カステラ書房の毎日

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『silent』第6話 🟥 「音のない世界」で静かに転調する夏帆さん【桃野奈々】フィーチャー回

 

中盤になっての夏帆さんフィーチャー回

 

TVerお気に入り登録は220万人超え⁉︎

 

デビュー15周年の節目・川口春奈さんフジ連ドラ初主演

 

〈 読むドラマ□case376 〉

 

 

 

  フジテレビ『silent』  

2022年10月6日放送スタート

毎週木曜 夜 10:00 〜「木曜劇場」枠

 

 第6話 音のない世界は悲しい世界じゃない。

 

〈記事では11月10日放送の第6話より いろいろと引用 / 画像は著作権に配慮し引用の範囲内で使用しています〉

 

冒頭画像 出典:

https://youtu.be/hozfWcyhFGs

 

 

  第6話 視聴率は 7.9%◇見逃し無料配信(情報)は巻末で

◇視聴率について

フジテレビ木曜劇場枠〝夢の8%台〟へ足踏み状態

 

◇見逃し配信

放送後 1週間限定で視聴できるよ

巻末に「TVer」のリンク情報あり

 

 

 

 

『silent』第6話【ネタバレ注意】だよ

 

次回・第7話 11月17日(木) 夜 10:00 〜放送

 

 

『silent』に漂っている独特の空気感ってなんだろうね。

そのへんについては本編で触れてるんだけど。

 

 

とにかくこの第6話は静か。

その静かに繰り広げられるストーリーが心地いいの。

 

今話のタイトルをなぞって。

〝「音のない世界」の入り口に立って聞き耳を立ててるみたいな静けさ〟とか言ってみたり。

 

で、そんな雰囲気に似合うのが、「桃野奈々」を演じる夏帆さん。

 

紬サイドが一歩引いて。想サイドの物語が展開される今話では、桃野奈々が疑似的にヒロインに見えたりもする夏帆さんフィーチャー回。

 

 

 

実は諸事情あって、記事が途中までしかいけてないのだけど。

 

とりあえず「どこまで書かれてんのかな〜?」と本編へ、興味本位でもいいのでお進みください↓

 

 

 

読むと「ドラマ」がもっと楽しくなる

読んで楽しむエンターテインメントコラム

 

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  「阿倍カステラって何者?」  

気になる人は 巻末の【編集後記】手前の紹介コーナーを見てね

 

 

✴️あのね、目次だよ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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『silent』第5話 🟥 目黒蓮さん〈想〉のノート&紬がポニーテールにしそうでしない回【後編】

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TVer お気に入り登録数 秋ドラマ限定ランキングにて 『silent』1位

 

『silent』に次ぐ2位争いが激化するランキングを見てみよう(11月13日付)

🔸阿倍カステラが  秋ドラマのお気に入り登録数を1〜55位まで順番にならべてみた 記事はこちら

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読みたい記事を読みたいときに by カステラ書房

 

 

TVerお気に入り登録・全番組最多の220万超え!?   chapter-1

 

【2022/11/17 19:00 現在】224.8万人!
視聴率は〝夢の8%台〟目前で足踏み状態⁉︎
 
 

第6話にして夏帆さん登場っていう。

 

主力メンバーを後半に入るまで温存していた感じがまたニクいね。強いチームだからこそできる戦術。(深い意味はない ただの比喩)

 

 

たぶん『silent』って、終盤を前にして大波乱が巻き起こるようなタイプじゃないでしょ。世のテレビドラマって大抵がそんな感じなんだけど。

 

予告なんかを見てても、今後の展開を煽るようなテロップとか一切なくてさ、ほんと静かなの。そこらへん徹底してる印象がある。

 

 

 

夏帆さん扮する「桃野奈々」の登場シーンが多い第6話を、カステラ書房では〝夏帆さんフィーチャー回〟と呼ばせてもらう。おそらくだけど次回もそうでしょう。

 

これが『silent』流の転調かな。

さりげなく物語が変化してるの。

 

 

 

冒頭で夏帆さんを「温存」していたと言ったのは言葉のあやで。

どちらかというと「順番」が回ってきたイメージ。

 

 

前回まで、青羽紬(川口春奈戸川湊斗(鈴鹿央士)が付き合っていた3年間を中心に描かれて来たけど。

 

今度はその間の、佐倉想(目黒蓮サイドのエピソード回となっていて。

もちろんそのお相手が桃野奈々(夏帆

 

 

 

想 大学時代のオープニングシーン

 

想が自転車で走ってんのね。その耳には補聴器を付けてる。

そこに通りかかった警察官に、補聴器をイヤホンと間違えられて注意されるのよ。

 

