2020年7月12日(日) より再放送スタート!
毎週日曜 深夜 2:05〜 記事は第1話より
(注)放送時間は地域によってバラつきあるようです
【基本的に全編ネタバレ】
『カステラ書房の毎日』は深夜1時に毎日更新中‼︎
◉阿倍カステラの「テレビ買ってよ」
◉読むドラマ シリーズ
◉カステラのフロックTV
など人気企画を日替わりで更新してます。
昨日18日(土) は2回更新実施⁉︎
①読むドラマ □ case19 『ふろがーる! 』第1話 くらえ!平和な爆弾
②『妖怪シェアハウス』が楽しみすぎるんだけど、どうにかして⁉︎「 読むドラマ」真夏の先走り版
ご確認の上、読み逃しなく!
さて、記念すべき20回目の「読むドラマ」をはじめよっかな
〝最速の執筆家〟阿倍カステラが車掌も運転手も兼任する「読むドラマ」という名の快速列車。
20回目も脱線に次ぐ脱線でダイヤ乱れまくりのトークバラエティー。
今宵も見切り発車で出発進行!
振り返り度 ★★★
今回「振り返り度」星3つで割と振り返り強め かな。
でも、あらすじ紹介ではないので大胆にもバッサリと端折ったりしてる。
それにラストはドラマで観てくださいって感じにカットしてる。
15分枠ドラマなので、あんまり紹介しすぎちゃうと全部内容がわかってしまうからね。そこらへんは配慮してる。
やいのやいの言いながら一緒にドラマを観る感じで読んでもらえたら最高です。
『メグたんって魔法つかえるの? 』第1話
僕はこのドラマを〝新ドラマ〟だと思って見始めた。
放送時間が15分しかないのに気づき、そんな短い時間だからこそ「作り手が〝遊んでる〟ような楽しいドラマが作れるんだな」とか思いながら。
どのタイミングで気づいたのかもう覚えてないんだけど、このドラマは2012年7月-12月に放送されたものだった。
その事実を知って「8年も前のドラマなのー」ってなった。
「小嶋陽菜も相変わらず若いなあ」なんて思って見てたけど、事実、8歳分若いからね。そりゃ若いよね。言い訳させてもらうと物語自体がレトロチックな雰囲気で描かれているので、それが気づかなかった要因かなと。
現在の小嶋陽菜さんが若いってのは間違いないとしても、「小嶋陽菜(AKB48)」の表記で気づくべきだよね。どこ見てんだか。
何故、8年も前のドラマが再放送されているのかというと、それは、2020年8月2日にスタートする日本テレビ『親バカ青春白書』の放送を記念しての、ムロツヨシ出演、福田雄一監督ドラマを一挙放送! って事らしい。
ついでに言っとくと、その新ドラマには永野芽郁さん今田美桜さん、さらに新垣結衣さんも出演するようだ。ついでに言うには豪華すぎるメンツ。
ムロツヨシさんはアパート「ろくでも荘」の住人、鴨下おさむ(先生)役
◇ドラマタイトルカット時のナレーション
「おっちょこちょいな魔法使い〝メグビー〟 魔法の国から人間界に修行にやってきました。お世話係になったアパート「ろくでも荘」は、ちょっと面倒な住人ばかり。さてさて、ちゃんと一人前の魔法使いになれるかな? 」
◇アパート「ろくでも荘」
アパートの管理人兼お世話係が姿を見せず、朝食が食べられないと住人が困っているところから物語は始まる。その前に、朝食を準備してくれるお世話係がいるアパートってどんな賃貸物件?
