鬼編集長は戻ってくるのか?
奈未の表情が物語る
TBSテレビ『オー! マイ・ボス! 恋は別冊で』
2021年1月12日(火) スタート!
毎週火曜 22:00〜
「火曜ドラマ」枠
〈記事では3月16日(火) 放送の最終話より いろいろと引用しています〉
✳️ 最終話 視聴率は 13.2%
(これまでの視聴率は本記事のラストに掲載)
□今回はこちら
〝読むドラマ□〟についての説明は最後の方で
✴️ これは【後編①】だよ。【前編】がまだの方は、こちらをどうぞ
(あのね、ネタバレ注意だよ)
🔶サプライズの仕切り直し
□MIYAVI 編集部
hinata(小野莉奈)の再撮影の段取りでバタバタと忙しい編集部一同。
鈴木奈未(上白石萌音)と和泉遥(久保田紗友)の二人が、外注スタッフとのスケジュール交渉にもたついていると、すかさず 中沢涼太(間宮祥太郎)が間に入って頭を下げて上手く取りまとめてくれる。
「さっきはありがとうございました」とお礼を言う奈未と遥。
中沢「あぁ。いや、ああいう時 助け合うために仲間がいるんだろ」
奈未「やっぱ中沢さん、いいこと言い過ぎです。日めくりカレンダー作りましょう」
中沢「はあ?」
ちょっとねー。奈未が食い気味に言っちゃってるんで。先輩を小バカにしてるというか、イジりの方が先走ってるような印象。
たった今 感謝してたのが、本当なのか疑いたくもなる。
奈未「あの、一日ごとにツンとデレのやつです」
中沢「それ 誰が買うの?」
奈未「それはちょっと わかんないですけど」
「ツンが来て、デレが来る」
まあ、言ってることは面白い
笑いながらやり取りする二人。
当人のドS 先輩が笑ってるからね。外野が口出しすることじゃないね。
そんな二人を見て、面白くないのは遥さんかな。
🔶〝ドS〟が迷走する おかしな二人
□退社時 夜
自転車で走ってきた中沢が、前を歩いていた遥に「和泉、お疲れ」と声をかけ通りすぎる。
そんな中沢を遥が呼び止めて言い放つ。
「中沢さんって、ドMですよね」
中沢「はあ? 何言ってんだ。急に」
遥「だって。そっちに行ったら報われないって、自分でわかってるのに。報われない方 報われない方ばっか行って」
中沢「あぁ。いや、それは…」
「自分に対しても、ドS っていう説もあるだろ」
いや、中沢さんってば「ドS 先輩」ってイジられすぎて、ちょっとおかしくなってきてる説もあるでしょ。
遥「じゃあ、もし。私とデートして、クソつまんなかったら、ドS の中沢さんは嬉しいですね」
〝ドS〟の定義がおかしなことになってない?
中沢「はあ。何だ、それ」
「じゃあ、もしクソ楽しかったら?」
そっぽ向いていた中沢の肩を叩き、人差し指を立てる遥。振り向いた中沢の頬に指がささるというアレをやってから。
遥「問題あります?」
中沢「和泉、お前なかなかやり手だな」
この時の遥さんって、しゃべり方がいつもより可愛く感じた。それはもちろん、中沢さんと二人きりだからでしょ。
だとしても。あの肩ちょんちょんのほっぺたぶすっは、違和感の方が強かったな。単に可愛らしさを狙ったってことでいいんだよね?(演出の話)
僕の見方が、現在放送中のMBS毎日放送『ホリミヤ』の、堀京子に引っ張られてるんだと思う。
どちらかというとクールビューティなイメージの久保田紗友さんが、可愛らしく見えてきてるから。その可能性はかなりある。
またスピンオフの方の流れだとしたら、ごめんなさい!
見てないので。的外れなことを言ってるかもしんない。
CM前の予告映像がこの後の展開をあおる
いつものテロップの文言をチェック!
「秘めた過去…鬼編集長の涙」
「ボス恋LINEスタンプ大好評発売中‼︎」
らっ、ら、LINEスタンプ⁉︎
ドラマの展開と関係ないし! どさくさにまぎれて、商売っ気だしてきてんじゃん。
🔶新生『MIYAVI』もうすぐ完成
□音羽堂出版 備品管理部
宝来麗子(菜々緒)が出社すると、デスクの上に新生『MIYAVI』の校正刷りが置かれている。
□MIYAVI 編集部
その原稿を持って麗子は「これ、戻しにきた」と編集部に訪れる。
鈴木奈未(上白石萌音)
「えっ、読んでないんですか?」
麗子「どうして 私が読まなきゃいけないの?」
「何度も言うけど、私はもう あなた達の編集長じゃない」
原稿を置き帰ろうとする麗子に、「戻ってきてもらえませんか」と中沢涼太(間宮祥太郎)が直談判する。
中沢「MIYAVI には、やっぱりあなたが必要だと思います」
それでも何も答えることなく編集部を出て行く麗子を、奈未は走って追いかける
奈未「私も小さいですけど、記事 書かせてもらいました。編集長に教えてもらったこと、全部込めました」
「どうしても読んでもらいたいんです。お願いします」
原稿を差し出し頭を下げる。
受け取ろうとしない麗子に無理やり原稿を預け、逃げるように走っていく奈未。
備品管理部へと戻るエレベーターで、麗子は副社長 宇賀神慎一(ユースケ・サンタマリア)と一緒になる。
麗子「副社長」
宇賀神「副社長。その役職も、もうすぐ変わるかもしれません」
麗子「お疲れさまでした」
宇賀神「麗子さん」
「責任も あんまり取りすぎると、他の人が取る責任がなくなっちゃうので」
「もう少し みんなに、責任を分けてあげてくださいよ」
「時には周りに頼ることも必要です。人ってそんなに強くない。完璧じゃなくていいんです」
「ちなみに、僕ならいつでも頼ってくださいね」
だいぶ前から副社長の発言ってイケメンだよね。
発言がイケメンって、意味不明な言葉だけど。
それに今回は良い上司の発言だ。
□備品管理部
『MIYAVI』の原稿をチェックする麗子。
一枚ずつ原稿をめくりながら、最初は少し微笑んだりしてたけど。
次第に過去の自分を思い出す。
憧れしかなかった子どもの頃に、めくっていたファッション誌への想いが重なって涙をこぼす。
🔶戻ってきた鬼編集長
□MIYAVI 編集部
麗子「読ませてもらった」
「時代と共に移り変わっていくのが雑誌であり、そしてファッション。
でもどんなに時代が変わっても、いつまでも変わらないものがある」
「それは作り手の情熱」
「この仕事は、夢の一瞬を提供すること。
あなた達の作った『MIYAVI』には、その力がある。とても素敵な時間だった」
「一つお願いがあるの。もう一度 やらせて」
「あなた達と一緒に」
一同拍手!
