☆ドラマ『中学聖日記 特別編』第9話より
あの日、職員室で聖を抱きしめ「大丈夫」と言ったのは、本当に聖のことを思っての「大丈夫」だったんだ。
第8話ラスト、黒岩への思いを心の奥に閉じ込めいつまでも煮えきらないままでいた聖に、そんな聖の心の中に問いかけるように「会いたい人がいるんでしょ? 」と野上先生。
聖の気持ちに気づいてる。
野上先生は「行ってください」と言って、あの日と同じように「大丈夫」と、聖を思ってその言葉を口にした。
聖は野上先生に深々と頭を下げてから、自転車に乗り走り出す。
大切な人に言ってもらった「大丈夫」は
僕にとって一生 失うことのない宝物
誰にだってそんな一言って、あるでしょ?
6月12日の回で、題材にした『中学聖日記 特別編』第7話。
書いてる途中の記事を保存ミスで半分くらい消滅してしまい、とりあえずその日の更新時間(毎日・深夜1:00 公開)に間に合わせるために、辛うじて残ってた部分を修復して公開に漕ぎ着けた。その日公開した分を急遽、第7話の前編とし後編は後日にするとその場を取り繕った。
最近では一日に二つの記事を公開したりして、執筆量も増やしてるんだけどスケジュールは詰まってきてる。ドラマ『中学聖日記 特別編』を見逃し配信で観てる「TVer (ディーバー)」の配信期間にも追いつかなくなってしまった。
記事の題材にするしないに関係なくドラマは欠かさず観てる。
なので、第8話のラストなんか観てると書きたくてしょうがなくなる。で、実際にこの記事の冒頭となった。野上先生を演じるのは渡辺大さん。あの渡辺謙の息子。つまりは杏さんのお兄さん。『中学聖日記 』における野上先生の役って、ほんのチョイ役程度(失礼! )に思ってたけど、この第8話のラストでグッと来た。心の奥に閉じ込めてきた聖の黒岩への思いを、解き放つきっかけとなる言葉をかけてくれた大切な人。
僕にとっても、記事にするのが追いつかなくなってなんならもうやめてたかもしれなかった事に、再び取りかかるきっかけをくれた人。聖の事も併せて彼には礼を言いたい(どの立場で? )。
それに、誰かに読んでもらうために書いてるもんでもない。自分が書きたいものを書いて、それを誰かが読んでくれるなら幸いと思って励みに書いてるだけだ。
だから僕は、「TVer」の配信期間を確認して再び『中学聖日記 特別編』を第9話から書くことにした。
それも僕なりに。というか阿倍カステラなりに、これまで書いてきたドラマを題材とした記事とはまた違う、新しいカタチで表現しようと思っている。
その名も、『読むドラマ』。
記念すべき第1回は、『中学聖日記 特別編』第9話となる。
ただのあらすじ紹介なら、誰にでも出来るし誰もがやってる。そんなものにはそもそも興味がないんだ。
僕が今、書きたいものを書いていく。
最終話まで突っ走れるかわかんないけど、とりあえず目の前の第9話から書いていこう、と決めた。
ある日、すべてを失った僕に残っていたのはこの「書く」ことだけだったから。
今は訳あって小説を書けてないけど、今の自分が書けるものを書こう。そんな大したもんじゃないけど、どんなにくだらなくても全力でやることに意味があるんだろ?
このブログ『カステラ書房の毎日』を始めた2020年1月17日から数えて150日目の今日まで。150日間、毎日更新を続けてきたんだ。
ブログをやってる人なんて珍しくもない。毎日更新してる人だっておんなじだろうけど。
だけど僕は「自分で自分をほめてやりたい」とオリンピックでメダル獲得後にそう言った有森裕子さんのように、今日は自分をほめてやりたい気分だ。
「もしも僕に、未来を語るチャンスがまだ残ってるなら‥」
僕はこの先もずっと、これを書いていけるから。