☆ここに掲載した意味はとくにありません☆
このドラマを観てないで、石原さとみを語ったりしてごめんなさい。
そう思った。
岩井俊二作品のファンなのに、ほとんどの映画やドラマは観てきたのに、この『高嶺の花』はノーチェックだった。
現在遅ればせながら第3話までを観て、主軸となる悲劇の物語が全貌を現した。その悲劇を知り鏡の前でその恐怖に怯える彼女の演技にその主人公が抱える恐怖を共感することができた。それが彼女の女優としての役割だけど、それすらが悲劇であるように伝わってくるリアリティーある演技に思わず、彼女のことが心配になって肩に手ぐらいはおいてやりたい気分にもなったよ。できることなら抱きしめてあげたいけど、そうなってくるとまた話が違ってくるんで。
第3話のラスト、石原さとみの妖艶さに今後の物語の展開に引きずりこまれる。フレンチキス直前のセリフ。
「ねえ知ってる? くまさんのぬいぐるみがなんであんなによごれてるか? 」
「私たち女子の、よだれって」
流れる『ラブ・ミー・テンダー』にはあまりピンとこない(好きな音楽ではないため)のだけど、岩井俊二作品らしさがあふれていて期待感が高まるラストシーンに「さすがだなあ」って、思わずこうして書き記さずにはいられなくなったよ。
第4話、サイクルショップ風間のガラス戸の外で風間に視線を合わせ「早退してきた」と月島もも。
「一度めのキスはまぐれだ」と言っていた風間にキスをして、「二度めのキスは、なんだろうね? 」と去る月島もも。
少しずつこのドラマにハマっていくのを実感してる。なんか思い出すんだよな、『薔薇のない花屋』を。あのドラマ、大好きだった。
それから。
相変わらず宮崎あおいウォッチングしてるけど、今日はカゴメ「野菜生活100」のCM &メイキング映像を観た。
社員がライオンやヤギやウサギなど動物ばかりの株式会社ベジタブル商事に、何故採用されたのかは不明だが宮崎あおいが勤めてる。いろんな動物らと仕事をしてると、その動物ならではのトラブルに見舞われてしまいパニックでストレスが最高潮に達する。そんなときリラックスするために「野菜生活100」を飲むという内容のCM。
言わなくてもわかるように、動物にまじってる宮崎あおいがまたかわいい。
「カゴメ」って社名を言うその声もかわいい。メイキング映像では監督らしき人から「もうぼくは今の「カゴメ」以上の「カゴメ」はないと思ってます」とOKの言葉をもらってた。
(映画)評論家か誰かが「宮崎あおいさんの笑顔は伝染する笑顔だ」と言ってたんだけど、僕もそう思うんだ。彼女が笑ってるとこっちまで笑ってしまう。迂闊にも声をもらしてしまうことだってあるんだ。
あー、寒い寒い。
久しぶりにそんなふうに部屋で震えながら原稿を仕上げてる。
ちょっと出かけてて20時すぎに帰ってきたのだけど、外はやっぱり寒くって部屋に入って一枚余分に着込んだのにまだ寒いってどうよ。
そんなわけで、
ある日、
僕は人間をやめて
「カステラ」として
生きることにした
阿倍カステラは復調の兆しもないままなんだけど。早く元気なカステラとしてばりばり活動したいという気持ちはある。その気持ちは嘘じゃない。
だからせめて。
寒さよ、あっちいけ。
痛いの痛いの飛んでいけみたいに、飛んでいけ。