カステラ書房の毎日

webで小説やエッセイを書く〝阿倍カステラ〟の勤務先。それが『カステラ書房』。今日もひっそりとオープン‼︎

読むドラマ □ case30『ギルティ 〜この恋は罪ですか?〜』第8話

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オープニングサヤカ

「ええ。離婚はしたんですが、手続きが面倒なので仕事上はこのままで行こうと思っています」

週刊SEDAI 編集部に異動になった爽




読売テレビ『ギルティ 〜 この恋は罪ですか? 〜 』

2020年4月2日(火) より放送スタート! 

毎週木曜 23:59〜  

記事は7月23日(木) 放送の第8話 より


【基本的に全編ネタバレ】





『カステラ書房の毎日』は深夜1時に毎日更新中‼︎

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〝日替わり〟と言いつつ、最近は新ドラマスタートが相次いでいて読むドラマ シリーズに偏ってしまってはいる


なんなら一気に書いてしまえないものか、と無謀にも挑戦中! それでまた偏るという悪循環が起きている



とにかく、一緒にやいのやいの言いながらドラマを観る感覚で読んでもらえたら最高です





『ギルティ 〜 この恋は罪ですか? 〜 』第8話


睦月「俺はもう降りるよ、やること全部やったし」

瑠衣「勝手にすれば、私はまだまだ足んないの」


瑠衣「役立たずが。まあいいわ」


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一番の〝手駒〟が 残ってるんだから



瑠衣と睦月。二人のシーンは常にベッド絡み。まあ若い二人の事なんで詮索するつもりはない。それに二人がそれ以外で会う理由も見当たらない。要はそういう事なんだろう。


それにしても及川瑠衣(中村ゆりか)の口からまた恐ろしい事実が。

たくさんのプランや、それを実行するための人材(手駒)を持っていて、この人は悪女として有能だね。この人がドロンジョだったら、ヤッターマンはいつまでも正義の味方でいられなかったかもしれない。彼女がドロンジョだとしたら東睦月(神尾楓珠)はボヤッキー?  全国の神尾楓珠さんのファンの皆さんごめんなさい。


でもね、最近はボヤッキーもイケメンになってYouTuberやってっからね。






以上、『ギルティ』とまったく関係ない話でした。



さーて 今回の〝ドロキュン〟ワードは?


ここでオープニングタイトルカットになる。さーて、期待高まる今回の〝ドロキュン〟ワードは? と、


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こうして期待してると〝ドロキュン〟を使ってこないという、あまのじゃくな番組制作陣。


「今夜、交錯する初恋が動く! 」

「まだ手駒が残ってます」

とテロップに表記されてる。後者の「まだ手駒が残ってます」の方にはご丁寧に矢印【→】まで付けてくれてる。その矢印が差す人物と、ドロンジョじゃなかった瑠衣が接触する。




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瑠衣「ま〜た一人でお買い物ですかあ? 」

美和子「あなたには関係ないでしょ」


それにしてもいつもながら映像が綺麗。瑠衣の服の色合いが背景とマッチしてる。コーディネートされてるんだろうかって思うくらい。



瑠衣「そんな態度ならあの音声お兄ちゃんに聞かせちゃおうかな」

美和子「お願いします、それだけは」


ここで瑠衣から、秋山美和子(徳永えり)は、秋山慶一(町田啓太)のストーカーだったと明かされる。美和子には何やら隠し通さなければいけない秘密があるみたい。


美和子「お願いだからもう私たちに構わないで」

瑠衣「私たち? わかってないなあ、美和子さん」


瑠衣「美和子さんは最初から透明人間だし脇役ですよ。私にとっても荻野爽にとっても」





◇プルミエ出版 エントランス


瑠衣と出会した後、美和子は荻野爽の勤務先に怒鳴り込み、人が変わったかのように激しい口調で爽を責める。

秋山と会っていたのは事実なので爽は謝罪するが、美和子は興奮しすぎていて収拾つかず警備員によって取り押さえられた。





◇秋山のイタリア料理店


店のドアが開く。ドアに鈴が付いてるのでその音を聞き、誰かも確認せずに、「美和子、買い出し行ってきたのか? 」と秋山。

営業時間外なのかもしれないがこの店には、お客様が入ってくるという概念がなさ過ぎる。前回(第7話)も店主がお店ほっぽらかして爽の元へ走って行っちゃったりね。



秋山の奥さん・美和子はついさっきプルミエ出版で大暴れしてたから、流れ的に美和子じゃない。だとしたら爽? くらいしか頭が回らないで観てたら、



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そこに現れたのは西村若菜(筧美和子

次から次へと、展開するねえ


若菜「久しぶり、秋山」

秋山「西村? 西村若菜か? 」

若菜「やっぱ私、どうしても黙ってられなくて」

秋山「え?」





◇プルミエ出版 地下倉庫(地下かどうかは定かではない)


