カステラ書房の毎日

webで小説やエッセイを書く〝阿倍カステラ〟の勤務先。それが『カステラ書房』。今日もひっそりとオープン‼︎

読むドラマ□『妖怪シェアハウス』第四怪 その面白さ語りたい!case67

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オープニング ミオ

「全部 私のせい…」

セリフと関係ないけど、澪の着てるパッチワーク調の服がかわいい。

 

 

テレビ朝日『妖怪シェアハウス』

2020年8月1日(土) より放送スタート! 

毎週土曜 23:15〜  

記事は8月22日(土) 放送の第四怪より

 

【基本的に全編ネタバレ】

 

 

 

『カステラ書房の毎日』

毎日深夜1時更新!

 たま〜に(割と最近多いかな?)。深夜1時に更新できなかった時は、その日のカステラタイム / 午後3時(等)に更新します。毎日更新は絶対! 又、近々更新時間を変更しようと思ってるところ。

 

 

 

☆読むドラマとは?

やいのやいの言いながらドラマを見る感覚で、このドラマの面白さを一緒に語り合ってるように読んで楽しめるものである。

また、トークバラエティー番組っぽくやってるつもり(探り探り)でもある。

 

基本的にはドラマを先に観てください。

それと、ドラマを観るつもりもなかった方が、これを読むことによって「観てみよっかな」ってなってくれたら最高! なので、地味にそこも目指してる。





☆過去の記事、第ニ〜三怪はこちら

castella-a.hatenablog.com

castella-a.hatenablog.com

 

 


 

 

 

『妖怪シェアハウス』第四怪

 

目黒澪(小芝風花)の語りで、これまでのあらすじが紹介される。

 

「人生のどん底にいた私は、ひょんな事から奇妙な人たちに拾われて、ひょんなことから妖怪シェアハウスに住むことになったんですが。次々やってくるトラブルを、妖怪さんたちに助けられ解決していくうちに、何やらとんでもないことが私の身に起き始めているんです」

 

 

 

 

 

◇シェアハウス

 

陰陽師の末裔でもある荒波八幡神社の二十二代目神主・水岡譲(味方良介)が、妖怪たちに神社の経営が苦しいので、シェアハウスを潰して駐車場にしたいと話す。もちろん大反対する妖怪たち。

 

酒井涼 / 酒呑童子(毎熊克哉)

陰陽師としての才能もなけりゃ、経営者としての手腕もゼロか?」

水岡「ゼロ?」(ショックを受ける)

 

沼田飛世 / ぬらりひょん大倉孝二

「ふんっ。立派なじいさんと親父から、なしてこんなドラ息子がひねり出されたのか不思議でならん!」

 

四谷伊和 / お岩さん(松本まりか

「ときには鷹が鳶を産むこともあるでしょう?」

 

和良部詩子 / 座敷童子池谷のぶえ

「お父様が修行から帰ってきて駐車場になってたらさぞかしショックだろうね」(だいぶ酔っ払っている様子)

 

水岡「こんなことになったのも、すべてはこの女のせいです」

「へ? 私?」

いきなり水岡に指をさされ驚く。

 

水岡「この女が災いをもたらした」

 

伊和「何を薮から棒に!」

詩子「澪君のせいだって根拠はあんの、根拠は?」

 

水岡「先祖代々に伝わってきた神鏡にヒビが」

 

その神鏡には布がかぶせてある。水岡がその布をめくると妖怪たちが一斉に驚き声を上げる。

 

水岡「妖怪界と人間界の均衡が崩れた証。現在人間界で起きている様々な災厄は、すべてこの女がここに来たせいかもしれません」

「そ、そ、そんなに?」

 

 

ひどい言われよう。しかも水岡が言う〝災厄〟には、劇中ではその名こそ出ないけど新型コロナウイルス感染拡大の件が大いに含まれてる。

 

「私決めました! 皆さんにこれ以上迷惑をかけないよう、近いうちにここを出ます」

 

