隠しようがないノミネート!
🟧 忍びよる「カステラドラマアワード2021」
そして『ホリミヤ』 読むドラマ□シリーズ初登場⁉︎
隠してたほうがいいのはわかってるよ。
だけどね。記事のタイトルに入れなくちゃいけないんで、ノミネートされてるか否かをシークレットのままにはできないという大人の事情がある。
そう。子どもの頃、夢みてたんだ。
大人になったら「大人の事情」って言い訳するんだ! ってね。
夢がかなったよ、わーいわーい!
冗談はさておき。
僕は「カステラドラマアワード2021」の選考委員もやってるんで、あんまり軽はずみなこと言えないけど、このドラマはおもしろいよ。おすすめ!
「読むドラマ□シリーズ」にも初登場! ということで、今回は主役の二人、堀さんと宮村くんにスポットをあてて構成してみたよ。
いつものように文字数オーバーしてるんで、長話はやめてオープニングから巻きで行こう。
2021年2月17日(火) スタート!
毎週火曜 深夜 0:59〜
〈記事では3月9日(火) 放送の第4話より いろいろと引用しています〉
□今回はこちら
〝読むドラマ□〟についての説明は最後の方で
(あのね。ネタバレ注意だよ)
🔶片桐高校 3年1組
□突然! 宮村のイメチェン
そもそも目立ちたくない性格のようで、学校では伊達メガネをかけて陰キャラっぽく振る舞ってた宮村伊澄(鈴鹿央士)。
耳や口に合計9つ ピアスの穴を開けていて、特に耳のソレを隠す目的で長髪にしてた宮村が、その髪を切り伊達メガネを外して登校してきた。
いきなり女子らにキャーキャー言われて注目を浴びる。
スマホでパシャパシャと記者会見場かっていうくらいに写真を撮られてる。
そんな宮村のカッコいいところをいち早く知っていた堀京子(久保田紗友)。
宮村がそういう一面を見せるのは自分の前だけにしてほしいと思っていた。
女子らに写真を撮られまくっていた宮村を、ただ茫然と眺めていた堀。
女子らがいなくなった後、宮村に対する堀の気持ちを知る石川透(鈴木仁)が「堀、気にすんな。たぶん今だけだから」と声をかけるが…。
「もっと、角度つけて。そう!」
カシャ カシャ カシャ
「はい、笑って! 笑って!そう、それ!」
カシャ カシャ カシャ
女子らがいなくなったのをいいことに、独占状態でカメラマンのように撮りまくってるというね。
その姿を見て、透と一緒にいた吉川由紀(岡本莉音)が呆れたように、「行こうか」
宮村伊澄・堀京子・石川透・吉川由紀の4人の関係もこのドラマの魅力だね。
□最初の方で触れとくけど、堀京子役の久保田紗友さんは 『オー! マイ・ボス! 恋は別冊で』の和泉遥役をやってる人でさ。
こっちでは女子高生やってるんだから。
鈴木奈未(上白石萌音)の、妹 多未(山之内すず)と同年代くらいじゃない? 堀京子って。
久保田紗友さんの実年齢は21歳(2000年生まれ)。女子高生も違和感ないし。
あえてリンク貼らないけど、〝ボス恋〟の記事はたくさんあるので、興味ある方はどうぞ。
✳️ ボス恋の記事ではやってない紹介
ドラマが変わると、こういうのもできるね。
🔶宮村の家
□へんな味のアメと いきなりのアレ
懸賞で当たったというアメを持って宮村の家にやって来た進藤晃一(井上祐貴)もまた、宮村が髪を切ったことに驚いてる。
晃一「あぁ〜。俺の宮村がもうどこにもいない〜」
宮村の髪をくしゃくしゃする
宮村「そもそもお前のじゃねぇし!」
晃一を突き放す
晃一「あっ、そうか。もう堀さんの宮村だもんな。どうも、進藤です」
正座してあらたまって挨拶する
テーブルの上に置かれた大きなビニール袋に、個包装されたアメ玉がいっぱい詰まってる。
堀「変な味ばっかじゃん」
個包装には一つずつ、アメの味がプリントされている。堀が味の名前を読みながらテーブルに並べる。
「とうがらし」「わさび」「イカスミ?」「チーズ」
チーズ味に反応した宮村がそのアメを手に
宮村「チーズって確か、お前の嫌いな…」
後ずさりするチーズぎらいな晃一。
その口に無理やりアメを突っ込む宮村。
「うまいだろ?」と宮村。
「そんなわけないだろ!」と晃一。
口に入れた瞬間にお腹がギュルルと鳴る。
「そんなわけないだろ!」は視聴者のセリフだよ。口に入れた瞬間にお腹壊すなんて、そんな漫画みたいな話あります? (原作は漫画!)
