カステラ書房の毎日

〝令和きってのドラマウォッチャー〟阿倍カステラが所属する『カステラ書房』

『ハイポジ 1986年、二度目の青春。』第2話 🟧 黒崎レイナさんと「Oneway Generation」 | 読むドラマ□Flash[B] case141

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「読むドラマ□」B面 はじめるよ ♫

 

 

BSテレ東ハイポジ 1986年、二度目の青春。』

 2020年1月-3月放送

テレビ大阪

BSテレ東「真夜中ドラマ」枠

 

〈記事は第2話より いろいろと引用してます〉

 

 

 

 

□今回は

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この「Flash / フラッシュ」 については、記事の最後の方で紹介してるよ

 

 

 

 

 

 (あのね、ネタバレ注意だよ)

 

 

🔶光彦 30年ぶりの実家へ帰る

 

 

□まずは前回のあらすじ

 

以下は、天野光彦(柳憂怜 / 現代)の語りによる前回の振り返り

 

「離婚? リストラ? なんで俺が…って」

「風俗行ったら頭打っちゃって、高校時代にタイムスリップ。しかも46歳の魂だけ」

 

「ヤンキーにカツアゲされてんのを助けてくれたのは、片想いしていた小沢さつき」

 

「二度目の人生では、一緒に走って逃げている」

 

 

 

その片想いの相手、小沢さつき(黒崎レイナ)が「逃げよう」と手を差し出してくる。

光彦はその手をつかみ、二人で商店街を走って逃げましたというのが前回(第1話)までの話。

 

 

 

不良達から逃げてきた二人

 

 

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第2話「Oneway Generation

 

 

不良達に立ち向かっていったことをさつきに「勇気あるね」と言われる。

 

 

光彦「ちょっとワクワクしたっていうか…」


心の声)「だって人生やり直せるんだもんなあ」

 

 

別に強い相手にワクワクしたわけじゃないんだよね。悟空じゃあるまいし。

 

 

さつき「でも 力もないのに、あんなことするのはバカだよ」

光彦「すいません」

 

 

ぐうの音も出ず謝るしかない。しかも小沢さつきに迷惑をかけてるからね。

 

鼻血が出てるからとさつきが、ポケットティッシュを光彦に渡す。

 

思わず「恐縮です」と口にした光彦に、「恐縮⁇」と訝しげな表情をする小沢さつきがキュート!

 

 

別れ際には

さつき「しばらく行き帰りはアイツらに気をつけた方がいいよ」

 

 

 

光彦 30年前の母と会う

 

「27で結婚するまで住んで、3年前に土地も売ってしまった。今は跡形もない実家」

 

 

さつきと別れてからようやく帰り着いた懐かしい実家。光彦は恐る恐る家のドアを開ける。

 

 

息子が帰るや否や、不良に殴られた顔を見て驚く母 侑子(杉山薫)

 

光彦の方は「母さんが、若い」と、30年前の母に驚いてる。

 

 

こんなのって現実的に考えるのは困難だけどさ。想いがリンクしたのかな? このシーンでどういうわけか胸が熱くなった。

 

 

光彦(心の声)「母さん。今は認知症が進んで、俺のこともわからないくらいなのに…」

 

46歳の光彦にとっては、懐かしさだけじゃなく複雑な思いがあるんだろうね。

「お医者さん、行かなくていいの?」と言う母に、「平気、平気」と答える。母の前で泣きそうになったのをごまかしてるようだった。

 

 

 

 

自分の部屋に入ってからは一転して単純になる光彦。

「あの頃のままだぁ〜。あたりまえか」

 

「あぁ〜 貯金はたいて買ったラジカセだぁ」

机の上のラジカセに特別な思いをもって触れる。

 

そんで、さっそく小沢さつきにもらったテープをかける。

そこから流れてくるのは、中村あゆみ翼の折れたエンジェル』♬

 

 

 

夕食時には、30歳若い姉と弟に対面する。

 

「俺とは違い、そこそこグレてた短大生の姉ちゃん」

「俺とは違い、中一でサッカー部のレギュラーの考次」

 

光彦は当時から姉と弟に見下されていて、現在でも苦手意識をもったままでいる。

 

 

 

 

 

🔶1986年の鈴木絢音さん

 

 

□運命にひかれ合う二人?

 

翌日の朝

通学途中。男子生徒が光彦にぶつかってきて、その反動で司幸子(鈴木絢音 / 乃木坂46とぶつかってしまう。

 


こちとら、知り合いにタイムスリップしたことのある人はいないけど。フジテレビ『知ってるワイフ』(主演 大倉忠義 2021年1月-3月放送)なら見たばかりだからね。

一度人生で出会った相手とは、違う人生を歩もうとしても強くひかれ合うんでしょ。知ってるよ。

 

 

まさしくそんなタイミングで光彦と幸子は出会ってる。

前回と同じく驚いて「幸子⁉︎」と呼ぶ光彦。

 

 

幸子「ねぇ、ちょっと気持ち悪いんだけど…」

 

それが彼女の口癖なのか。現代の幸子(いしのようこ)にも、同じように言われてたことを光彦は思い出す。

 

 

 

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「なんで呼び捨てにするの? 友達でもないのに」



司幸子を演じる鈴木絢音さんが1986年の人に見えるんだよね。聖子ちゃんカットって言うの? その髪型も似合ってるし。


一緒にいる友達もそうだけど、しゃべり方も1986年(その時代)を意識してるんだよね。


 

 

 

 

 

戻れない片道のチケットだったはずの人生

 

 

🔶ワンウェイジェネレーション

 

学校では

同じクラスの 馬場真(伊島空)が光彦を待ち構えていた。

馬場は昨日、光彦が不良らにからまれていたのを目撃していたのだ。

 

 

馬場「オメェが引きずられてった先 行ったら、ラブ高のやつら うずくまってたんだよ」

 ラブ高ってのは、不良らの通う私立愛田高校の通称。


「あれ、オメェがやったのか?」

 

 

さつきが不良らを倒したのは見ていないよう。本当の事を言ったらさつきに迷惑がかかるかもしれないという理由で、自分がやった事にする光彦。

 

 

「マジかよ、スゲーじゃん」と興奮する馬場。

光彦は内緒にするよう頼むが瞬く間に学校中の噂になる。もちろんさつきの耳にもとどく。

 

 

光彦(心の声)

「小沢、絶対誤解してる。俺、かばったんだよ。かばったつもりが、嘘つくことになっちゃって…。せっかく人生やり直せるチャンスなのに」

 

 

「ちゃんと謝らないと。ちゃんと伝えないと」

 

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こういうカットの光彦は、46歳の姿(柳憂怜さん)になってるケースが多い。学生の光彦は今井悠貴さん。

 

 

 

 

光彦(心の声)「そうじゃないと…」

と、ここで回想シーンになる。

 

 

それは現代の妻 幸子に小言を言われてる光彦の記憶。

幸子に、靴下を洗濯機に入れるなカゴに入れろとか、缶ビールはグラスを使わず飲めとか、そういう事を言われてる。

 

 

だけど光彦って、そんな妻に反発する感じはなく「自分が悪い」って申し訳なく思ってるんだよね。

 

 

でもその気持ちが妻には伝わってない。

それは光彦が伝えることができてなかったから。

 

 

今話のテーマはここだよね。

タイトルの「Oneway Generation」は、本田美奈子さんの歌

 


本田美奈子. - Oneway Generation

 

言葉がぴったりと当てはまるってことではないんだけど。

今話はこの歌に沿ったようなストーリーになってる。

 

 

〝戻れない片道のチケット〟だったはずの人生(青春時代を含む)を、今こうしてやり直せるチャンスを手にしたんだから。

 

 

“止まらないで自分の道を

少し間違ってもいいから

わき目もふらずに ”

本田美奈子Oneway Generation』より

 

 

この曲が流れるラストシーン

光彦はさつきを校舎の屋上に呼び出す。

 

 

本当に来るのかと不安になってる光彦をよそに、

小沢さつきが屋上に現れる。


…つづく。



 【第2話】のお話はここまで

お時間よろしかったら、最後までお付き合いください

 

 



 

🔶「タイムスリップもの」ドラマって案外人気

 

 

 

□近年の「タイムスリップもの」ドラマ

 

【説明】

この部分は前回(第1話) の記事に掲載している文面を編集したものなので、すでに読まれた方はスルスルーっとスクロールして飛ばしてね。

 

今回 初めて読んでくれてる方は、下記に「引用文」の欄があるので、そこから引用元にとんで原文を読んでもらいたい。そうしてもらえたらこの部分を書いた努力が報われるってもんだ。そう、報われたいやーい!

 

 

 

普段なら気安くコピペしてたんだけどね。

つい最近、それが「重複によるペナルティー」にあたるかもしれないって事を知ったんだよ。SEO的なんちゃら?

 

詳しくはまだ勉強中なんだけど、とりあえず覚えたての「引用貼り付け」を初めてやってみたりして。いろいろと対策をとっているカステラであった。(大したことはやってない!)

 

 

 

では、以下一覧。

 

 

① フジテレビ『知ってるワイフ』

(主演 大倉忠義

castella-a.hatenablog.com

 

読売テレビ『江戸モアゼル〜令和で恋、いたしんす。〜』

(主演 岡田結実

castella-a.hatenablog.com

 

 

 

TBSテレビ『テセウスの船』

(主演 竹内涼真 2020年1月-3月放送)

 

テレビ朝日『真夏の少年〜19452020』

(主演 美 少年 2020年7月-9月放送)

 

BSテレ東ハイポジ 1986年、二度目の青春。』

(主演 今井悠貴 2020年1月-3月放送)

 

 

 

 

今思うと、ハイポジは、超話題作となったテセウスの船』と同クールで〝タイムスリップものかぶり〟やってたんじゃん。

 

2021年1月-3月期での『知ってるワイフ』『江戸モアゼル〜令和で恋、いたしんす。〜』と同じような構図だったんだ。

 

 

 

そう、すなわちこれが

 

🟧 [タイムスリップもの ランデブー]

 

□カステラ ドラマ用語

 

「タイムスリップ」ドラマが同クールで一緒に放送されることの意

 

 

今回 2周目の視聴をしてみて、「オープニングシーンでよく途中離脱しなかったよな」って思った。 でもやっぱり。途中で視聴をやめなかったのは、魂だけタイムスリップして若い頃の自分に戻るという設定と、そのことによって当時好きだった女の子に再会するというドラマチックな展開だよね。一気に心が鷲掴みにされたもの。

『ハイポジ 1986年、二度目の青春。』第1話 🟧 黒崎レイナさんと「翼の折れたエンジェル」 | 読むドラマ□Flash[B] case137 - カステラ書房の毎日

 

 

 

主人公が当時、片想いしていたという相手が小沢さつき(黒崎レイナ)

 

 

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主人公の甘酸っぱい恋心に 共感せざるを得ない そのキャスティングの妙

 

 

 

 

 読むドラマ□シリーズには、黒崎レイナさん関連の記事がわりかしあるよ。

 

✳️ 黒崎レイナさんに関する過去記事はこちら

castella-a.hatenablog.com

 

 

 

ハイポジ 1986年、二度目の青春。』

 

 

 
ハイポジ 1986年、二度目の青春。』
 

 

 

 

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 「読むドラマ□Flash」とは?

 

下記で説明してる「Rebo」の〝増刊号〟的な扱いのやつ。

 

 

じゃあ「読むドラマ□Rebo」とは?

 

 

週に30本近く、月に100本以上をチェックしている信頼と実績の(?)

