カステラ書房の毎日

webで小説やエッセイを書く〝阿倍カステラ〟の勤務先。それが『カステラ書房』。今日もひっそりとオープン‼︎

『モコミ 〜彼女ちょっとヘンだけど〜』第2話 🟧 窓が泣いてる? そのやさしさに涙 読むドラマ□Rebo📺 | case90


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🟧 前回のモコミ  🟧


誕生日を祝ってもらってる萌子美

でも本当は誕生日が嫌いだったんだよね

 


📺 テレビ朝日『モコミ 〜彼女ちょっとヘンだけど〜

 2021年1月23日(土) スタート!

毎週土曜 深夜 23:00〜

〈記事は1月30日(土) 放送の第2話より〉





『カステラ書房の毎日』の人気コンテンツ「読むドラマ」シリーズ復活⁉️🎉


昨年の9月26日を最後に休止していた読むドラマ シリーズ


現状ではまだどこまでやれるかわかんない。

不安ってヤツは図々しいヤツだから、いつまでもつきまとってくるんだろうね。不安と友だちになった憶えはないんだけどさ。


だからあんまり気にしないで、もっと単純に、今やれることを今やろうって思ったんだ。



また立ち止まるかもしれない。

でも、そんときはそんときでしょって考えるようにして。阿倍カステラはまた、文章を書いてみることにした。



そこで新たに読むドラマ□Reboと名付けた。

この〝Rebo〟は、「生まれ変わること」「再生」を意味する〝Reborn〟を縮めたもの。

読んでくれる人がいるなら嬉しい限りです。これからもお気軽にお付き合いください。






🟧 さーて、はじめよっか 🟧




🔴【基本的にネタバレ注意】





『モコミ 〜彼女ちょっとヘンだけど〜』第2話より



泣いてる窓にこっちまでもらい泣きしてしまった。


自分の繊細さをアピールしてるわけじゃないけどさ。二度目の視聴時も同じところで涙があふれたんだもん。


もちろん「窓がかわいそう」ってだけでもらい泣きしたわけじゃなくて。その窓を見て心を痛めてる萌子美の気持ちが不意にのっかってきて、観ているこっちの感情がおかしくなってしまったんだろう。




“ 小芝が演じる主人公・清水萌子美は、ヌイグルミや石や植物など、感情を持たないとされているモノの気持ちがわかってしまうという繊細な“感覚”の持ち主。(番組HPより)”



そんな事前情報から、いくらか突飛なストーリーなんだろうって予想してた。前作の小芝風花さん主演ドラマ テレビ朝日『妖怪シェアハウス』(2020年)の件もあってか、どんなに突飛な感じのドラマでも驚かないという心の準備はできてた。


だけどその予想は良い方に裏切られた。

〝窓が泣いてる〟ってエピソードを一つ取ってもどう裏切られたかはわかってもらえると思うんで、今回はそこを皮切りに話を進めたい。


それにそんな突飛なストーリーでもないよね。わりとこういう気持ちはわかるし、多くの視聴者が共感すると思う。僕も子どもの頃とかに実際に萌子美のように感じていたことを思い出す。誰だってあるでしょ? ぬいぐるみなんかと話したりした経験。いつの間にかそういう気持ちって、なかったことにして忘れてしまってるんだよね。


でもそれってとても大切なことだったのかもしれない。このドラマはそんなことを思い出させてくれる。





🔶汚れてしまった窓が泣く



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汚れてしまってることを悲しんで窓が泣いてる。つらいのかな。




🔸清水家・キッチン(朝食時)



清水千華子(富田靖子

「ねえ、どう思った? 萌子美が言ってたじゃない。窓が泣いてたって」

清水伸寛(田辺誠一

「ああ」


千華子「いまだにそんなこと言うなんてショックよ」

伸寛「でも萌子美には、そう見えたり感じたりしてるってことだろ?」


千華子「そんなこと本当にあると思う?」

伸寛「まあ、萌子美が嘘じゃないって言ってるわけだし」


千華子「窓が泣くんだよ! おかしいでしょ⁉︎」




母、千華子の「いまだにそんなこと言うなんてショックよ」というセリフがリアル。小さな子どもならまだしも20歳を過ぎた娘が言うんだから受け入れるのは難しいよね。







🔸清水家・二階〈萌子美の部屋〉


おじいちゃんを部屋に呼んで相談する萌子美


萌子美(小芝風花

「工場だけど。まだ窓が泣いてると思う」

須田観(橋爪功

「泣いてる窓を見んのがつらくてバイト休んだのか?」


萌子美「うん」

須田観「そうか。う〜ん。よし! おれにまかせろ!」



孫・萌子美の不安を取り除こうとして「安心しろ」とばかりに自分の胸を叩いて、人差し指を立てて誇示してみせる優しきおじいちゃん。その言葉を受けて萌子美はバイトに出勤する。







🔸工場・萌子美のバイト先


萌子美は工場でネジの点検をしてる。元気に踊るように動いてるネジの中に、不良品は横たわってて黒く変色してるという描写がある。




🔶踊るネジたち

萌子美にはこう見えてる


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多くのネジたちは元気で喜ばしいけど、不良品のネジはなんだかかわいそう。

きっと萌子美はそう感じてるのだろう。観ているとその気持ちが伝わってくる。




100%理解はできないまでも萌子美の気持ちを最優先に考える祖父と兄・清水俊佑(工藤阿須加)は、萌子美のお昼休みの時間に合わせて工場に訪れる。そして萌子美のために工場の窓の掃除をする。


こんなに素敵な、やさしさあふれるお話あります? 近年稀に見る心あたたまるエピソード。



窓ガラスの掃除を終えた兄・俊祐から「どう?」と聞かれ、満面の笑みで「うん、すっごく喜んでる」と答える萌子美。


窓も「ありがとう」って言ったのかな。一瞬虹色にキラッと光って、萌子美の笑顔がその光に照らされてた。




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ここまででドラマが始まって約4分弱。このあとにタイトルが表示された。






4か月以上の休止期間を経て再開した「読むドラマ」の一発目としては、今回はこのくらいにしておこう。


というのも公開予定日をすでにオーバーしてしまっていて、『モコミ 〜彼女ちょっとヘンだけど〜』は昨夜、すでに第3話が放送されてるからね。



今回語りきれなかったことは、また次回で。

こんな素敵なドラマに出会えたから、これからもこのドラマを語っていきたいと思ってるんだ。






🟧【編集後記】


病み上がりというか、まだ病み上がってもない状態での執筆のため、思いのほか手こずってしまった。それが公開が遅れた原因というか言い訳。


それでも書きたいという欲求はたしかにあって、それをいかなる形でも具現することが今の僕には必要だと思えた。


かつては自ら〝最速の執筆家〟なんて嘯いてたけど、今は〝よちよち歩きの執筆家〟ってとこかな。

でもよちよち歩きだろうがなんだろうが、前へ進んでることには変わりない。




再び文章を書いてみようと思うきっかけをくれた、このドラマ『モコミ 〜彼女ちょっとヘンだけど〜』に感謝したい。


僕にとってここで書いていることは、ただのレビューでもあらすじ紹介でもないから。

よちよちでも〝書く〟ことに意味があるんだ。


感情ぐちゃぐちゃだけど。今回はこれを【編集後記】として。






🟧【おしまい】