守屋「あの奥さん、帰しちゃってよかったの? あれどう見ても警察案件でしょ」

「本来あんな人じゃないし、動揺してただけだと思うから」

守屋「にしても「ここは会社なんです」か。ま〜た正論でぶん殴ったね」

「あんたってさ、ほんと変わんないよね」

守屋「正論ってさ、自分のことも追い詰めていくんだよね」


一見、再現する程のシーンでもないように思えるけど、昔から爽を知る守屋直道(桜田通)の言葉は結構重要だよね。主人公像が垣間見える。



そこに秋山から電話がかかる。

「西村から聞いた。まさか、瑠衣がお前の母親にまで手を出すなんて。職場も異動になったんだって? 」


先程の西村若菜の「どうしても黙ってられなくて」というのは爽を思っての事だったのか、と一安心。このドラマ観てると疑心暗鬼になるよね。


「大丈夫。新しい職場も順調だから」

秋山「なんか他にも問題起きてないか? 」

一瞬、沈黙する爽

秋山「何かあったのか」

「ううん、若菜から聞いたんでしょう。それが全部だから」


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「なんでだよ。なんでお前はいつも」



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秋山「俺を恨めよ。何も気づかなかった俺を、ちゃんと責めてくれていいんだ。恨んでくれよ俺のことを」

「秋山を恨んだら、秋山を支えにしてきた自分まで否定することになっちゃうじゃん。私は大丈夫だよ秋山。それより奥さんのこと大事にしてあげて」


そう言って電話を切った爽。


店にいる秋山は携帯電話を握りしめ、爽のことで頭がいっぱいになってる。

爽の泣いてる顔や思い悩んでそれを隠している顔。これまでの爽の表情を秋山が思い返してる。そのシーンに出てきた、あの高校生の頃のカット。



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新川優愛さんしっかり高校生じゃんって、もうそこイジんなくていい?



それよりも何よりも、夜の営業始めなくていいのかな? 秋山さんよ。最近もっぱら準備中。と、言ってるそばから瑠衣の電話で呼び出されてその場所へ、またもやお店をほっぽって迎う秋山。





呼び出されたその公園は7年前、秋山がイタリアに行く2週間前に瑠衣と会った場所。

その回想シーンが挟まれる。



◇7年前の瑠衣


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「お兄ちゃん、今までずっと苦しめてごめんなさい。でももう大丈夫。私一人でも幸せになるから。だからお兄ちゃんも幸せになって」



瑠衣はこの公園から秋山をホテルへ連れて行く。

のこのこと着いていく方も着いていく方だけど、そこでは、ドラマあるある いきなり半裸になっての「抱いて」シーンが展開される。多いよね〜。でも現実にはそういう事はそうそうない。あるわけないよね〜。


でもこのシーンで重要なのは、中村ゆりかさんの美しい背中ではなくて、中村ゆりかさん演じる瑠衣によって語られた、イタリア出発前に秋山が爽とホテルに入った事実。


ホテルに入る瞬間を写真週刊誌の記者ばりにスクープした画像を秋山に見せる瑠衣。そして、今二人がいる部屋が同じ部屋だと言い「何してたの? あの日、二人でここで。あの人と何したの? 」と問い詰める瑠衣。そりゃあもう、やる事と言ったら…じゃなくて! 秋山はともかく、爽はそういう事をしない女。以前、元旦那・荻野一真小池徹平)にそう宣言してたよね。



「俺への怒りは俺だけにぶつけろよ。頼むからもう二度とあいつに迷惑をかけるな」とホテルを去る秋山。


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「それはできないなあ」






◇週刊SEDAI 編集部


残業をしている爽に守屋は「奥さんのせいで散々な目に遭いましたって、その彼に泣きついちゃえば? 略奪できるかもよ」


その守屋の言葉に「バカなの!」と爽。

出ました! 爽の伝家の宝刀「バカなの!」


そのあとも心の中のドロドロを吐き出せと、アドバイス的なことを言う守屋だが、「自分が女だってことくらい思い出せよ」と爽にキスをしようとする。

爽は守屋をおもいっきり引っ叩いて突き飛ばし、「クズっ!」と職場から避難する。


そのあと見晴らしの良い夜の高台で、秋山のことを思う爽。瑠衣にスクープされてたホテルでの一夜の事もここで回想される。


秋山「俺に会いたかった? 」

「会いたくなかった」

目を逸らしながらそう答える爽の本心を秋山は知っている

秋山「俺もだよ」


爽の頬をつたう涙にそっと指をあて、それから優しく手のひらで頬に触れる。そしてキス。

二人はそのまま例のホテルへ行くという流れ。


爽(回想)「カズくんと婚約してること、秋山に言わないままだった」

爽(回想)「自分のずるさを見ないふりした」


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「ごめん。ごめん、できね」



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「うん、ごめんね」




「秋山、ごめん僕からも謝りたい」と筆者。

先程「秋山はともかく、爽はそういう事をしない女」と発言してしまった事。

流れに身をまかせていた爽の気持ちを汲んで、ストップをかけたのはむしろ秋山の方だったという事実を知る。

「秋山はともかく」とか言っちゃってすみませんでした!