別に補聴器なら問題ないんだけど。わずらわしいというか、何も悪いことはしてないのに注意されたことにショックもあったんだと思うな。(のちに本人談あり)

 

そんで想は自転車を降りて押して帰るの。

 

ほんとしんみりとしたオープニングだった。

これって『silent』の特徴だよね。他のドラマではなかなか見かけないしんみりさ。こんなに静かに始まるドラマって近年ではそうはないよ。

 

 

 

 

想が桃野奈々と出会い、手話とも出会う chapter-2

 

【大学時代】桃野奈々との出会い

 

人が良さそうな感じの桃野さん。

想とは就職セミナー会場に向かうエレベーター内で出会う。

 

ろう者の方ってそうなのかもしれないけど、手話をするときの表情が豊かなの。

初対面の想に、積極的に話しかける桃野さんの表情は優しさにあふれていた。

 

 

この頃の想の耳は、補聴器をつければ微かに聞こえる程度なのね。

 

それと想が普通に声を出して話してるのよ。

たぶん自分の声が耳を通さなくても聞こえる(骨伝導)から、この頃はまだ話せてたんじゃないかな。

 

現在では想が言葉を発することは少ない。紬の前ですらまだ声を出してないからね。

 

 

 

桃野さんは〝話す言葉を文字起こしするアプリ〟「UDトーク」(おそらく)を使い、想の悩みを聞く。

 

 

ただ不安だってことや、言葉にできないことが苦しいってことを誰かに聞いてもらいたかったと話す想に、

 

『声出さないから大丈夫』

『静かに話聞いてあげられる』

 

と、筆談で答える桃野さん。文字まで優しく見えるよ。

 

 

桃野さんはその文字で、自分が生まれつき耳が聞こえないことを伝えて、こう続けた。以下、『カッコ内』は桃野さんが書いた文章。

 

『音がなくなることは悲しいことかもしれないけど』

『音のない世界は悲しい世界じゃない』

 

 

『私は生まれてから ずっと悲しいわけじゃない』

 

悲しいこともあったけど、うれしいこともいっぱいあって。

それって、聴者もろう者も同じだと桃野さんは書いて。最後にこう締めた。

 

『あなたも同じ』

 

 

桃野さんが「同じ」っていう手話をやって。それを何度か繰り返してると、想も一緒にやるの。そんで二人で「同じ」ってね。

 

 

想が桃野さんと出会い、手話とも出会う。とても静かで優しいシーンだった。

 

みんなが帰った後のセミナー会場が舞台だったってこともあって、物理的に静かだったし。

その静かさがないとUDトークが音声を読み取れないからね。想の声って小さいでしょ。観ていて心配になるのよ。(いらぬ心配!)

 

 

《おまけ》想と桃野さんの筆談は、セミナーの資料らしき用紙の余白に、落書きのように書き込まれてたんだけどさ。あれって「UDトーク」を説明した資料だったのね。気づいた?

 

 

 

 

想と桃野さん、そして紬による三角関係  chapter-3

 

 

桃野奈々の「プレゼント使いまわされた気持ち」

 

紬をめぐる、想と湊斗との〝三角関係 編〟が一段落したと思ったら。

この第6話は想をめぐる、紬と桃野さんという新たな三角関係 編となっていて。

 

想が桃野さんのことを、高校を卒業してからの唯一の友達と説明しても、「ほんとに友達?」と不安がる紬がいる。

 

 

不思議なもんで想がやる「友達」って手話が、「友達以上」って言ってるように見えるんだよね。もしかしたら紬もそう受け取ったのかもしれない。

 

想の表情は優しいからね。その優しさが自分ではない別の人(桃野さん)にも向けられてるんじゃないかって紬が思ったとしたら、そりゃあ不安にもなるでしょ。それがただの優しさだったとしてもね。

 

 

これよりあとにも、紬が桃野さんのことを「どんな人?」って想に聞くシーンがあって。

 

想は「すごく大事な人」「だからちゃんと向き合おうと思ってる」(手話)と答えるんだけどさ。

 

その言葉をあらわす手話に、想の気持ちがすごくこもってるのが感じられるのね。

 

でも、想が桃野さんと向き合おうとしてるのは紬を思ってのことでしょ。

それが本人(紬)には伝わってなくて。皮肉にもさらに紬を不安にさせてるっていう。

恋愛には心のすれ違いは付きものだけど。あまりこじらせてもらいたくない気もしちゃう。

 

 

 

 

湊斗と光

 

湊斗の家に訪れた青羽光(坂垣李光人)が、「ありがとね 湊斗くん。視界に入り込んでくれて」とお礼を言うシーンも素敵だった。

 

湊斗「ほんと 入り込んだだけで、何もしてないけど」

 

「何もしなくていいんだよ。その辺に適当に視界に入る場所にいてくれればいいんだよ。好きな人は」

 

この3年あっての姉ちゃんだから

 

 

 

尺(文字数)の都合でカットしようかとも思ったシーンだったけど。

光くんのこのセリフは、なかなかの名セリフだったので。簡単ではありますが、ご紹介だけさせていただきました。(なぜ、いきなり敬語?)

