カステラ書房の毎日

〝令和きってのドラマウォッチャー〟阿倍カステラが所属する『カステラ書房』

〝エレン〟コンビ 池田エライザ & 中村ゆりか 出演 『ぼくは麻理のなか』第1話

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☆ドラマ『ぼくは麻理のなか』第1話より

 フジテレビにて6月2日(火)より再放送がスタート 毎週火曜 25:25〜25:55


僕はこのドラマの存在を全く知らなかった。奇しくも、このドラマを知ったのは〝コロナ〟のおかげかな。新型コロナウイルス感染拡大の影響で各テレビ局ではドラマ放送の中止・延期などが相次いでいるなか、逆にドラマの再放送がもてはやされてる。

2016年に放送され話題となったドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』も、「ムズキュン! 特別編」として5月16日から毎週火曜に再放送されてる。出演者らがリモートで〝恋ダンス〟を披露するなど、ブーム再来を煽るような話題づくりで盛り上がってる。

僕はどちらかというと「あまのじゃく」なんで。あまり盛り上がってると引いちゃうタイプ。でももちろん、当時の『逃げ恥』は観たし、時間に余裕があれば再放送も観たいところではある。

そんな訳で『ぼくは麻里のなか』なのだ。僕は最近、YouTubeでたまたま池田エライザが歌う『異邦人』(久保田早紀 1979年)の映像を観てドキッとした。彼女くらいの美貌の持ち主だと男らは大抵ドキッとするもんだろうけど、それ以上に歌う姿にドキッとしたのだ。それからずっと、池田エライザが歌ってる動画を見あさってる。

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 MBS 番組HPより ドラマ『左ききのエレン』2019年10月-12月 放送


それに彼女が主演したドラマ『左ききのエレン』(2019年)を特に気に入っていたせいもある。当時多くを知らなかった池田エライザの事を僕は〝エレン〟として心に強烈に記憶していた。

ドラマ『ぼくは麻理のなか』を見つけたのもたまたまだった。探してて見つけたわけじゃない。池田エライザ主演なんだし見つけてしまったからには「観るしかないでしょ」となったわけだ。

ドラマ『ぼくは麻理のなか』は2017年3月にFODで配信された連続ドラマだった。同年に一部地上波、BSフジでも放送された。そして今回、フジテレビにて6月2日(火)より再放送がスタートした。


【ここからはネタバレあり】

第1話の見逃し配信は「TVer」で、6月10日まで無料配信中。

第1話を見る限り、まだ全然序章。

引きこもりと化してる大学生・小森功吉沢亮)が、高校生・吉崎麻理(池田エライザ)の体になってる事に気づくシーンから始まる。

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「まさかの入れ替わりモノ? 」と一瞬引いた。「未だにこんな物語やってんのー」と思った。それにどことなく漂うB級ドラマ感。池田エライザが主演じゃなかったら果たして観てただろうか。まあ、吉沢亮さんが出演していることによる安心感は少なからずあった。昨年のNHK朝ドラ『なつぞら』での山田天陽役以降、彼の信頼度は爆上がりしてる。聞くところによると、来年のNHK大河で〝 新一万円札の顔〟渋沢栄一役をやるんだってね。そんな吉沢亮が出ているドラマがただのくだらないB級ドラマであるはずがない、という安心感があるのだ。


仮にこのまま観てて途中で「あんまりおもしろくないな」と思ったとしても、最終話まで観ようと決めた瞬間があった。それは、麻理のクラスメイト・柿口依 役が中村ゆりかだったからだ。

僕の中で二人は『左ききのエレン』コンビだ。それだけで観続ける理由は充分だった。中村ゆりかさんはドラマ『女子高生の無駄づかい』(2020年)でのロボ役以降気になっていて、今季ドラマ『ギルティ 〜この恋は罪ですか?〜 』(現在放送休止中)も注目して観てた。あとね、『賭ケグルイ』の五十嵐清華役も良かった。


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☆入れ替わってしまったのか?


僕はこれまで生きてきて入れ替わりを経験したことはない。朝起きたら女性の体になってて、「え〜っ、入れ替わってる〜! 」となったことがない。でも現実にそんなことになってしまったら、とにかく小一時間くらいは慌てふためいてから自分の体となってしまった女性の居所を探すのだろう。それが自分の本当の体なんだから。


このドラマでは、女性の体に入れ替わってしまった小森功は、その体の持ち主・麻理のベッドで起きるところから始まる。学校でクラスメイトの柿口依に入れ替わってることがバレて、「じゃあ、麻理はどこにいるのよ」って話になって、放課後二人で小森功のアパートに向かう。そこに現れた小森功に声をかける麻理(中身は小森功)。しかしそこに居た小森功の中身は麻理ではなかったのだ。


「え〜〜〜っ! 」ってなるよね。衝撃の展開。ただの入れ替わり物(そんなジャンルあるか? )呼ばわりしてごめんなさいって気持ちになった。

原作は漫画で、それも青年漫画誌『漫画アクション』に2012年〜2016年まで連載された作品だった。だからか? 何かエッチな感じもしてて、それがB級ドラマ感を醸し出してたのかもしれない。とにかく先入観なしで初見で楽しみたかったので、事前にあらすじの類いは見ずにドラマを視聴した。結果正解だったなあ。衝撃の展開を味わえたもんな。


麻理の中身はどこへ行ってしまったのか?第2話へつづく って感じかな。



◇ABEMA TV 『Abema prime』6月5日(金)

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☆毎週金曜日は手描き天気図がない

 僕はあの天気図をいつも楽しみにしてる

 そんな人、いるだろうか?



『Abema prime』も終わって深夜0時すぎ、記事の最終確認と編集をしながらこの追記分を書いてる。

この後は寝るまでにドラマ『文学処女』第2話と、『中学聖日記』第5話を観る予定。

実はこの他にも新しいジャンルの連載エッセイを始める予定があって、現在ちょこちょことその分の原稿も書き始めてる。まあ、何かしらモノになれば幸いなんだけどね。


中学聖日記』第5話の記事は書くことを決めてるし、『文学処女』も書こうかなと思ってるので。機会があれば是非。