 

〝令和きってのドラマウォッチャー〟阿倍カステラがお送りする、テレビドラマを読んで楽しむエンターテイメントコラム

 

 

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【重要】先にドラマを観ることをおすすめしてます

 
 
小沢さつき 役
  

 

 

 

🟧【編集後記】

 

やっぱりというか、なんというか。

もっとサラッとやろうとしてたのにやっぱりダメだった。

 

作品に対して思い入れはもちろんある。

それに加えて第1話を題材にした前回(case137)の記事がわりかし人気で。

ほんと、ありがたやーだよ。

 

 

 

 

 ご覧の記事は

『カステラ書房の毎日』がお送りしましたー♬

 

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「したむきちゃん」阿倍カステラ©️

 

 

 

  🟧 したっけね

 

 

 

 

 

 

 

🟥 以下は、2020年 過去記事の一部です

 

【スルー希望】

 

 

☆阿倍カステラのドラマ視聴日記 11月3日(火・文化の日)編

 

ABCテレビ『僕らは恋がヘタすぎる』(主演 川島海荷)第2話 

 

川島海荷さんのかわいさがあふれてるドラマ。ストーリーは割と単純そう。でも気に入ってる。

 

 

メ〜テレヴィレヴァン!』(主演 岡山天音)第5話

 

ヴィレヴァン!2』第1話の配信が始まってるので急ピッチで前シリーズを観てる最中。

 

 

フジテレビ『時をかけるバンド』(主演 白石聖)第3話

 

★今話、けっこう面白かった。長井短さんがアイドルやるって話でさ。え? なんでそうなった? って不思議な回。

相変わらず、未来から来たという強めの設定がさらっと流されてるストーリーに、「マジか」と思う。

 

 

テレビ東京『共演NG』(主演 中井貴一)第2話

 

★しっかりしたストーリーを見せてくれるんで、安心して楽しめる。芸達者な出演者が多いイメージ。

 

 

メ〜テレヴィレヴァン!』(主演 岡山天音)第6話

 

★残すは最終話のみ。

 

 

関西テレビ『姉ちゃんの恋人』(主演 有村架純)第2話

 

Mr.Childrenが流れ出すラスト。これ! っていうもんがあるわけじゃないけど涙があふれてきた。いいドラマだよ。

キャストそれぞれの会話劇が本格的になってきた。小池栄子さんなんて、さすがの面白さ。これはドンドン面白くなってくタイプのドラマだね。

 

 

以上、6番組でした。

 

 

日・月ってドラマの本数が多いみたい。観なくちゃいけないドラマが一気に増える。

今日なんて深夜4時(朝かな?)まで観てたからね。おかげで今、すでに眠い。

 

でもこれからTBSテレビ『この恋あたためますか』第3話 を観なくっちゃ。

 

 

 

『京阪沿線物語〜古民家民泊きずな屋へようこそ』最終話 🟧 2021年大注目!小西桜子さん | 読むドラマ□Flash! case140

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 カステラドラマアワード2021

瞬間感動シーン Weekly 賞の発表アリ!



テレビ大阪『京阪沿線物語〜古民家民泊きずな屋へようこそ』

 2021年1月10日(土)スタート!

 毎週土曜 深夜0:56〜

[真夜中ドラマ]枠

〈記事は3月27日(土) 放送の最終話より いろいろと引用しています〉

 

 

 

 

 

 

 

□今回はこちら

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この「Flash / フラッシュ」 については、記事の最後の方で紹介してるよ

 

 

 

 

 

 (あのね、ネタバレ注意だよ)

 

 

 

 

🔶2021年 大注目の小西桜子さん

 

□出演ドラマ紹介

 

早い話、主演が小西桜子さんってことで注目して見ていたこのドラマ。

 

 

読むドラマ□的には、やっぱり

 

テレビ東京『ふろがーる!』(主演 桜井日奈子 2020年7月-8月放送)


での 檜山愛乃役の印象が強く残ってる。

桜井日奈子さん演じる、主人公の生実野早夜子(おゆみのさよこ)のキャラは強烈だったけど。負けず劣らず、〝ハイテンションなギャル〟愛乃のキャラもなかなかだったよ。


その印象のせいで最初は、『ポップティーン』『ニコラ』とか、ああいう雑誌のモデル出身なんだろうって思ってたら、これが結構がっつり女優なんだよね。



昔の記事なので早くリライトしないといけないんだけど。いまだに人気のある*『ふろがーる!』*の記事。




カステラ書房の倉庫から引っ張り出してきたよ

✳️ よかったら こちらをどうぞ

castella-a.hatenablog.com

 

 

 

そのすぐ後には、主演ドラマ

テレビ東京『猫』(主演 小西桜子 2020年11月-12月放送)

 

www.tv-tokyo.co.jp


このドラマは、あいみょんの楽曲提供により大ヒットしたDISH『猫』を原案とした物語。

あんまり軽はずみにネタバレさせたくないので、ストーリーには触れないけど。結構衝撃的な展開があって、記憶に残るドラマだった。



で、ようやくたどり着いた!


今回の題材の 『京阪沿線物語〜古民家民泊きずな屋へようこそ』 主演となる。




ついでにその次の話を先にしとくと…。

 

春ドラマ 4月8日スタート(予定)の、

フジテレビ『レンアイ漫画家』に出演する。

 

www.fujitv.co.jp

主演 鈴木亮平

吉岡里帆

眞栄田郷敦

岩田琉聖

小西桜子

 

この並びに期待が募る。





 

 🔶そろそろ『京阪沿線物語〜古民家民泊きずな屋へようこそ』の話をしようか



NONSTYLE石田さん脚本のドラマ


主演の小西桜子さん演じる井町潤 はデビュー作が大ヒットした新人小説家。

だけど次回作が書けず、東京から逃げ出すように京都に来て、「きずな屋」へとたどり着いたという話。

 



脚本担当に 石田明NONSTYLEさんが名を連ねていて、それが影響してかコテコテのお笑いっぽい(吉本新喜劇的な)シーンが多い。



実際にお笑い芸人の中川家さんや、バイク川崎バイクさんなどがゲスト出演したり、水玉れっぷう隊 ケンさんがきずな屋の一員としてレギュラー出演していた。

 


□毎回バラエティに富んだゲスト出演者


お笑い芸人の他にもハシヤスメアッコ(BiSH)さんや、三戸なつめさんなど、毎回バラエティに富んだゲスト出演者が登場してた。


観光スポットや地元グルメの紹介もあったりして、エンタメ的ドラマな一面もある。

 


 

さて、今回は最終話。

まさか 読むドラマ□で、それもカステラドラマアワード2021絡みでこのドラマを題材にするとは思ってもみなかった。


 

日本テレビ『君と世界が終わる日に』(主演 竹内涼真 2021年1月-3月放送)を取り上げた時も、たしか同じようなことを言ってたっけ。

 

 

 

 


🔶こころちゃん「京阪トルネード」炸裂⁉︎

 

□約束のアイスキャンディー

 

古民家民泊きずな屋の経営者は小学生の木ノ宮こころ。演じるのは新津ちせちゃん。

 

上記で紹介した『君と世界が終わる日に』にも出演してて。ゾンビ(このドラマ的にはゴーレム)になってたからね。

 

小さな女の子のゾンビ(ゴーレム)姿は、ちょっとショックだった。見てらんないの。

 



先代の女将本庄七海(壇蜜が亡くなる前にきずな屋を譲り受けたこころ。

 


こころの父親 茂(間慎太郎は借金取りに追われていて、娘にも危険が及ぶ可能性があった。

そこで茂は「絶対に迎えに来ますんで」と、七海に土下座までして頼み、こころを預かってもらったという経緯がある。

 


七海はきずな屋を売って借金を返すようにと、こころに権利を譲ったのだ。

 


茂はかねてより借金取りの男に暴行を受けていて、その恐怖から娘がきずな屋にいることを知られたくなくて、今日まで娘を迎えに来れなかったと話す。

 


「おかみさんは、こころに財産をくれたんやない。居場所をくれたんや」

 

「その居場所を売ろうとした父親と、誰が一緒にいたい? 自分でもわかってる。どんなに会いたくても、守るためには来れんかった」

 


こころ「そんなん言い訳や」

 

「そやな。こんなどうしようもないお父ちゃんで、すまんかったな」

 

 

茂がきずな屋の権利書をテーブルの上に置く。

 

ハッと立ち上がって台所へ走り、こころが冷凍庫を開ける。


そこにはアイスキャンディーが入ってる。

 

 


〈回想〉


父と娘が別れた日


「ちょっとコンビニ行ってくるわ」

こころ「こころも一緒に行く」

 


娘に内緒で別れるつもりだった茂は「いや、父ちゃん1人で行ってくるわ」と言う。

 


「え〜 ほなアイス買(こ)うてきてな」

「わかった」

 

「絶対に買うてきてな」

 


〈回想終わり〉



 

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それが別れた時の約束だったんだ

 

 

「こんな大事なもん、冷凍庫入れてたらアカンで」



きずな屋の権利書をこころは、冷凍庫に隠していた。

そこは父ちゃんになら分かる隠し場所だと、あえて冷凍庫に隠したんだ。


 

こころ「なんであの時「待っとき」って言うてくれへんかったん?」

「「待っとき」って言うてくれてたら、ウチ ちゃんと待てたのに」

 

「ごめんな」



こころ「ほんまに、ろくでなしや」

「ごめんな」


父の手を取り

こころ「手 ボロボロや」

「そやな」


 

こころ「お父ちゃん、頑張ったんやな」

「お父ちゃん おかえり」

 


「ええんか」

こころ「おかえり」

 

「ただいま」


 


 

父が権利書の場所が分かったからというか。やっぱり「アイス買うてきてや」の約束を果たそうとしてたんだって分かった瞬間が感動のポイントだったかな。


Castella Drama Award 2021

瞬間感動シーン weekly 賞


【対象シーン】

こころが冷凍庫を開けて、アイスキャンディーが入ってた瞬間

このシーンを父と娘のアイスキャンディーの約束]とラベル貼りしときたい。





□ラストはやっぱりコテコテ


出版社の担当から連絡があり東京に戻ることになった潤。

別れが悲しくてしょうがないこころだったが、そこは性格上つよがってる。




別れの日


井町潤のデビュー作の書籍本を手に


こころ「サインちょうだい」

「読んでくれたの?」


こころ「ぼちぼちやな」




主人公が次回作を書けなくなった小説家。

もうその時点でほぼラストは決まってる。


このドラマには、そこを裏切ってくるなんて必要もないんだよね。

コテコテでいいんだよ。





久我創介(中村俊介

「次回作 楽しみにしてるで」

 

「ありがとうございます」

 

久我「ちなみに、タイトルはもう決まってんの?」

 

「京阪沿線物語〜きずな屋へようこそ〜」



小説の内容よりもタイトルをたずねるなんてね。ちょっとヘンだけど、それは言わない約束。


そして最後は、

 


こころ「なんやそのタイトル」


 

二人そろって

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「しょうもな」





これにて【おしまい】って時に、今さら言うのもなんなんだけど。

こころちゃんの父親役の間慎太郎さんは、間寛平さんの息子さん。


この説明必要だった?






TVer」で4月4日まで視聴できるよ


テレビ大阪『京阪沿線物語〜古民家民泊きずな屋へようこそ』tweet




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 「読むドラマ□Flash」とは?

 

下記で説明してる「Rebo」の〝増刊号〟的な扱いのやつ。

 

 

じゃあ、「読むドラマ□Rebo」とは?

週に30本近く、月に100本以上をチェックしている信頼と実績の(?)

 

〝令和きってのドラマウォッチャー〟阿倍カステラがお送りする、テレビドラマを読んで楽しむエンターテイメントコラム

 

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【重要】先にドラマを観ることをおすすめしてます




🟧 ところで「京阪トルネード」ってなんなのさ


□ 忘れてたわけじゃありません


構成上、こころちゃんの「京阪トルネード」については記事文中では触れられなかったんだけど。


この「京阪トルネード」とは、つまり…その…。

なんなんでしょう?



言葉じゃ説明がむずかしいので画像に頼りたい。これね。



【参考画像】

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だだっ子みたいに手を振り回して、相手にダメージを与える打撃技。


だと思う…たぶん。





🟧【編集後記】


最近ちょっと公開時間がまちまちになっててすいません。


それでも更新頻度の高さはたもっていきたいと思ってる。

同時に毎日更新をやめようかと考えてんだから、かなり難しい問題かもね。




【2021/03/31 追記】

出足が遅かったんで心配してたんだけど。今回の記事が、


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にほんブログ村の「テレビドラマ部門[1,520サイト中]」21位(31日16時現在)になってた。ありがたやー!



「なんのこっちゃ?」って思ってる人はぜひ、この記事の下の「関連記事」下部にあるテレビドラマバナーを押してみてね。




ご覧の記事は

 『カステラ書房の毎日』がお送りしました ♬

 

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「したむきちゃん」阿倍カステラ©️

 

 

 

 

🟧 またね



 

 

 

Castella Drama Award 2021 『俺の家の話』最終話 🟥 期待を上回る鮮やかなる裏切り Best Weekly賞 | 読むドラマ□Flash! case139

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Castella Drama Award 2021

 

瞬間最高感動シーン Best Weekly 賞

対象 【3月第4週】 3月21日(日)〜3月27日(土)までに放送されたテレビドラマ(インターネット配信も含む)

 


 

TBSテレビ『俺の家の話』

 2021年1月22日(金) スタート!

 毎週金曜 22:00〜

金曜ドラマ]枠

〈記事は3月26日(金) 放送の最終話より いろいろと引用しています〉

 

 

 ✳️ 最終話 視聴率は  10.2% 

(これまでの視聴率は本記事のラストに掲載)

 

 



 「カステラドラマアワード2021」史上初 2度目の Best Weekly 賞‼︎


最終話ラッシュの1週間。

その中で迷わず選んだのがこれだった。




今回は本当にネタバレ注意!


まだ見てない人は、見逃し配信等で先に視聴してよね。約束だよ。




 

□今回はこちら

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この「Flash / フラッシュ」 については、記事の最後の方で紹介してるよ

 

 

 

 

 

 (あのね、ネタバレ注意だよ)

 ★これは、いつもの決まり文句

 


 

🔶長州力さんで遊びすぎ!



