親子の絆と人生の再生を描く
アパッシオナート(情熱的)なヒューマンドラマ
〈 読むドラマ□case551〉
第3楽章 田園コンサートの奇跡
〈記事では1月28日放送の第3話より いろいろと引用 / 画像は著作権に配慮し引用の範囲内で使用しています〉
冒頭画像:
https://youtu.be/nO2M1FHhZOs?si=YoTrRFBv4Co4uc6Z
第3話視聴率は 10.9%◇これまでの視聴率&見逃し配信情報は巻末で
『さよならマエストロ〜父と私のアパッシオナート〜』第3話【ネタバレ注意】 chapter-1
ついに出た! この冬いちばん‼︎ by 阿倍カステラ
そもそもチェロ・羽野蓮(佐藤緋美)が招いた〝不協和音〟からだった。
幼い頃からクラシックの才能に恵まれたチェリスト・蓮は、トランペット・森大輝(宮沢氷魚)の演奏の不味さを指摘した。
その指摘があまりに辛辣だったため、晴見フィルハーモニーの楽団員みんなが凍りつき、それきっかけに楽しく演奏ができなくなり段々と空気が悪くなっていったのね。
そんな蓮に、猛者と切磋琢磨したいならプロオケに行けばと声をかけたのがフルート・倉科瑠李(新木優子)。
彼になぜ晴見フィルに来たのかを問い、返事も待たずに瑠李は言う。
瑠李「何かが起こりそうだから。私はね。」
その言葉だけ残して去っていく瑠李もカッコいいんだけどさ。
この含みだよね。
〝調和を乱す嵐を呼ぶフルート〟倉科瑠李が、オケ内で不協和音を奏でる新参者に物申したりして。
調和を乱す者の気持ちを誰よりも知る瑠李が、その役目を果たすという新木優子さんの第3話 最大の見せ場だったね。
その瑠李や蓮が感じてる〝何かが起こりそう〟な予感は、視聴者にも届いてるはずで。
たとえまだ感じてなかったとしても、この第3楽章できっと届くと信じてる。
そんなことを言いながら僕は、序盤でのレベルの違いで揉める楽団員たちを、「こういうのってあるよね〜」って〝ドラマあるある〟として気楽に観ていたわけだけど。
後半すぎに芦田愛菜さんのパンチの効いた演技にぶん殴られるという。
油断も隙もない(?)『さよならマエストロ』に、完全にノックアウトさせられてしまったよ。
カーン、カーン、カーン!
ってことで。
僕がこの冬いちばん心が震え、この冬いちばん泣いたシーンについては次のチャプターで↓
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読んで楽しむエンターテインメントコラム
✴️あのね、目次だよ
- 第3話視聴率は 10.9%◇これまでの視聴率&見逃し配信情報は巻末で
- 『さよならマエストロ〜父と私のアパッシオナート〜』第3話【ネタバレ注意】 chapter-1
- カステラ書房の毎日 関連記事
- 芦田愛菜さん【響】が選んだ“音楽の無い人生”という苦悩 chapter-2
- 西島秀俊さん【俊平】「歌うトランペットには誰も敵いません」 chapter-3
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- X(旧Twitter)□番組公式
- 視聴率&見逃し配信
- TBSテレビ□番組公式HP
- 【編集後記】『さよならマエストロ』第3話の回を終えて…
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読みたい記事を読みたいときに by カステラ書房
芦田愛菜さん【響】が選んだ“音楽の無い人生”という苦悩 chapter-2
父と娘 言葉では分かり合えなくても…
5年前の“ある事件”をきっかけに父・夏目俊平(西島秀俊)と決別し、それ以降 音楽を嫌い、音楽の無い人生を送っていた響(芦田愛菜)。
俊平は、娘と向き合おうと一生懸命やってるようには見えるんだけどね。
そこには音楽が複雑に絡んでるから。音楽を愛する父のストレートな想いは、音楽の無い人生を送っている娘には届かないのか…。
ある夜。
俊平「パパは気になってる。響が今、ちゃんと幸せかどうか。」
娘を思うあまり そう口にした俊平を、「何それ?」と睨みつける響。(冒頭画像参照)
もうね。ここからの響はすごかった。そこまで長くはないシーンだったけど、僕は響の想いを全部受け取ったような気持ちになった。だから一緒になって泣いたんだ。
その響の想い。最後のあたりのセリフを以下に記載。
響「あなたの尺度で私が幸せかどうか決めつけないで。」
「そういうの すっごく気持ちが悪い。」
「私は…私はずっと、時間がかかってもずっと。見つけようとしてるんだよ ちがう生き方を!」
泣きじゃくって布団をかぶり響は父を遠ざけた。俊平は何も言えず。
そんな姿を見せられたら、響が再びバイオリンを弾くことなんて望めないなと思ったよ。
思ったけど…。
西島秀俊さん【俊平】「歌うトランペットには誰も敵いません」 chapter-3
何はなくとも響のバイオリン‼︎
晴見フィルが開催しようとしていたホームコンサートは、白石市長(淵上泰史)の妨害により会場使用不可で、道の駅「はるみ」の広場に変更。
それが逆に良い効果を生み、印象深いオーケストラシーンになったよね。ありがとう市長!
