カステラ書房の毎日

webで小説やエッセイを書く〝阿倍カステラ〟の勤務先。それが『カステラ書房』。今日もひっそりとオープン‼︎

『阿倍カステラの「テレビ買ってよ」』ep3 コロナ禍によるレガシー / 喪黒福造に騙される人

 

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『太田伯山 〜悩みに答えない毒舌相談室〜 』毎週水曜 0:50〜 テレビ朝日 より

 

 

 

『カステラ書房の毎日』という仮想 TV局

 

この『阿倍カステラの「テレビ買ってよ」』は、ブログ『カステラ書房の毎日内における一つのコンテンツとして、新しくYouTubeチャンネルを開設したような気分でやってる。或いは、『カステラ書房の毎日がTV局だとしたら、この『阿倍カステラの「テレビ買ってよ」』はテレビ番組。それも局の威信をかけて看板番組に育てようと始めた期待の大型番組だ。

 

記念すべき第1回で、その日放送されたばかりのテレビ東京『あちこちオードリー 〜春日の店あいてますよ〜 』を題材にした。それも番組放送後から12時間後にその記事をアップした事で〝最速の執筆家〟を名乗るようになった。12 時間後が〝最速〟と言えるのか? と、冷静になった今なら「そうでもないだろっ! 」と上記番組での春日のツッコミ風で言えるけど。あの頃の僕は若かった。確実に現在より3日分は若かった。あの頃が懐かしい。

 

もうあの頃の若さは失くなったけど、その間に得た経験により円熟味を増した最速の執筆家(まだ言うか)がお送りする第3回のテーマは『太田伯山』。

 

 

 

 【 カステラ書房の見解】

コロナ禍の影響でテレビ番組の制作スタイルも変わり、単なる一時的なものに終わらない可能性も出てきている。そんな状況下でテレビ番組がどう変化していくのかを見守りつつ、その事についての「研究者」或いは「専門家」であるかのようなテイでおもしろ可笑しくやっていきたい。

なお、使用する画像は題材とする番組(記事冒頭の画像下に明記)より引用し、番組内での出演者のコメントを文字で再現する際は、鍵カッコ(「これ」)で表記しその都度、誰の発言なのかを書き記すものとする。筆者自身の言葉と混同されぬよう区分し、引用の許容範囲内で番組内容について触れる。筆者はこの番組が好きで毎週観ている。単なるテレビ番組の文字おこし記事ではない事は記事の内容を見てもらえばわかると思ってる。自分で言い始めといて何ですが、もういいかげん本編始めたいんですけど、いいですか?

 

 

 

それでは、許可も得たところで本編。

 

番組スタート。進行役の弘中綾香さんが「今回もゲストが来てくださってます」と言う。

「嘘っ! え〜〜っ」と大げさに驚く太田光さんの小ボケ。

「いつも来てますでしょ」と優しく諭す弘中アナに、

 

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「リモートのツッコミってめんどくさくない?」と田中裕二さん。

「(電波のせいで)ちょっと遅れてさ、突っ込もうと思ったら次始まっちゃってさ‥」と田中。同意する弘中アナ。そう言ってるそばから次のボケをやってる太田。

 

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「なんか変なことやってる、こわいよ〜」とロリかわいく振る舞ってる弘中アナ。

「太田さんリモート慣れしてるからいろんな技を覚えてる」と神田伯山。感心してるのかと思いきや、

 

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「リモートの技術見せるのやめて下さいよ」と伯山。この人は何事も良い方には取らない節がある。特に太田のする事にはいつもイヤミなツッコミをする。

 

これにてレギュラー陣による一連のアイドリングが終わり、ゲストの紹介となる。

 

 

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6月9日(水) 放送分 ゲスト・納言のお二人

 

 

なんかこの日の『太田伯山』を観てて気づいたんだけど、すごく見やすくなってんだよね。リモート収録になってから何回分かの放送を経過して、それこそ最初は田中裕二さんの音声が届かなかったりだとか、レギュラー陣のやり取りがリモートによるやりにくさからかグダグダになってた。

 

神田伯山さんが言うように太田光さんはもちろん、レギュラー陣がリモートに慣れてきたってのもあるだろう。

でも、すごく見やすくなった理由は、しっかり編集されてるって事なんだと思うんだ。

 

仕方ないでしょ的な〝撮って出し〟

何もこの番組に限ったことじゃないけど、リモート収録ってやたらそのまま流すみたいな、一発撮りみたいなのが目立つよね? 機材トラブルも電波による不具合も、出演者の不慣れも一緒くたにして、こんな状況(コロナ禍)だから仕方ないでしょ的に、〝撮って出し〟のようなもんを見せられてたんだよね、たぶん。

