カステラ書房の毎日

webで小説やエッセイを書く〝阿倍カステラ〟の勤務先。それが『カステラ書房』。今日もひっそりとオープン‼︎

読むドラマ □ case50『妖怪シェアハウス』第2怪「お菊さん」【祝50回記念】

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テレビ朝日『妖怪シェアハウス』

2020年8月1日(土) より放送スタート! 

毎週土曜 23:15〜  

記事は8月2日(土) 放送の第2怪より

 

【基本的に全編ネタバレ】

 

 

 

『カステラ書房の毎日』

「読むドラマ」50回記念‼︎

ぱんぱかぱーん! パチパチパチ⁉︎ 

おかげさまで、読むドラマシリーズが記念すべき50回を迎えることができました!

皆さま、本当にありがとうございます。

 

その記念となるキリ番、〝case50〟になったのが、8月1日 (土) スタートの新ドラマテレビ朝日『妖怪シェアハウス』だ!

たまたまだよ。ほんとたまたま。

 

50回記念だからといって、何が変わるというわけでもないし、ただでさえ小芝風花さん絡みだと熱くなってしまうんで、ここは至ってクールに。平常心に行きたい。

 

継続は力なり!

って事だけを胸に。いつも通りに。そして皆さんとご一緒に!

 


『妖怪シェアハウス』第1怪は、前後編の大作⁈

castella-a.hatenablog.com

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 今回の振り返り度 ★★

星2つ。流れを中心に振り返ってるし、結末には詳しくは触れてない。でも基本的にはドラマを先に観て欲しい。

 

生意気なことを言うと。

連続ドラマ途中離脱者を減らしたい。

生意気でした! すいません。


まだ観たことない人には、これを読んで「なんだか面白そう」と、ドラマを観てもらえたなら、やってる甲斐があるってもんだ。そこも目指したい!

 

 そうそう、 読むドラマとは

一緒にやいのやいの言いながらドラマを見る感覚で読んで楽しめる、ダイヤ乱れまくりの脱線トークバラエティーである

 

 

 

 

『妖怪シェアハウス』第2怪

 

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「一睡もできなかったせいで、自分の顔が妖怪に見えた」

 

朝になりベッドから起き、鏡をのぞいた目黒澪(小芝風花)の冒頭の台詞(心の声)。

 

いくら自分のこととはいえ、「言い過ぎだよ」って笑ってしまった。オープニング早々、グッと引き込まれる台詞。

 

 

とりあえず朝を迎えて、昨夜(第1怪)の出来事を思い返しながらビクビクしている澪。

 

居間に行くとあたりまえのように朝食が用意されていて、周りの人らが妖怪でなければとても幸せな朝の食卓だ。

 

酒井涼 / 酒呑童子(毎熊克哉)

「こいつ、まだ出て行かないのか?」

 

四谷伊和 / お岩さん(松本まりか

「せめて就職が決まるまでは待ってあげて」

 

和良部詩子/座敷童子池谷のぶえ

「丑の刻だけは決して私たちを見ない約束してくれたし、なんだか気の毒だもの」

 

沼田飛世/ぬらりひょん大倉孝二

「ん? それとこれとは別じゃろ」

 

朝の食卓でこれらの会話を繰り広げる妖怪たち。これはテレパシーによって会話しているので、澪には何を話しているのかわからない。でも内容はわからずとも、何かを話しているんじゃないかというのは、その独特なスタイルから察しがつきそう。

 

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こめかみに指をあてテレパシー(正式名称調査中)で会話する妖怪たち

 

無言なんだけど話してるときの表情が豊かすぎて面白い。これじゃあ(無言だとしても)何かを話していることがバレバレ。そもそも隠すつもりもないのか。

 

 

 

澪(心の声)「とにかく早く仕事を決めてここを出なきゃ」

 

そう決心していると澪のスマホにメッセージが届く。

そのメッセージは前話(第1怪)の終盤に面接に行った編集社・こんじゃくプロダクションからで、「今日から一週間お試しバイトしない?」というフランクな内容のもの。令和の時代はこんなもん? しかも今日からだって。急すぎる通知!

 

それでも澪にとってはありがたい知らせ。すぐにこんじゃくプロダクションへと出向く。

 

 

 

 

◇シェアハウス 夕食

 

澪がお試しバイトをする事になった「こんじゃくプロダクション」は、いかにもブラック(企業)といった感じの職場で、それをシェアハウスの妖怪たちに話す。

 

現代ドラマにおいて見かける機会が少なくなってきた、大人数での食卓風景(コロナ禍がどうという話ではない)が、なんだか温かくてホームドラマっぽいムードがある。

 

ホラー要素なんてそっちのけ

心温まるホームドラマ

 

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澪だけが人間

他は妖怪やお化けだからね

 

現代においてのシェアハウス事情はよく知らないが、こんな食卓シーンであったりするんだろうか。

 