責任を感じた澪は、妖怪たちにそう宣言する。

 

 

 

 

 

 

◇シェアハウス 澪の部屋

 

「と威勢よく言ったものの、あの安月給じゃ引越し資金なんて貯まりそうにないし」

 

スマホを見ていた澪が、「SNSをバズらせる方法」というメディアプラットフォーム・note のまとめ記事に目が止まり、こんじゃくプロダクション社長・原島響人(大東俊介)の「何かいいネタないのか? バズってるネタがあったら書籍化するぞ。金一封出す」という言葉を思い出す。

 

「金一封…‼︎」

 

 

さっそく金一封を目指そうと、その「#SNSをバズらせる方法」というまとめ記事をスクロールしていく。

 

「体験漫画でバズる」「自己啓発でバズる法則」「自分にしかない体験談」等の事例を見ていくが、澪にはどれもピンとこない。

 

 

すると、妖怪たちがケンカしてる声が聞こえてきて澪は様子を見に行く。

 

このケンカがはちゃめちゃ。

障子の外から見てるんで影しか見えないんだけど、酒呑童子ぬらりひょんがケンカしてる。

沼田の仕込み途中のカレーを、酒井が食べてしまったというのが原因らしい。ぬらりひょん(沼田)が酒呑童子(酒井)に頭突きをくらわし、そのお返しに酒呑童子がボディーブローを連打した挙げ句、ぬらりひょんのお腹の中から魂(?)を抜き出してしまう。「わしの、抜いたらダメなやつ」とぬらりひょん

 

そしたら今度は座敷童子が「また勝手に台所でカレー作ったの? 匂いがつくからダメだって言ったでしょ!」と怒り、金棒をぬらりひょんの後頭部から突き刺し口から出すというスプラッター映画のような惨劇が繰り広げられている。

 

障子の外からとはいえ、その光景を覗いている澪が大して怖がってないのが可笑しい。妖怪たちとひとつ屋根の下で寝食を共にすることで、もうすでに麻痺しちゃってるのだろうか。

もしくは今の澪にとっては、目の前のケンカの状況より金一封の方が大事なのか。


 

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「あった! 自分にしかない体験」

 

SNSをバズらせるために必要な、〝自分にしかない体験〟に気づいた澪は、さっそくこれまでの体験談を書き note に投稿する。

 

 

 

 

 

 

◇こんじゃくプロダクション

 

澪が出勤すると、女性社員の二人がスマホを片手に興奮気味に話してる。澪が書いたnote の記事が一夜にしてバズったのだ。

 

 

 

 

 

◇シェアハウス

 

「バズったあ⁉︎」と、妖怪たちに怖い顔で睨まれる澪。

 

「バズって書籍化すれば会社から金一封が出て、引越し資金がたまればここを出ていけると思って」

 

伊和「もし私たちのことが世間にばれたら、ここにはいられなくなるのよ〜」

沼田「わしらの事は誰にも話さないと約束したはず」

酒井「妖怪との契りを破った暁にはどうなるかわかってるだろうな」

 

 

妖怪たちに責められ、泣きながら謝罪する澪。

すると伊和が、「ま、ね。澪も良かれと思ってやったわけだし、だ〜いたい妖怪がほんとにいるなんて誰も信じないわよ」と、さっきまで怒ってたのは何だったのっていうくらい、あっけらかんと澪を許す。

 

話題は澪の投稿がなぜバズったのかに変わり、妖怪たちと話してるとそこへ、「見えます。見えます。見えます」という不気味な声がして、シェアハウス中庭の井戸からアマビエ(片桐仁)が登場する。

 

 

 

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「アマちゃ〜ん」と妖怪たちが喜び声をかける。沼田が「ちょっと痩せたんじゃないの?」と聞くと、アマビエは「今年はあれがあったじゃない。もうあっちこっち担ぎ出されて200年ぶりに大忙しだよ」と答える。

 

 

