「俺、お前のこと好きだわ」
🟥 前回のボス恋 🟥
前回、中沢涼太(間宮祥太郎)のこのセリフにしびれた人も多かったはず…なんだけどー(この続きは本編で)。
今回は異例のお詫びからスタートする。それも間宮祥太郎さん関連で…。
「第6話の続きがありません」
そんなお便りを頂いた。
そう、前回のボス恋(第6話)、読むドラマ□Reboの記事。
【後編②】を公開することが出来ませんでした。申し訳ありません!
完全に(執筆の)スケジュールをミスってしまい、間に合わせる事ができませんでした。
僕としても「間宮祥太郎さんについて書く!」と意気込んでたのに実現できなかった事が残念でならない。
で、こうして無駄話をしてると、コレ(第7話分)も間に合わなくなっちゃうんで先を急ぐことにさせてもらいます。ほんとすいません!
TBSテレビ『オー! マイ・ボス! 恋は別冊で』
2021年1月12日(火) スタート!
毎週火曜 22:00〜
〈記事では2月23日(火) 放送の第7話より いろいろと引用〉
✳️ 第7話 視聴率は 11.4%
(これまでの視聴率は本記事のラストに掲載)
🟧 その名の通り 毎日更新やってるよ!
□ 今回はこちら
「読むドラマ□Rebo」とは?
週に30本近く、月に100本以上をチェックしている信頼と実績(?)の〝令和きってのドラマウォッチャー〟阿倍カステラがお送りする、テレビドラマを読んで楽しむエンターテイメントコラム
【重要】先にドラマを観ることをおすすめしてます
(あのね、ネタバレ注意だよ)
□まずはそんな話から
前々から宮崎美子さんって、上白石萌音さんに似てるなあって思ってた。もとい上白石萌音さんが宮崎美子さんに似てるんだ。
MBSテレビ『ホクサイと飯さえあれば』(主演 上白石萌音 2017年1月-3月)をみてた時だったかな。
割烹着を着て料理するシーンがあって。「あれ? 宮崎美子さんに似てるなあ」って、ふと思った記憶がある。
だから今回の『オー! マイ・ボス! 恋は別冊で』での、宮崎美子さんとの母娘役は、上白石萌音さんの本当のお母さんが出演してるような気持ちで見ることができて、ある意味リアルだ。(どういう意味においてもリアルではないけれど)
そんなわけで第7話は、鈴木家の母 真未(宮崎美子)、父 義郎(橋爪淳)、妹 多未(山之内すず)が熊本から東京へやってくるシーンから始まる。
東京に着いて早々に道に迷って電話してくる母に鈴木奈未(上白石萌音)は、右も左もわからなかった上京したての頃の自分を重ねて思い返す。
奈未 語り
「…それがまさか。こんな風に編集部で働くなんて」
「私、鈴木奈未。まだまだ失敗も多いけど、鬼のようなボスからこの前初めて「ありがとう」なんて言われちゃったりもして」
「なんだかんだで仕事に恋に…恋は?」
それまで元気よく語っていた奈未のナレーションが「恋は?」で一旦ストップする。
ここから流れるように回想シーンに入る。
🔶「俺、お前のこと好きだわ」の続き
□回想をハイライトで
宝来潤之介(玉森裕太)と、蓮見理緒(倉科カナ)が抱き合っていたのを見てしまった奈未。
その後に『MIYAVI』編集部の先輩 中沢涼太(間宮祥太郎)に告白される。
中沢「俺、おまえのこと好きだわ」
「俺なら、お前のこと泣かせない」
さらに「付き合ってほしい」と続ける。
正式な告白をしてなくて、奈未に不安を抱かせていた誰かさんとは真逆な直球勝負の男。
さて、どうする?っていうね。
今話はその話の続きがメインとなる。
🔶音羽堂出版『MIYAVI』編集部
奈未(心の声)
「なんで中沢さんが私に?」
「告白とかされる心当たり全くないんですけど」
〝心の声が行動にダダ漏れてる〟の構図
『私の家政夫ナギサさん』で 多部未華子さんも多用してたようなかんじのやつ
✳️そんな『私の家政夫ナギサさん』の記事はこちら 見よ、この流れるような誘導を! (そうか?)
🔸音羽堂出版前
夜。会社の前で奈未の帰りを待つ潤之介。そこへ退勤する中沢が通りかかり潤之介に気づき声をかける。
中沢「あのさ。俺、鈴木に自分の気持ち伝えたから」
「隠れてこそこそとか、するのも嫌なんで一応」
「あんたには負けないから。じゃあ」
言うだけ言って去ろうとする中沢に、「ねえ…」と潤之介が呼び止める。
「恋って、勝ち負けなのかな?」
れ、れ、令和〜〜
徒競走に順位つけないで「みんな頑張ったね〜」とか、学芸会で希望する役をやらせるから結果シンデレラ11人みたいな。れ、れ、令和〜〜。
その言葉に中沢涼太は何を思う?