 

 

 

 

 

想と桃野さん

 

想が桃野さんを呼び出して。

付き合ってはないけど別れ話のような、想なりにけじめをつけようとするシーンがあって。

 

 

桃野さんは想が言いたいことに気づいていて、それを言わせないようにしてるんだと思うんだけど。

 

昔の親友と昔の恋人が、想くんと再会して別れちゃったんだ、可哀想だね、とか。

 

想くんと同じように18歳で難聴になって、23歳で失聴した女の子と恋愛したほうがいい、とか。

 

ちょっと意地悪にも聞こえるような口調で言うのね。(手話だけど)

 

そんで一方的にしゃべりまくった(手話)あと、黙ったままでいる想に、

 

桃野(手話)

「どうしたの?」

「手話わかんない?」

「筆談しようか?」って。

 

 

結局このシーンでは、聴者とろう者は分かり合えないっていう、いつものやり取りで終わるのだけど。

 

 

 

そのあとに一瞬 現実とみまがうような、桃野さんの夢のシーンが挟み込まれてるの。

 

(桃野さんの夢)

夜の歩道。桃野さんが想に電話をかけて、反対車線の歩道にいた想に自分がいる場所を伝える。

 

ようやく気づいた想と合流した桃野さん。手にしてた青いバッグを持ちかえると、想がその手を握る。

手をつないだ二人はそのままどこかへ歩いて行くっていう。そういう夢。

 

 

中盤あたりで桃野さんが偶然に、想と紬が待ち合わせてるのを目撃するシーンがあったけど。

その待ち合わせの相手が自分だったらって置き換えたような夢なんだよね。泣ける〜。

 

 

 

 

桃野さんと紬

 

桃野さんが手話教室帰りの紬に会いに行って。二人はカフェで話をするの。

《注釈》以下の二人の会話は手話だけど、あえて表記をしないでお届けするね。

 

 

桃野さんが紬に「手話上手だね」って言って。想からも教えてもらってるって話にもなって。

紬がそのエピソードを語ってると、桃野さんが「私が想くんに手話を教えたの」って言うのね。そんで、

 

 

桃野「プレゼント使いまわされた気持ち」

「好きな人にあげたプレゼント、包み直して他人に渡された感じ」

 

 

桃野さんは続けて、想の声の話を始めて。あの夢の話を聞かせる。

 

好きな人と電話したり、手をつないで声で話したりする、そういうデート。

 

桃野「憧れるけど。恋が実ってもその夢は叶わない」

 

 

夢が叶う可能性があるのは恋が実ることだけ。

電話したり、声で話したりすることはどうしても叶わないわけで。

 

しかも、「恋も叶いそうにないんだけどね」と桃野さんは言って、そのままカフェを出ていくの。

 

 

 

桃野さん 紬と別れた帰り道

 

大泣きしながら帰る道すがら。

 

図書館で騒ぐ子供たちが司書に注意されてるのを見て、桃野さんが笑う回想シーンが挟まれる。

 

手話だったら図書館でもしゃべれるのにって、想に話してるんだけど。

まるで手話が〝魔法の言葉〟であるかのように、自分のいる世界のほうが優れているかのように得意げに話してるの。

 

たぶん恋なんてしなかったら。いや、想に恋なんてしなかったら。

桃野さんはこうして涙を流すこともなく、図書館で見せた素敵な笑顔のままでいられたのかもしれないけれど。

 

でもそれは矛盾してるかな。そのとき目の前にいたのは想だったから。

その笑顔は想に向けられたものだったから。

 

 

ラストシーンで桃野さんは、想からかかってきたスマホを耳にあてて、また大泣きするの。

 

聴者の目線から見ても純粋に泣けるシーンだけど。

桃野さんは「音のない世界」の住人だから、声で話すことを想像するのは難しいはずでしょ。

 

だとしても、桃野さんがスマホを耳にあてたあの場面で、もしも言葉で伝えることができたなら。

桃野さんは想に何を言ったんだろうって考えてしまうよ。

 

 

 

もうなんだろうね。記事を書くための2度目の視聴だったのに、初めてみたときと同じように衝動的に泣いちゃってさ。

繰り返し視聴することによって、より深く感じられるようになったのかもだけど。

 

耳で聞く言葉はなくても。桃野さんの言葉が、その思いとともに聞こえてるような気にもなったりして。

 

少しインターバルを挟まないと、次話の視聴は無理だなって思ってしまうくらい泣ける回だった。そう、僕は現時点でまだ第7話を視聴してない。

 

 

よって、第7話の回はもうしばらく後になりそう。(体のいい言い訳!)