爽(回想)「それから1週間後」


爽の職場に電話がかかる。秋山があの夜の事は忘れて欲しいと言う。空港から公衆電話でかけてきた秋山。


あの幸せになるという〝守れなかった約束〟を、この時交わしたんだ。


「もう、あんま心配かけんなよ、バーカ」と言って電話を切る秋山。

爽は勤務先のトイレで大泣き。


爽(回想)「あの時、散々思い知ったはずなのに、もう二度と私たちが元に戻る事はないって」


爽(回想)「なのに、どうして私は…」

爽は秋山のことを思い返す。その中にまたしても例のカットが、



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高校生の秋山「ヒーロー参上! なんつって」


秋山よ。せっかくいいシーンだったんだから笑かさないでおくれ。

おまえ、生徒じゃないな。担任教師だろっ! は言わない約束。




爽(回想)「どうして心のどこかで待ってしまうんだろう」


そこへ、

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「どうして? 」

秋山「ここに来たら、お前がいる気がして」


ずっと秋山のことを考えてしまっていた爽の前に、あの頃のヒーローのように登場する秋山。

秋山「瑠衣が、まさか美和子まで使ってお前を追い詰めるなんて」

「もういいよ。悪いのは瑠衣なんだから」

秋山「違う。俺が逃げたせいなんだ」


秋山は自分が瑠衣から逃げるようにイタリアへ行った事を話す。「私だけ見てくれなきゃ死ぬ」と言う瑠衣のそばに、これ以上いられないと限界を感じて「イタリア修行を口実にあいつから逃げたんだ」と。


「ごめんな」と涙を流す秋山。

自分が逃げた事で、爽がすべてを失ってしまったのだと、「お前に幸せになれとか言っといて、最低だ」と泣き崩れる。


その秋山に、今度は爽がそっと肩を抱き「わかったから」と声をかける。

「お前だけは絶対、傷つけたくなかったのに」と泣き続ける秋山を優しく抱きしめる。


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爽(心の声)「目の前のこの人は、もうあの頃のヒーローなんかじゃない。でも、心から思う。この人を守りたいと」



いつの間にか逆転してんだよね。以前の一真の時もそうだったけど、こういう大切な人を守りたいという芯の強さを持ってる女性なんだ、爽って女性は。そこらへん、あの「バカなの!」にも表れてるんだと思うな。

それに「秋山泣き過ぎ!」っていうシーンであったことは否めない。



さらに、ここのシーンでも、


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街頭に照らされた緑が自ら仄かに発光してるみたいに綺麗なんだけど、爽のスカートがカラーコーディネートされてるようにマッチしてる



ここで、秋山が爽の元に訪れる前の回想シーンとなる。


秋山の店で、美和子と二人。

瑠衣からの入り知恵で妊娠したと嘘をついた事を秋山に告白する美和子。

美和子を演じている徳永えりさんのこういう時の声って、小刻みにビブラートがかかってるみたいに震えてる。そこに気持ちが入っていることは明らかで、心の琴線に触れる。



徳永えり 最高の名演技


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「ちゃんと私だけを見てくれない人なんて、こっちからお断りです」


文言だけ見るとこんなに否定的な台詞を、相手への思いと感謝の気持ちをこめて表現する徳永えりさんは素晴らしいなって、感動してこのシーンで涙が止まらなくなった。

秋山に対する罪悪感もずっとあったから、これまで背負っていた重い荷物を下ろす瞬間でもあっただろう。それに本当に秋山慶一のことを愛してたんだと思うよ。誰だって別れはつらいよ。


主役の方々には悪いけど、今話はこのシーンが最高だった。

バイプレイヤーがこんなに素晴らしい演技を見せてくれてるから、このドラマの魅力も上がってるはずだよ。




秋山との別れを決めた美和子が店を出て歩いていると、そこへ瑠衣が現れる。

瑠衣「なに? もう出て行っちゃうわけ。期待はずれだな。もっと引っ掻き回してくれないと」

美和子「かわいそうな人」

もう、瑠衣の脅しに怯えていただけの美和子じゃない。それだけ言うと瑠衣に構わず去っていく。




瑠衣「っとに。どいつもこいつも。役立たずが」

そう言ってバッグからカッターナイフを取り出す瑠衣。それも工作用くらいの細く薄刃タイプのやつ。

しかしそんなもんで切りつけられでもしたら大変なことになるけれど、それを止めたのは、



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荻野一真「やめろ、瑠衣」


再び 登場‼︎ 小池徹平





週刊SEDAIの編集部に戻った爽。

編集部で寝ていた守屋が「またどこかで正論吐いてきた?」と軽口を叩く。



そんな編集部で、自分に語りかけるように声に出し、次第に涙を流しながら語り続ける爽。

最後に、


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「なんで秋山じゃないとダメなんだろう」




〈おしまい〉




次回 第9話は本日 7月30日(木) 夜11:59〜








【番組後記】


このドラマもいつも再現率が高くなってしまう。覚悟してたけど、結構時間がかかってしまい、前回予告してた一日二回更新は実行できなかった。最速の執筆家としては無念!


できる限り更新回数を増やし、情報量も充実させながら続けていきたいと思ってますので、良かったらこれからも読んでくれたらうれしいです。ではでは。




〈次回お楽しみに〉