□「プロレス」が唯一の救いだった


 初めてこのドラマを見た時。

「なんで能なのかな」って思ったよ。


それに認知症の父親の介護や、息子の学習障害だったりがあるでしょ。



メインの「能」でさえ、それほど興味が持てないテーマだというのに。

サブテーマまでもが、とてもキャッチーとは言い難いものが揃えられてたんで。


ふらっと立ち寄ったお店が、そんな品揃えだったら「うっ…」ってなって、長居はできないよね? 喩え、わかる?(ややこしいわ!)



それでも宮藤官九郎さんの脚本だし、「なんかあんだろうなあ」ってのは思うわけで。

まあ、そんな事は誰しもが想像するだろうけど。毎回それが当たるとは限らないじゃない。



第一印象として、唯一の救いは「プロレス」だった。

クラス替えで、前のクラスで一緒だった人が一人しかいなくて、とりあえずはお友達みたいな。わかる?(ややこしいって!)

無意識的に「能」には感じるはずがない親しみやすさを、「プロレス」に感じながら見ていた。これはまるっきり制作サイドの思惑にハマったってことかな。



「プロレス」の話で言うとね。最初っから最後まで、長州力さんで遊びすぎだよ。


長州力さんは「キレてないですよ」どころじゃない。破壊力のある決め台詞というか、面白ワードが豊富にあって、バリエーションがすごいんだよ。

毎回、「形変えるぞ」「飛ぶぞ」「またぐなよ」とか、いろんな場面で連発するんだけど。それが無理やり当てはめられたって感じじゃないのね。


しかもどれも面白いの。長州力さんの偉大さを強さ以外で知るなんてね思ってもなかった。


で、その流れで…






🔶ラストシーンの話をしよう 「対象シーン」はその後に



世阿弥マシン相手に渾身のリキラリアット


さんたまプロレスの試合中に。


長州さんがリングサイドで「またぐなよ」って言ってんのよ。かつて大仁田厚に言ったように。

それでもスーパー世阿弥マシンはロープをまたいでリングインするんだよね。


たまらず長州さんもリングに上がる。

その時の長州さんがキレてるかキレてないかは定かではないけど。すぐにスーパー世阿弥マシンをロープに振ってからの渾身のリキラリアットよ。



だがそれをスーパー世阿弥マシンがかわして〝掟破り〟の逆ラリアットを炸裂させる。それで、



長州力がリング上で大の字

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こんな粋なラストシーンにも感動したよ






□さあ、もう一度。冒頭シーンに戻ろうか


今話 最初のカットが煙突なんだよね。

しかもそれは火葬場の煙突で、今まさに煙が立ち上ってるという。


そう、そろそろ「瞬間最高感動シーン Best Weekly賞」の話をしようか?


ラストシーンの話を先にしてる場合じゃないね。段取りが狂うよ!(それは自分でやったこと)




ちなみに今回は Flash なのでストーリーの振り返りは少なめ。賞に選んだシーンに焦点を絞ってる。






🔶感動しきりの最終話



□選んだのは 宮藤官九郎さんの〝仕掛け〟



2022年1月16日

観山流 新春能楽

観山寿三郎 復帰公演




会場にて


壇上で挨拶をする観山寿三郎(西田敏行



寿三郎「門弟諸氏、協会の皆様。改めて新年のご挨拶を申し上げます」


粛々とお堅い口調で挨拶を済ませると一転する。

静と動。緊張と緩和。




寿三郎「さくらちゃんがねぇ。本日もお着物です」


壇上の脇に立つ長田舞(江口のりこが司会役となり


「はい、見ましょう」

「さくらを見る会の、さくらを見る時間です」

この人もイカれてる(褒め言葉)、ゆえにおかしみがある




そう紹介され、着物姿の  志田さくら(戸田恵梨香が壇上に上がり、くるっと回転してご挨拶。何も言わないんだけどね。その一礼がまーコミカル。



すっかり「何を見せられてんだ」状態の門弟諸氏。しらけムードでまばらな拍手。



寿三郎「ようやくこの時を迎えることができました。脳梗塞で3度、死の淵をさまよい。三途の川で3回ターンをして。今ここ」


「3年ぶりの復帰舞台です」


「まあ、地謡として今回は参加いたします。まあ長い長い闘病生活で、能楽師 観山寿三郎を奮い立たせてくれたのは、なんとほかならぬ世阿弥でした」



ここでスーパー世阿弥マシンこと観山寿一(長瀬智也のリング上での勇姿が回想される。

寿三郎の言う〝世阿弥〟はこっちなのよね。




寿三郎世阿弥の教えで初心に帰ることができました」



〈回想〉死の淵をさまよう寿三郎に 「肝っ玉、しこったま、さんたま〜!」と、声を掛ける寿一らの姿。その掛け声で寿三郎は生還した。




寿三郎「そこで私はね、固く誓いました。必ずもう一度、シテ方として舞台で舞う!」

シテは能で言う主役のこと


「まあ、今回の「隅田川」は、私の長男 寿一が初めて舞います」




寿三郎のその言葉に、

会場にいる門弟らがざわつく。




そんなことは気にも留めずに、話の流れで「おっ、どうした? 寿一は?」と聞く寿三郎。



観山踊介(永山絢斗

「あっ…まだ来てません」


寿三郎「あっ、そうか。ヘヘヘへヘヘッ。寿一のことだから、緊張してんじゃないのかハハハ…」

なんだか上機嫌





🔶ここに寿一がいない理由は…


□舞台裏


舞台衣装に着替えている 観山寿限無桐谷健太に寿三郎が話しかける。



寿三郎「なあ、寿限無。弟子の連中がさ みんな、「ご愁傷様です」って言うんだけど。なんだよな、誰か死んだか?」



その後にも、寿一の事について次々質問する寿三郎に、どこかはぐらかして答える寿限無


続けて、「ていうか、寿限無。何でお前、シテの装束着けてんの?」と言い出す寿三郎。



後から舞台裏に来た舞らに

寿三郎「寿一がいねぇんだよ」


「大丈夫、いるから」

寿限無「見守ってくれてますよ。きっとどこかで」


寿三郎「どこかでじゃ困るんだよ。お前たちさ、ちょっと寿一捜してこいよ」



今日のこの舞台で、「隅田川」を舞うのは寿一だったはず。



あれ、なんかおかしいなってじわじわと。

寿限無の「見守ってくれてますよ…」のセリフ辺りから心がざわつきはじめた。




次第に取り乱していく寿三郎を宥めるように踊介が話を逸らす。



寿三郎「ごまかすんじゃないよ! お前たち何か隠してるだろう ええ?」

ちょっと怒ってる


踊介「(無視して)よし、行くよ」



寿三郎「何 言ってんだよ! 私がね認知症だからって、バカ扱いするんじゃないよ!」


「答えなさいよ。踊介、舞! 寿限無! 寿一はどうしたんだ‼︎」



家族は誰も答えられないでいる


あたかも自分の役目のように

さくらが静かにそれを言葉にする


「亡くなったの」





寿三郎「うん?」


さくら「亡くなったのよ」







🔶大晦日 年越しプロレス


2021年12月31日

スーパー世阿弥マシン VS ホセ・カルロス・ゴンザレス・サンホセJr.




観山寿一 語り

「大晦日の年越しプロレス。スーパー世阿弥マシンは、試合中の事故で意識朦朧となり。そのまま救急搬送された病院でー」





□その病院


息を引き取った寿一。


家族や さんたまプロレス関係者らが取り囲む中、後からさくらが霊安室に入ってくる。


「寿一さん…」



顔にかかる白布をはずし寿一と対面する さくら。



「そん…」

何か言いかけるんだけど、言葉にならない。


「フッ」


笑いともため息とも違う。いや、それらが混ざったもんなのかもしれない。

心の中のどうにもならない感情が口から飛び出したようにも思えた。



「えっ…」

今度は笑い声が含まれてた。



「えっ、もうダメなんですか?」


振り返って。誰にというわけでもなく、そう問いかけるんだよね。


至って、冷静に。落ち着いた声で。

その声や態度とは裏腹に、さくらが冷静とは真逆で落ち着いてなんかいないことは伝わってくる。




悲しみはあとからやってくる場合があるもんね。



ある人には悲しんでるように見えても、ある人にはそうは見えなかったり。


また、内情を知る人と知らない人とでも違ってくる。


そんな見え方の違いに少しだけ似てる。

オープニングから展開されたシーンの数々は、これまでの『俺の家の話』にまず間違いない、いつものシーンだった。


寿一を中心にいつもと変わりなく楽しげに、観山家の人々が 「観山寿三郎 復帰公演」の前日を過ごしているようにみえた。




だけど、この後に。

オープニングからのシーンと同じシーンが繰り返される。

ただ一つ違うのは、そこに寿一がいないってこと。




安置室でのさくらのセリフの後に、そこに眠る寿一本人の


「観山寿一 享年 42歳」

「だが、俺も親父もそのことを受け入れられなかった」



という語りが入る。






🔶「期待を裏切る面白さ」なんて、言うほど簡単じゃない


□それをやってのける素晴らしさ


15分拡大の最終話では、開始15分で主人公が安置室で眠ってしまってる。


寿一の言うように、それを受け入れられなかった親子が中心となって、これまでと変わらない『俺の家の話』を繰り広げてくれた。

おかげで最後まで、泣いたり笑ったり忙しい最終話だった。



こんなにいとも容易く(そう感じるという意味で)、視聴者を欺くなんて凄すぎる。

そう、これが 期待を上回る鮮やかなる裏切り!




大体において最終話は、感動するもんだって決めつけて構えて見ちゃうから、予想通りの展開だと期待を上回らない場合がある。




『監察医 朝顔の最終話なんて、まさにそれだった。

いや、悪く言ってんじゃないよ。それでもぼろぼろ泣いたし。このドラマには、ここにしかない世界がある。



『レッドアイズ 監視捜査班』の最終話は、次から次へと息もつかせない展開に終始したけど。視聴者の期待を裏切った上で面白く仕上がっていたかという点では議論の余地がある。



そういう意味での『俺の家の話』最終話はすごい!



こんな展開を予想できた人がいるだろうか? そんな人は脚本家になれるんじゃない。

あの煙突のカットでわかった人もいるのかもしれないけど。考察好きの人とかね。



僕なんかは、その結末を知った後で「そういえば…」と。寿三郎が死の淵からよみがえったあとの、寿一のナレーションがちょっと引っかかったのを思い出したくらい。にぶいよ、にぶすぎるよ! カステラさ〜ん‼︎(スピードワゴン井戸田さん風ツッコミ)




閑話休題


わあーー。

何やってんだろう。


Best Weekly 賞に選んだシーンをさらっと紹介するつもりがこれだもんね。




では。コホン(咳払い)

 

【3月第4週】瞬間最高感動シーン

『俺の家の話』最終話 3月26日(金) 放送

 

 

〈対象シーン〉

 

 寿限無の「見守ってますよ…」というセリフ辺りから徐々に観山寿一が亡くなった事をじわじわと気づかせる展開


 

 

この瞬間 この感動を

こころにとめておきたくて

 

Best Weekly 賞 決定!



選ぼうと思えばいくつものシーンがそれに該当した。

だけど、そもそものコレがあってこそだと思い、そうは迷わなかった。


スタンディングオベーション

パチパチパチ





🟧これまでのBest Weekly 賞 振り返り!

 

 2021年2月初旬からぼちぼちとスタートした「瞬間最高感動シーン〝weekly〟賞」(旧名)を振り返り!(現在は「Best Weekly 賞」に変更)


まだ読んでいない方はどうぞ ♬


 

 

 【3月第3週】

対象期間 3月14日(日)〜3月20日(土)

 

 【3月第2週】

対象期間 3月7日(日)〜3月13日(土)

castella-a.hatenablog.com

 

【3月第1週】

対象期間 2月28日(日)〜3月6日(土)

castella-a.hatenablog.com

 

【2月第4週】

対象期間 2月21日(日)〜27日(土)

 

 

【2月第3週】

対象期間 2月14日(日)〜20日(土)

こちらは【後編】対象シーンは【前編】にあり!

castella-a.hatenablog.com

 

 

 【2月第2週】

対象期間 2月7日(日)〜13日(土)

castella-a.hatenablog.com

 

 以上!





『俺の家の話』長州力(本人役)さんのtweet





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 「読むドラマ□Flash」とは?

 

下記で説明してる「Rebo」の〝増刊号〟的な扱いのやつ。

 

 

じゃあ、「読むドラマ□Rebo」とは?

週に30本近く、月に100本以上をチェックしている信頼と実績の(?)

