オープニング メグ
「女の子が出前なんて えらいなあ〜 頑張ってください!」
買い物に出かけてるメグたんが、このあと出前をする女の子と遭遇しての一言。その女の子の正体は…(本編で)
2020年7月12日(日) より再放送スタート!
毎週日曜 深夜 2:05〜
記事は8月16日(日) 放送の第6話より
(注)放送時間は地域によってバラつきあるようです
【基本的に全編ネタバレ】
2020年9月より更新時間変更!
『カステラ書房の毎日』
毎日カステラタイム / 午後3時更新!
その日の状況により多少変更になる場合もありますが、これまで通り毎日更新は継続します!
☆読むドラマとは?
やいのやいの言いながらドラマを見る感覚で、このドラマの面白さを一緒に語り合ってるように読んで楽しめるものである。
また、トークバラエティー番組っぽくやってるつもり(探り探り)でもある。
基本的にはドラマを先に観てください。
それと、ドラマを観るつもりもなかった方が、これを読むことによって「観てみよっかな」ってなってくれたら最高! なので、地味にそこも目指してる。
☆過去記事、第4〜5話はこちら
『メグたんって魔法つかえるの? 』第6話
「さて、本日の食材は。ブロッコリーと鶏ひき肉とたらことネギか。なかなかお料理むずかしそう」
大胆に独り言を言いながら買い物に出かけている〝メグたん〟こと、遠山恵(小嶋陽菜)。
あれ? もしかして。
第6話にして初の外ロケだな。そもそもアパート「ろくでも荘」以外ってのが初めてのケースだ。
そこへ岡持ちをもった出前中の女の子が現れる。
メグたん「あれ? 女の子が出前なんてえらいなあ〜。頑張ってくださいっ!」(冒頭の画像)
ろくでも荘の住人のみならず、見知らぬ人にもメグたんは「頑張ってくださいっ!」と両拳を握るいつものポーズで応援するんだね。
その出前の女の子役は、
さっしー(指原莉乃)登場⁉︎
しらじらしい演技で、メグたんの目の前で倒れる指原莉乃さん(役名は後ほど)
◇どこかの飲食店
場面展開されるとそこは飲食店。
定食屋みたいなお店で、向かい合って座るメグたんと出前途中だった女の子。いや? 出前途中じゃマズいよね。出前が終わって店に戻ってるところだったのかもね。
メグたん「マキさん? 向田マキさんでよろしいですか? 」
マキ「はい」
自己紹介を済ませた二人。
今回、指原莉乃さんはコラボレーション的に、日本テレビ『ミューズの鏡』(主演 指原莉乃 2012年1月-6月)の役名・向田マキでの出演。そのドラマは、『メグたんって魔法つかえるの? 』と同じく監督が福田雄一氏。
メグたん「何か食べたいものはございますか?」
マキ「本当に構わないでください。母から他人を頼りにしてはいけないと言われているんです」
メグたん「でも、何か食べないとまた倒れてしまいます」
マキ「いいんです。本当に構わないでください。ただ、好きな食べ物はカツ丼です」(小ボケ)
それを聞いてメグたんは「わかりました!」とさっそく魔法を使う。それはもう惜しげもなしに。
「わかりました。カツ丼カツ丼ドドンのドン!」
メグたんの魔法により、カツ丼が出現する。
マキ「なんですか?今の」
メグたん「魔法です!」
マキ「メグたん、魔法が使えるの?」
メグたん「そうなのです。お世話になりたくないと言う気持ちもわかりますが、どうか遠慮なく…」
そう言いながらメグたんがマキの方を向くと、マキはすでにカツ丼にがっついているという小ボケの連発。
メグたんは食べてくれてるのが嬉しくて、「どんどん食べてください。まだまだ出せますよ」と調子に乗って、魔法で超メガ盛りのカツ丼を3つも出現させる。その時の呪文は「えいっ!」のみ。
「いいんですか? こんなに」
で、次のカットではすべて完食しているというマンガっぷり。
メグたん「よかった〜。満足いただけて」
爪楊枝を口にシーハーしてるマキがあからさまにヒドい(狙ってるんでしょうけど)。
マキ「余は満足じゃ、茶をもて。茶菓子と茶をこれ」
メグたん「あれれ? 何か口調が変わりましたぞ」
マキ(ハッと気づき)「私ったら…」
メグたん「今のは何だったんですか?」
マキ「なんだかお腹がいっぱいになってしまって、殿様のような気分になってしまって。つい殿様を演じてしまったんです。まるで殿様のように見えてしまったでしょう?」
メグたん「いいえ、見えませんでした」(はっきりと)
マキ「やっぱり。私お芝居が好きで自分でもお芝居がしたいんですけど、全然上手じゃないんです」
メグたん「お芝居ですか」
マキ「見ててください。今からインド人を演じます」
何故ゆえにインド人?
