フジテレビ『ぼくは麻理のなか』
2020年6月2日(火) より再放送スタート! 毎週火曜 25:25〜
□第2話より カラオケではじける麻理のなかの人(小森功)
曲は確か、AKB48『恋するフォーチュンクッキー』だったかな? この「だったかな?」を「だったーかなっ?」と言うと、ドラマ『Q10』のキュート役、前田敦子さんになる。AKBつながりの余談。
【基本的にネタバレあり】
とはいえ、現在、再放送されてる分は16日にすでに第3話が放送されてる。1週分遅れてます。
◇6月6日分に『ぼくは麻理のなか』第1話の記事アリ!
一端のブロガーのように、ここにさくっとその記事のアドレスが貼れるようになりたい。そうだ、今年の七夕の短冊にはその願いを書こう。
さて、七夕の願い事も決まったところでドラマ『ぼくは麻理のなか』の話をしよう。
最近始めた「読むドラマ」は出足好調でこのブログ『カステラ書房の毎日』のアクセス数も以前と比べて倍増してる。
いやいや、元々の数値が小さいので、倍になったところで大した事ではないのだけれど、読んでもらえてるってことは嬉しいことだ。実際に読んでもらえてるかは定かではないけど。
まあ、それはそれとして。
「読むドラマ」を始めてから更新時間が度々遅れているのは由々しき事態だ。
このブログは現在、150日以上毎日更新を継続してるけれど、これまでほとんど更新時間が遅れるなんてなかったのに。このままじゃ〝最速の執筆家〟の名を返上しなくちゃならなくなる(必要ない危機感)。
筆者が選択した、ゆるversion という〝逃げ道〟
「ゆるい」で何でも済まされるのか問題
リアルに6月17日分の更新も大幅に遅れてしまい、当日の朝 6時30分に更新という始末。
記事を公開して一息ついて優雅にコーヒーでも飲みながら「TVer」の番組リストを観てたら、新着に『ぼくは麻理のなか』第3話が。
「第3話? あれ? たしか第2話の記事、書いてる途中じゃなかったっけ? 」と思い出す。
毎日、書いても書いても追いつかない記事。書きかけの記事がテキストアプリ「Bear」にわんさか溜まってる状態。
アウトプット、アウトプット。
アウトプットしなくっちゃ!
そこで、最速の執筆家としては恥ずかしいかぎりだけれど、遅ればせながら再放送6月9日分の『ぼくは麻理のなか』第2話を、「読むドラマ」に取り上げることにした次第。
お〜〜っと。「読むドラマ」という名の列車、今宵いつものように見切り発車するはずが、ここで問題発生!
普段「読むドラマ」の記事を書く時は、まずドラマを一度観て、再度見直しながら書くことにしてる。ところが今回は冒頭で話したように次話の配信が始まってしまい、この第2話の配信はすでに終了していて見直すことができない。
そこで今回は「アウトプットすること」に重きを置いて、このままのゆるい感じでやることにする。この記事をボツにしちゃうのはもったいないし。それに、ゆるいのはいつものことなんだどね。せっかく読んでくれる人が増えたというのに、今回でそっぽ向かれないか、心配。
そんな心配を抱えつつ本編へ。
◇読むドラマ◇
case 3 で取り上げるのは『ぼくは麻理のなか』の第2話。
今宵もご乗車ありがとうございます(設定引き続き迷走中! )。さっそく、出発進行 ‼︎
前話で吉崎麻理(池田エライザ)の部屋から大量に見つかったエロ漫画雑誌。それは小森功(吉沢亮)が買ったのと同じものだった。それで柿口依(中村ゆりか)と小森(体は麻理)は、小森がそれらを購入したアダルトショップを訪ねる。だが店員の話によるとそれらは麻理自身が買いに来てたと言うのだ。
◇このドラマって、観てて「あれ? 」って思うことがある。ちょっとした違和感。下の画像がその例なんだけど、このアングルでのカットがまあ〜長い。ほんのワンカットならわからないでもないけど、せっかくの美しい女優さん二人をわざわざこんなふうに撮影する意図よ。なんかあるんだろうね。
そこで今回、「ぼく麻理、独特すぎるカメラアングル」として、いくつかピックアップして、その都度ツッコミたい。まずはその①
□ぼく麻理、独特すぎるカメラアングル①
麻理の部屋で考える二人 異様なアングル
このカット入る?