「れ、れ、令和〜〜」とは思ってないのは確かだ
🔶恋の五角関係
□〝交錯する五角関係のゆくえ〟
前半のCM前の予告映像でのテロップが〝五角関係〟をあおってた
その〝五角関係〟の一角、 和泉遥(久保田紗友)は、『MIYAVI』編集部の面々と長野県での日帰りキャンプに参加してる。もちろん中沢も一緒だ。
奈未は編集長 宝来麗子(菜々緒)に命ぜられて、同じく長野県(偶然と言ってた)にある株式会社ISOBE を訪れることになる。みんなとは商談後に合流する予定。
🔶株式会社 ISOBE 応接室
すでに社長 磯辺晋二(近藤芳正)を待たせていて、奈未は気まずい思いをしてる。
そんな奈未からの電話に麗子は、「私の到着まで社長を何とかつないでおいて」と指示を与える。いまだに銀座にいるという麗子。かなり待たせる事になりそう。
窮地に立たされた奈未は「私、一曲歌います。なんちゃって」と、ごまかそうとするが無理。
ついには「彦市どん」がどうしたやら、「タヌキ」がなんたらとかの熊本の民話でつなごうとするという。
それでも無理だったようで(だろうね)、奈未はあきらめて株式会社 ISOBE を後にする。
そこに颯爽と現れる麗子。
いよいよ商談へ入る。
すでに約束の時間を遅れての商談に聞く耳を持たない感じの社長に、「最高の手土産」としてコーチとコラボする承諾をもらってきたと、麗子はそれを証明する書面を見せる。
麗子が遅れた理由はこの承諾をもらうためだったのだ。先に承諾もらってから商談の約束すれはいいんじゃない? は言わない約束。「順序が逆じゃない?」は、ちと寛容さに欠ける。
🔶白姫川のキャンプ場
□ついに最後の〝一角〟が動く
商談を終えキャンプ場にやってきた奈未。その後に中沢と遥も合流する。
何気に奈未の横に座る中沢。
気まずさから奈未は「飲み物買ってきます」と遥に席を譲る。
しかし中沢は「俺も行って選ぶわ」と、奈未の目論見は上手くいかない。
尚も「遥さん。一緒に行って選んできてください」と声をかける奈未。
そんな奈未に遥は「ちょっといい?」と、河原の人のいないところに連れていく。い〜や、飲み物買いに行く話どっかいっちゃったよ! な展開に。
遥「ああいうの、やめてくれるかな」
「こっちがみじめになる」
「中沢さんと2人きりになりたくないからなのか、それとも私に気を使ってなのか。中沢さんのこと避けてるでしょ?」
「私見たんだ…」
中沢が奈未に告白してたのを遥は見てしまっていた。
その上で「誰と一緒にいたいのか、はっきりさせなよ」と言う遥の一連のセリフは、そのシーンが持つ重厚感のある演出とは裏腹に、早くも五角関係の一角を自ら降りたような印象がある。
🔶大切なものを失くすヒロイン
□〝ドラマあるある〟発動!
帰り際に奈未はブレスレットを失くしたことに気づく。
こういう場面でヒロインは大切なものを失くしちゃうんだよね。これはヒロインに限らず逆パターンもあるんだけど。
それで一緒に探すことになって、二人っきりになるという展開。
□さらにバスは行ってしまう
そんなほっそいブレスレット見つかるわけないって! と思ってたけど案の定見つからず夜になる。
二人はバスに乗り遅れ、次のバスは1時間後。それだと終電に間にあわない。
「しょうがねえ。どっか泊まるとこ探すか」と言い出す中沢。(早いよ、その決断早いって!)
「タクシーも来ないの?」は言わない約束。なんせ現在、〝ドラマあるある〟発動中なんで。
旅館を見つけるが空いてる部屋は一つだけ。コレもそう。
現実世界ではあまり経験しない出来事。「経験したことあるよ〜」って方がいましたらご一報ください。
現実世界にあろうがなかろうが、これは物語なので関係ない。(あんたが言い出したんやでって?)
その旅館に奈未を泊まらせ、自分は他を探すと言う中沢。
そんな中沢に気を使い、一緒の部屋でもかまわないと言う奈未に、
中沢「もしお前が俺の彼女だったら、俺はお前が他の男と泊まるの嫌だ」
そう言って部屋を出ようとする中沢。
そのままその背中を見送ればいいのに、奈未は呼び止めてこのタイミングで、「あの…この前の返事…」と告白の返事を持ち出すのよ。
ここはさすがの中沢も「明日の朝にしてくれるか?」と逃げる。嫌な予感もしてたのかもね。
🔸再び音羽堂出版前
夜。またしても奈未の退勤を待つ潤之介。
そこへ和田和美(秋山ゆずき)が通りかかり、潤之介に奈未と中沢が終電に乗り遅れ帰れなくなった事を話す。
迷うことは何もない
いざ、バイクで長野へ!