そうこれが、新型コロナの事ね。

予言と除災を行うという半人半魚の妖怪・アマビエが疫病を鎮めたという言い伝えから、厚生労働省が新型コロナの感染防止を呼びかけるキャラクターに採用したという。

 

 

アマビエの事を知らない澪に、詩子がいつものように「むかーし、むかし」とアマビエの紹介をする。

 

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これが、そのアマビエ

 

現代では原宿で占い師をやっていて、よく当たると評判らしい。

そのアマビエが澪の未来を予言する。

 

 

「しばらくは良いことが続くでしょう。でも、長くは続きません。もし悪いことが起きたら、私の顔を絵に描いて人々に見せなさい」

 

 

 

 

 

 

◇こんじゃくプロダクション

 

出勤した澪にアマビエの予言通り良いことが起きる。

 

いつもつらくあたる女性社員たちが澪を「先生」と呼びちやほやしたり、社長・原島からは「すごい反響だな」と、note のビュー数が確実に伸びていることを評価される。

 

 

その反響を示す note の記事を以下に文字起こし。

 

 

現代の蟹工船を生きる主人公。

 

妖怪の力を借りて、たくましく乗り越える姿に共感が集まる。

 

 

“ メディアプラットホーム(原文のまま)の「note」で、最近爆発的話題の作品がある。長屋の住人さんと言うアカウントが執筆している「同居人と一緒に元カレから貸した86万8211円を取り返した話」という体験談だ。ストーリーは主人公が彼氏から裏切られ、イワという女性に会い、彼女と一緒に彼氏に復讐するという話になっている。全5回で完結するこの作品のは(原文のまま)いずれも500以上のいいねがついており、累計すると2500以上のいいねが付いて(原文のまま)いる事となる。主人公がたくましく成長していく姿に、共感の声が相次いでおり、今後の明細にも注目が集まっている。”

 

 

こんなところまで読む人はいないと思ったのか、3カ所ほど誤字があった。二つめの(原文のまま)のところは、「500以上のいいね」は〝ついて〟で、「2500以上のいいね」は〝付いて〟になってるというもの。って、まてーい! そんな細かい指摘するために文字を起こししたわけじゃない!

 

 

 

原島「いろんな出版社が書籍化を狙っていると言う話を耳にした。これはうちで書籍化する。目黒いいな」

「はい」(喜ぶ)

 

 

 

 

 

◇シェアハウス

「書籍化が決まり引っ越しできることになりました」

と、妖怪たちに報告する。

 

早くも感謝と別れの言葉を口にする澪。妖怪たちは〝目黒澪 お別れパーティー〟を開催してくれる。

このパーティーが、沼田がDJとなり音楽を流したり、酒井がキレッキレに踊ったり、シャンパンで乾杯したりとやたらとチャラい。

 

 

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みんなで踊る 澪のお別れパーティー

 

 

そのパーティーの途中で、澪は酒井との2ショット写真をアマビエに撮ってもらうためにスマホを渡す。

 

酒井「あ、お前。この写真、SNSに上げるなよ」

「するわけないじゃないですか〜」

 

と、澪は言うが、写真を撮り終えたアマビエが誤ってSNSに上げてしまう。

 

 

 

 

 

 

◇こんじゃくプロダクション

 

翌朝出勤した澪は、女性社員らにSNSが炎上していることを知らされる。

 

 

現在の蟹工船と言われた作者が、実はイケメンと遊びまくるリア充だった⁉︎

 

SNSでは澪の実名や素性まで晒されていて、こんじゃくプロダクションにも苦情の電話がかかってきてる。その対応に追われる原島からは「書籍化の話はパーだ。脇が甘かったな」と言われる。

 

これまでちやほやしてくれていた女性社員たちも、たちまち態度を変え澪につらくあたる。

 

 

 

 

 

 

◇シェアハウス

 

SNSに写真を上げたのはアマビエだったが、結果的に予言通りにはなった。そこでアマビエが、自身が予言したように自分の顔を描いて人々に広めなさいと澪に言う。

 