その食卓シーンでは、澪が職場で出会ったイケメンのスター編集者・宗像公介(蕨野友也)についても話題にのぼる。

この宗像公介という人物はスター編集者として有名なようで沼田や伊和も知っていた。

スター編集者って、今で言うと箕輪厚介さんみたいな事だよね。有名なんだね。

 

 

こんじゃくプロダクションでの業務は地獄のようだったけど、そこで出会えた宗像公介は素敵だったと話す澪。

 

 

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「地獄の中の一筋の光か、蜘蛛の糸かと思いました」

 

 

うんうん。つらかったんだね。一日よく頑張ったねって、声をかけたくなるよ。

 

 

その宗像公介は恋愛対象としてどうなのか? と恋バナで盛り上がる妖怪たち。そこへ澪のスマホに宗像からの着信があり、急ぎの仕事を依頼される。澪と宗像の急接近な展開に。

 

 

 

 

しかしこの宗像公介は表向きは仕事ができて優しい男だか、別の顔がありそう。

 

澪が同席した仕事終わりに、澪にウィスキーを飲ませて眠くならせたところで、宗像がその本性を表す。すると、

 

 

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「澪が、澪があぶない」

 

沼田「伊和のクズ男センサーが反応した!」

 

伊和の〝クズ男センサー〟発動⁉︎

どんなセンサー? 

 

離れた場所にいても、澪に関わるクズ男を感じとるその使い道が限定的な能力。それも宗像が本性を表した瞬間に感じとるんだからね。結構な特殊能力だよ。妖怪が持つべき特殊能力とはちょっとイメージ違うけど。

 

 

詩子「まさか! 恋の奇跡じゃなかったの?」

沼田「だ〜か〜ら〜、油断するなと言うたのに〜」

 

詩子「どこなの? 早く助けなきゃ! どこなの?」

澪が心配で取り乱す詩子

 

伊和「ちょっとうるさい! 集中させて‼︎」

クズ男センサー(沼田曰く)に集中する伊和。

 

伊和が集中力を高めると辺りに風が巻き起こる。伊和の眼帯はまたしてもキラキラと輝いてる。ちなみに眼帯が輝いてるんじゃなくて、眼帯の下で目が光を放ってるって事は前話で学習済み。

 

巻き起こる風に伊和の神は乱れ、詩子の髪飾りは風車のように回る。

 

「回ってるよ! 髪飾り回るのどうでもよくね」と沼田のツッコミ。

 

 

しかしここでは伊和らの活躍はなく、こんじゃくプロダクション・原島響人(大東駿介)の登場によって澪はピンチを免れた。この人、口や態度は悪いけど案外いい人じゃん的伏線。

 

 

 

◇荒波八幡神社

 

タクシーで澪を送る原島

そこに現れた荒波八幡神社の二十二代目神主・水岡譲(味方良介)と対峙する。互いに「あんたは?」と聞き、

 

原島「上司だが」

水岡「神主だが」

 

さらにそこへ、

伊和「同居人だが」

と、うらめしや〜なポーズをとる。

 

このシチュエーションもなんだかすごいよね。部下をタクシーで送ったところが神社に住んでたなんて。

 

自己紹介してきた原島に、冷たい返答をする伊和。澪が職場で地獄のような扱いを受けてる事を聞いてるから、そんな態度になったんだろうね。ほんとは助けてくれた人なのにさ。

 

 

 

◇シェアハウス 居間

 

沼田「お嬢。それはどう考えても就活セクハラだね」

「え?」

沼田「仕事を餌に実は体だけが目的というやつね」

 

沼田「ともあれ男が権力を持てばいくらでも罪をもみ消しよる。それが男社会というもので、つまり権力を持つ男にリスクはない」

 

沼田は弁護士なのでそこらへん詳しいようだ。

現代社会の問題を織り込んでくるあたりがこのドラマの新しさというか、テーマみたいなもんなのかもね。

 

 

伊和「女に困っていないイケメンスターがなぜ澪に?」

沼田「これはきっと裏に何かあーる。よし、調べてみるか」

詩子「ほいきた」

 

三人揃って動き出す。

妖怪が調べるといったら仲間の妖怪を使ったり、カラスや火の玉なんかに指示を出したりしそうなイメージがあるけど、この三人は隣の部屋に移動してパソコンやスマホで検索を始めるという、令和時代の妖怪像を醸してくる。

 

その検索エンジンは「Youkaiiiiii!」

ただ既存の検索エンジンをもじっただけなのか、妖怪の世界専用のものなのかは不明。

 

 

その結果報告が澪の帰宅後すぐに行われる。

なぜだか講談スタイル。

 

沼田「それでは結論から申す。宗像は病気であーる。女とあらば美人だろうがブスだろうが片っ端から自分のものにしたいという奇病を患っておるどうしようもない男であーる。そもそもやつには…」