奈未「おかえりなさい。編集長」
照れくさそうな麗子
麗子が戻り、以前にも増して活気づく編集部。
副編集長が「新生『MIYAVI』創刊号」って言ってたから、もしかすると第4号ってことじゃないのかもね。
とにかく原稿は戻ってきた編集長によるチェックを経て「責了」となり、歓声を上げる編集部一同。
そんな賑わいの最中、奈未のスマホに尾芦一太(亜生 / ミキ)から電話がかかる。
🔶理緒の手術 付き添った潤之介
□南青山総合病院
手術はすでに終わっている。
術後の心配をする 宝来潤之介(玉森裕太)
蓮見理緒(倉科カナ)
「やっぱり、プロとしてはもう難しいかも」
「でもねジュンちゃん。私 夢に向かって頑張れたこと、後悔してないよ」
潤之介「そっか」
理緒「うん」
さりげなく理緒のバッグを持って「行こう」と、先を歩いていく潤之介。
理緒が「ジュンちゃんはどうなの?」と問いかける。
理緒「ジュンちゃんは後悔してない?」
潤之介「俺?」
理緒「そうだよ バカ」
「ジュンちゃんが後悔してるかしてないか聞いてるの」
「私が手術に付き合ってほしいって言ったのは、最後にいっぱいの優しさをもらって、ふんぎりをつけたかったから」
「ごめんね。わがままばっかな女で」
「でも。私はもう大丈夫」
潤之介が手にしてるバッグを自分の手で持つ
「だから…。ジュンちゃんも、もっとわがままになっていいんだよ。ねっ」
「頑張れ、宝来潤之介!」
潤之介の肩を叩いてから思いっきり体を押す。
少しよろける潤之介。その力の入れ具合に思いの強さがこもってる。
優しくしてもらった分のお返しじゃないけど。潤之介の優しさにつられて、周囲の人も優しくなっていくのかもしれないね。
時にそれが自分にとってつらい選択になったとしても。相手を思いやる気持ちを最優先するんだ。
理緒と別れて。ちょうど病院を出たタイミングで、潤之介のスマホに尾芦からの着信が。
潤之介「もしもし尾芦君?」
奈未「奈未です」
潤之介「えっ?」
奈未「私、連絡先消しちゃったから」
「潤之介さん、お願いがあります」
「私の彼氏になってください」
潤之介「彼氏?」
奈未「はい。フリでいいんで。明日一日だけ」
潤之介「うん。わかった」
ここにきて、二人が出会った頃と同じようなシチュエーションに展開してるけど、どういうこと?
まあ、話しの流れ的にはここで切るのがベストなので、【後編①】はここまで。
次回、【後編②】が本当に最後となる。(よね?)
TBSテレビ『オー! マイ・ボス! 恋は別冊で』
今日は #ボス恋 最終回15分拡大放送です。寂しすぎますが、ぜひ見届けてくださると嬉しいです。いつも半田さんの席の椅子が居心地よくてこっそり座っていました🤫
22時から、ぜひご覧ください〜@bosskoi_tbs pic.twitter.com/DSHDvnzXv3
「読むドラマ□Rebo」とは?
週に30本近く、月に100本以上をチェックしている信頼と実績の(?)
〝令和きってのドラマウォッチャー〟阿倍カステラがお送りする、テレビドラマを読んで楽しむエンターテイメントコラム
【重要】先にドラマを観ることをおすすめしてます
後のことは【後編②】に託すとして。
今回も、ここは短めに終わりたい。
公開時間が迫ってきてるので。
✳️TBSテレビ『オー! マイ・ボス! 恋は別冊で』
これまでの視聴率
第1話 11.4%
第2話 11.3%
第3話 11.0%
第4話 11.6%
第5話 10.8%
第6話 11.8%
第7話 11.4%
第8話 11.8%
第9話 12.0%
で、最終話がこれまでの最高視聴率13.2%
『カステラ書房の毎日』
「したむきちゃん」阿倍カステラ©️
🟧 またね