 

〝令和きってのドラマウォッチャー〟阿倍カステラがお送りする、テレビドラマを読んで楽しむエンターテイメントコラム

 

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【重要】先にドラマを観ることをおすすめしてます

 




🟧【編集後記】


日曜に公開予定が、日付けをまたいでしまった。すいません!

もっとさらっとやるつもりだったのに〜。って、いつもこんな事言ってるような…。文字を見ての既視感。



最近、過去記事のリライトとかも同時にやってるので、かなり執筆量が多くなってて大変なんだ。

『モコミ』の回なんて、〆切ぎりになっちゃって特に大変だった。


バタバタと間に合わせるために、急いで書いたものって良い印象はないと思うけど。

そのおかげで考えすぎないでスラスラと書けて、逆に良いケースだってあるからね。偶然の産物みたいな文章や、突拍子もないフレーズが出てくることがあって、それはそれでおもしろい。




『モコミ』の回に関して言えば7,000字を超えてるんで、読み返すのもしんどいのよ。



それでもできる限りチェックして、自社開発のカステラクローラーも巡回させてるところなんだ。


そのうち毎日更新をやめて、そっちに力を入れようかとも考えてるところでもある。




最後まで読んでくれた人がどれだけいるだろうか?

いつも読んでくれてありがとうございます!




🔶TBSテレビ『俺の家の話』


第1話 11.5%

第2話     9.7%

第3話     8.9%

第4話     8.2%


第5話     9.7%

第6話     8.5%

第7話     9.3%

第8話     8.3%

第9話  7.7%

最終話 10.2%




 

 ご覧の記事は

 『カステラ書房の毎日』がお送りしました ♬

 

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「したむきちゃん」阿倍カステラ©️

 

 

 

 

🟧 またね




『ハイポジ 1986年、二度目の青春。』第1話 🟧 黒崎レイナさんと「翼の折れたエンジェル」 | 読むドラマ□Flash[B] case137

 

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 【2021/03/27 ほぼ全文リライト!】

 

 

 

「読むドラマ□」B面 はじめるよ ♫

 

 

BSテレ東ハイポジ 1986年、二度目の青春。』

 2020年1月-3月放送

テレビ大阪

BSテレ東「真夜中ドラマ」枠

 

〈記事は第1話より いろいろと引用してます〉

 

 

 

この記事って、過去記事のリライト扱いなんだけど。ほとんど最新の内容なんだよね。

 

そこで、過去記事に埋まらせとくわけにはいかないと判断し、最新記事に変更して新たに公開することにした。

 

「もう読んだよ〜」って方、ごめんなさい。

 

 

ちなみに

カステラドラマアワード2021Best Weekly 賞 発表は次の記事で

 

 

明日の朝(2021/03/29)に公開予定! しばらくお待ちくださいね。

 

 

 

□今回は

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この「Flash / フラッシュ」 については、記事の最後の方で紹介してるよ

 

 

 

 

 

 (あのね、ネタバレ注意だよ)

 

 

 

🔶タイムスリップものって案外人気

 

 

□近年の「タイムスリップ」ドラマ

 

ドラマのジャンルに〝タイムスリップもの〟というのがあるけれど。

最近で言えば、2021年1月-3月期には、下記の2つのドラマが放送された。

 

 

① フジテレビ『知ってるワイフ』

(主演 大倉忠義

castella-a.hatenablog.com

 

読売テレビ『江戸モアゼル〜令和で恋、いたしんす。〜』

(主演 岡田結実

castella-a.hatenablog.com

 

 

昨年は、

TBSテレビ『テセウスの船』

(主演 竹内涼真 2020年1月-3月放送)

 

テレビ朝日『真夏の少年〜19452020』

(主演 美 少年 2020年7月-9月放送)

 

 

 

などがあり、地上波以外だと今回題材としてるコレなのよ。

 

BSテレ東ハイポジ 1986年、二度目の青春。』

(主演 今井悠貴 2020年1月-3月放送)

 

いや、テレビ大阪でも放送されてたから、「地上波以外」ってことでもない。

 

 

今思うと、超話題作となったテセウスの船』と同クールで〝タイムスリップかぶり〟やってんじゃん。

今期での『知ってるワイフ』『江戸モアゼル〜令和で恋、いたしんす。〜』と同じような構図だったんだ。

 

 

 

そう、すなわちこれが

 

🟧 [タイムスリップもの ランデブー]

 

□カステラ ドラマ用語

 

「タイムスリップ」ドラマが同クールで一緒に放送されることの意

 

 

 

 

〝令和きってのドラマウォッチャー〟阿倍カステラとしては、上記に挙げた「タイムスリップ」ドラマのうち、『真夏の少年〜19452020』以外は全て視聴してる。

 

こうなってくると「何でソレだけ見てないのよ」って悔やまれるね。全部見てたらもっとドヤ顔できたのに。(ドヤ顔の画像掲載でもするんか?)

 

 

 

なんでこのドラマハイポジ 1986年、二度目の青春。』を見ようと思ったのか記憶が曖昧だった。

たぶん入り口は〝タイムスリップもの〟って事で、「どんな感じかな〜?」という興味本位で見たと思うんだよね。

 

 

それがさ〜。ドラマ第1話のオープニングから、主人公らしき中年 天野光彦(柳憂怜 / 現代)が風俗に行ってるシーン。

 

なんか B級ドラマ感(失礼!)がすごくってさ。正直、第一印象はあんまり良いものではなかった。

しかもその風俗(ソープランド?)で、プレイを始めようとしてたら滑って転んで頭を打って血を流して、タイムスリップ! というわけのわからなさで。

 

 

 

今回 2周目の視聴をしてみて、「オープニングシーンでよく途中離脱しなかったよな」って思った。

 

 

でもやっぱり。途中で視聴をやめなかったのは、魂だけタイムスリップして若い頃の自分に戻るという設定と、そのことによって当時好きだった女の子に再会するというドラマチックな展開だよね。一気に心が鷲掴みにされたもの。

 

 

 

主人公が当時好きだったという相手が小沢さつき(黒崎レイナ)

 

 

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主人公の甘酸っぱい恋心に共感せざるを得ないそのキャスティングの妙

 

 

 

 

 実はさ。黒崎レイナさんについては 読むドラマ□的にも、いろいろと関連してる記事があるんだよ。

 

✳️ 黒崎レイナさんに関する過去記事はこちら

castella-a.hatenablog.com

 

 

 

 

 🔶思春期は〝キュン〟の宝庫

 

 

□仮想体験的 楽しみ方してみない?

 

僕はカステラなんであれなんだけど、人間なら誰しも今の気持ちのままで学生の頃(いわゆる青春時代)に戻ってみたいって思ったことあるんじゃない? 

 

ちなみに現在 学生で、青春真っ最中な人はこのくだりはスルーで。もしくは家族や知人を思い浮かべて「そんなふうに思うのかなあ」って想像してみてよ。

 

 

 

風俗店のバスルームで頭を打って、46歳の天野光彦の意識が遠のいていく。

 

 

光彦「あぁ、頭が…。えっ、まさか死ぬのか? え、嘘だろ。俺 こんなとこで。

幸子(妻)美憂(娘)。言えなかったけど、お父さん 2週間前にリストラされてたんだ。ごめ〜ん…」

 

 

意識がなくなったのか画面が一度真っ暗になる。

 

すると

光彦「俺、どうなった? 病院? じゃない…」

 

 

次第に意識を取り戻したように暗闇から抜け出して、当時通っていた高校の教室で自分が授業を受けてる。

 

 

光彦「ここって高校の教室? そうか、これって死ぬ前の走馬灯ってやつだ。やっぱり俺死ぬんだ」

 

「でもなんで高校時代? 振り返る思い出なんて一つも…」

 

 

そこで思い出す、となりの席の小沢さつき

 

「好きだったなぁ。一言も話したことなかったけど。俺の高校時代唯一の思い出」

 

 

でも走馬灯にしてはリアルすぎると思いながら光彦が鏡を見ると、そこには16歳の自分。

 

「ってことは…。魂だけが、タイムスリップ⁉︎」

 

 

体は16歳で、中身は46歳の自分。

なんだか「入れ替わりもの(スイッチ)」の要素もあるし、名探偵コナンのようでもある。

 

 

でもそんなことが現実的に受け入れられるはずもなく、光彦はその状況を死ぬ前の夢だと認識する。

 

 

こうなると夢の中で夢に気づいたように、「何だってやれる!」ってなるんだよね。

 

 

当時は眺めるだけで癒されていた小沢さつきに、光彦は話しかける。

 

 

光彦「あの…それ、何を聴いてんの?」

 

さつきは無言のまま、ウォークマン(カセットテープのやつ)のイヤホンの片方を光彦に差し出しす。

 

光彦はとなりに座ってそれを聴くんだよね。

 

 

中村あゆみ翼の折れたエンジェル(1985年)


中村あゆみ - 翼の折れたエンジェル

 

 

 

その曲を聴き終わると、さつきがウォークマンを開けて「気に入ったんならあげる」って、そのカセットテープを光彦にあげるんだよね。

さつきが去っていった後も、感激でしばらく夢見心地な光彦。

 

 

 

🔶 高校生の〝妻〟と遭遇⁉︎

 

その後に校内でばったり司幸子(鈴木絢音 / 乃木坂46と出くわした光彦は思わず「幸子⁉︎」と声を出す。

 

この幸子が のちの妻 幸子(いしのようこ。現代では離婚秒読み状態。

 

同じ高校だったけど、話したこともなくお互いの存在すら知らなかった。

 

 

「いきなり呼び捨てって。誰?」と幸子。

「いえ、なんでもないです」と足早に立ち去る光彦がおかしい。

 

 

 

 

🔶殴られた痛みは生きてる証?

 

 

□当時のままの商店街 そしてゲーセン

 

下校途中も、懐かしい街(30年ぶりだもんね)に大興奮。

商店街を散策してると昔遊んでいたゲームセンターを見つけて、光彦のテンションは上がりまくるが…。

 

運悪く他校の不良2人組に目をつけられ「金を出せ」とからまれるのよ。いわゆるカツアゲ(恐喝して金銭を巻き上げること)ってやつ。

 

 

しかし中身は46歳の高校生。

30コ下の高校生相手にビビりはしない。毅然とした態度でその場を何事もなかったかのように立ち去ろうとするが、見過ごしてもらえるはずもない。その不良に顔面パンチをくらう羽目に。

 

 

光彦「痛えっ! 何これ? 死ぬ前の夢にしては痛すぎる!」

不良「わけわかんないこと言ってんじゃねーよ」

 

 

光彦「ねぇ、夢でこんなに痛いのっておかしいよね? ってことは、これ現実?」

 

てっきり夢だと思ってたから、パニックになってるのよ。

その光彦の様子を見て、不良は「勉強のしすぎか、こいつ?」

 

 

光彦(心の声)「これが夢じゃなく、本当に現実なら…」

 

不良「まぁ、運が悪かったと思ってよさっさと出せ」

 

 

そこで過去の記憶がよみがえる。この不良に同じようにカツアゲされたことを。

 

光彦「たしか高校時代の時も同じこと言ってた。でもこれも運なんかじゃなくて…」

 

不良らにしてみりゃ、何を言ってるのかさっぱりわからないわけで。そこから光彦は殴られ蹴られる。

 

 

光彦「これは運じゃない。運命だとしたら」

 

「痛くて、ジンジンすんだよ。心臓もね、バクバクしてんだ。こんだけ痛いってことは。もうこれはさぁ、現実ってことでいいよな」

 

 

「俺は生きてる 生きてるんだあ」

 

 

光彦(心の声)「これはもう一度人生をやり直せるってことだよな」

 

 

現代ではリストラされ無職。妻とは離婚秒読み状態。

タイムスリップにおいては、過去に出会った人とは運命のように惹かれあい再び出会うというのが鉄則。

 

目の前の不良にからまれたのが「運が悪かった」じゃなく、「運命だとしたら」

それはもう、タイムスリップしたってことになる。

 

 

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「俺 16歳から やり直せるってことだよなあ」

 

 

もうこうなると、殴られた痛みなんかより生きてる喜びが勝り、気持ち的には無双状態。

 

 

 

いつの間にかギャラリーが増えてるのに気づいた不良が「おめぇ、もういいわ。帰れ」と言う。

すかさず光彦は不良にビンタをくらわす

 

「もういい、じゃない! 謝れぇ‼︎」

 

 

 

中身が46歳だからって喧嘩が強くなったわけでもないし、結局は不良らの怒りを買う始末。

 

ギャラリーのいない路地裏で、さらに痛めつけられる光彦を助けにきたのが小沢さつき。実は途中からギャラリーにまぎれて見てたんだよね。

 

 

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正拳突き、回し蹴り。後ろ回し蹴りもキレがいい。

 

 

 

不良らに打撃をくらわしてから「逃げよう」とさつきに手を取られ一緒に商店街を走って逃げる光彦。

 

そのシーンのBGMが『翼の折れたエンジェル』というね。

 

 

 

舞台が1986年ってこともあり、懐メロもありで。

ベタな青春シーンが気持ちいいくらいマッチしてるんだよ。

 

ともすれば近年のドラマって、これまでの定番のパターンを崩そうとしてか、奇をてらったことをやりがちなところがあるけど。

 

 

実はさあ、王道の方がグッとくるってことあるんじゃないかな?