 

 

🔸番組公式による 目黒蓮さん夏帆さん那須映里さん手話メッセージ tweet

 

〈おしまい〉

 

 

 

 

 

 

 YouTube 関連動画□music

 

【2023/01/01変更】『silent』各話予告がYouTubeより削除されたため、放送前の予告に差し替えました

 

◇第7話 予告動画は下記「Twitter」コーナーのツイート内にアリ!

youtu.be

 

主題歌はこちら

 
 

 Twitter□番組公式

「silent」新木10ドラマ公式 第7話 予告 tweet

【予告動画】予告みない宣言してだけど、今回は半分くらいまでみてしまった!桃野さんもだけど、紬も心配だね。

 

 

 これまでの視聴率◇見逃し配信

🔸これまでの視聴率

 

第1話 6.4%

第2話 6.9%

第3話 7.1%

第4話 5.2%

第5話 7.9%

第6話 7.9%

第7話 %

第8話 %

第9話 %

第10話  %

話数未定  %

 

 

🔸TVer◇放送後 1週間限定で視聴できるよ

tver.jp

 

下記ツイートに TVer のリンクあり

《注意》配信期間を過ぎるとリンク切れとなります。(リンク先で次話へ更新される場合もあり)

 

これまでの全話配信は FODで

 

 

 

 フジテレビ□番組公式HP

 

劇中よりセリフの一部を、本文内容の補足と説明のためにフジテレビ(ドラマ本編)より引用しました

 

 

本文で足りない情報は以下のリンクから引用(出典)元の番組サイトをご覧くださ

 

www.fujitv.co.jp

 

 

 

 

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「読むドラマ□」ってなんなのさ? 

週に25本近く 月に100本前後の番組をチェックしている信頼と実績(?)の 〝令和きってのドラマウォッチャー〟阿倍カステラ がお送りする、テレビドラマを読んで楽しむエンターテインメントコラム!

 

 

◇ 阿倍カステラってどんなヤツ?

 ・令和きってのドラマウォッチャー

 ・令和ドラマ史の管理人

 ・文筆家 であり、ときどき 絵描き屋(?)

 ・「3時のおやつだ カステラロボ!」作者

 ・「TVerお気に入り登録数」の数え人、及び暇人 え〜い、誰が暇人じゃい‼︎

 

 

当ブログ『カステラ書房の毎日』のこれまでの軌跡についてはこちらをどうぞ

(と言いつつ見られるの恥ずかしい)

castella-a.hatenablog.com

◇2022年2月21日『カステラ書房の毎日』30,000PV突破!? 記念のページ

castella-a.hatenablog.com

 

◇2022年8月1日『カステラ書房の毎日』40,000PV突破!? 記念のページは無し

 

 

【編集後記】『silent』第6話の回を終えて…

 

チャプター3は11月20日(日)こう

 

 

これまで『silent』の記事は【前後編】の2部構成にしてたのに。

 

今回初の1部完結(?)となったから、チャプター3にめちゃめちゃ詰め込むことになってしまったよ。

 

結果的には2部構成にしたほうがよかったんじゃない? って思ったりしながら。

 

 

第6話の回も出足好調で何よりだけど。

いまだに視聴していない第7話の回が心配。

 

泣きすぎてぐったりしちゃってるから、少しだけインターバルもらいたいもんね。

 

最後まで読んでくれてありがとうー!

 

 

 

 

 ご覧の記事は

『カステラ書房の毎日』がお送りしましたー♬

「したむきちゃん」阿倍カステラ©️

 

 

  🟧 したっけねー

 

 
 
 

カステラ書房【ランキング情報】

 

『silent』に思わぬライバル出現⁉︎

霊媒探偵・城塚翡翠最終話の回が首位に!

 

 

参考画像【2022/11/17 19:30 現在】

でも長いことランクインしてる『silent』の記事。やっぱり大人気だね。(ドラマがね)

 

 

🔸これからもカステラ書房に応援よろしく

 

 

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