□MBSテレビ『ゆうべはお楽しみでしたね 』
2020年7月26日(日) より「ふっかつのほうそう」(再放送)スタート!
毎週日曜 24:50 〜
記事は8月9日(日) 放送の第3話 より
☆放送日時は地域によってばらつきアリ
【基本的に全編ネタバレ】
『カステラ書房の毎日』は深夜1時に毎日更新中‼︎
◉阿倍カステラの「テレビ買ってよ」
◉読むドラマ シリーズ
◉カステラのフロックTV
など人気企画を日替わりで更新してます
〝日替わり〟と言いつつも、読むドラマ シリーズに偏ってしまっている。
そんな現状を打破しようともがいている毎日。いつになったら改善されるのやら。
今回の振り返り度 ★★
星2つ。振り返り弱めかな。かなりカットしてる部分も多い。
まだ観たことない人には、これを読んで「なんだか面白そう」と、ドラマを観てもらえたなら、やってる甲斐があるってもんだ。そこも目指したい!
☆ そうそう、 読むドラマとは
一緒にやいのやいの言いながらドラマを見る感覚で読んで楽しめる、ダイヤ乱れまくりの脱線トークバラエティーである
カステラタイム / 午後3時に一日二回目更新 実施!
『ゆうべはお楽しみでしたね 』第3話
岡山天音さんの高校生役も結構イケてるかもね、なんて思った高校生の頃の回想から始まる今話。
岡山天音さんの撮影時の実年齢は24歳かな。
先日、最終話を迎えた読売テレビ『ギルティ 〜この恋は罪ですか?〜』(主演 新川優愛 2020年4月-8月)での町田啓太さんの高校生役(回想)を読むドラマでは散々いじったけど。町田啓太さんは実年齢30歳だからね。そりゃあ無理もないよ。
それに比べたらだいぶ高校生っぽい、さつきたくみ(岡山天音)が告白してる。
高校時代も陰キャラだったろうに、女子に告白してる時点ですごいけど。
そこはやっぱりフラれるわけで、相手の女子に「いや、ムリです(笑顔)。ムリムリムリ(笑いながら)。うん、ほんとにムリ(しみじみ)。ムリムリ〜(待っていた友達の方へ走りながら)ほんとキモいんだけど〜」と言われる始末。
たくみ(心の声)「ムリなのはわかったけどそんなにムリなのか? 心の中であの子がムリと言った回数を数えていた」
「7回か」とつぶやくたくみ。
◇たくみのバイト先 アニメイト
たくみ(心の声)「それからというもの、誰かを好きになるなんて自分には縁がないものだと思い込んでいたけど」
そう言いながら先輩・大仁田(宮野真守)の肩を揉んでいるたくみ。
子どもの頃におじいちゃんと住んでいて、よく揉んでいたので肩揉みが上手くなったらしい。
それにしても、いつも賑やかな大仁田さん。肩を揉まれてる最中も一人でギャーギャー言ってる。
「あ〜いいよ」と気持ち良さを口にしながら、特に凝ってる箇所を揉まれると「そこ、なんかいるね。ばくだんいわみたいやついるね。ばくだんベビーみたいやついるね、そこね」と、ドラクエ比喩が止まらない。
◇さつきたくみの家
バイト先での肩揉みの話をおかもとみやこ(本田翼)に話すたくみ。
みやこ「ねえパウさん。ちょっと揉んでみてよ」
たくみ「え〜〜っ!」(驚きすぎっ!)
たくみ(心の声)「ち、近いな。それになんだこの匂いは?」
緊張しながらもみやこの肩揉みを始めるたくみ。
「あ〜、気持ちいい」
たくみ「おじいちゃ
たくみ「おじいちゃん見てる。女の子にキモいと言われてきたこの人生。俺、あなたのおかげで今夜初めて、女の子に気持ちいい〜って言われたよ」
亡くなったおじいちゃんに報告するような事かっ! ってツッコミたくなるけど。ここ、おもしろくて何だか懐かしい。女の子に免疫ない頃って、その体に触れる機会があると異常に緊張したし、興奮したりしたもんだよなってノスタルジックにもなる。
SNSで見かけた、スライムの形をしたパンケーキを出すお店に行ってみたいと話すたくみ。
一人で行くには難易度高いし、女友達もいないから行けないというたくみに、
「いるじゃん! ここに、女友達!」
「えーっ!」っと驚いて固まってしまうたくみ。いや本当に固まってしまってるよ。
みやこ「え? パウさん? どうした? なんで? ただのしかばねなの〜おい!」
“ へんじがない。
ただの しかばね のようだ。” ってことだよね。
何かにつけてドラクエ比喩だな。まーそういうドラマか。
で、二人してスライムのパンケーキを出すドラクエカフェ的なお店に行き、なんだかデート気分を味わうたくみ。
帰り道で、子どもの頃にドラクエとコラボした遊園地で食べたパンケーキの話をするみやこ。それはパパとの数少ない思い出だという。そこでたくみは、本人はもう覚えていないと言うその遊園地を探し始める。
◇たくみのバイト先 アニメイト