この場面では、「そう、それだよ」っていう展開になるのよ。

「待ってました!」っていう、期待を裏切らないやつが。

 

 

 

このドラマはまずそこに〝ベタがハマる〟設定があるから、それを惜しげもなくやれる。

初見の時に「おもしろいドラマ始まったなあ」って思ったポイントがそこなんだよ。

 

 

 

いやあ〜。サラッと短めにやるのが読むドラマ□Flash なのに、がっつり長文になってやんの。

 

 

好評だったら続きもやりたいので、反応よろしくね!

「このドラマ、やってよ〜」っていうリクエストなんかもね

 

 

 ハイポジ 1986年、二度目の青春。』
 
 
第1話は2021年4月2日(金)で終了してる。
 
 
TVer」で配信中!
詳細は、Twitter公式アカウントで確認してね
 
ハイポジ 1986年、二度目の青春。』
 

 

 

 

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 「読むドラマ□Flash」とは?

 

下記で説明してる「Rebo」の〝増刊号〟的な扱いのやつ。

 

 

じゃあ「読むドラマ□Rebo」とは?

 

 

週に30本近く、月に100本以上をチェックしている信頼と実績の(?)

 

〝令和きってのドラマウォッチャー〟阿倍カステラがお送りする、テレビドラマを読んで楽しむエンターテイメントコラム

 

 

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【重要】先にドラマを観ることをおすすめしてます

 

 
 
小沢さつき 役
 
黒崎レイナさんのtweet

 

 

 

 

 

🟧【編集後記】

 

編集部としては「もう、いい加減にしてよ」という感じらしい。

 

執筆スケジュールがひっぱくする中、最新記事と並行してこれを書いてたんで。編集部にしてみたら、「最近記事に集中しろ!」ってことなんだと思うんだけどさ。

 

カステラ的にはどうしても書かなくちゃいけない題材だったので。そこは無視を決め込むしかなかった。ガンガン無視のガン無視よ!

 

 

TVer」でのハイポジ 1986年、二度目の青春。』第1話の配信期間が〜4月2日までだったので、その続きもやることを視野に入れて強行で執筆したんだもんね。

 

 

最後になっちゃったけど。

今回の読むドラマ□Flash[B]は、過去記事の整理整頓という使命のもとに始めた新企画。

 

原則として読むドラマ□シリーズは、現在放送中のテレビドラマ(インターネット配信含む)及び再放送されているものを題材としてる。

 

そんな禁断の掟(?)を破ったのがこのFlash[B]

過去のドラマを掘り起こしたり、出演者にスポットを当てたりして、ドラマの内容の振り返りにとらわれず自由にやってみようと企画したものなんだ。

 

 

最新人気ドラマみたいにはPV数は伸びないかもしれないけど。

『カステラ書房の毎日』的には重要な役割も担ってるんで、早期打ち切りにならないように頑張って継続させたい。

 

応援よろしくね。

 

 

最後まで読んでくれてる人がいるなら。そりゃあもう、ありがたやーありがたやー!

 

 

 

 

 ご覧の記事は

『カステラ書房の毎日』がお送りしてんだよー♬

 

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「したむきちゃん」阿倍カステラ©️

 

 

 

  🟧 またね

 

 
 
 
 

 

 

これより下は2020年の過去記事の一部です。

基本的にスルーを希望してます。

 

 

 

 

 

「避けたい来訪者」

☆阿倍カステラのドラマ視聴日記 11月1日(日) 編

 

テレビ東京『ハラスメントゲーム』(主演 唐沢寿明 2018年10月-12月)第2話

 

 

ABEMA TV『先生を消す方程式。』(主演 田中圭)第1話

 

 

以上、2番組でした。

 

 

土日に関しては問題ないんだけど、心が病んでるもんだから平日の日中にウチにいるのが嫌で無理やり出かけたりしてる。

基本的には引きこもりなんだけど、ウチにいると誰かが訪ねてきたりするから嫌なんだ。

 

現在僕は人との関わりを持たないで生活してるので、知り合いが訪ねてくることはないけど、郵便局の人、NHKの受信料を払えって言う人、新聞の勧誘の人とか。最近だと国勢調査の人とか。世の中には人と関わりを持たない者のウチに訪ねてくる人がけっこういるんだなと知る。

 

インターホンの音が怖くて、ウチのインターホンは音が出ないように細工してる。でもそうすると来訪者はドアをドンドン叩くもんだからそれが怖いの。情けないよ。なんでこんなんなっちゃったんだろうって、自分が嫌になる。

 

いやいや。

愚痴を言い出したら止まらない。やめとこう。

 

 

一時期まったくなかった食欲は緩やかに回復したのだけど、とくに何が食べたいってのがなくて、それがめんどくさくて帰りにラーメンを食べた。食欲がなかった頃、一時的に受けつけなかった濃厚とんこつを普通に食べることができた。

 

そんな話はどうでもいいこと。

 

これからTBSテレビ『危険なビーナス』を観ます。ではでは。

 

 

『モコミ 〜彼女ちょっとヘンだけど〜』第8話 🟧 本当の自分に戻りたいに weekly賞! | 読むドラマ□Rebo case138

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最新話 放送1時間まえ公開⁉︎

 

〆切ギリギリで【前後編】なしの7,000字超え!

 

 

テレビ朝日『モコミ 〜彼女ちょっとヘンだけど〜

 2021年1月23日(土) スタート!

毎週土曜 深夜 23:00〜

土曜ナイトドラマ」枠

 

〈記事は3月20日(土) 放送の第8話より いろいろと引用しています〉

 

 



7,000字超え?

む、む、無理〜〜

ってならないか、そこが心配だ



 

 

 

□今回はこちら

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この「読むドラマ□Rebo」 については、記事の最後の方で紹介してるよ

 

 

 

 

 

(あのね、ネタバレ注意だよ)

 

 

 

 

🟧 前回までのモコミ

 

 

□各キャストのセリフをプレイバック!

 

清水俊祐(工藤阿須加

「これにていいお兄ちゃん役を降板させていただきます」

トミーを玄関に叩きつけた兄

 

 

清水萌子美(小芝風花

「お店を閉めずに何とかできませんか?」

涼音や真由に頭を下げる

 

 

岸田佑矢(加藤清史郎)

「お兄さんが戻るまで、お店守るって言ってましたよ」

俊祐「何様だよ」

 

 

依田涼音(水沢エレナ

「あぁ、どうしよう」

萌子美「兄が作るようなアレンジメント。私、作ります」

 

俊祐の剪定バサミに協力してもらう萌子美


涼音「すごい萌子美ちゃん」

 

 

萌子美「おかえり」

俊祐「どうせ思ってんだろ? 家出まで中途半端だって」

 

 

須田観(橋爪功

「中途半端いいじゃないか」

出た! おじいちゃんの名言

 

 

涼音「どうかした?」

萌子美「あっ、いえ」

「ちょっと疲れちゃったから、今日は休ませてもらった」

 

 

 

 

 

 

🔶開始1分で 訪れる幸せな時間

 

 

□いつもの公園で

 

前回(第7話)ラストで、萌子美は花やモノたちと会話することができなくなったことに気づいた。

 

公園の花としゃべれないでいる萌子美に、佑矢が声をかけた。

 

 

萌子美「何も聞こえない」

佑矢「えっ?」

 

萌子美「しゃべれなくなった…。お花たちもモノたちも…。トミーとも」

 

 

佑矢「急に?」

萌子美「うん」

 

佑矢「そうなんだ…」

萌子美「うん」

 

佑矢「びっくりした?」

萌子美「うん。すごくびっくりして…」

 

 

佑矢「そっか」

 

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「じゃあさ 僕といっぱい話そう」

「ねっ」

 

 

こんなに幸せな なぐさめ方があったんだ。

それをストレートに口にできる佑矢がいいね。

 

 

 

萌子美「…うん」

「ありがとう、佑矢くん。あっ…佑矢さん」

 

 

佑矢「ハハッ…。大丈夫だよ、萌子美ちゃん。あっ…萌子美さん」

 

 

萌子美「フフ」

佑矢「ハハッ」

 

 

 

 

 

🔶萌子美とハサミの話

 

 

□清水生花店 お昼休憩の二人

 

涼音「萌子美ちゃんには本当にびっくりしたよ」

俊祐「何が?」

 

涼音「萌子美ちゃん、俊祐が作るみたいなオーソドックスなアレンジメント全然作れなかったんだけど。俊祐のハサミに触れたらできたんだよ」

 

 

俊祐「えっ、どういうこと?」

 

涼音「わかんないよ」

「なんとかしなくちゃいけなくなって、とっさに思いついてやってみたら、なんかできたって感じだったよ」

 

 

涼音にそんな話を聞いて、昔っから萌子美を知ってる兄としては「そういうことか…」みたいに思ったんだろうね。そんな表情をしてた。

 

 

それにしても度々耳にする「俊祐が作るオーソドックスなアレンジメント」って、あんまりいい意味で言ってないよね。まさかイジってるわけじゃないだろうけど、当の本人はどういう気持ちで受け止めてるんだろうね。その言葉を。

 

 

 

 

 

🔶こちらのお二人もお昼

 

 

□清水家 キッチン

 

清水千華子(富田靖子

「お昼お弁当あるから」

 

清水伸寛(田辺誠一

「えっ!」

 

となりの居間にいたのに、飛び上がるように立ち上がってキッチンまで走ってきた伸寛が、その勢いのままに弁当箱の蓋を開ける。「作ってくれたの?」

 

 

千華子「買った弁当に見える?」

暗いトーンで嫌味っぽく言う、素直じゃない妻。

 

 

一方、伸寛は弁当1つでテンションが上がってる。

弁当の中身を確認しては「おおっ」と感嘆の声を上げ、喜んでるのが一目瞭然の素直な夫。

 

 

一口食べては「うまい」と満足そうに言う伸寛が、ここである疑問を口にする。

 

 

伸寛「でもさ、どうしてお弁当なの?」

 

 

目の前で千華子は普通に準備したお昼ご飯を食べてんのよ。

 

 

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何も答えない妻

 

お弁当を作ってあげたくなったんだよね。

 

 

 

 

 

🔶伸寛が考えていたこと

 

 

田辺誠一さんのお父さん役

 

お弁当を食べた後、伸寛はすっかり上機嫌になってその勢いで千華子に話をする。

 

 

伸寛「これからの事なんだけど。ちょっと考えていることがあって」

「田舎で暮らせないかなって思ってる」

 

 

伸寛が田舎暮らしについてのプランを話すが、真っ向反対の千華子は聞いてもくれない。

 

 

千華子「お弁当を作ったくらいで、調子に乗らないでくれる」

 

怒って部屋を出ていくと観と鉢合わせ

千華子「立ち聞き?」

 

そう言って2階へ上がった。

 

 

「感じ悪いなあ…」

 

そうボヤきながら伸寛の前に行き、嬉しそうな顔して「本当なの?」と聞く。

 

 

伸寛「田舎で暮らしたいってことですか?」

「いや、お弁当作ってもらって調子に乗った事」

やっぱ、立ち聞きしてたんじゃん

 

 

伸寛「いや、そっち?」

「即 却下だったね」

 

 

伸寛「話せる雰囲気だと思ったんですけどね」

「伸寛くんさ、千華子と一緒になって変わっちゃったね」

 

 

伸寛「それは…」

「なんかつまんなくなっちゃった」

 

 

伸寛「そりゃあ、男は結婚すれば誰だって変わるんじゃ…」

「あっ、カッコ。お義父さんは除くですけど」

「照れるな…」

 

 

今話はとくに家族の会話が楽しい。

おじいちゃんはいつも楽しい人だけど、この伸寛さんも結構 味のある人物に思えるけどね。

 

妻の尻に敷かれ、どこかぱっとしないお父さんタイプってのも田辺誠一さんの得意とするキャラなんじゃないのかな。

 

 

 

宮藤官九郎さん脚本のドラマ 

テレビ朝日11人もいる!(主演 神木隆之介 2011年10月-12月放送)の真田実 役も、そんな雰囲気のお父さんだった。

 

同じテレビ朝日ってことと、そのドラマには10歳くらいの頃の加藤清史郎さんが出演してたんで例に挙げてみた。

 

あっ、そうそう。

TBSテレビ『夫の彼女』(主演 川口春奈 2013年10月-12月放送)の、小松原麦太郎役もそんな感じだったよ。

 

 

 

 

 

🔶またもや 夕食に招かれる佑矢

 