で、晃一は漫画みたいにトイレへ走る。
二人のやり取りを黙ってみていた堀もアメを口に入れる。
口に入れた瞬間に
堀「ううっ、まずっ」
宮村「それ何?」
個包装を見ながら
堀「粘土」
ね、ね、ね、粘土⁉︎
アメでふくらんだ堀の頬を
宮村が指でちょんちょん
触ったかと思ったら…
キスするのよ
意表を突かれて笑っちゃった。
粘土味のアメと意表を突くキスの合わせ技一本!
【衝撃】キスの味は粘土?
🔶堀家のリビング
□ホラー映画のキスシーン
『血まみれ 高校の惨劇』という映画(かな?)のDVDを二人して見てる。どーゆーセンス?
途中、話をしてて見ていなかった二人が、映画の視聴に戻ると、ゾンビらしきものから逃げていた男女がキスしてる。
宮村「なんで今?」
突っ込む
堀「お決まりでしょ。こういうシチュエーションじゃあ」
わりと長めのキスシーンに、堀は宮村にされたキスを回想する。
(回想)
先程の宮村と堀のキスシーンは、宮村の後ろ頭で隠れてて「本当にしたの?」っていうカットで終わったんだけど、回想シーンではその続きがあるの。
宮村はキスをして堀の口の中のアメを奪ってたっていうね。
平然と堀の口の中から奪ったアメを舐める宮村。
恥ずかしそうというより気まずそうな堀。
(回想終わり)
そんなことを思い返していた堀。
映画では未だキスからのムードあるシーンが続いている。
堀「宮村ってさ。こういうとき、逆に何もしないよね?」
宮村「えっ?」
「堀さんの言う何かって?」
堀「えっ、何って…」
堀の頬に指をあてる
宮村「何かしていいの?」
堀の唇にゆっくりと顔を近づける宮村。
堀京介(木村了)
「うぃ〜っす!」
堀創太(高木波瑠)
「ただいま!」
このタイミングで、父と弟が帰って来るというね。ザ・ラブコメ的展開‼︎ (粗品さん風に読んでみよう。アクション付きで)
京介「あれ? えっ、何?」
「えっ、もしかしていいとこだった?」
オープンな家庭。放任主義な父。
宮村「ま…まあ」(ま…まあ、じゃないよ!)
京介「おっほほ」(おっほほ、でもないのよ!)
まあ、こういう家庭もあるか。
🔶片桐高校 生徒会
□誰にでもある苦手なもの
体育大会のチーム分け提出表を届けにきた堀と由紀。
生徒会の部屋のどんよりした空気に堀が「あれ? ここで合ってるよね?」と突っ込む。
生徒会長 仙石翔(小野寺晃良)が運動が苦手なので、近づく体育大会に負のオーラを出しまくってる。
その流れで、誰にでも苦手なものはあるという話になる。
由紀「宮村もなんか苦手なこととかあんの?」
堀「あぁ〜ホラー? あっ、でもあれはビビりながら見てるから結局好きなのか」
綾崎レミ(マーシュ彩)
「えっそれ、もしかして見せてるんじゃないよね?」
堀「マズい? 私が好きだから」
由紀「それは宮村引いてるかも?」
レミ「そういうのは嘘でも怖がったほうがいいよ。さすがにかわいくないかも」
堀が目を丸くしてびっくりしてた。
生徒会の部屋を出たあとも「かわいくない…か」とぼそり。
🔶堀家 リビング
□シリーズ第25弾『こけしたややこ』
堀が怖がる練習をしてる。
「きゃ〜〜」
「こわっ、怖い。怖い、怖いね」
「怖い! 怖〜い! こ…」
「(甲高い声)きゃあ〜!はあぁ〜(ため息)」
すると宮村がやってくる。
待ち構えてたようにDVDを手に宮村を迎える。
堀「ジャン! 今日はシリーズ第25弾『こけしたややこ』です」
こけしたややこ、て! 何それ?
しかもシリーズ第25弾って! かなりの数の固定ファンがいて、安定した人気があって興行収入が見込めるやつやん!(ツッコミ長い!)
『呪怨』や『リング』を思わせるジャパニーズホラーみたいな映画のよう。
恐る恐る見入る宮村に対し、堀は宮村の様子を伺いながら怖がるタイミングを探ってる。
幽霊(?)が出てくるシーンで、「こ、こわーい!」と宮村に抱きつき作戦を実行するが、
宮村は「うわぁー」と大声を出して、抱きついてきた堀を払いのける。
「い、いまのはヤバかった〜」と、宮村は怖さのあまり周りが見えなくなってる様子。
宮村に払いのけらた堀は、「うん、そうだね」としか言えない。
二度目もチャレンジするが失敗に終わる。
宮村はあまりにビビりすぎて「ごめん、ちょっと一人にさせて」とリビングを出て行ってしまう。
堀「うそ…」
愕然としてる
リビングに『こけしたややこ』の中の女性の怖がる声が響き渡る。
🔶堀京子の部屋
□全部 雨のせい
宮村は洗面所で気持ちを落ち着かせてからリビングに戻るが、堀がいない。
そこで堀の部屋に行ってみると、ベッドにうつ伏せになってる。ふて寝?