別にこれって、文句言ってるんじゃなくて、いろいろと考えてる過程の話で。そうそう、こちとら研究者ですから(一応、白衣を着てるテイ)。

だって、この日の『太田伯山』を観て感動したんだもん。

見やすいし聞きやすいし、太田さんなんていつも通りボケたりしてんだけど、ちゃんと見てられるし、話が入ってくる。

 

 やっぱ編集なんだよね。

この回のゲスト・納言とは初共演となる伯山が自分の事を知っていたか、と聞くと、納言・薄幸は「知ってるかって聞かれたら‥知らなかったです」と答え、

 

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「漫談でしたっけ‥‥ 漫談? 」と納言・薄幸。一同笑い。

 

徐々に話が盛り上がっていく中、一人取り残されている納言・安部に、弘中アナが「大丈夫ですか? 」と聞く。音声トラブルがないか、という確認も兼ねた気づかい。

「大丈夫です。すごく、話聞いてました今」と答える納言・安部に、

 

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「お前さあ、喪黒福造に騙される人みたいになってるけど大丈夫か? 」と、もはや何を大丈夫かと聞いてるのかわからない質問をする太田。

 

「わかんねえよ、若い世代に喪黒福造とか言っても」と突っ込む田中だが、納言・安部は太田のそれに間髪入れずに「なんで不幸なんですか? 」と返していた(この〝返し〟もわかりにくいけど)。

たぶん、田中裕二さんは現場で出演者全員の6分割画面を見ていて、太田のコマを見てたから納言・安部の返しを聞き逃した可能性が高い。

視聴者は編集されたものを見てるからしっかりとその声を聞けてる。でも確かにここなんて納言・安部の声は小さかったから、スタジオ収録なら聞き逃してたかも。リモート収録だったからしっかり拾われてるとも考えられる。

 

喪黒福造に「ドーーン!!!」される人、じゃない?

 『笑ゥせぇるすまん』は時代を超えてる
それと厳密に言うと喪黒福造は騙す人じゃないよね。悩める人の相談にのって、その人の願望をかなえるのが喪黒福造だよ。約束をやぶったりすると「ドーーン!!!」だけどさ。それはもう、ほとんど毎回。
ちなみに喪黒福造は藤子 不二雄Ⓐ による漫画『笑ゥせぇるすまんの主人公で、1989年〜1992年までアニメも放送された。なお、TOKYO MX笑ゥせぇるすまんNEWとして2017年にもアニメ放送されてるんで、世代を超えている。別に田中さんが言うほど過去のものというんでもないと思うんだけど。

 

さて、今回の相談者は、って、話の流れで喪黒福造に相談しに来た人みたいになってるけど、この番組『太田伯山』は、サブタイトルにもある通り、「悩みに答えない毒舌相談室」。悩みに答えないのに相談する意味! と言いたいが、そこにはあえて深掘りせず続ける。

 

相談者は納言の薄幸の方で。「やさぐれ女キャラ」と言われるけれどキャラじゃなく本当にやさぐれていると言う納言・薄幸。普段、楽屋挨拶をしただけで、「本当はいい子じゃん」などと言われるのが嫌なのだと言う。

 

 太田が「じゃあ楽屋挨拶とか行かなくていいんじゃないの? 」と言うと、「怒られるのはイヤなんです」と納言・薄幸。本来なら楽屋挨拶など行きたくなくて「正直めちゃくちゃ偉い人以外、挨拶なんて行かなくていいと思ってる」と言う。

めちゃくちゃ偉い人って誰か? の問いに「タモリさんですね」と納言・薄幸。

田中が「タモリさんだけですか? 」と聞くと、少し考えてから「タモリさんだけですね、一択です」と答える。

 

キャラとのギャップをイジられるのもおいしい場合もある、と田中がごく一般的な見解を言うと、「それは違う」と太田が割って入って「本当はこの娘は純粋ないい娘だから…。君はね、本当にいい娘だから、いつまでもこんな店で働いてちゃダメだよ」とボケる太田。「働いてないんですよ」と納言・薄幸。

 

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太田と初めて共演した時の印象として、「すごいモラルのかけらもないことを平気で言ってくる人だな」と思ったという納言・薄幸。