 

□俊祐のツッコミが冴えわたる⁉︎

 

萌子美が夕食に佑矢を呼んだため、食事に手もつけずバイトで遅くなると言ってた佑矢を待つ清水家一同。

 

ようやく佑矢がやってきて、みんなで夕食かと思ったら萌子美は「部屋で食べるね」と、佑矢と2人で2階に上がってしまう。

 

 

 

こうなると親としては心配になるもんかね。

食事も終わったであろう時間になると、お父さんがそわそわしだす。

 

 

伸寛「(部屋で)何やってんのかな? やっぱまずいんじゃないかな」

千華子「何が?」

 

 

伸寛「いや、だって。部屋に2人きりだよ」

千華子「はあ?」

 

 

伸寛「佑矢くん、19歳の立派な男だし…」

「ベッドあるし」

 

伸寛「お義父さん!」

 

おじいちゃんの、ツッコミのように間髪を容れずに言うボケがおかしい。ボケというかガヤというか。

 

 

夫婦でわちゃわちゃやってるところへ俊祐が口をはさむ。

 

俊祐「調子こいてんな!」

伸寛「えっ!」

自分が言われたのかとびっくりする父

 

 

俊祐「ああっ、萌子美だよ。ほら、俺がいない間 店を守るとかなんとか言っちゃって。ちゃんと店を守ったから調子こいてんだよ」

 

「あっ、ほら。萌子美の変な力あるじゃん。モノがしゃべるとか泣くとか。あれ、やっぱりガチらしくて。その力で店のピンチを救ったんだって」

 

 

千華子「ガチって、何かしたの?」

 

俊祐「俺が作るオーソドックスなアレンジメントは作れないのに、俺のハサミ握ったら作れるようになったんだって」

 

終いには自分で「オーソドックスなアレンジメント」って言っちゃってるね。

 

千華子と伸寛はまったく理解ができてない様子。

そこでおじいちゃんが解説する。

 

 

「たぶん俊祐に同調しちゃったんじゃないかな? だから俊祐ができるようなアレンジメントを自分が作れるようになった」

 

 

千華子「余計わかんないんだけど…」

 

俊祐「つまりさ。俺にはない力があって活躍して 仕事の次は男」

「引きこもってた分、はっちゃけてんだよ」

 

 

そう言って2階を指さす俊祐。

ヒドい言い方だけどさ。こういうふうにはっきりものを言ってる方が、人間味が感じられて面白いね。

 

 

千華子「はっちゃけてる…」

伸寛「はっちゃけたのか?」

 

俊祐「やりたい放題かもなぁ〜」

 

 

このやり取りが親子のトリオ漫才みたい。

この後 2階から萌子美と佑矢が下りてくると、俊祐のツッコミにキレが増す!

 

 

佑矢「ごちそうさまでした。お母さん、すごくおいしかったです」

俊祐お母さん?

気に入らないという口調で

 

俊祐の発言を打ち消そうとする母

千華子「そう? よかった」

俊祐よくねぇよ

 

 

伸寛「帰るの?」

佑矢「はい!」

 

俊祐さようなら

無感情で手を振る

 

 

佑矢「おじいちゃん、お兄さんも失礼します」

俊祐お兄さんじゃねぇっつーの

 

 


以上。俊祐のツッコミレポートおしまい!

ちゃんちゃん。

 

 

 

玄関先まで見送りに出る

萌子美「今日はありがとう」

 

佑矢「うん。またね、萌子美ちゃん」

萌子美「またね、佑矢くん」

 

 

まだぎこちないけど、呼び方を変えてる二人。

 

 

 

 

 

🔶萌子美の告白

 

 

□花やモノとしゃべれなくなった

 

居間に戻った萌子美を俊祐が呼ぶ。

店を早退しといて、遅くまで家に男を連れ込んで何やってんだよと説教じみた事を言う兄。

 

 

ここで萌子美は花やモノとしゃべれなくなった事を打ち明ける。

 

 

萌子美「花と、しゃべれなくなった」

俊祐「えっ?」

 

 

千華子「え、どういうこと?」

萌子美「花だけじゃなくて 全部。トミーともしゃべれなくなった」

 

 

千華子「普通になったってこと?」

「「普通」ってなんだ?」

 

 

萌子美「自分の部屋にいるとシーンとしちゃって、慣れなくて。佑矢くんに来てもらった」

 

 

千華子「そうだったの」

伸寛「そっかそっか…」

そうとも知らず。いけないことしてんじゃないかって、先程までわちゃわちゃしてた父母がバツが悪そう。

 

 

 

「どんな感じだ?」

萌子美「びっくりして戸惑ったけど…大丈夫」

 

 

千華子「そうよ。それが普通なんだから」

「「普通」ってなんだ?」

とにかく連発!

 

 

千華子「あなたが普通じゃないって事は確か」

言い返す娘

 

観は無言で「それは正解」みたいなジェスチャーを娘に送る。

 

 

萌子美「お兄ちゃん…。それでもお店は続けたい」

 

もう働かないって言うのかと思ったけど、そうじゃないみたい。

 

 

千華子「もちろん、いいわよね?」

 

俊祐はもう以前とは違う。母の圧力に屈することはない。自分が思ってることを口にするはず。少し考えてから。

 

俊祐「うん。まあ…」

 

 

今夜はやたらと発言が厳しめだったけど、この時は妹を思う〝お兄ちゃん〟の顔になってた。

そう解釈していいんだよね。あとでAdo『うっせぇわ』が流れないよね?

 

 

 

 

□俊祐がおじいちゃんに聞きたかったこと

 

俊祐が寝ようとしていた観に「俺のせいかな?」と聞く。

 

 

「何が?」

俊祐「萌子美が、花やモノとしゃべれなくなったの…」

 

 

「どうしてそう思うの?」

俊祐「いや…ほら、萌子美にひどいこと言っちゃったじゃん」

 

 

俊祐が不満を喚き散らした時の回想となる。

 

「萌子美、萌子美ってうるせぇよ!」

 

「俺の居場所 奪われたってこと わかってる⁉︎」

 

「っていうか、みんなわかれよ‼︎」

 

(回想終わり)

 

 

 

俊祐「萌子美のこと、深く傷つけた。だからしゃべれなくなったのかな?」

 

 

「それでしゃべれなくなったかはわからん。ただな、言葉の威力ってのは 想像以上に大きいからなあ」

 

 

俊祐「どうしたらいい?」

 

「まあ、ほっとけ」

「おじいさんはもうおねんねです」と寝てしまう。

 

 

 

 

 

🔶白濱亜嵐 ゲスト出演

 

 

□清水生花店にご来店

 

前日にアレンジメントを予約したお客のシラハマさんが、実は GENERATIONS from EXILE TRIB白濱 亜嵐さんだったという設定の本人役で登場する。

 

 

いいんだけどさ〜。いいのよ。

ドラマを盛り上げるために、人気者を投入するってことを否定はしない。

 

 

でもね、清水生花店の店内。ラジオかな? ドラマのエンディング曲『雨のち晴れ』が流れてて。

いつもエンディングで流れるから、「あれ? もう終わり…」ってなったりしてからの、ご本人登場でしょ。

 

そんで、予約してたお花を受け取って帰り際に振り返って

 

 

「雨のち晴れですよ」

 

 

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白濱亜嵐「明日の天気予報、雨のち晴れです」

 

 

え、なに、なによ?

2021年2月10日発売『雨のち晴れ』の宣伝?

って、最初あっけに取られたよ。

 

 

2回目の視聴時に。

白濱亜嵐さんが来店する前、涼音と桜井真由(内藤理沙が、「天気予報みた?」とか言って天気の話をしてたのを確認。

「あぁ〜、ここで言ってたのか」と判明して事なきを得た。(なんか大事が起こりそうやったん?)

 

 

人気者のせいかVIP待遇のような出演のし方で、ちょっとアレだったな。(アレって何?)

 

 

今話は家族のみんなが萌子美に対して終始優しいし、萌子美が「かわいそうだ」っていう感情も相まって、ずっと涙腺ゆるゆるだったけど。一気に引っ込んだ。

 

 

 

 

 

🔶「普通」ってなんだ?

 

 

□清水家 夕食

 

萌子美を元気づけるためか、千華子は「初めて作ってみましたシリーズ」でたくさんの料理を準備してくれてる。

 

 

萌子美「もしかして気 使ってくれた?」

千華子「そういうわけじゃないけど…」

 

 

萌子美「大丈夫だよ。これが普通なんだし。別になくてもよかったもんなんだから」

 

 

「「普通」ってなんだ?」

 

 

萌子美「22になって、ぬいぐるみと一緒に寝てるってやっぱり変だし」

 

ここで「トミーどうするの?」と俊祐が聞くが、それについてはスルー

「どうするの?」って聞かれてもねぇ〜。ぬいぐるみには変わりないんだし。

 

 

萌子美「とにかく早く普通の生活に慣れたい」

千華子「そうね」

 

 

「「普通」ってなんだ?」

 

 

伸寛「とにかく萌子美が元気なら、それでいいからさ」

 

一先ずここで、萌子美の話は終わり!

ここから主役交代となる。

 

 

 

 

 

🔶本当の自分を取り戻せ!

 

 

□今度は 清水伸寛の告白

 

萌子美の話が一段落して、おじいちゃんが伸寛の〝田舎暮らし計画〟の話題に悪戯っぽく振る。

 

 

初耳で驚く萌子美と俊祐。

すでに反対してる千華子にとっては、もう終わった話。

 

 

ここから伸寛が、部下に裏切られた話を告白する。

 

伸寛曰く

「俺が、彼に裏切らせた」

 

 

伸寛は税理士をやっていて、以前は事務所も構えていた。現在は在宅勤務。

その職場で長年かわいがっていた後輩の島崎が、伸寛の事務所を辞めて独立する際に顧客を持っていったのだいう。

 

 

「独立するなら、俺に相談してくれればよかったんだけど。何にもなくてショックだったよ」

 

「独立考えていたこと 気づいてやれなかった」


「今考えるとかわいがってた分、自分の近くに置いておきたかったんだと思う」


「もしかしたらあいつ。俺にいいように使われてるだけって思ったのかもな。いや、ショックだったよ」

 

「でさ。仕事のこといろいろ考えてたら…。そもそも自分はどうしたかったんだっていう事になって。考えてたら思い出したんだ」

 

 

「田舎で税理士やりながら、自分で野菜を作る生活」

 

「昔はそんなの現実的じゃないし、仕事するなら都会だって思ってたけど。今ならできるんじゃないかって思ったんだ」

 

 

俊祐「調子こいてんな」

千華子「そんな簡単に言わないで」

 

 

「意外と簡単なんじゃないか?」

千華子「いいかげんなこと言わないで」

 

 

伸寛「そうなんですよ! 移住しちゃえばいいって事に気づいちゃったんですよ」

千華子「この家、簡単に手放せるの?」

 

 

伸寛「うん」(即答)

千華子「嘘っ」

 

 

伸寛「税理士なんていう堅そうな仕事して、地に足つけて生きてますみたいな感じになってるけど。もともと俺ってふわふわしてたじゃん」

 

萌子美と俊祐が声を揃えて「そうなの?」と驚いてる。

 

 

伸寛「付き合ってた時にさ、突然俺が何も言わずにふらっと1人で旅に出るから、よく怒ってた」

千華子「そういうとこ直すって言うから結婚してあげたの」

 

 

 

伸寛「もともとの自分に戻りたかった」

 

 

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「今でも戻りたいって思ってる」

 

 

観「戻れ 戻れ はい!」

 

 

パンパンと手を叩いて

「本当の自分を思い出せー!」

 

 

 

 

 

☪️ ここ「カステラドラマアワード2021 / 瞬間感動シーンweekly賞」ね。

 

伸寛の「もともとの自分に戻りたかった」から、観の「本当の自分を思い出せー」まで。

 

今回はめちゃくちゃ発表があっさり〜

 




🔶ラストシーン



いつもの公園に佑矢を呼び出した萌子美。

 


「佑矢くん、怖い」

「今の私は…私じゃない…」

 

 

そんな萌子美の手を取り

「本当に怖いね…」って

 

萌子美の〝怖さ〟を まるで自分のもんみたいに

 

 

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ただ 手に触れて

となりに座ってるだけなのに

 

 

それだけで萌子美が満たされてるように感じてしまうのはなんでだろう?

 


昆布が海で出汁が出ないのはなんでだろう〜♬

くらいになんでだろう?




えっ?



まあまあ…。



そう、これはエンディングジョーク


文章を書きすぎた事による疲れで頭がハイになり、どうでもいいことを書きたくなるという極めて稀なアレ。(アレって何?)


 

 

 

 

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「読むドラマ□Rebo」とは?

 

週に30本近く、月に100本以上をチェックしている信頼と実績の(?)