🔸長野のどこかの旅館
□母からの電話のあと
潤之介が鈴木家のみんなの東京案内をしてくれてた事を母から聞かされる。
いつの間にか母はもちろん、父や妹にまで好感を得ている潤之介。
奈未はこれまで潤之介が自分にかけてくれた言葉を思い返す。
奈未(心の声)
「気持ちを伝えてくれてたのはいつも潤之介さんの方だ」
「いっつも振り回されてって思ってたけど、私からは自分の気持ち伝えてない」
「自分の気持ちを伝えないから、勝手に私が振り回されてただけなんだ」
そう気づいた奈未。
スマホに潤之介からたくさん届いていた未読のメッセージを見る。
その最後は、「ちゃんと話そう。夜9時に会社の前で待ってる」というメッセージ。
現在の時刻は22時39分
奈未はすぐ電話をかけるが出ない。潤之介はバイク運転中で着信に気づいてないのだ。
その頃、中沢は白姫川の河原で暗闇のなか奈未のブレスレットを探してる。
これも〝ドラマあるある〟なんだけど。
もうずいぶん前からそんなのどうでもよくて。「やっぱこうじゃないとね〜」って、その行動に感動すら覚えてしまってるもん。(かなり単純)
電話に出ない潤之介に、ひたすら電話をかけ続ける奈未。
その奈未の元へ向かう途中で、道路上にいた仔犬を避けようとしてバイクで転倒する潤之介。
ひたすら奈未のことを想いブレスレットを探し続け、一晩たって明るくなって。ついにそれを見つける中沢涼太。
🔶翌朝 旅館を出る奈未
□「コタロー」と叫ぶ少年
結局、潤之介とは連絡がつかないまま朝になる。
旅館を出た奈未は、その旅館の前のベンチに座り中沢を待つ。
そこへ「コタロー」と叫ぶ少年が、奈未の前を走って通り過ぎる。
その少年に目をやると、
朝の眩しい太陽の光に照らされて、はじめは逆光でよく見えないんだけど。これぞ潤之介だよねっていうカットがある。
奈未がようやく、それが潤之介だと気づく。
〝ドラマあるある〟だと潤之介は確実に病院行きだったけどね。
潤之介がその仔犬を連れてたら、奈未の泊まっていた旅館付近で飼い主の少年に出会うという奇跡。もう、ここは茶化さないよ。朝になるまで何やってたんだ、なんて。
潤之介「よかったなあコタロー」
□胸キュンラスト
潤之介「俺、奈未ちゃんのことを考えるとドキドキするんだ」
「奈未ちゃんが笑ってると嬉しいし、泣いてると悲しい。そんなふうに思えるのは…世界中で奈未ちゃんだけなんだ」
奈未「潤之介さん」
「私の気持ち、言ってもいい?」
潤之介「うん」
奈未「独り占めしたい」
奈未「私の事だけ見てて欲しい。」
潤之介「うん」
「奈未ちゃんのことだけ見てる」
抱き合う二人。そこに中沢が到着する。
一晩かけて探したブレスレットを奈未の荷物のそばに置いてそっと消える。
(おわり)
途中で〝ドラマあるある〟が発動しまくってたように、今話のストーリーはとにかく王道だったけど。
最後にこれだけ見せつけられたら、「何も言えねぇ」ってさ。北島康介さんじゃなくても、そう言いたくなるよ。
ここからまだ波乱があるのかな? あるだろうね。
TBSテレビ『オー! マイ・ボス! 恋は別冊で』第8話 放送4時間前のtweet
#ボス恋 まであと4時間🧡写真は #上白石萌音 さん #菜々緒 さんの4のポーズでお届け😝🎶最近さらに素敵なコンビになってきた二人💓第8話は二人にとって新たな展開🌈があります‼️これからのストーリーにとっても重要✨な内容ですよ〜⭐️お楽しみに💙#玉森裕太 #間宮祥太朗 #倉科カナ pic.twitter.com/vSaiOrFXCs
— 【公式】オー!マイ・ボス!恋は別冊で 第8話は3月2日❣️ (@bosskoi_tbs) 2021年3月2日
🟧 【編集後記】
毎度のことだけどギリギリになってしまった。
火曜日はボス恋のせいなのか、放送時間が近づくとアクセス数が上がるという現象があって。
余計に早く公開しなきゃって焦るよ。
そもそも21時くらいの予定にはしてたんだけどね。
TBSテレビ『オー! マイ・ボス! 恋は別冊で』
🔴これまでの視聴率
第1話 11.4%
第2話 11.3%
第3話 11.0%
第4話 11.6%
第5話 10.8%
第6話 11.8%
で今回、第7話が11.4% ずっと11%付近で安定してる。それだけずっと観てる人がいるってことなのかもね。