それを受けて太田は「昔、品川庄司の品川に聞いたんだけど、吉本の養成所時代に爆笑問題が事務所をやめてどんだけ干されたかっていうのを、一時間授業で散々やったんだって」と話し、一同笑い。「教材になってるんですね」と伯山。

それから話は、EXITなんかはチャラいキャラで出たけど、実は真面目だということで高感度が上がってるし、「実はいい子」と言われるのも悪くないじゃんって事に落ち着く。

伯山は「太田さんだって、太田さんのキャラに寄せていってると思いますよ」と言い、弘中さんだって普段はロリっぽい、アナウンサー(自分のキャラ的な事を言ってるのだろう)としてやってるけど、実はやさぐれてると話をまとめる。

 

話題が納言・安部の童貞話になり、伯山が「童貞ほど厳しいですよね、女性へのジャッジ」と言い、「そうですね、めちゃめちゃ上がってますね。ハードルが」と言う納言・安部に、「弘中アナでもそうでもないかんじですか? 」と聞く伯山。

それには「いや、弘中さんはキレイですね」と答える納言・安部。

「弘中ちゃんが付き合ってくださいって言ったらどうする? 」と太田。

「それは付き合っちゃいますね」と納言・安部。それに対して太田は「どう弘中ちゃんは? 」と振る。

「私の方が年上だと思うんですが、どうですか? 年上は? 」と聞く弘中アナが29歳だと知り絶句するデリカシーのない納言・安部。

太田「引いてんじゃないよ」

伯山「童貞って、すぐ年齢で引くよね」

収録現場の机を叩き崩れ落ちる弘中アナに、「びっくりしちゃっただけです」とフォローしようとして何にもフォローになってない事を言う納言・安部。

「弘中さんのこと、えらい傷つけたな」と自分が発端なのにニヤけてる伯山。

 

こんなふうに番組は終始、結構クロストークになってる。

一人が語ってるアップのカットを細かく切ってつないで、出演者の2人、3人、全員という分割画面を話の流れに合わせて細かく切り替えてる。会話に参加してる人はもちろん、参加しようとしてる人や相槌を打ってる姿までみんなの様子が逐一見て取れる。

 

「慣れてない」と「使いこなせてない」を棚上げ

確か、先週のテレビ朝日『伯山カレンの反省だ! 』で神田伯山さんが言ってたんだけど。

テレビ局って普段偉そうにしてるけど、こんな状況(コロナ禍)でやれることといったら所詮この程度、というようなニュアンスでリモート収録しか手段がない事をイジってた。

だけど、それって使う側が慣れてないのと、使いこなせてないからじゃないかって思うんだ。YouTubeの個人チャンネルなんてその昔、ひどい内容のもんばっかだったと記憶してる。現在では皆さんご承知の通りクオリティーも高くなってる。

 

コロナ禍による〝レガシー〟

 by 小池都知事

 

政府や特に東京都、小池都知事あたりは現在の新型コロナウィルス感染拡大の影響が終息しても、コロナ禍による〝レガシー〟(小池都知事風)としてリモートワークも含むテレワークを推奨していくと思う。来年、オリンピックが無事に開催されると仮定して、そのためにもテレワークは東京都にとって必要不可欠だ。コロナ禍により急速に馴染んでいってるリモート活用が、年末に流行語大賞に選ばれて、のちに忘れ去られる〝一発屋〟的なものとは違うような気がしてる。

 

 

 

 

 

【番組後記】

 
ちょっと真面目に語りすぎたと反省してる。またテレビ東京カンブリア宮殿の〝村上龍ごっこ〟(第2回 6/11分より)しようかとも思ったが、すでにその時点で長文になってたので自粛した。
 
それと、いつか行こうと楽しみにしていたラーメン屋に昨夜ようやく行けたのだが、その味が残念すぎて相当にショックを受けてしまう。そのショックが影響しいつもの更新時間を大幅にオーバーしてしまった。普段は毎日・深夜1時に更新している。遅れた事お詫びして、理由についてはジョークだと白状します。
 
あと、コロナ禍、コロナ禍と言いますが。このコロナ禍の「禍」の字が行方不明になる問題。連続して使ってると予測変換で上位に出るから問題ないけど、油断してると下の方に行ってしまい見つからない。そもそもこの「禍」なんて普段使いするメジャーな漢字じゃない。コロナ禍以外で使わないもん。この漢字「禍」も新型コロナウイルス感染拡大問題の〝レガシー〟になれるか、それは小池都知事も知らない。知ったこっちゃない。
 
まだ、やるの? 長すぎるっ! もうやめていいですか?
「やめさせてもらうわ! 」