 

〝令和きってのドラマウォッチャー〟阿倍カステラがお送りする、テレビドラマを読んで楽しむエンターテイメントコラム



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【重要】先にドラマを観ることをおすすめしてます

 

 

 

テレビ朝日『モコミ 〜彼女ちょっとヘンだけど〜』第9話 放送2時間まえtweet

 

 

 

 

 

 🟧 【編集後記】

 

もう、限界!

ここはギブアップ!

 

最近、こういうの多くない?

 

 


ここからは、【2021/03/30 追記】



忙しさと〆切までの短さを理由に、書きっぱなし的な7,000字超え! になった今回の記事。


こういう記事がわりと読まれてるのよ。



【参考画像】

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現在 深夜2:40 (寝ろ!)時点での「にほんブログ村」テレビブログランキング(1,522サイト中)で、32位!になってる。



この結果に慌てて記事を読み直して、実に12ヶ所の修正をしたよ。(もっと早くにやれ!)


すべてがミスだったというわけじゃなく、読みやすくする目的のものが多かったのだけど。いくつかは致命的とも言える文法の間違いがあって、反省しきり。




ついでに掲載しとくけど。


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最新記事は、24位!になってる。ありがたや、ありがたやー!




『カステラ書房の毎日』自体のランキングは【IN 順】【OUT 順】ともに、15〜17位あたりで停滞してる状況。


「停滞」というか、ここまで上位になれてるのは有難い事だけどね。応援ありがとうございます。


この先の上位サイトは、見たところほとんど有料のブログというか、アフィリエイトやってたりするサイトがほとんど。


そこへ、この無料版 はてなブログ『カステラ書房の毎日』が上位に食らいついていってるという構図。

いわゆる野良ブロガーが噛みついていく構図ともいえる。



これで、もっと上位にいけたらちょっと面白いなってね。

SEO対策とか、サイト内部をいじったりするのは苦手なので、しっかりとした記事を書くことに専念し、持ち前の企画力で勝負したいね。


12ヶ所も修正の必要がある記事を公開してる場合じゃないよ!

まったくもうだよ。


 

 

 


ご覧の記事は

 『カステラ書房の毎日』がお送りしました ♬

 

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「したむきちゃん」阿倍カステラ©️

 

 

 

🟧 またね

 

 

 

 

 

トミーのアカウントtweet

 

 

 

『RISKY』第1話 🟥 萩原みのりvs山下リオ 春ドラマいちばん祭り【前編】 | 読むドラマ□Rebo case136

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萩原みのりさん

地上波 連続ドラマ初主演

 

 

 

MBS毎日放送『RISKY

 2021年3月25日(木) スタート!

毎週木曜 深夜 0:59〜

「ドラマ特区」枠

 

〈記事では3月25日(木) 放送の第1話より いろいろと引用しています〉

 

 

 

🟧 春ドラマいちばん祭り!

 

 このドラマの予告を見た時、なんだか

 読売テレビ『ギルティ〜この恋は罪ですか?〜』(主演 新川優愛 2020年4月-8月放送)っぽいなあってのが第一印象で。同時に面白そうなドラマだっていう予感もしたんだよね。

 

 

〝令和きってのドラマウォッチャー〟阿倍カステラとしては、テレビで放送されてるドラマ(ネット配信されているものにかぎり)はほとんど視聴してるから、予感に頼らなくとも「視聴しない」という選択肢はなかったんだけど。それでも。

 

予感的中というか何というか。

ちょっと誇らしい気分

 

 

というわけで 2021年春ドラマ(4月-6月期)の、

 読むドラマ□シリーズ 第1弾はこの『RISKY』に決めた。

 

このドラマで不足はない!

っていうか、余り有るくらいだ。

 

 

 

 

 □今回はこちら

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 〝読むドラマ□〟についての説明は最後の方で

 

 


 

 

せっかくオープニングトークで触れたので

✴️ 『ギルティ〜この恋は罪ですか?〜』の過去記事

castella-a.hatenablog.com

いまだにちょくちょくと見てくれる人がいるんだよね。昔の記事なのではずかしくもある。そろそろリライトしないとな。

 

 



 

(あのね、ネタバレ注意だよ)

 

 

🔶山下リオ 圧倒的 IMPACT!

 

 

□洋菓子店 杏子堂

 

「やっぱ、ここのケーキがいいなあ〜」

 

黒田美香(山下リオが同僚相手に結婚式のケーキ選び(ウエディングケーキかな?)について話してる。ここは人気だから難しいんじゃないかと同僚が言うと。

 

 

美香「ええ〜。でもここのがいいなぁ〜絶対」

 

「欲しいものは、何がなんでも手に入れたいんだよね〜」

 

 

ケーキの上の苺にフォークをぶっ刺して、その苺を見つめる一連の所作がもう、ただものではない雰囲気を醸し出してる。

 

 

 

この山下リオさんって、めちゃくちゃインパクトがあるはっきりとしたお顔してるし、とても印象に残る女優だと思うんだよね。

STARDUST - スターダストプロモーション - 山下リオのプロフィール

 


このドラマと同じ「ドラマ特区」枠で、昨年放送された

 

MBS毎日放送『ホームルーム』(主演 山田裕貴 2020年1月-3月放送)にも、妖艶な女教師 椎名恵 役で出演してたけど、そのインパクトと存在感は凄まじいものがある。(上記の役はコメディ色強い)

 

 

今作の『RISKY』なんて、もってこいのハマり役じゃないかな。「水を得た魚のよう」っていう諺はこういう時に使うんだろうよ。思いっきり活躍してもらいたいなって思う。

ドラマ開始1分足らずで、そんなことを考えてた。

 

 

 

さて、この『RISKY』の主人公 広瀬ひなたを演じるのは

 

地上波連続ドラマ初主演

となる萩原みのりさん

STARDUST - スターダストプロモーション - 萩原みのりのプロフィール

 

先頃、放送が決定した テレビ東京お茶にごす。(主演 鈴木伸之)では、ヒロイン役だし。

今後の活躍が期待される注目の若手女優かな。

 

そんな萩原みのりさんと、山下リオさんがバチバチにやり合うストーリーになるんだろうか…。

 

 

 

 

🔶ひなたと美香 FIRST CONTACT

 

 

□第2R 杏子堂 パウダールーム

 

黒田美香らの隣りの席で広瀬ひなた(萩原みのり)が、男と別れ話をしてる。

他に好きな人ができたと言うひなた に「ふざけんなよ」とグラスの水を浴びせる彼氏。

 

その水が隣りの席の美香にもかかる。ものすごい飛距離!

 

 

美香「ちょっと! 私まで濡れたじゃない!」

ひなた「すいません!大丈夫ですか?」

 

 

美香「最悪」

 

これが二人の出会いというか、初接触シーン。

 

 

 

パウダールームに移動して、濡れた服やスマホを拭く美香。

ひなたが「(スマホが)壊れてないか確認します」と番号を尋ねるが、美香は ひなたのスマホを取り上げて自分で番号を入力しかける。

 

 

問題なく美香のスマホから着信音が鳴る。一安心の美香。ひなたにとっては、これで美香の電話番号を入手できたという流れ。

 

 

やがて先ほどの修羅場の話になる。

 

美香「ダサい彼氏ね。ふふっ、しょうがないじゃない。他の人を好きになっちゃったんだから。ねぇ?」

 

 

でも自分が好きになった相手には彼女がいると ひなたが言うと、結婚してないならいいんじゃんと美香。

 

 

ひなた「でも、彼女さんに悪いですし」

美香「盗られる方が悪いんだって」

 

 

美香「ふふっ、実はね。私も今の彼氏、彼女いたんだけど…」

 

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「盗っちゃった」

「へへっ、ダメ?」

 

 

ひなたは、自分にはそんな事をする勇気はないと言う。美香は、服とか化粧をかえて自信をつけるようアドバイスする。

 

 

去り際に美香がひなたを煽る

「盗っちゃえ、盗っちゃえ〜」

 

 

美香がいなくなったパウダールームで、ひなたは鏡に写る自分に向かい「盗っちゃえ、盗っちゃえ」とつぶやく。

 

 

 

 

 

□桜井亨 勤務先

 

桜井亨(古川雄輝スマホに ひなたからメッセージが届き、仕事終わりに落ち合う二人。ひなたの提案により二人で食事することになる。

 

 

ひなたとの食事がすんで、亨が自宅に戻ると婚約者の美香が家に上がりこんで待っている。

 

 

「誰と一緒に行ってたのかなあ〜?」と、お酒の匂いをさせて帰宅した亨のネクタイを引っ張り、自分の方へ引き寄せて強引にキスをする。

 

美香はキスのあと舌なめずりして「イタリアン?」って聞く。すごいキャラだよ。絶対味覚の持ち主かな?(そういうことではない!)

 



まだそこまであからさまに狂気的な感じではないんだけど、そこはかとなく〝危険な女〟っていうムードを漂わせてる。

 

 

 

『ギルティ〜この恋は罪ですか?〜』での、及川瑠衣 役の中村ゆりかさんとか。例えば松本まりかさんとかも。いわゆる悪女の役は似合うし、演技として上手いんだけど。

 

この山下リオさんってなんだろうね。そこはかとなく(さっき使ったばかりの言葉・連発中!)悪い女って感じがして、とてもリアル。

 

 

だからこういう細かい所作も違和感がない。その一挙一動からキャラクター性が伝わってくるし、それを見逃さないようにと見る側の意識を高めてくれる。

 

ごちゃごちゃ言ってるけど、それが山下リオさんの魅力ってことなんじゃないかな。

 

 

そんな美香の「誰と一緒に行ってたのか」という問いかけに、亨は「会社の後輩だよ」とだけ答えてた。

 

亨はかなり美香に束縛されてる。そうされても仕方ないような事情があるようだ。

この二人の過去の経緯については追い追い。

 

 


 

 □束の間の入浴シーン


美香が入浴中にスマホで自身のSNSをチェックしてる。

アカウント画像に、胎児のエコー写真のようなものを使用しているフォロワーからメッセージが届く。

 

 

美香(独り言)

「どんな嫌がらせだよ。つぅか誰だよ」

 

 

 

「038376165」

そのメッセージは数字の羅列のみ。

謎解きが好きな視聴者はすぐに解読モードに入るんだろうね。

 

 



 

 🔶謎解きはネット検索で

 

□美香の勤務する会社の屋上

 

バイトの浅井光汰(宮近海斗 /Travis Japanが、数字だけのメッセージを解読する。

 

って言っても、ただその数字をネットで検索にかけるだけなんだけどね。

検索の結果、その番号は冒頭で美香がケーキを食べていた洋菓子店の電話番号だと分かる。

 

 

それに続く「1207」は、お昼にその洋菓子店に訪れたことから、時間を表しているのだと気づく美香。

 

そのあとのメッセージの数字も、美容エステティックサロン、コンビニと。美香が立ち寄ったお店の電話番号と、その入店時間だった。

 

 

美香「なんなのよ、気持ち悪い。こんなのストーカーじゃない」

 

 

その時、またメッセージが通知される。

今度の数字には、美香の住所の番地とマンションの部屋番号が含まれてる。

 

 

 

そこへ会社の同僚が来て、「ひろせかなた」という人から電話があったと報告を受ける。

 

美香「ひろせかなた…」

 

その名に心当たりがあるような。

 

 

 

 

 

□オープンテラスにて ひなたと亨

 

ひなた「ジャーン!」

亨に手作りクッキーを見せる

 

亨に食べてもらいたくて作ってきたと言うひなた。

 

過去に似たような思い出がある亨。その記憶が脳裏をよぎる。(短い回想シーンが入る)

過去を思い出し表情が曇る亨に、「もしかして、甘いもの苦手ですか?」と聞くひなた。(冒頭の画像)

 

 

「ああ、いや 違うよ。君のこと見てると思い出すんだ」

ひなた「えっ?」

 

 

「とても大切な人…。あっ、いや…。今の俺に、こんなこと言う資格ないんだけど」

 

ひなた「その人は遠くに行っちゃったんですか?」

 

 

黙ったまま俯いている亨の、テーブルの上に置いていた両手に、自分の両手を重ねるひなた。

 

 

ひなた「私にも大切な人がいました」

 

「えっ?」

ひなた「もう一度、会いたい。けど…今の私じゃ会えないんです」

 

 

「どうして?」

ひなた「私には、やらなくちゃいけないことがあるから」

 

 

「やらなくちゃいけないこと?」

ひなた「亨さんも、その大切な人に もう一度会いたいですか?」

 

 

その問いには亨は答えず、そのままシーンが変わった。

 

 

 

 

【前編】はここまで。

 

 

 

 

 

MBS毎日放送『RISKY』第1話 放送まえのtweet

 

 

 

 



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「読むドラマ□Rebo」とは?

  

週に30本近く、月に100本以上をチェックしている信頼と実績の(?)

