たぐいまれなる【第一章 完結】
瀬古凛々子の涙と「友達」の定義
『ゴシップ』がもたらす「すっきりしない」気持ちとは?
上記画像 引用元:
フジテレビ『ゴシップ #彼女が知りたい本当の◯◯』
2021年1月6日放送スタート
毎週木曜 夜 10:00〜
「木曜劇場」枠
第6話 瀬古凛々子の秘密…ついに明かされる事実と秘めた想い
〈記事では2月10日放送の第6話より いろいろと引用 / 画像についても著作権に配慮しています〉
◇これまでの「読むドラマ□」とは全く違う形式となってる
念のため「ネタバレ」にはご注意を
『ゴシップ #彼女が知りたい本当の◯◯』第6話
不思議な体験をした。
こんな事ってあるんだっていう不思議な体験を。
僕はこの『ゴシップ #彼女が知りたい本当の◯◯』が好きで、毎週楽しみに観てきた。
でもこのドラマって視聴後に毎回、なんだかすっきりしない気持ちが残るんだ。
でも、それは悪い意味の「すっきりしない」じゃない。
【第一章 完結】とされた第6話。
これは近年のドラマではよくある手法で。
視聴者を飽きさせないために、中だるみしがちな中盤に一度、最終話的盛り上がりを持ってくるというもの。
以前にも何回か書いたりもしたけど、そんなことはどうでもいいと思えるくらいに。
これまでの流れから【第5話】をへて、自然に【第6話】へと物語は盛り上がっていってたから。そこに作為的なものは感じなかった。
「視聴率なんてものはどうでもよくて、視聴者に向けられてるメッセージがしっかりとある」
そう思ったんだ。
観てない人に届けようたって無理な話で。それは読まれないラブレターとおんなじ。
観てる人に届くように…。
真っ直ぐこっちを見てくれてるようなその感覚は、〝瀬古凛々子〟が持つそれと近いような感じもしてた。
先延ばしにしてもしょうがないんで、結論を言うと。
冒頭で言った「不思議な体験」とは、第6話の瀬古凛々子が「ざわざわする」と言った時に僕も「ざわざわした」ということ。
正確に言うと。
その時「ざわざわした」んじゃなく、これまでの回を視聴しながらずっとざわざわしてたんだ。
最初の方は少なめだった「ざわざわ」。
第5話あたりから急激に強くなっていって、ついには第6話の瀬古凛々子の「ざわざわする」とリンクした。
こんなこと書いたって、たぶん読んでる人にはわかってもらえないだろう。
でも〝読んでくれてる〟人にはきっとわかってもらえる気がしてる。だから伝える意味ってあるんだろうね。
ただ何となく読んでいる人に喩えで説明すると、それは映画『ネバーエンディング・ストーリー』で、少年が読んでいた本(ネバーエンディング・ストーリー)の中の主人公と自分がリンクし、物語の中に引き込まれていったあの感覚。
僕の「ざわざわ」をここで言葉にして伝える必要はないし意味もない。それは物語に関係のない僕の答えだから。
でもね。視聴者の中には僕とおなじように「ざわざわ」した人がきっといると思うんだ。その人それぞれに答えがきっとあるはずなんで…。
答え合わせの必要のない答えが。
岸辺春香の死
ドラマとはいえ、出演者が死んでしまうのって胸にぐさっときて。あんまりいいもんじゃない。刑事ものとかサスペンスものとかは一部例外としてね。
『ゴシップ』では中学の頃の瀬古凛々子が友達を亡くしてた。
彼女はその悲しみを受け入れることができず、というか悲しむことさえせずに。友達とも定義できていない「友達」の死を抱えながらこれまでを生きてきた。
感情を表に出さない平たく言えばクールな彼女が、第6話で初めて涙を見せた。
その涙で気づく。岸辺春香が友達だったってこと。
瀬古凛々子が涙するシーンは、いわゆる感動シーンとして自然と泣けるタイプのものではなかった。
思いっきりボロボロと涙を流してしまう感動はわかりやすいし共感もしやすいけど。
自分にしかわからない涙をそっと流すような感動は特別な気がした。
僕だけに届いたラブレターを読んでるみたいで。
僕はその返事を書くような気持ちで、これからも『ゴシップ #彼女が知りたい本当の○◯』を観るよ。
見逃し配信
TVer◇放送後1週間 視聴できるよ
フジテレビ 番組公式HP
劇中よりセリフの一部を、本文内容の補足と説明のためにフジテレビ(ドラマ本編)より引用しました
本文で足りない情報は以下のリンクから引用元(出典)の番組サイトをご覧ください
「読むドラマ□ Rebo」とは?
週に30本近く、月に100本以上をチェックしている信頼と実績の(?)
〝令和きってのドラマウォッチャー〟阿倍カステラ
がお送りする、テレビドラマを読んで楽しむ
エンターテインメントコラム
★「阿倍カステラって何者よ?」っていう人は、こちらの記事をご覧あれ
【重要】先にドラマを観ることをおすすめしてます
【編集後記】
「読むドラマ□」【特別編】
形式が違って驚いた?
これまで【特別編】として記事を公開したことはあったけど。こういうタイプのは初めてだったからね。
前回 第5話の記事が途中で終わってしまったのは、本文でなんとなく触れてるように「ざわざわした」というのがその理由。(理由になってない?)
第5話での「友達」というワードがずっと引っかかっていて。
「これはきっと第6話とつながってる」という思いから、その続きが書けなくなってしまったんだ。
今回のやつは、夜中に書いたラブレターみたいに朝読み返したら恥ずかしい部類のものかもしれないけど。
実際に朝読み返してみても、「まー大丈夫なんじゃない?」って思えたから【特別編】として公開することにした。
誰も読んでくれてないなんてことは絶対ないって 幸せなことじゃないか
もう恋なんてしないなんて言わないよ絶対みたいに
回りくどい言い回しだけど
最後まで読んでくれてありがとうー!
ご覧の記事は
『カステラ書房の毎日』がお送りしましたー♬
「したむきちゃん」阿倍カステラ©️
🟧 またねー
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阿倍カステラはTwitterが苦手なよう
そちらもこのブログ同様にぼちぼちと、一つ一つ積み重ねていきたい
『ゴシップ#彼女が知りたい本当の◯◯』第6話 やっぱり最高だった!
— 阿倍カステラ (@abecastella) 2022年2月11日
たぐいまれなる【第一章 完結】
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苦手克服のために「Twitterで告知するまでがブログ」という名言(迷言?)を生んだツイート
「家に帰るまでが遠足」というけれど
— 阿倍カステラ (@abecastella) 2022年2月3日
「Twitterで告知するまでがブログ」かもしれない
『ゴシップ』サイコー!#ゴシップ#黒木華 #溝端淳平#野村周平 #石井杏奈#野間口徹#フジテレビ #木曜劇場#読むドラマhttps://t.co/lBQ3CDYOdG