堀「どうせ私はかわいくない…」
宮村「えっ?」
堀「宮村の方が女子っぽいし」
宮村「それ傷つくよ」
堀「めったなことじゃ怖がれないし。綾崎さんとか、他の女の子みたいに、かわいいことなんてできないんだから、しょうがないし」
でも、視聴者は思ってる
もうすでに〝かわいい〟
このカットがおかしくってさ。
それでかわいく見えるというね。
宮村「もしかして、なんか、あの…いろいろ頑張ってくれてた?」
堀「知らないわよ。バカ!」
宮村「気づけなくてごめん」
堀「だからなんで宮村が謝んのよ!」
やっと体を起こす
宮村 じっと見つめる
堀「見んな、バカ!」
体育座りで顔を隠す
宮村(笑う)「バカなのは堀さんの方だよ」
「俺が好きなのは、「普通の女の子」じゃなくて、そのままの堀さんだから」
ベッドの上、堀のとなりに座る
宮村「ねっ。映画の続き、一緒に観ようよ」
堀「いいの? 超グロスプラッタでも」
宮村「喜んで…」
喜んではない!
ここで雨が降るんだよね。
ザァーっていう雨音がきこえてきて、二人して窓の外を振り返る。お互いになんの計算もなく、ごく自然に距離が縮まってる。
宮村「雨、降りはじめたね」
堀「ほんと…」
「私だって そのままの宮村がいい」
宮村が堀の胸に耳をあてる
堀「ん?」
「どうしたの?」
宮村「心臓の音をきいてる」
宮村の耳に触れる
堀「耳、冷たいね」
宮村「雨のせいかな」
堀「そうかもね」
宮村「雨やまないと帰れないね」
二人、手をつないで。
そのままベッドに横になる。
外は雨。
ザァーザァーザァー
ザァーザァーザァー
あれ?
これは、もしや?
ここで来るのか?
キターーーッ!
カステラドラマアワード2021
瞬間最高感動シーン〝weekly〟賞
ノミネート!
宮村が部屋に入ってきて、堀がベッドにうつ伏せになってるところからずっといいシーンだったけど。
あえて最高の瞬間を切り取るとしたら。
急に降りだした雨と心臓の音と。(心臓の音は実際聞こえてない)
「耳冷たいね」「雨のせいかな」のところだね。
〝急に降りだした雨〟にも最優秀助演天気賞を贈りたいね。
ではでは。
〝weekly〟賞ノミネート発表も出来たので、今回はここまで!
˗ˋˏ📺#実写ホリミヤ 第4話📺ˎˊ˗
ご視聴くださった皆さま
ありがとうございました🌤
宮村に可愛いと思われたくて
大好きなホラー映画を
怖がるふりをする堀、
石川に気持ちを伝えたくて
お菓子作りに奮闘する由紀、
2人とも可愛かったです🥰🤍
来週もお楽しみに🧸 pic.twitter.com/vtr2wLFYup
「読むドラマ□Rebo」とは?
週に30本近く、月に100本以上をチェックしている信頼と実績(?)の、
〝令和きってのドラマウォッチャー〟阿倍カステラがお送りする、テレビドラマを読んで楽しむエンターテイメントコラム
【重要】先にドラマを観ることをおすすめしてます
🟧 【編集後記】
またしても日付けが変わるギリギリに最終の編集作業してる。
それにもうすぐアニメ『ゆるキャン△season2』の放送が始まるからね。い〜や、【編集後記】で語る話題じゃない! しかも時間がないって言ってるときに。
今回はカステラドラマアワード2021の関係もあって、初めて題材にしたドラマだった。
読んでくれる人がどれくらいいるか予想がつかない。
もしね、次回も読みたいなって人がいましたら、この記事に反応してもらうか、阿倍カステラのTwitterアカウントで、『ホリミヤ』関連のツイートにいいねを付けてもらえれば、それだけでリクエスト完了するので。お気軽に反応してやってください。
✳️ これね、実写『ホリミヤ』用
Castella Drama Award 2021
— 阿倍カステラ (@abecastella) 2021年3月12日
瞬間最高感動シーン 情報
『ホリミヤ』第4話 #宮村伊澄「雨のせいかな」#堀京子「そうかもね」のシーン
〝weekly〟賞ノミネート!#ホリミヤ #実写ホリミヤ #久保田紗友 #鈴鹿央士 #岡本莉音 #鈴木仁 #カステラドラマアワード2021 #読むドラマhttps://t.co/3mCwUgR4FZ
ご覧の記事は『カステラ書房の毎日』がお送りしました ♬
「したむきちゃん」阿倍カステラ©️