カステラ書房の毎日

〝令和きってのドラマウォッチャー〟阿倍カステラが所属する『カステラ書房』

miwaとYUIのお話をちょこっとしてる


f:id:gklucky:20200325235526p:plain

☆どアップシリーズ、カステラロボ。もちろん寝てる☆





こんな子が日本の音楽シーンでやっていけるわけなかったんだ。

YUIが「YUI」としての音楽活動をやめることを知ったとき、たしかそんなことを思った。



ミュージックステーション』に初出演した時、いつものストリートスタイルで座り込んでギターを弾き歌う姿は衝撃的だった。その後YUIは一躍大人気シンガーとなり、数々のヒット曲を生み出し続けた。



8年程前の音楽番組でmiwaとYUIが対談し、なんなら一緒にギターを弾き歌うという、なんとも夢のようなことをやっている映像を観た。

2012年、YUIは「YUI」としての音楽活動をやめた。

2020年現在、YUIは「 FLOWER FLOWER 」のボーカル&ギターとして活動している。


もしもあのままYUIが「YUI」のまま音楽活動を続けていたら……。そんなことを考えるとその姿がmiwaとダブる。



miwaのデビュー曲は「don't cry anymore」だ。榮倉奈々主演のドラマ『泣かないと決めた日』の主題歌で、社内いじめやパワハラなどに負けずに立ち向かって生きていく主人公のドラマにぴったりで、力強さがあり勇気を与えてくれる曲だ。その後もmiwaは次々とヒット曲を連発する。そのどれもが常にタイアップがついている。彼女が職業的な才能がずば抜けているシンガーソングライターだということを証明している。とにかくドラマ主題歌やCM曲などが多いんだ。


miwaはその可愛らしい容姿に似合わず案外力強い、メッセージ性のある楽曲を作る。石原さとみ主演のドラマ『リッチマン・プアウーマン』(2012年)の主題歌『ヒカリへ』などがそうだし、最近だと黒木華主演のドラマ『凪のお暇』(2019年)の主題歌『リブート』なんかもそう。


YUIは内面的につよさをもってるイメージがあるけど、miwaにはそれはあまり感じない。150㎝未満の身長や童顔なども少なからず影響しているんだろうか。でもそこが彼女の魅力で、「つよい」というより「つよくなりたい」と歌ってる姿が共感を得られるんだと思うんだ。



音楽シーンで活躍し続けることと、音楽を続けていくことはYUIにとっては別のものだったのだと僕は思ってる。YUIが「CHE.R.RY」をリリースして大ヒットした時、「なかなかやるじゃんか」って思ったし、そうやってできればずっと音楽シーンで活躍し続けるYUIをみていたかった、とファンとしては残念に思う。やりたいことを追求して新たなる道を進んでいる彼女の姿も「YUI」らしいと納得もできるけどその行く先は複雑で、僕自身がYUIのファンの延長線上に「 FLOWER FLOWER 」があるかといったらそれは別の話になる。僕が今、「 FLOWER FLOWER 」の曲で思い出せるものは一つもない。



2008年くらいのものかな。YUIが全国各地の商店街で弾き語りをやってる映像をいくつか観た。感動ものだね。僕なんかその現場に居合わせたら、涙止まらなくてみっともない姿晒してしまうんだろうって思うけどさ。感動しいなんで。



miwaの方は結婚・出産などがあって今後の音楽活動がどうなっていくのか現段階では未定だ。一時その姿を見られないとなるとさみしくもあるけれど。



結論から言うと。

藤原さくらさんがいるから、まあいいかって。そんなオチ、あんまりか。