小森(体は麻理)「これってさあ、麻理さんが僕のことを知ってて、僕が読んだ本をわざわざ買ったってこと? 」
依「バカじゃないの。なんで吉崎さんがわざわざするわけ」
小森(体は麻理)「たとえばだけど、僕のことが‥」
依「そんなわけないでしょ。はあ、キモい。キモいキモいキモい」
吉崎家で一緒に夕食をごちそうになった依は流れで麻理の家に泊まることになる。お風呂に入っている依がタオルと歯ブラシを持ってきた小森(体は麻理)に話しかける。
「ねぇ、一個聞いていい? 」
□ぼく麻理、独特すぎるカメラアングル②
ドラマでは不自然なくらい入浴剤を入れた浴槽が定番。理由は言わずもがなだけど、どうせ不自然なんだからめちゃめちゃ寄って撮る、みたいなカット。それが妙に艶かしくて印象に残る。「どうせ水着きてんでしょ」みたいな余計なことに意識が引っ張られずに、柿口依の台詞により集中できた。
依「吉崎さんの裸、そういう気持ちで、見てるわけ? 」
見てない、目隠しをしてると弁解する小森(体は麻理)。
依「見たいんじゃないの? 」
小森(体は麻理)「特別だから」
「麻理さんは僕の生活の中でたった一つの輝きで、だからその輝きを自分の欲望で汚すなんて」
依「気持ち悪い」
「どうして。どうして私じゃなくて、お前なの」
就寝時。小森(体は麻理)はいつものベッド。依はそのベッド横に敷いた布団で寝る。電気を消ししばらくすると依が小森(体は麻理)に声をかける。この時、小森(体は麻理)は起きていたが息をひそめていた。依は小森(体は麻理)が寝ているものと、ベッドにゆっくり潜り込む。
依「こうしてまた一緒に寝たかった」
依の回想シーン。
「麻理、あの時私はもう、生きていたくなかった」
「いつもみたいに保健室に逃げ込もうとしたら、あなたがいた」
「あの時、どうして、麻理」
保健室のベッドで重なる二人。
伏線だらけのシーン。一筋縄ではいかない感じはドラマ『そして、マリコは一人になった』のようだ。似てるとかっていう意味じゃなく、テクニック的な話。
◇翌日の朝
相変わらず本当に目をつむって着替えている小森(体は麻理)
化粧も依にしてもらう
それから二人して登校。
依から学校では「私に話しかけない事」という指示を受ける小森(体は麻理)。理由はスクールカーストが関係しているようだ。麻理はカースト上位で、依は自分とはつり合わない存在としてる。
教室でクラスメイトにカラオケに誘われる。小森(体は麻理)としては断りたかったが、そのタイミングを逃し流れで一緒に行くことになる。
□ぼく麻理、独特すぎるカメラアングル③
ファミレスかどこかに集まった時のシーンがたまたま現在のリモート撮影みたいで珍しいなと思い印象に残った。
見直せないのがもどかしいが、このカットにどんな意味があるのか知りたかった。第3話以降も同様のカットがあるか、注目したい。
クラスメイトの彼氏が麻理のことを好きになって、カラオケに行った翌日に麻理の家にその男子が訪ねてくる。
その時、小森(体は麻理)はまだ帰宅してなくて、麻理の母はその男子を麻理の部屋で待たせるというトンデモ展開。そういう家庭なのか(どういう家庭? )。
小森(体は麻理)が帰宅し部屋に入るとその男子がいて、告白されてからの無理矢理キス。
小森(体は麻理)は麻理にキスをしたことに怒りその男子を殴る。
キスされて「取り消せ」と怒る小森(体は麻理)
その流れでまたもや衝撃のラスト。
その男子と母がいる前で、小森(体は麻理)は自分は麻理じゃなくて小森功だと告白する。
捻りまくりな展開 予想裏切られまくり
このドラマを初めて観た時、「今どき、まだ入れ替わりやってんの? 」と引いちゃったんだけど、その第1話の衝撃展開にグッと引き込まれた。小森は麻理の体になってるんだけど、小森の体には麻理はいなくて、その小森の体の中は小森自身のようなんだ。その事実にえ〜〜ってなった。
それで2話のラストがこれでしょ。また、え〜〜って。そういう秘密って大概隠して引っぱるのが定石。ドラマ最終話、もしくはそれに近い終盤でバラす or バレるのが定番だけど、まだ序盤の2話でバラすというこの展開。こりゃあ、これからの展開もひねってくるんだろうな。
こんなゆるい感じでやってる場合じゃないね。しっかりといつもの感じで、いや、いつも以上に第3話からは「読むドラマ」で〝深掘り〟したい。そんなことを思わせる癖のあるドラマなんだ。
次回「読むドラマ」は、『中学聖日記 特別編』最終話になりそう。
そして、今回は更新時間守れそう。