俊平は、オケで不協和音を招いた中心人物の蓮と大輝の仲直りを演出。そのコンサートの2曲目に二人きりでアンサンブルをさせる。
その音楽的解決は、夏目俊平の天才&天然な閃きによるもので。彼の人となりがよく表現されていた。
大輝にそれを提案した際に、俊平がかけた言葉がこちら。
俊平「歌うトランペットには誰も敵いません」
これ以上何もいらないってくらいに説得力があった。
その素晴らしいラストシーンでの晴見フィルハーモニーの演奏を、僕はテレビのボリュームを2つ3つ上げて思いっきり堪能した。
これで終わっても感動回だったのに。
そこからさらに、響がバイオリンを弾くという。予想外の展開が待っていた。
瑠李曰く、それは“依存症みたいなもの”で、“触れてしまったら最後”、もう後戻りはできないことのよう。
たしかに響は、それを“地獄に落ちるとわかっていても”止められなかった。
5年ぶりに響がバイオリンを手にし、自分の音を奏でたいという衝動に突き動かされた演奏に、僕の心は震えた。
ここまでの感動はなかなかないよ。ゆえに、この冬いちばんの感動回。
最後に言うことでもないけど、バイオリン? ヴァイオリン?
〈おしまい〉
YouTube 関連動画
『さよならマエストロ』第3話予告をどうぞ
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【公式】さよならマエストロ〜父と私のアパッシオナート〜2024年1月期 日曜劇場
NEXT WEEK▶︎▶︎▶︎▶︎#さよならマエストロ
— 【公式】さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~《日曜劇場》 (@maestro_tbs) 2024年1月28日
\第❹話/
マエストロ、妻と対面⚡️
大人たちの隠しごと🫧
ついに謎の男登場…🕴️#アパッシオナート pic.twitter.com/xhHNwlgTNd
視聴率&見逃し配信
🔸これまでの視聴率(⭐︎は個人視聴率)
第1話 11.4% ⭐︎7.2%
第2話 11.1% ⭐︎6.7%
第3話 10.9% ⭐︎6.8%
第4話 %
第5話 %
第6話 %
第7話 %
第8話 %
第9話 %
第10話 %
話数未定
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《注意》配信期間を過ぎるとリンク切れとなります。(リンク先で次話へ更新される場合もあり)
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TBSテレビ□番組公式HP
上記、キャスト&スタッフ情報や、本文内容の補足と説明のためにTBSテレビ(HP)より引用しました
本文で足りない情報は以下のリンクから引用(出典)元の番組サイトをご覧ください
◇ 阿倍カステラって何者?
・令和きってのドラマウォッチャー
・令和ドラマ史の管理人
・文筆家 であり、ときどき イラストレーター
・「3時のおやつだ カステラロボ!」作者
第3話放送の翌日に公開!
今回は、以前に使用していたエディタアプリ『Bear』に戻したもんで、急に文字が大きくなってしまってんのよ。
それによって本文の文字は大きく、その他コーナーの文字は小さくなってるけど。
どっちがいいのか様子を見つつ、徐々に統一していきたい。
しかも今回はこの冬いちばんの感動回だったので。その分、文字数も多め。
なんだかまとまらない内容になってるかもだけど。翌日公開のためご勘弁くださいな。
最後まで読んでくれてありがとうー!
阿倍カステラのX(旧Twitter)
🔸今回の記事の告知ポスト
『#さよならマエストロ 〜父と私のアパッシオナート〜』第3話
— 阿倍カステラ@令和きってのドラマウォッチャー (@abecastella) 2024年1月29日
蓮(#佐藤緋美)の不協和音
瑠李(#新木優子) の含みある助言
大輝(#宮沢氷魚)歌うトランペットに
響(#芦田愛菜)地獄に落ちるバイオリン!
もち #西島秀俊 さんも
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(以下は、過去ポストのアーカイブ)
『#さよならマエストロ 〜父と私のアパッシオナート〜』第2話#芦田愛菜 さん【響】「うまいんかい」に ほろりの感動回
— 阿倍カステラ@令和きってのドラマウォッチャー (@abecastella) 2024年1月22日
リバオケに似てる問題に終止符!
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『#さよならマエストロ 〜父と私のアパッシオナート〜』第1話#芦田愛菜 さん【響】厄介な過去 の回
— 阿倍カステラ@令和きってのドラマウォッチャー (@abecastella) 2024年1月17日
例の #リバーサルオーケストラ との類似点をドラマウォッチャーが検証!(大げさ?)#西島秀俊 さんの天才役にも言及#久間田琳加 #當真あみ#カステラ書房 はこちら🔻https://t.co/5zmgvTL8Ee