これがまたヒドい!
狙いなんですよね? まあ、確かに後からじわじわくるタイプの笑いのようではある。
マキ「どうですか、見えてきましたか?」
メグたん「う〜ん、メグたん。インド人を知らないのです。EXILEは知っているのですが」
マキ「やっぱり。私ダメなんだわ」
落ち込むマキを元気づけたい一心で、
メグたん「聞いた話によると、お芝居をされる方たちは悪魔に魂を売らなければいけないと聞きました。マキさんのような素晴らしい方は、けっして悪魔に魂など…」
と、メグたんがマキの方を見て悲鳴をあげる。
マキが、自分の正体は悪魔だったという風な変顔をしてる。またこの変顔がヒドいの。画像掲載を自粛してしまうくらいに。
マキが悪魔の口調(?)で「お前を倒すために魔界からやってきたのだーよ」と言うのだけど、これがなんだか日本テレビ『Q10』(2010年10月-12月)のQ10 / キュート(前田敦子)の喋り方に似てる感じがした。特に語尾を伸ばすところなんかがね。でも、さっしーのはとにかくヒドい!
こうして悪魔と魔女の対決という構図になる。
そこへお客として〝ヒロト〟こと成瀬寛人(中村倫也)が来店する。
ヒロト「あれ? メグたん。何やってるんですか? こんなところで」
メグたん「この人は西の悪い魔女なのです」
ヒロト「え? なに言ってるんですか?」
メグたん「いま、絶賛対決中なのです!」
ヒロト「あー、僕には何のことか全くわからないけれど、頑張って」
メグたん「頑張ります!」
一通り会話を終えてから、メグたんは「ハッ♡」とヒロトを見つめる。
そんなメグたんを今度はヒロトが見つめ返す。ろくでも荘では恒例の見つめ合うシーンに突入する。
マキ「戦いの真っ只中でなんで見つめ合ってるんだ〜〜よっ」
弱めのツッコミを入れるマキ。
しばらく見つめ合ってから、
「戦わなくちゃ 負けちゃう」
そこで先制攻撃。西の魔女・マキが「アーバラスーバラ猫になれ」と呪文をとなえメグたんを猫にする。
外見が猫になったわけではないけれど、全身が光をまとっている状態のメグたん。意識だけが猫になってるようで「にゃんにゃん」言ってる。
ヒロト「なに? メグたんが猫になってしまった!」
「くそーっ!西の悪い魔女め! これじゃあ、これ、これはこれで可愛いつーか」と猫バージョンのメグたんを気に入った様子のヒロト。
「え〜いっ!」と自分で魔女の魔法を振り解いたメグたんが「今度はこちらの番ですぞ」とマキに魔法をかける。
メグたん「マダガスカルとお相撲さんになーれっ!」
するとマキはお相撲さんになる。
長すぎるノリツッコミでもしてるみたい。充分にノってから自ら魔法を振り解き、今度はマキが魔法をかけるという繰り返しの展開となる。
出されたお題(魔法)に、ノっかってある程度の時間演じなくちゃならないようで。まるでハライチのノリボケ漫才を見てるかんじ。
ずっと今話はこんな展開。
最後はいつものようにメグたんが、魔法を使った事をみんなに忘れてもらうためにパンチラをして、
マキも鼻血を出すという
とにかく、指原莉乃さんがヒドい回。
Wikipediaによると、放送当時は番組最後に映画『劇場版 ミューズの鏡 〜マイプリティドール〜』の告知があったんだってさ。
その映画やドラマについてはタイトルをかろうじて知ってたくらいなんだけど、観てた人ならかなり楽しめそうだね。まあ、知らなくても充分楽しめたけどさ。
とにかく、このくだらなさがクセになるよ。
〈おしまい〉
【番組後記】
この『メグたんって魔法つかえるの? 』に関しての記事は、再放送からずいぶんと遅れての公開になってしまってる。
普段から、「ストックはしない!」と豪語してるカステラだけど。このメグたんに限ってはストック的な扱いになってる。
困った時はメグたん頼り、ってね。
という訳で今回はこの記事になりましたとさ。
読んでくれる人がいたなら幸いです!
〈次回お楽しみに〉