2020年7月12日(日) より再放送スタート!
毎週日曜 深夜 2:05〜
記事は7月19日(日) 放送の第2話より
(注)放送時間は地域によってバラつきあるようです
【基本的に全編ネタバレ】
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〝日替わり〟と言いつつ、最近は新ドラマスタートが相次いでいて読むドラマ シリーズに偏ってしまってはいる
なんなら一気に書いてしまえないものか、と無謀にも挑戦中! それでまた偏るという悪循環が起きている
このドラマって15分枠だし、なんだかショートコントみたいなんだよね。
なので、第1話を読むドラマで扱ったあと、「次はないな」って思った。
だけど、こうして第2話もやることにした。いろいろなタイプのドラマを扱ってみるのも、ためになるんじゃないかと思ったもんで。実際にそうなった時は、「ためになったねえ〜」と、もう中学生さんのように言いたい。
冗談はさておき、本編スタート!
『メグたんって魔法つかえるの? 』第2話
ろくでも荘の居間で、住人のみなさんを応援するメグビー(メグたん / 小嶋陽菜)。
メグたんの名前の説明がややこしいね。
本名がメグビーで、人間界では遠山恵を名乗っている。その恵(めぐみ)から〝メグたん〟と呼ばれるようになったという事だね。この説明いる?
このドラマは2012年7月-12月に放送されたもので、主演の小嶋陽菜さんは当時23か24歳といったところだね。役柄がとても似合ってて、いちいちかわい子ぶってポーズをつけながら喋るとこなんかも様になってる。
企画が秋元康さんによるものなので、小嶋陽菜さんに似合うチョイスをしたんだろうね。
第1話ではラストにしか登場しなかった中村倫也さんが、今回は冒頭シーンから出演してて、さっそくメグたんとの恋を予感させる。
ろくでも荘の住人一人一人に応援メッセージを送るメグたん。
「ヒロトさんも大学受かるように頑張ってください」と応援するメグたん
「はい」とだけ、返事をしてメグたんを見つめるヒロト
するとメグたん、さっきまでの笑顔が消え、
この表情。恋する乙女の表情かな?
いや? よくよく見ると、どういう表情?
突き詰めて考えるとちょっと笑える。
鴨下 おさむ(先生 / ムロツヨシ)が言うには「あだち充的なね」ということらしい。
「いっけね! 予備校遅刻しちゃう」と、席を立つヒロトに、「大変! 急いでください!」と言った後のメグたんの表情がまた変わる。
どういう表情?
いつもの高い声とは違う、ささやくような声で「急いで」とメグたん
だから、その顔。どういう表情?
かわいいのは確かだけど、恋してる表情でもないな。
とにかく見つめ合う、メグたんとヒロト。
「急げばいいのにねえ」と言うのは岩崎たまえ(お嬢 / 池谷のぶえ)。
「まあ、見つめ合いてえ年頃よ」と若い二人に理解を示す江田剛(ガッテン / 音尾琢真)。
「じゃ、ぼく、行ってきます!」と走って出ていくヒロト。
ヒロトがいなくなると、
メグたん「みなさん、メグミからひとつご提案があります」
お嬢「何かしら? 」
先生「考えることまでかわいい」
メグたん「それもサプライズパーティーでいきましょう。予備校が終わるまでに準備して驚かせてしまいましょう」
一同賛成する。
先生、お嬢、ガッテンは部屋に飾り付けをする。
ドラマにおいて誕生日の際は必ず、折り紙や色画用紙等の紙で作った輪っかをつなげたやつを壁に吊す。これはドラマあるあるというより、もはや決まり事だね。
メグたんが手作りケーキを忘れてた、と言い出し「作ってきます」と隣の部屋に消えて一瞬でケーキを手に戻ってくる。
もちろん魔法で出したのだけど、
先生「早い!」
ガッテン「え? パティシエ? 」
「本当は魔法で出しちゃったけど、バレてないバレてない」
サプライズの内容をメグたんがみんなに説明している最中にヒロトが帰ってきてしまう。
飾り付けされた室内を見て、
ヒロト「すごいですね。なんかあるんですか?今日」
サプライズパーティーが台無しになってショックで固まってたメグたんが、「もういやいやいや。こんなのいやですう〜」と叫んで魔法の呪文を唱える。
「ジブラルタルでタルルルルーン」
聞いたままを文字にしたので、多少誤差はあるかもしれないけど今回はこんな呪文だった。前回とは全然違う。かける魔法によって呪文は違うんだろうね。
生命保険会社を思い出すけど、〝ジブラルタル〟ってスペイン南海岸の半島にあるイギリスの海外領土。
後半の〝タルルルルーン〟は、なんだか江川達也氏の漫画『まじかる☆タルるートくん』(週刊少年ジャンプ 1988年-1992年連載)ぽいね。
この魔法にかけられたヒロトはどこかに消されてしまう。
ガッテン「メグたんて魔法つかえるの? 」
メグたん「さあ、ヒロトさんはいなくなりました。サプライズの準備です」
まだサプライズパーティーを諦めてない様子のメグたん。それに魔法使いって事がバレてるのに気にしてない。
先生「サプライズって、こっちが驚きすぎてそれどころじゃないぞ」
お嬢「いるのねえ、魔法使い」
◇夜の11時55分頃
お嬢「まだ帰ってこないわね」
先生「メグたん、魔法でいったいどこまで飛ばしたんだ。ヒロトくんを」
メグたん「それがわからないのです」
一同「えっ? 」
メグたん「そして、人を飛ばす魔法は知っているのですが、戻す魔法を知らないのです」
がんばってやってみます、と言っていろいろとやってみるが尽く失敗する。
そんな中、ガッテンがテレビをつけると、ニュースで南極にいるヒロトが。
そのニュース映像を見ながらメグたんが「帰ってきてくださいませー」と言うと、ヒロトが南極から戻ってくる。
メグたんの魔法は必ずしも呪文が必要なわけじゃなく、気持ちをこめて念じるだけでもいい場合もあるようだ。
戻ってきたヒロトがひどい有様。
今じゃ考えられない扱いを受けてる中村倫也さん。
中村倫也さんの扱いがヒドい!
南極に行って凍えて戻ってきたというより、銅像に扮したコントをやってるようなメイク。垂れた鼻水がひどい!
このあとでようやく、魔法使いであることを人間界でバレてはいけないという言いつけを思い出すメグたん。
ろくでも荘のみんなに見られてしまった魔法の記憶を消すには、パンチラを見せなくてはならない。
「パンチラさせてー」と叫ぶメグたん。
パンチラ後のメグたんの「だめー」
自分で「パンチラさせてー」と言って、パンチラしておきながら、パンチラしたあとに「だめー」と言うメグたん。
一応この「だめー」が決まり文句のよう。
メグたん(ナレーション)
「メグたんはパンチラを見せることで、消したい記憶を消すことができるのだ」
こうして鼻血を出して一人一人の記憶が消える。
ちなみに同性のお嬢の場合は「なんで私までー」と言いながら、みんなと同じように鼻血を流す。
バレなくてよかった、とメグたんがほっとして第2話は終わり
〈おしまい〉
【番組後記】
本来は、読むドラマ『ぼくは麻理のなか』第8話(最終話)をお送りする予定だったのに、あのドラマはわかりにくくて大苦戦し、この記事に差し替えたとネタばらし。
ギリギリまで粘って執筆したんだけど、断念した。
こりゃあ、今日は一日二回更新やんなきゃいけないかもね。
〈次回お楽しみに〉