オンラインゲームでの仲間たちにも相談し集めた情報を元に、たくみが候補となる遊園地に片っ端から電話をかけていると、その様子を見ていた外山くん(ゆうたろう)から有力な手がかりを入手することになる。
あやの「こんにちは〜。ここで働いてるってみやこから聞いててさ。近くまで来たから、いるかな〜と思って探しちゃった〜。すごいね〜アニメイトって。初めて来たわ。未知との遭遇って感じでちょーワクワクした」
その甲高い声、甘ったるい喋り方にかわいこぶってるような仕草。筧美和子さんてこういう役がハマり役だね。
ABEMA TV『ABEMA prime』天気予報コーナーの穂川果音さんによる〝きゅるん〟ポーズみたいなこの両手。実際にこれを会話中にやるのって上級者レベルじゃないと無理だよ。
筧美和子さん演じるキャラはそれが当たり前かのように馴染んでるからね。すごいよ。
あやの「ねぇ、今日ってお仕事何時に終わるの?」
たくみ「あ、えー。今日は早番だから6時には終わりますけど」
あやの「マジで! やったあ。じゃあ、晩ごはん一緒に食べに行こうよー。お買い物して時間つぶしてからまた来るね」
いきなり現れてほとんど一人で喋って、勝手に約束を決めて「また来るね」だからね。自由奔放系キャラ・あやの 恐るべし! たくみは圧倒されっぱなし!
◇たくみとあやの 晩ごはん
たくみがドラクエとマンガの事を話してる。
あやの「たくみくんて、そんなに漫画とかゲームが好きなんだ。じゃあ今の仕事楽しいねー」
たくみ「あ、そうすっね〜」
たくみ(心の声)「自分のことを面白く話せてる気が全くしなくて心苦しい。できるだけ楽な聞き役に徹したい」
たくみ「あ、あの〜。俺の事じゃなくて、あやのさんの事を話してください」
あやの「え〜、なんで? 今日はたくみくんのことが知りたいんだよ」
たくみ「俺の事なんか知っても面白くないでしょう」
あやの「それを決めるのはたくみくんじゃないよ」
あやの「あたし、たくみくんの事もっと知りたいって思ってる。今までお付き合いしたことのないタイプだから、気になっちゃって」
あやの「あたしは未知との遭遇にワクワクしてるけど、たくみくんは私みたいなタイプ興味ないかな?」
たくみ(心の声)「これって、そういうことなのか? ネルゲルがスライムにガチ恋するくらいありえないんだが」
このドラマはオンラインゲーム・ドラクエ X を巡るストーリーになってるから、それって『ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン』の事かな? ということはこのゲームのラスボスが冥王ネルゲル。それがわかったとしても、そのネルゲルがスライムにガチ恋するという例えはピンとこない。
【注釈】筆者はゲームをやらないし漫画を読まない。何にも知らない状態からこのドラマを理解しようとしている最中である。
知ってる人はこの例え、わかるの?
たくみ「あ、あ、あの〜。興味ないって言えるほどあやのさんのこと知らないですし」
あやの「場所変えよっか」となる。この時のあやのはいつものトーンじゃなく、ささやくような色っぽい口調。
そして、二人はホテル街へ
あやの「なんだか楽しいねー」
たくみ「あ、あの〜。ここって?」
あやの「さあ、どこにしよっか? どうせならきれいなところがいいよね。ねぇねぇ、たくみくんどこがいい? ねえねえ」
あやのに腕を掴まれてホテル街を歩くたくみ。
第3話はここで終わる。
今回のタイトルが「じんせいはクエストだ」なんだけど、たくみにとってまさに現実世界でのクエストだね。
前半はみやこと二人でデート気分を味わい、後半はあやのと夜のデートを味わおうとしているたくみ。
一方、後半になるとみやこのシーンは極端に減ったのだけど。
パウさん(たくみ)から、好きな子へアプローチする方法を相談されていた事を、オンラインの仲間から聞かされ、なぜ自分には相談しないのかと拗ねながらゲームをするみやこがとてもチャーミング。
「なんだよパウさんのやつ。私に相談してくれればいいのに」
全6話だということで、ここで折り返し地点。どんなふうに発展していくのかな?
〈おしまい〉
【番組後記】
先日の、「定時更新(深夜1時)を二日連続で遅延した」問題の罰として、一日二回更新を義務のように続けている最中。まあ、割と順調に執筆作業を続けられているので今のところ問題ない。できるところまでやってみよう。
それと、読むドラマもおかげさまでもうすぐ50回を迎える。
そこで大幅なリニューアルもしていきたいなと考えている。しかし今回が48回目。今の段階で「考えている」は、何も考えていなかったに等しい。
何やってんだ! まったくもう!
ま、今回はね。できる範囲でね。
[今回のデータ]
SS画像 8点 約3900字
下書きプレビュー異常なし
〈次回お楽しみに〉