 

〝令和きってのドラマウォッチャー〟阿倍カステラがお送りする、テレビドラマを読んで楽しむエンターテイメントコラム

 

 

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【重要】先にドラマを観ることをおすすめしてます

 

  

 🟧 【編集後記】

 

2021年1月-3月期のドラマが次々と最終話を迎え、ついに春ドラマをスタートすることになった読むドラマ□シリーズ

 

これまでの「30分枠のドラマは1記事で」という暗黙のルールを撤廃して、春ドラマ一発目から2部構成をやっちゃってる。

 

まあ、これも。春からいろいろと新展開する『カステラ書房の毎日』の一つの予兆みたいなもんかな。

 

以前にも増して執筆活動に力を入れていくので、息抜きがてら気が向いた時に カステラ書房に寄ってください。

 

 

最後まで読んでくれてる人がいるなら。そりゃあもう、ありがたやーありがたやー!

 

 

 

 

 ご覧の記事は

『カステラ書房の毎日』がお送りしてんだよー♬

 

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「したむきちゃん」阿倍カステラ©️

 

 

  🟧 またね

 

 
 

『オー! マイ・ボス! 恋は別冊で』最終話 🟥 〝ドS〟迷走の果て&鬼編集長は戻ってくるのか?【後編①】| 読むドラマ□Rebo case135

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鬼編集長は戻ってくるのか?

奈未の表情が物語る

 

 

TBSテレビ『オー! マイ・ボス! 恋は別冊で

 2021年1月12日(火) スタート!

毎週火曜 22:00〜

「火曜ドラマ」枠

 

〈記事では3月16日(火) 放送の最終話より いろいろと引用しています〉

 

✳️ 最終話 視聴率は 13.2%

(これまでの視聴率は本記事のラストに掲載)

 

 

 

 

 

 □今回はこちら

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 〝読むドラマ□〟についての説明は最後の方で

 

 

 

 

 

✴️ これは【後編①】だよ。【前編】がまだの方は、こちらをどうぞ

castella-a.hatenablog.com

 


 

(あのね、ネタバレ注意だよ)

 

 

 

 

🔶サプライズの仕切り直し

 

 

□MIYAVI 編集部

 

hinata(小野莉奈)の再撮影の段取りでバタバタと忙しい編集部一同。

 

 

鈴木奈未(上白石萌音和泉遥(久保田紗友の二人が、外注スタッフとのスケジュール交渉にもたついていると、すかさず 中沢涼太(間宮祥太郎)が間に入って頭を下げて上手く取りまとめてくれる。

 

 

 

「さっきはありがとうございました」とお礼を言う奈未と遥。

 

 

中沢「あぁ。いや、ああいう時 助け合うために仲間がいるんだろ」

 

 

奈未「やっぱ中沢さん、いいこと言い過ぎです。日めくりカレンダー作りましょう」

中沢「はあ?」

 

 

ちょっとねー。奈未が食い気味に言っちゃってるんで。先輩を小バカにしてるというか、イジりの方が先走ってるような印象。

たった今 感謝してたのが、本当なのか疑いたくもなる。

 

 

奈未「あの、一日ごとにツンとデレのやつです」

中沢「それ 誰が買うの?」

 

奈未「それはちょっと わかんないですけど」

「ツンが来て、デレが来る」

まあ、言ってることは面白い

 

 

笑いながらやり取りする二人。

当人のドS 先輩が笑ってるからね。外野が口出しすることじゃないね。

 

そんな二人を見て、面白くないのは遥さんかな。

 

 

 

 

 

🔶〝ドS〟が迷走する おかしな二人

 

 

□退社時 夜

 

自転車で走ってきた中沢が、前を歩いていた遥に「和泉、お疲れ」と声をかけ通りすぎる。

 

そんな中沢を遥が呼び止めて言い放つ。

 

 

「中沢さんって、ドMですよね」

 

 

中沢「はあ? 何言ってんだ。急に」

「だって。そっちに行ったら報われないって、自分でわかってるのに。報われない方 報われない方ばっか行って」

 

 

中沢「あぁ。いや、それは…」

 

「自分に対しても、ドS っていう説もあるだろ」

 

 

いや、中沢さんってば「ドS 先輩」ってイジられすぎて、ちょっとおかしくなってきてる説もあるでしょ。

 

 

「じゃあ、もし。私とデートして、クソつまんなかったら、ドS の中沢さんは嬉しいですね」

〝ドS〟の定義がおかしなことになってない?

 

 

中沢「はあ。何だ、それ」

「じゃあ、もしクソ楽しかったら?」

 

 

そっぽ向いていた中沢の肩を叩き、人差し指を立てる遥。振り向いた中沢の頬に指がささるというアレをやってから。

 

 

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「問題あります?」

 

中沢「和泉、お前なかなかやり手だな」

 

 

この時の遥さんって、しゃべり方がいつもより可愛く感じた。それはもちろん、中沢さんと二人きりだからでしょ。

 

だとしても。あの肩ちょんちょんのほっぺたぶすっは、違和感の方が強かったな。単に可愛らしさを狙ったってことでいいんだよね?(演出の話)

 


僕の見方が、現在放送中のMBS毎日放送ホリミヤの、堀京子に引っ張られてるんだと思う。

どちらかというとクールビューティなイメージの久保田紗友さんが、可愛らしく見えてきてるから。その可能性はかなりある。



またスピンオフの方の流れだとしたら、ごめんなさい!

見てないので。的外れなことを言ってるかもしんない。

 

 

 

 

 

CM前の予告映像がこの後の展開をあおる

 

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いつものテロップの文言をチェック!

 

「秘めた過去…鬼編集長の涙」

「ボス恋LINEスタンプ大好評発売中‼︎」

 

らっ、ら、LINEスタンプ⁉︎

ドラマの展開と関係ないし! どさくさにまぎれて、商売っ気だしてきてんじゃん。

 

 

 

 

 

🔶新生『MIYAVI』もうすぐ完成

 

 

 

音羽堂出版 備品管理部

 

宝来麗子(菜々緒が出社すると、デスクの上に新生『MIYAVI』の校正刷りが置かれている。

 

 

□MIYAVI 編集部

 

その原稿を持って麗子は「これ、戻しにきた」と編集部に訪れる。

 

 

鈴木奈未(上白石萌音

「えっ、読んでないんですか?」

 

麗子「どうして 私が読まなきゃいけないの?」

「何度も言うけど、私はもう あなた達の編集長じゃない」

 

 

原稿を置き帰ろうとする麗子に、「戻ってきてもらえませんか」と中沢涼太(間宮祥太郎)が直談判する。

 

中沢「MIYAVI には、やっぱりあなたが必要だと思います」

 

 

それでも何も答えることなく編集部を出て行く麗子を、奈未は走って追いかける

 

 

奈未「私も小さいですけど、記事 書かせてもらいました。編集長に教えてもらったこと、全部込めました」

「どうしても読んでもらいたいんです。お願いします」

 

原稿を差し出し頭を下げる。

受け取ろうとしない麗子に無理やり原稿を預け、逃げるように走っていく奈未。

 

 

 

 

備品管理部へと戻るエレベーターで、麗子は副社長 宇賀神慎一(ユースケ・サンタマリアと一緒になる。

 

麗子「副社長」

宇賀神「副社長。その役職も、もうすぐ変わるかもしれません」

 

麗子「お疲れさまでした」

 

宇賀神「麗子さん」

 

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「責任も あんまり取りすぎると、他の人が取る責任がなくなっちゃうので」

 

 

「もう少し みんなに、責任を分けてあげてくださいよ」

 

 

「時には周りに頼ることも必要です。人ってそんなに強くない。完璧じゃなくていいんです」

 

「ちなみに、僕ならいつでも頼ってくださいね」

 



 だいぶ前から副社長の発言ってイケメンだよね。

発言がイケメンって、意味不明な言葉だけど。

それに今回は良い上司の発言だ。

 

 



 

□備品管理部

 

『MIYAVI』の原稿をチェックする麗子。

一枚ずつ原稿をめくりながら、最初は少し微笑んだりしてたけど。


次第に過去の自分を思い出す。

憧れしかなかった子どもの頃に、めくっていたファッション誌への想いが重なって涙をこぼす。

 

 

 

 

 

🔶戻ってきた鬼編集長

 

 

□MIYAVI 編集部

 

麗子「読ませてもらった」

 

「時代と共に移り変わっていくのが雑誌であり、そしてファッション。

でもどんなに時代が変わっても、いつまでも変わらないものがある」

 

 

「それは作り手の情熱」

 

「この仕事は、夢の一瞬を提供すること。

あなた達の作った『MIYAVI』には、その力がある。とても素敵な時間だった」

 

 

「一つお願いがあるの。もう一度 やらせて」

 

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「あなた達と一緒に」

 

 

一同拍手!

 

奈未「おかえりなさい。編集長」

 

照れくさそうな麗子

 

 

 

 

麗子が戻り、以前にも増して活気づく編集部。

 

副編集長が「新生『MIYAVI』創刊号」って言ってたから、もしかすると第4号ってことじゃないのかもね。

 

 

とにかく原稿は戻ってきた編集長によるチェックを経て「責了」となり、歓声を上げる編集部一同。


そんな賑わいの最中、奈未のスマホ尾芦一太(亜生 / ミキ)から電話がかかる。

 

 

 

 

 

🔶理緒の手術 付き添った潤之介

 

 

□南青山総合病院

 

手術はすでに終わっている。

術後の心配をする 宝来潤之介(玉森裕太

 

 

蓮見理緒(倉科カナ

「やっぱり、プロとしてはもう難しいかも」

 

「でもねジュンちゃん。私 夢に向かって頑張れたこと、後悔してないよ」

 

 

潤之介「そっか」

理緒「うん」

 

さりげなく理緒のバッグを持って「行こう」と、先を歩いていく潤之介。

理緒が「ジュンちゃんはどうなの?」と問いかける。

 

 

理緒「ジュンちゃんは後悔してない?」

潤之介「俺?」

 

理緒「そうだよ バカ」

「ジュンちゃんが後悔してるかしてないか聞いてるの」

 

「私が手術に付き合ってほしいって言ったのは、最後にいっぱいの優しさをもらって、ふんぎりをつけたかったから」

 

「ごめんね。わがままばっかな女で」

 

「でも。私はもう大丈夫」

潤之介が手にしてるバッグを自分の手で持つ

 

「だから…。ジュンちゃんも、もっとわがままになっていいんだよ。ねっ」

 

 

「頑張れ、宝来潤之介!」

 

 

潤之介の肩を叩いてから思いっきり体を押す。

少しよろける潤之介。その力の入れ具合に思いの強さがこもってる。

 

 

優しくしてもらった分のお返しじゃないけど。潤之介の優しさにつられて、周囲の人も優しくなっていくのかもしれないね。

 

時にそれが自分にとってつらい選択になったとしても。相手を思いやる気持ちを最優先するんだ。

 

 

 

 

理緒と別れて。ちょうど病院を出たタイミングで、潤之介のスマホに尾芦からの着信が。

 

 

潤之介「もしもし尾芦君?」

 

奈未「奈未です」

潤之介「えっ?」

 

 

奈未「私、連絡先消しちゃったから」

 

「潤之介さん、お願いがあります」

 

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「私の彼氏になってください」

 

 

潤之介「彼氏?」

奈未「はい。フリでいいんで。明日一日だけ」

 

 

潤之介「うん。わかった」

 

 

 

ここにきて、二人が出会った頃と同じようなシチュエーションに展開してるけど、どういうこと?

 

 

まあ、話しの流れ的にはここで切るのがベストなので、【後編①】はここまで。

 

次回、【後編②】が本当に最後となる。(よね?)

 

 

 

 

 

TBSテレビ『オー! マイ・ボス! 恋は別冊で

和泉遥 役 久保田紗友さんの、最終話 放送前 tweet

 

 

 

 

 

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「読むドラマ□Rebo」とは?

 

週に30本近く、月に100本以上をチェックしている信頼と実績の(?)


〝令和きってのドラマウォッチャー〟阿倍カステラがお送りする、テレビドラマを読んで楽しむエンターテイメントコラム

 

 

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【重要】先にドラマを観ることをおすすめしてます

 

 

 

🟧 【編集後記】

 

後のことは【後編②】に託すとして。

今回も、ここは短めに終わりたい。

 

公開時間が迫ってきてるので。

 

 

 

 

✳️TBSテレビ『オー! マイ・ボス! 恋は別冊で

これまでの視聴率

 


第1話 11.4%

第2話 11.3%

第3話 11.0%

第4話 11.6%

第5話 10.8%

第6話 11.8% 

第7話 11.4%

第8話 11.8%

第9話 12.0%

 

で、最終話がこれまでの最高視聴率13.2%

 


 

 

 

『カステラ書房の毎日』

 

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「したむきちゃん」阿倍カステラ©️

 

 

 🟧  またね