住人の岩崎たまえ / お嬢(池谷のぶえ)が言うには、
「賄い付きという事でお借りしているアパートですから」という事らしい。
そこへ、
ファファファファーンっと登場
お嬢「あら? 今、あなたファファファファーンって現れなかった? 」
メグたん「ファファファって現れてません」
江田剛 / ガッテン(音尾琢真)「おいっ! ファファファって出てきたのかよ」
メグたん「ファファファって出てきてませ〜ん」
一同「ファファファって出てきた」「ファファファって出てません」と言い合いになる
先生「ファファファ、もういい! 」
先生「どちら様ですか? 」
メグたん「新しくこのアパートのお世話係として派遣されました遠山恵です! 」と言ったあとで、
メグたん(心の声)「やだ、全然言おうとしていない言葉が勝手に出ていく」
どうやら遠隔で操られているような設定みたい。
☆〝メグたん〟の呼び方については、後に先生がそう呼び始めたことからついた呼称であるが、便宜上この時点から〝メグたん〟と表記する
これまでの管理人・三田村さんがなぜ急に辞めたのかなどの質問を住人らにされ、即座に答える〝メグたん〟こと遠山恵(小嶋陽菜)。答えたあとにまた後ろを向き、
「やだ、どうして次々と嘘が出てくるんだろう? 」
住人曰く、「あんたみたいなギャルが料理作れんの? 」って話しになって、メグたんが料理を作ってみせるという展開になる。
舞台が台所に移動すると急にドラマ感が消え、素で料理をする小嶋陽菜さんとそれを見守る共演者たちといった雰囲気になる。あれ? これ、どこかで見た記憶があるなと思ってたら、それはテレビ東京『ミエリーノ柏木 』(主演 柏木由紀 2013年1月-3月)だった。
『ミエリーノ柏木 』好きだったんだよな。そのドラマでも台本なしのアドリブでやるようなシーンが急に挟まれたりして、素の柏木由紀さんや共演者の方々を見ることが出来て面白かった。でも、『ミエリーノ柏木 』の方が2013年だから、あとになるんだね。どちらのドラマも企画が秋元康さんという事で、彼のアイデアかもしれない。
一応の台本はあるけどほとんどアドリブで収録されるドラマってあるよね。
僕が言ってるのはそういうドラマの事じゃなくて秋本康さんぽいやり口の話。
台本通りやりつつも急にAKBのメンバーを窮地に追い込んで素のおもしろさや魅力を引き出すといったところ。
柏木由紀さんの時は特に、恋愛下手なゆきりんに恋愛トークをさせるといったシーンが組み込まれているんだけど、それは秋本康さんが柏木由紀さんにドラマで演じることによって恋愛を学んでほしいという意図があってのものだった。『ミエリーノ柏木 』にはそんな〝裏テーマ(表かも? )〟があった。
ドラマの中の役としてではなく柏木由紀本人のものだろうなと思う言葉が急に使われたりして、わざと視聴者に「これじゃ恋愛は無理だわ」と思わせたり、「柏木由紀さんてこんな性格なのね」と想像させたりするんだ。
今回の小嶋陽菜さんの『メグたんって魔法つかえるの? 』は、それとは違う感じだけど。
小嶋陽菜さんについては演じさせるより素の方が断然おもしろいって場合があるわけで、そこをムロツヨシさんに的確にツッコミ入れてもらえれば、もうそれだけで笑える事は想像がつく。
とても料理ができるようには見えないメグたん。それを演じてる小嶋陽菜さんについても同じ印象。
それに彼女の、あまり細かい事は気にしないテキトーな性格が料理中に垣間見れておもしろい。
なんとも言えないビジュアルの料理が完成し、住人らが食べてみるがお嬢曰く「なんていうか、一言で言うとクソ不味いかな」と辛口評価。
「さっさと出て行きやがれ! 料理もできない世話人に用はねえんだよ」とガッテンに言われ、お嬢も先生も同意のようで大ピンチのメグたん。
メグたん「どうしよう。かくなる上は」
「スンドゥブスンドゥブ、ブブブブブーン」と魔法の呪文を唱えるメグたん
聞いたままを文字にしたので多少の誤差はあるかもしれないが、〝スンドゥブ〟って韓国料理でいうところの「純豆腐」って事だよね? 本当に〝スンドゥブ〟と言ってるのかは定かではない。
そのテキトーすぎる呪文でいかにも不味そうだった料理が、中華料理店で出されるような豪華な一品に早変わりする。
「わあっ⁉︎ 」と驚く一同。
ガッテン「なに今の?」
先生「メグたんって魔法つかえるの? 」
ガッテン「えー魔法使いなのかよ」
魔法使い受け入れ態勢ができている、ろくでも荘の住人たち。
とまあ、こんな感じで魔法使いが主人公のアニメを実写化したようなドラマ。
15分枠のドラマだから書き過ぎてしまうとマズいので、オチのラストシーンはカットした。
その代わりっちゃあなんだけど、最後に登場した中村倫也さんをどうぞ、
若いっ! 8年前なので25歳かな。
メグたんとの恋物語に発展しそうなラストだったよ。
〈おしまい〉
【番組後記】
15分枠のドラマを読むドラマ シリーズで取り上げるのは初めてなので、まさか1話分で1記事になるとは思ってなかった。
何話分かを合わせるか、他の阿倍カステラの「テレビ買ってよ」か、カステラのフロックTVで取り上げるかだなって考えてたんだけど、実際に書き始めると結構成立してるなって。してますか?
しかもこのドラマ、全24話もあるみたい。
どういうタイムスケジュールで放送するんだろうね。毎週1話分じゃ半年近くかかるじゃん。
僕としては全くの初見なので、新ドラマと同じ感覚で書けるから楽しいから、2話以降もやる可能性は高いよ。
〈次回お楽しみに〉