言われたままに澪が描いた下手くそな絵をSNSに上げると、その投稿が再びバズるという展開に。

 

 

これまでクライマックスシーン前に流れていた和良部詩子の歌が、とんでもなく悪ノリな歌になって〝目黒澪 バズりパーティー〟を盛り上げる。

 

 

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わらべうた アマビエ CLUB MIX

UTACO✖️THE FRIENDS feat.Amabie

 

澪のアカウント・長屋の住人の投稿に〝いいね〟がたくさん付き、「かわいい」「癒される」等称賛のコメントが次々と届く。

 

 

令和の〝Shigeru Mizuki

 

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お岩さん「うらやましいわ〜。ニューヨークで活躍する超有名な画家が澪のこと、令和のShigeru Mizuki だって」

 

お〜〜っ。ここで出ました、水木しげる先生のお名前。

 

座敷童子「文才に続いて、絵の才能を発揮。マルチクリエイター「長屋の住人さん」目黒澪の素顔に迫る!」




 

「あんな絵、一枚で」

 

アマビエ「これでわかったかい? 人間なんてもんは古今東西まったく変わっちゃいない。右にならえで褒め讃え、左にならえでこき下ろす。だからあんたも他人の評価に振り回されちゃだめよ。所詮他人は他人。自分は自分ってこと」

 

「自分は自分?」

 

アマビエにとても大切なことを教わった澪。

 

 

 

 

布団に入り「これからはスマホを気にせず、ゆっくり寝られる〜」と目を閉じる澪。幸せそうな顔をして眠りにつくかと思いきや、すぐにパッチリと目を開ける。

 

スマホを気にせず〜とか言った矢先から、またスマホを手にし自分のアカウントの反応を確認する。

「もっとアマビエの絵を見たい」という複数のコメントに答えるかのように、絵を描き始める。だけどその絵はぬらりひょんの絵。

 

 

 

 

◇こんじゃくプロダクション

 

自信があったぬらりひょんの絵が不評だった事を知る澪。

原島には「おっ、また懲りずに炎上してるな」と言われる。

 

「炎上上等です!」

原島「炎上しすぎておかしくなったか?」

 

「人の噂も七十五日。バズったって炎上したって、どうせすぐ忘れられちゃうんですから。自分は自分、他人の意見なんて気にしません」(素敵な笑顔)

 

原島「まあ、陰ながら応援してる」

「堂々と応援してくださいよ」

 

 

 

 

 

◇シェアハウス 中庭

 

椅子に縛り付けられている水岡。

顔部分に水岡の写真が貼り付けられた藁人形にデコピンをする沼田。

 

経営が苦しいのでシェアハウスを潰して駐車場にすると言っていた水岡に、自身で調査しそれが嘘だと見抜いた沼田がお仕置きをしてる。

 

 

その後も沼田は藁人形をくすぐる。詩子は藁人形をひっくり返して股を開かせる。伊和は藁人形を逆さまのまま、桶の水に顔を突っ込ませるというひどい仕打ちをする。その度に悶絶する水岡。クールな役だと思ってたのに、妖怪たちと絡むシーンではめちゃくちゃに遊ばれる。

 

第五怪は本日 8月29日(土) 放送!


 
 

この第四怪は、これが『妖怪シェアハウス』ってかんじの回だったな。

〝他人の評価を気にして自分を見失う〟ような現代病ともいえるSNSを絡めた題材が、ストーリーに上手く解け込んでいて面白かった。アマビエとぴったりハマったんだよね。

 

回を増すごとに確実に面白くなってるかんじがしてる。

次回は何やら、こんじゃくプロダクションで一波乱ありそうで。また期待できるね。

 

 

 

〈おしまい〉

 

 

 

【番組後記】

 

今回はカステラタイムの公開にも間に合わず、夕方になってしまったのですぐに公開します。

 

すでに文字数オーバー。

下書きプレビューは確認できないので。ここまで。

 

 

〈次回お楽しみに〉