマが一気に増える。
今日なんて深夜4時(朝かな?)まで観てたからね。おかげで今、すでに眠い。
でもこれからTBSテレビ『この恋あたためますか』第3話 を観なくっちゃ。