 

奥さんと子供がいると伊和がその写真を見せる。それだけではなく、「業界にはこ〜んなにお手つき女がいるのよ」と、衝立にズラリと貼られた女の写真も見せる。

 

沼田「要するに宗像はパワハラセクハラの権化。三十路にこじらせ野郎。しかも権力を持っているから始末が悪い」

 

時折扇子を机に打ち付けて、講談スタイルを貫く沼田。

 

 

詩子「拒んで仕事を奪われても、言いなりに操を捧げても最後は殺される。この状況は…」

 

伊和「お菊ちゃんと同じだわ」

 

すると「いちま〜い、にま〜い、さんま〜い」と、庭の井戸からお菊こと井戸端菊(佐津川愛美)の登場! となる。

 

 

 

そのおどろおどろしいイントロとは一変して、「お菊でーす!」と井戸の上にまたがり、ひと昔前のアイドル風にポーズを決めるお菊。

シェアハウスの住人たちはアイドルを見るかのように盛り上がってる。そこにお菊は「みんな死んでる〜」と手を振る。

 

ここで「むかーし、むかし」と和良部詩子による番町皿屋敷のお菊の話があっての、

 

 

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お菊の紹介カット

 

脚本が『SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜』(主演 戸田恵梨香 2010年10月-12月)の西荻弓絵さんというのもあって、人の心を読むスペックホルダー・サトリを思い出してしまう。真野恵里菜さんが演じてた「あなたの心サトリます」ってやつね。

 

 

現代のお菊は在庫管理のエキスパートとして活躍してるという。お店の棚卸しとかを専門にやってるんだって。

 

 

そうこうしてると澪のスマホに、宗像からBARでの待ち合わせの確認メッセージが送られてくる。

成敗しろと詰め寄るお菊らに、仕事上の最後のチャンスなんだと澪は言う。

 

お菊「だからって体を売るの? 女を使うの? 自分をおとしめてもいいの? 私が死ぬしかなかった時代と、今は違うじゃない!私が後悔してるから言ってるの。我慢なんかしないで刀奪ってでもあのバカ殿に切りかかってやればよかったって‼︎」

 

伊和「そうよ澪。泣き寝入りする必要なんてないのよ」

 

「でも私、仕事が欲しいんです。私は仕事をしてお給料をもらって、早くここを出て行きたいんです。私は生きてる人間なんです。邪魔しないでください!」

 

突き刺さる「私は生きてる人間なんです」

澪に言われた「生きてる人間」という言葉にショックを受ける妖怪たち。

 

 

 

 

◇宗像のいるBAR

 

澪は出来上がった原稿を宗像に見せるが、宗像にとってそんなものはどうでもよかった。割とすぐに宗像は本性を表し、澪をテーブルの上に押し倒す。

 

抵抗し暴れる澪の服を「はい、いちま〜い!」と脱がす宗像。

そこに「にま〜い」と声がして、お菊登場かと思ったら、そこに現れたのは井戸。

 

 

 

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BARの中に井戸出現⁈

この井戸の出現の仕方がなんだかカッコいい

 

その井戸からお菊が手を伸ばして宗像を中へと引きずりこむ。

 

それに続いて澪も引きずりこまれ、次の瞬間にはシェアハウスに移動してるというスーパーマリオの土管的な役割を果たす井戸。

 

妖怪シェアハウスに連れてこられた宗像は、妖怪たちに成敗されるのだけどその方法が皿を投げてぶつけるというやり方。

なんかこれがリアルすぎて逆に痛々しい。

 

その行為を始める前には和良部詩子によるお菊の歌もあったし、最終的には澪も加担し宗像にとどめを刺す。

 

 

ちょっと第1怪から見始めた時、正直言うとどう受け止めていいかわからなかった。それでね、3回は観たよ。

今回は2回しか観てないけど、ようやくこれで『妖怪シェアハウス』のストーリーの流れが飲み込めてきた。

 

第1怪の回の読むドラマ「スイングしなけりゃ意味ないね」って話をしたけど、視聴者として、ようやくスイングしそうな予感がしてる。

 

そういう意味においても次回(第3怪)が正念場って感じがしてる。




第3怪は本日8 / 15 (土) 放送!


 

 

〈おしまい〉

 


【番組後期】


50回記念という事もあって、本日8月15日 (土) 第3怪の放送前には公開したかった。

カステラタイム / 午後3時には間に合わなかったけど、目標は果たせたのでよかった。

 

したがって、これから深夜1時更新の分を執筆しなきゃいけないんだよ。とほほ。

 

とほほじゃないよ。好きでやってんだからさ。

 

 

 



 

[今回のデータ]

SS画像 8点 約5050字

下書きプレビュー、本編終盤で切れる。

やっぱ、5,000字超えは控えないと、かな。

 

 

〈次回お楽しみに〉